西安　大雁塔

2011/03/25 - 2011/04/05

648年創建の慈恩寺内に建つ仏塔が大雁塔。

2005年に　古都　西安の象徴　大雁塔の周りは、
世界一大きな噴水広場に生まれ変わりました　

毎晩９時、西安の人たちが、水しぶきを浴びながら
光と音のショーを楽しみます

７世紀　シルクロードを旅した玄奘三蔵がもたらしたサンスクリッド経典や仏像をを納めた大雁塔

この町が「長安」と呼ばれた“いにしえ”の時代から
その移り変わりを見守っています

今から1288年前、遣唐使船に乗って日本から海を渡り
唐の都　長安で学んだ日本人もいた。
空海（真言宗の弘法大師）、阿倍仲麻呂（唐の高級官僚として活躍した）、井真成（大阪　難波津の港から遣唐使船に乗り込みはるか長安を目指して出港したのが717年　19歳の春　第9次遣唐使　総勢557人の一人）、後に帰国して右大臣になった吉備真備（きびのまきび）　など
日本に初めて“孫子の兵法”を伝えたのは、遣唐使として中国に渡った吉備真備（693〜775年）。
戦国の名将・武田信玄は、孫子の兵法の奥義である“風林火山”の文字を旗印にし、孫子の兵法の極意を体現した用兵術を展開し名を轟かせた。



そのころ　世界中から長安を目指して集まってきた留学生が数多くいた
ここは・・・・・そう　まさに世界の中心だった

当時の航海は文字通り命懸けだ
生きて帰れる保証などない
だが、行きたかった　行って学びたかった日本人が何人もいた
世界に冠たる大唐帝国　その夢の都で　学びたかったにちがいない


長安
「とこしえにやすらかなり」という人々の願いが込められた
永遠の都

「シルクロードは長安に始まり　長安に終わる」
華やかな唐の時代から　未来のシルクロードまで
永遠の国際都市の姿を　時空を超えて見つめています

エリア 西安(中国)

７世紀　シルクロードを旅した玄奘三蔵がもたらしたサンスクリッド経典や仏像をを納めた大雁塔　この町が「長安」と呼ばれた“いにしえ”の時代から その移り変わりを見守っています

「シルクロードは長安に始まり　長安に終わる」
華やかな唐の時代から　未来のシルクロードまで
永遠の国際都市　　最新のショッピングセンター大唐西市には、次回行ってみたいと思います。

今、西安では、“2011西安世界園芸万博EXPO”が盛大に開催中だそうです。
公式HP　http://jp.expo2011.cn/

新幹線の新駅開業、地下鉄開業など
西安に成長はとどまるところを知りません。　

胡錦濤主席が、演説の中で“偉大なる中華民族の復興”という言葉をよく使っていました。　これは、どういう事かというと　人類史上、２０世紀の１００年を除けば、ずっと中国が中心だったのです。　産業革命でイギリスが台頭し、現代はアメリカが強大な国家ですが、中国の復興は、もうすぐそこにきているとムーも感じています。　　
でも、中国には問題も多い。経済の規模は大きくなってきたものの、ビジネスの透明性・人権問題・環境汚染問題・民主化問題・国際的信用（中国籍だと海外旅行でビザとるのに苦労するのはなぜか？）・教育・公務員の腐敗問題など解決しなければならない難題があまりにも多い。　一言でいうと、“走るのは上手だが、石ころだらけの悪路を走らなければならない”

こんな中国と、僕たち日本人は韓国とともに３国共同（合作）“アジア”を盛り上げていきたい。　世界の中心が中国になるのではなく、“アジアが世界の中心”となるよう力を合わせればアメリカ・EUに対し十分対抗できるし、そうありたいとムーは思う。日本人というよりアジア人でありたい。