2011/04/21 - 2011/04/21
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ちゃおさん
マリーンタワーを下りて、海岸沿いの国道を走ること約3キロ、道路に大きな鳥居が立っていて、その横に磯前神社へ入る山道が見える。
数年前大先生との仕事の帰り、水戸偕楽園の梅を見て、地元の大さんの案内でこの神社の前の大洗ホテルまで来て、その先にある鮟鱇専門の店の2階で、鮟鱇鍋を食べたのを思い出す。・・あれからもう何年になるか・・。
あの時は時間がなく、磯前神社へ参詣できなかったが、今日は、ここへ来ることが目的だ。大震災で亡くなった人を神社でお参りするのも変な話だが、東北地方以外にもこの茨城の大洗、日立、北茨城等々、多くの被害を出している。
普段は余り参詣者もいないのか、静かな参道をこれ等被災地、被災者のことを思い、神社に向かう。春日造りの山門に大社造りの社。柏手を二つ大きく打って、お参りする。大国主命、大黒さまは国の守り神。地鎮祭。どうかこの国を守ってもらいたい。
この「磯前神社」、「前」と書いて「サキ」と呼ぶのは、上総一宮の「玉前神社」と同様で、創建年代も同様に古い。社格はどちらが上か知らないが、玉前が上総の一宮とすれば、この磯前は北関東・常陸の総鎮守。常陸は不思議な国で、ここには鹿島神宮もあれば、利根川を挟んで香取神宮もある。天照より遣わされた鹿島、香取の両神が相携え大国主命を平定し、神宮に祀られているのと相通ずるのか・・
今は大社にもなっていない磯前神社。広大な松林の中に、広い境内を持っていて、神代の時代の隆盛が忍ばれる。この神社の直ぐ近くに水戸天狗党の祖、藤田東湖の碑もあるが、海を見下ろす高台の松林。そうした雄大な風景の中に近代日本創建の一つの旗頭が生まれたのかも知れない。それは丁度坂本竜馬が高知の桂浜から荒波を眺め、海の向こうのアメリカを思ったことと一緒かも知れない。
唐津の虹の松原も広大なものだが、この磯前神社に広がる松林も、海上から眺めれば、虹の松原、駿河の原の千本松原を超える広がりを見せているに違いない。社殿の前の急な石段の上に立ち、太平洋を眺めていたら、何かそんな風に思えてきた。
< 磯吠える 大海原 荒ぶ波 >
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マリンタワーの下の公園に咲いていた桜。塩に浸かったと思おうが、今見事に花を咲かせている。
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漸く見つけた埋立地にある事務所の被災痕。
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これから大洗・磯前神社に向かう。
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春日造りの山門は重厚だ。阿蘇神社を思い出した。
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大国主命と少彦名命を祀る磯前(いそざき)神社。
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この後ろに何もなく、裏側が見える状態は奈良の大三輪神社にも似ている。
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柏手を大きく打って、日本の平和を願う。
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社殿正面の急な石段の参詣道の先には太平洋がひろがっている。
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今回地震で倒れた石の鳥居が横たわっていた。
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この宮の縁起書。
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軍艦那珂命名の碑。
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大正末年に建造された巡洋艦那珂。数々の戦役に参戦したが、昭和19年、トラック島沖にて轟沈される。
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