イタリア　さんぽ　ポンペイ編

2011/02/05 - 2011/02/12

イタリアツアー、5泊8日。
ミラノ→ベローナ→ベネツィア→フィレンツェ→ピサ→ローマ→ナポリ。

バスの車窓から見えたものや、街をさっさと移動しながら拾った、
気になったもの、がらくた集。
ポンペイ編。

エリア ポンペイ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ローマから高速で一路ポンペイへ。
朝は雲の中のような一面の霧でしたが、
南下しつつ陽がさしてくるとともにきれいに晴れ渡ってきました。

アッピア街道、
車窓より。
松の木が両側に延々と連なります。

ナポリ周辺の高速。
建物の様子も、北とずいぶん変わってきます。

ポンペイ遺跡前、到着。
店先には、レモンとオレンジがいっぱい！

見えた見えた、ポンペイ遺跡。
大地震に見舞われた後、紀元７９年８月にベスビオ山の大噴火によって
まるごと火山灰に埋もれた街。
想像していたよりも大きい

街の外側の壁、壁画。

この坂を登って街に入る。
ちょっとした坂。
マリーナ門が見える。

遺跡の外で購入した絵本によると、
ポンペイの街は、北から南にかけての急斜面にひろがる、
はるか昔にできた溶岩の上にあり、街は碁盤の目状になっている、
ということです。

遺跡の外側からみた大浴場。

門をくぐって進んだ大通りの左手に、神殿の跡。

アポロ神殿。
囲んでいる柱はコリント式円柱、
白い大理石の柱はイオニア式円柱。
白い柱は日時計の役割もあるそうです

この通りは馬車が行き交う大通りだったそうで
石畳もきれいにひかれていました

で、とても大きな広場にでます。
これは広場の回廊。
後ろに見えるはずのベスビオ山は、もやで
全く見えません。

ナポリに来たら、やっぱり見たい　
堂々とねてるノラ犬君。
遺跡のあちこちでみかけましたが、
ちゃんと注射とかはされてるみたいです。

広場、海方向。

広場を山方向に進んでいきます

発掘された、当時の遺物。
ここに逃げられなった人や動物の石膏が
おかれていました。
あまりにリアルなので・・

当時の生活を想像します

そして住宅街へ。

大きな通りには、水汲み場がありました

この辺りの石畳は、でこぼこ

リラックス

次は公共浴場へ

人々が、今から風呂だ☆とわくわくして通ったであろう、
浴場の廊下。

サウナだそうです

温浴室の壁にはぐるりと男像注が取り囲む

拡大

大分剥がれてしまっているけど、
天井の装飾もきれいだったんだろうな

浴場の外にでます。
通りのあちこちにあるポンペイのゴミ箱、
あとから設置したものなのか、
もとからあったものなのか・・

悲劇詩人の家、玄関のモザイク。
「犬に注意」と書かれている。

台所。

ファウヌスの家。
とても大きなお金持ちの家だそうで、
玄関もとても立派。
紀元前の建物だそうです。

広間にあるファウヌスのブロンズ像。

床のモザイク。

奥に中庭があり、その奥に

「アレクサンドロス大王とダリウスの戦い」のモザイクがある。

牛地区の水飲み場、ということでしょうか

別のお金持ちの家。
壁画が色鮮やかにのこっていました。

パン屋さん。
ひき臼や焼釜などがある。

ここは・・・、娼婦の館。

小部屋がいくつもあり、部屋の上に
絵が描いてある。

希望の絵の部屋に入るシステム

劇場へ行く道。
石造りだらけの街を抜けて、
ほっと一息。

通路を抜けて、

劇場に上からはいります。
上からみると結構な高さ。

出口前の広場。
こんなに大きくて整備された街が、
一瞬にして火山灰の下に埋もれたからこそ残る、
とっても美しい遺跡。
発掘した人々、すごい。
でも見学中、そこで生活していた人々の悲劇を思わずにはいられない、
ふしぎな場所でした。

出口すぐの大きな松。

外から見た街。
巨大な植物が生い茂っていて、

この日は　もやのせいで
ベスビオ山もものすごくうっすらとしか見えず・・
こんなに快晴なのに、あんなに大きなものが
見えないなんて不思議。
この後　ナポリをざっとみて夜にはバスでローマへ。
明日はとうとう帰国です。