湯梨浜町九品山会式

2011/04/17 - 2011/04/17

名残の桜ではありませんが、湯梨浜町にある九品山大伝寺で4/16〜17に行われた、九品山会式（「くほんさんえしき」と呼ぶらしいです。）に出かけました。

鳥取に来て16年、この時期、JRの窓から見える景色を、毎年不思議に思っていたんですが、旧暦3月14日の日暮れから15日にかけて行われ、15日の午後は流れ勧請（かんじょう）の供養に続き中将姫の練り供養が行われる(湯梨浜町誇り百選より)とのことで、期待していたんですが、昼前だというのにもう屋台は撤収開始。
アレ、昨日の夜が一番賑やかだったんですかね。

中将姫といえば、私が22歳までいた、奈良(当時は北葛城郡在住でした。。）の当麻寺と縁が深く、中将姫の遺跡を分移し、その時『当麻寺の練供養の儀式でお迎えし引き移したので、この周辺を引地という』と伝えられているようです。
私も小学校の頃、當麻連渡＜(たいまれんど)正式には聖衆来迎練供養会式＞の日は、学校半日で先生から気をつけて参拝するように言われていた記憶があります。
当麻寺までは隣町なので10km以上あったと思いますが、今の距離と同じ位ですが、車社会でない当時、遠かった記憶がありますね。

何か、懐かしい時代に戻ったようです。

エリア はわい温泉・東郷温泉(鳥取)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アレ？やっているのかと思うばかりの、寂れた参道。

子供達がのどかに遊んでいました。

確か今日もやっているはずだが・・・。

九品寺に近づくと、少し賑やかになってきました。

でも、店じまいを始めている店もある。

もうおしまいなのかな。

最後の追い込みではありませんが、私たちにも呼び込みの声が・・・。

お腹は減っているのですが、昼は食べるところを決めているので、残念ですがパスです。

鐘楼です。

鐘を見ると何か、突きたくなりますよね。

本堂です。

家内安全をお祈りしました。

名残の桜・・・。
というより、散っています。

昔、来たときは満開の夜桜の元、子供達がイカ焼きに走っていた記憶がありますが。

桜が早かったんですかね。

九品寺の謂われが書かれていたものを頂きました。

フムフム、初めて知ったことが沢山ありました。

当麻寺との関係もその一つです。
御練りもそうですが、やってないのかな？

ここには中将姫のことが書かれていました。

野花（のきょう）古墳の麓に位置します。

横を山陰本線が駆け抜けていく小さな小さなお寺ですが、子供の時過ごした街との縁を感じます。

奈良と鳥取って結構縁が深いのかもしれませんね。名和と楠木正成の南朝は高校時代を過ごした吉野と関係が深いし、他にも何かありそうです。

道向こうには、中国庭園の燕趙園があります。

4/23には道の駅がオ−プンするようですね。

東郷湖の沿岸、中国文化に日本文化、古墳もあります。

等々、色々楽しめる湯梨浜町に、是非お立ち寄り下さい。

本日これまで！

この旅行記へのコメント （2）

• annakさん 2011/04/22 23:54:54

  同じく知りませんでした

  まつじゅんさん今晩は、annakです。
  
  九品山会式のいわれは同じく知りませんでした。
  ちょうどJRの車窓から見て不思議に思っていました。
  当麻寺と関係がるなんてとても不思議な気がします。
  
  それと吉野にお住まいだったということも存知あげなくて・・・
  今年は大野寺〜室生〜大宇陀〜吉野〜斑鳩〜飛鳥と車中泊で桜を楽しんできました。奈良は昨年からちょっとはまっています。
  帰路鳥取道の智頭南IC近くで車が鹿と激突し大破し、今落ち込んでいますが（悲）
  
  貴重な情報ありがとうございました。

  まつじゅんさん からの返信 2011/04/23 08:42:54

  RE: 同じく知りませんでした

  こんにちはannakさん、いつもありがとうございます。
  
  本当に年に一度、夜JRで横を通るたび不思議な、幻想感を持っていましたが、初めて謂われを知りました。
  
  吉野は高校3年間、本当に楽しく過ごしました。
  住んでいたのは吉野山から直線で15km位、でも近鉄電車ではグルッ−ト大回りで、1時間以上かかっていました。
  来年正月には久々の小学校の同窓会開催予定で、何とか都合を付けて行きたいと思います。
  
  車は大変でしたね。体のほうは大丈夫でしょうか？
  今の時期、動物に注意とは聞いていましたが、鹿ですか。
  
  動物に罪は無いですが・・・、災難と考えても落ち込みますよね。
  
  私も峠超え、気をつけます。
  
  matujyunnでした。