【岡山観光】 ３００年の歴史が息づく名庭園　「岡山後楽園」

2011/04/29 - 2011/04/29

２泊３日の岡山旅行２日目。
岡山城を見た後は、そのまま岡山後楽園へ行くことにしました。


◎ 岡山後楽園

開園時間　３月２０日〜９月３０日　７：３０〜１８：００
　　　　１０月０１日〜３月１９日　８：００〜１７：００
入園料　４００円（各種共通入園券あり）

住所　岡山市北区後楽園１−５
電話番号　０８６−２７２−１１４８

エリア 岡山市(岡山)

岡山後楽園

岡山後楽園は、貞亨3年(1686)備前藩主池田綱政が家臣津田永忠に命じて造らせ、14年の歳月を費やし元禄13年(1700)に完成しました。
完成後は池田家で使用していましたが、明治17年(1884)に岡山県の所有となり一般に公開されました。

園の名称は亭を主とすれば茶屋屋敷、園を主とすれば後園と呼ばれましたが、明治4年（1871）名実共にふさわしい後楽園と改められました。

岡山後楽園

南門付近

岡山城から月見橋を渡って来た場合は、こちらの南門から入園するのが便利です。

岡山後楽園

３００年の歴史が息づく後楽園

岡山後楽園は、江戸時代を代表する大名庭園の一つです。
延養亭や能舞台を中心とした亭舎、園内各所におかれた茶室や祠には、歴代藩主の思いが込められています。

広い芝生地や池、築山、茶室が園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる景色を眺めることができるよう工夫された回遊式庭園です。

岡山後楽園

◎ 廉池軒

戦災を免れた数少ない建物。

園内に点在する亭舎の中で、池田綱政が最も好んで利用していたものです。
廉池軒からの眺望は、水の景色に優れています。

岡山後楽園

◎ 廉池軒

岡山後楽園

◎ 蘇鉄畑

蘇鉄は桃山時代から異国情緒豊かな庭園樹として珍重されました。

本園では築庭当時から取り入れ、明治時代中期になって新たに本数を増やし、今ではかつての約２倍の広さとなっています。

岡山後楽園

◎ 流店

手前の畑は、花菖蒲が植えられています。

岡山後楽園

岡山後楽園

◎ 流店

中央に水路を通し、色彩に富んだ奇石六個を配した全国的にも珍しい建物です。藩主の庭廻りや賓客の接待などで、休憩所として使われました。　戦災をまぬがれた建物の一つで、簡素なたたずまいを今に伝えています。

岡山後楽園

ハト

岡山後楽園

◎ 流店

岡山後楽園

◎ 流店

岡山後楽園

◎ 唯心山

唯心山は池田綱政（いけだつなまさ）の子、継政（つぐまさ）の時に築かれ、平面的だった庭園が立体的な景観へと変化しました。　山腹には唯心堂（ゆいしんどう）があり、斜面には石組に合わせて、ツツジやサツキが植えられ、季節には紅白の花で彩られます。

岡山後楽園

◎ 唯心山

私たちが行った時は、ちょうどツツジが咲き始めていました。
まだ満開というには早すぎですが、期待していた以上に綺麗でした。

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 唯心山

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 唯心山頂上からの眺め

沢の池と左手の建物は鶴鳴館です。

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

少し遠くから眺めると、岡山城の天守と一緒に撮れるポイントが見つかりました。

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジと天守

広角レンズで撮ると天守が小さすぎるので、望遠レンズで大きく撮りました。
しかし、手前のツツジがイマイチ。
もう少し綺麗に咲いているところを探すものの↓

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジと天守

天守が木に隠れてしまいました。
ツツジはピンクと赤で綺麗なだけに残念。
これで天守が木に隠れていなかったら、トップ写真になっていたでしょう。

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

結局、天守にこだわらず撮ったほうがツツジは綺麗だということに気づきました。

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

水面に映るツツジも綺麗です。

岡山後楽園

◎ 唯心山のツツジ

岡山後楽園

◎ 井田（せいでん）

昔は園内に広く田畑が作られていましたが、今は井田だけがそのなごりを伝えています。　井田とは中国周時代の田租法で、本園では幕末に田畑の一部を井田の形に作りました。　毎年六月の第二日曜日には、お田植え祭を行っています。

岡山後楽園

◎ 井田（せいでん）のレンゲ草

岡山後楽園

◎ 井田（せいでん）のレンゲ草

岡山後楽園

◎ 中之島　島茶屋

岡山後楽園

◎ 御野島（みのしま）

岡山後楽園

◎ レンゲ草と天守

このペアで撮影できる場所も、ここ以外は無いのではないでしょうか。

岡山後楽園

シャボン玉

岡山後楽園

◎ 緑モミジ

鳥さんも映っていますが、隠れているので分かりにくいです。
スズメかな？

岡山後楽園

◎ 緑モミジと天守

お気に入り写真です。

岡山後楽園

◎ 緑モミジと天守

岡山後楽園

ごっつい木の幹

生命力の強さを感じさせられます。

岡山後楽園

◎ 沢の池の鯉

園内中央にある池で、左から島茶屋（しまぢゃや）のある中の島（なかのしま）、釣殿（つりどの）のある御野島（みのしま）、白砂青松が美しい砂利島（じゃりじま）があります。　
中の島と御野島の間には、かつての上道郡と御野郡の郡境があり、今でも石標がそのなごりを伝えています。

岡山後楽園

◎ 沢の池の鯉

岡山後楽園

◎ 沢の池と天守

ここはパンフレットにもなっている絶好の撮影スポット。
ただ、普通に広角レンズで撮ると、天守がちっちゃいー。

岡山後楽園

◎ 沢の池と天守

記念撮影

岡山後楽園

◎ 唯心山と天守

望遠レンズで天守をぐっと引き寄せると、けっこう迫力のある写真が撮れます。

岡山後楽園

◎ 沢の池と唯心山と天守

★ トップ写真 ★

上の写真かこの写真家どちらがいいか考えていたのですが、池が大きく映っているこちらの方がいいかなーと思いました。

手前には松の木をボケとして配置しましたが、少しゴチャゴチャしすぎですかねー。。遠近感を出そうと思ったのですが。

岡山後楽園

◎ 唯心山と天守

天守は必ずしも全体を撮らなくても、一部が映っているだけでも圧倒的な存在感があります。

岡山後楽園

◎ 沢の池

岡山後楽園

◎ 沢の池

岡山後楽園

◎ 廉池軒と天守

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館のツツジ

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館のツツジ

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館の能舞台

狂言　二人大名

この時ちょうど狂言をやっていました。
自由に部屋に上がることができるみたいだったので、私たちも少し見学することに。

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館の能舞台　”狂言　二人大名”

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館の能舞台　”狂言　二人大名”

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館の能舞台　”狂言　二人大名”

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館の能舞台　”狂言　二人大名”

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館の能舞台　”狂言　二人大名”

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館の能舞台　”狂言　二人大名”

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館の能舞台　”狂言　二人大名”

岡山後楽園

◎ 鶴鳴館の能舞台　”狂言　二人大名”

岡山後楽園

◎ 花葉の池にある大立石

巨大な花崗岩を９０数個に割り、もとの形に組み上げたもので、築庭にあたり池田綱政が運ばせました。

大名庭園ならではの豪快さと石の加工技術の高さがうかがえます。
本園には石の割り方がわかる木型も残っています。

岡山後楽園

◎ 花葉の池にある大立石

岡山後楽園

◎ 花葉の池にある大立石

岡山後楽園

◎ 二色が岡

築庭当時は、春は桜、秋はモミジで彩られた林でした。
戦後に杉の木立となり、市街地にあっては珍しく、野鳥が多く飛来する場所となっています。

岡山後楽園

◎ 二色が岡

岡山後楽園

◎ 鯉のぼりと天守

風はそこそこ強い日でしたが、なかなか”良い風”が吹いてくれなくて、けっこう苦労して撮影しました。

岡山後楽園

◎ 鯉のぼりと天守



◎ おしまい

この旅行記へのコメント （2）

• 潮来メジロさん 2011/05/03 23:38:36

  ピンポ〜ン・・・。ヾ(^o^)

  みにくまさん、こんばんは！　ヾ(^o^)
  
  > 岡山後楽園
  > ◎ 緑モミジ
  > 鳥さんも映っていますが、隠れているので分かりにくいです。
  > スズメかな？
  
  ピンポ〜ン、スズメさんのようですね。v(^o^)v
  
  それから、前の方でハトさんが登場していますが、ドバト（カワラバト）ですね。
  中近東やヨーロッパなどに野生で生息していたカワラバトを家禽化して伝書鳩などにしたものが逃げ出して再び野生化したものがドバトです。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）

  みにくまさん からの返信 2011/05/06 22:26:33

  RE: ピンポ〜ン・・・。ヾ(^o^)

  
  
  潮来メジロさん、こんばんは〜。
  
  おっ！珍しく正解だったようですね(^_^;)
  
  スズメくらいは何とか見たら分かるようになりました。
  
  ハトは、ドバトっていうんですねー。
  これは分かりませんね〜〜。。
  たぶん、過去にも何度か教えていただいたと思うのですが、やっぱりどれも同じに見えてしまいます。
  
  では、また鳥さん見つけたら教えてください(^O^)／