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貯まったマイルでどこに行こうかと行き先を決めることから始まった今回のニュージーランド旅行。それまでのニュージーランドの知識といえばウェリントンが首都であることを辛うじて知っている程度、オークランドとクライストチャーチが北島と南島のどちらにあるのかもよくわかっていないほどニュージーランドへの関心が低かった。しかし二歳に満たぬ娘と一緒に街中を歩いても安心感があり、街には公園も多くオークランドやクライストチャーチといったニュージーランドを代表する町に滞在しながらも、都会の喧騒を忘れさせてくれるような立派な公園があり、公園のベンチに座っているとまるで森林の中にいるような解放感に浸れ、自然を楽しめる点はニュージーランドならではだ。こうした居心地の良さは今まで訪れた国の中では間違いなく上位に位置する。 オークランドでは三日の滞在のうち二日は天候に恵まれず、街歩きを十分に楽しめなかったことが残念だった程度、それだけに帰国が名残惜しく感じた。<br /> <br /> オークランドから関空へのニュージーランド航空の帰国便は23時55分の深夜便、本来であれば夕方まで「シティ・オブ・セイル」の街歩きを堪能できるところだが、最終日は雨が降ったり止んだりの悪コンディション、レイトチェックアウトを手配していた我々は14時には足早にホテルに戻り、19時にホテルを出発するエアポートリムジンの時間までゆっくり休息をとることにした。この休息を取るときは、せっかくの滞在時間がもったいないな、と思いながらも娘が雨に濡れて風邪を引いてはいけないので昼寝をしながら帰国に備えようと言い聞かせてベッドで横になったが、ここで「体力を温存」しておいて正解だった。<br /><br /> ホテルをチェックアウトし、エアポートリムジンで空港に向かい、ターミナルに到着後出発案内表示を見ると、関空行きは遅延が表示されていた。結局飛行機は出発が2時間の遅延、深夜便の遅れは精神的にも肉体的にも疲労度が高く感じる。その上娘の面倒を見なければならないので、出発前にホテルで疲労回復できて良かったと、空港に到着して思った。私の娘は夜中になっても空港の雰囲気に興奮状態でターミナルの中を走り回る。例え眠くて目がほとんど閉じている状態で、「あっち、あっち!」といって千鳥足でヨロヨロになりながらでも、私の手を引っ張ってターミナル内をくまなく見ようとする娘の好奇心には親譲りなのだろう。<br /><br /> 関空行きの帰国便は往路と異なり満席状態だった。空席が目立つフライトであれば真ん中の3列のシートで座席指定をし、空いた席に娘を寝かせて我々も少しは楽ができたが、今回のような満席であれば窓側の二列席を指定し、膝の上で娘を寝かせた。幸い娘は殆ど愚図ることはなかったものの、たまに声を上げると、サッと娘を抱っこして立ち上がり、機内を行ったり来たりの繰り返し。こんな時でもニュージーランド航空のCAが声をかけてくれたり、お菓子をくれたりと、ホスピタリティある献身的なもてなしは私たち子供連れにはありがたく、こうしたことがまた更にニュージーランド航空を利用して再びニュージーランドに訪れてみたいと思ってしまう。<br /><br /> 旅行は楽しく、帰国後も暫くその余韻に浸っていた。しかし旅行から凡そ二ヶ月後の2月22日、我々家族はニュージーランドから届いたニュースに衝撃を受けた−クライストチャーチの大震災だ。もし我々が訪れていた時に震災に遭遇している事を考えると、ぞっとする反面、200人を超える死者の数、そしてその中に20名以上の日本人が含まれているのを聞くととても胸が痛んだ。また、テレビでは旅行中に何度も訪れた大聖堂の尖塔が崩落した痛ましい姿や、美しい町並みは崩壊し信じられない光景を映しだし、これがあのクライストチャーチなのかとショックを受けた。しかしその後まさか日本も大震災に見舞われ、更に大きな被害をこうむってしまうとは・・・。<br /><br /> 東日本大震災のニュースは私の住む関西でも取り上げられ、被災地への救援のために海外からも多くのレスキュー隊が被災地に入り必死の捜索を行っていたが、その中に何とニュージーランドのレスキュー隊の名前があるのに私は驚いた。自国のクライストチャーチが大変な状態であるにもかかわらずニュージーランドからも日本大震災で救助隊が派遣され支援の手が差し伸べられたことは、クライストチャーチの大震災に日本からのレスキュー隊が活躍したことへの礼に報いるものであるのだろう。私はますますニュージーランドが好きになった。<br /><br /> 日本もニュージーランドも今回の震災では甚大な被害を受けたが、いずれも必ず復活し、再び輝きを取り戻すことができることを私は信じている。<br />

子連れでニュージーランド旅行 20 -旅の終わり

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2010/12/10 - 2010/12/18

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worldspan

worldspanさん

貯まったマイルでどこに行こうかと行き先を決めることから始まった今回のニュージーランド旅行。それまでのニュージーランドの知識といえばウェリントンが首都であることを辛うじて知っている程度、オークランドとクライストチャーチが北島と南島のどちらにあるのかもよくわかっていないほどニュージーランドへの関心が低かった。しかし二歳に満たぬ娘と一緒に街中を歩いても安心感があり、街には公園も多くオークランドやクライストチャーチといったニュージーランドを代表する町に滞在しながらも、都会の喧騒を忘れさせてくれるような立派な公園があり、公園のベンチに座っているとまるで森林の中にいるような解放感に浸れ、自然を楽しめる点はニュージーランドならではだ。こうした居心地の良さは今まで訪れた国の中では間違いなく上位に位置する。 オークランドでは三日の滞在のうち二日は天候に恵まれず、街歩きを十分に楽しめなかったことが残念だった程度、それだけに帰国が名残惜しく感じた。

 オークランドから関空へのニュージーランド航空の帰国便は23時55分の深夜便、本来であれば夕方まで「シティ・オブ・セイル」の街歩きを堪能できるところだが、最終日は雨が降ったり止んだりの悪コンディション、レイトチェックアウトを手配していた我々は14時には足早にホテルに戻り、19時にホテルを出発するエアポートリムジンの時間までゆっくり休息をとることにした。この休息を取るときは、せっかくの滞在時間がもったいないな、と思いながらも娘が雨に濡れて風邪を引いてはいけないので昼寝をしながら帰国に備えようと言い聞かせてベッドで横になったが、ここで「体力を温存」しておいて正解だった。

 ホテルをチェックアウトし、エアポートリムジンで空港に向かい、ターミナルに到着後出発案内表示を見ると、関空行きは遅延が表示されていた。結局飛行機は出発が2時間の遅延、深夜便の遅れは精神的にも肉体的にも疲労度が高く感じる。その上娘の面倒を見なければならないので、出発前にホテルで疲労回復できて良かったと、空港に到着して思った。私の娘は夜中になっても空港の雰囲気に興奮状態でターミナルの中を走り回る。例え眠くて目がほとんど閉じている状態で、「あっち、あっち!」といって千鳥足でヨロヨロになりながらでも、私の手を引っ張ってターミナル内をくまなく見ようとする娘の好奇心には親譲りなのだろう。

 関空行きの帰国便は往路と異なり満席状態だった。空席が目立つフライトであれば真ん中の3列のシートで座席指定をし、空いた席に娘を寝かせて我々も少しは楽ができたが、今回のような満席であれば窓側の二列席を指定し、膝の上で娘を寝かせた。幸い娘は殆ど愚図ることはなかったものの、たまに声を上げると、サッと娘を抱っこして立ち上がり、機内を行ったり来たりの繰り返し。こんな時でもニュージーランド航空のCAが声をかけてくれたり、お菓子をくれたりと、ホスピタリティある献身的なもてなしは私たち子供連れにはありがたく、こうしたことがまた更にニュージーランド航空を利用して再びニュージーランドに訪れてみたいと思ってしまう。

 旅行は楽しく、帰国後も暫くその余韻に浸っていた。しかし旅行から凡そ二ヶ月後の2月22日、我々家族はニュージーランドから届いたニュースに衝撃を受けた−クライストチャーチの大震災だ。もし我々が訪れていた時に震災に遭遇している事を考えると、ぞっとする反面、200人を超える死者の数、そしてその中に20名以上の日本人が含まれているのを聞くととても胸が痛んだ。また、テレビでは旅行中に何度も訪れた大聖堂の尖塔が崩落した痛ましい姿や、美しい町並みは崩壊し信じられない光景を映しだし、これがあのクライストチャーチなのかとショックを受けた。しかしその後まさか日本も大震災に見舞われ、更に大きな被害をこうむってしまうとは・・・。

 東日本大震災のニュースは私の住む関西でも取り上げられ、被災地への救援のために海外からも多くのレスキュー隊が被災地に入り必死の捜索を行っていたが、その中に何とニュージーランドのレスキュー隊の名前があるのに私は驚いた。自国のクライストチャーチが大変な状態であるにもかかわらずニュージーランドからも日本大震災で救助隊が派遣され支援の手が差し伸べられたことは、クライストチャーチの大震災に日本からのレスキュー隊が活躍したことへの礼に報いるものであるのだろう。私はますますニュージーランドが好きになった。

 日本もニュージーランドも今回の震災では甚大な被害を受けたが、いずれも必ず復活し、再び輝きを取り戻すことができることを私は信じている。

旅行の満足度
5.0
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
5.0
ショッピング
4.5
交通
4.5
同行者
乳幼児連れ家族旅行
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス レンタカー 飛行機
航空会社
ジェットスター航空 ニュージーランド航空
旅行の手配内容
個別手配
  • 最終日は生憎の雨。英国人同様に、かなりの大雨の中でも傘を差さずに悠然と歩く姿をよく見かけた。

    最終日は生憎の雨。英国人同様に、かなりの大雨の中でも傘を差さずに悠然と歩く姿をよく見かけた。

  • オークランドで滞在したアルビオンホテルのグランドフロアーのバー。ここで予約したエアポートシャトルを待つ

    オークランドで滞在したアルビオンホテルのグランドフロアーのバー。ここで予約したエアポートシャトルを待つ

  • 雨が降っていなければ、バス停まで歩いてエアバスで空港に向かおうと思ったが、昼を過ぎても雨が止む気配がないため、携帯電話でエアポートシャトルに連絡し、結局ホテルでピックアップしてもらうことに。子連れで乗り合いタクシーに乗るのは、ほかの乗客に迷惑がかかるのではないかと心配したが、幸い乗客は私たち以外に二人しかいなかった。

    雨が降っていなければ、バス停まで歩いてエアバスで空港に向かおうと思ったが、昼を過ぎても雨が止む気配がないため、携帯電話でエアポートシャトルに連絡し、結局ホテルでピックアップしてもらうことに。子連れで乗り合いタクシーに乗るのは、ほかの乗客に迷惑がかかるのではないかと心配したが、幸い乗客は私たち以外に二人しかいなかった。

  • オークランド国際空港

    オークランド国際空港

  • オークランド国際空港の展望室はとても落ち着く。

    オークランド国際空港の展望室はとても落ち着く。

  • 空港のキッズスペース

    空港のキッズスペース

  • インド人の子供たちも入っていたが、娘は全くコミュニケーションを取ろうとすることなく、一人で遊んでいる。

    インド人の子供たちも入っていたが、娘は全くコミュニケーションを取ろうとすることなく、一人で遊んでいる。

  • 関空行きの機内食。ニュージーランド航空の機内食が定評あることはしっていたが、本当においしい

    関空行きの機内食。ニュージーランド航空の機内食が定評あることはしっていたが、本当においしい

  • 娘のために頂いたもの。おしりふきやベビーローションは特に大変ありがたいものだった。オムツは日本のものと比べると少しごわごわ感があるものの、十分利用できる。

    娘のために頂いたもの。おしりふきやベビーローションは特に大変ありがたいものだった。オムツは日本のものと比べると少しごわごわ感があるものの、十分利用できる。

  • 関空に到着前の機内食。

    関空に到着前の機内食。

  • 夜明け

    夜明け

  • エアショーが好きな私は、目が覚めると必ず位置を確認していた。

    エアショーが好きな私は、目が覚めると必ず位置を確認していた。

  • ニュージーランド航空のエアショー

    ニュージーランド航空のエアショー

  • タコメーターで表示されているのは大変珍しい。

    タコメーターで表示されているのは大変珍しい。

  • 関空には2時間遅れで到着。あ〜〜あ、帰ってきたか・・・、というなんともいえない落ち込みにしばらくテンションが上がってこない・・・。写真は中国国際航空の機材。

    関空には2時間遅れで到着。あ〜〜あ、帰ってきたか・・・、というなんともいえない落ち込みにしばらくテンションが上がってこない・・・。写真は中国国際航空の機材。

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