2011/04/09 - 2011/04/09
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浮き草ゆきんこさん
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JR東海の「そうだ 京都、行こう。」の大ファンでCMの舞台めぐりを続けている。
その中でずっと気になりつつ行っていなかったのが「毘沙門堂」
実は、CMを見るまでこのお寺の存在を知らなかった。
なんとなく行く機会を逃しつつ今回は、そのときのCMのキャッチコピーを思い出したのだ。
「がんばれ」「元気だせ」
なんていうよりも・・・
いま、励ましを必要とする人がいたら、
私ならここに連れてきてあげたい、と思います。
3月の震災があり、日本全国的にまだまだ元気がない今。
JR東海のキャッチコピーのように元気を出してもらえたらと毘沙門しだれに会いに行ってきました。
今回は山科近郊ということで、「醍醐の花見」で有名な醍醐寺にも寄ってみた。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
JR山科駅から地下鉄東西線に乗り、醍醐駅へ。
そんなに距離はないのに片道250円って高い。
本日、4月の第二土曜日。
明日は豊太閤花見行列があることと、天気が明日のほうがいいということからか、思っていたよりも混雑はしていなかった。 -
総門から西大門にかけての桜は満開!
桜の木の下から見上げてみると桜が降るように咲いている。 -
三宝院横の霊宝館の枝垂桜は今が盛りとばかりに降り注ぐ。
今回は五重塔と三宝院だけ入るので霊宝館は外から見学。
1つ入るのに600円かかり、共通入場券を購入すると1500円。
桜を見に来たので、二つに入れる1000円の券を購入。200円だけ割引になる。 -
西大門前は桜が全盛期を迎えていたので立ち止まっての撮影がそこらかしこで。
緑のこけに桜の花びらが散ってこれまた美しい。
この門は1605年豊臣秀頼が再建したもの。 -
五重塔の前の枝垂桜を楽しみに行ったのだが・・・
桜が散りはじめておりました。
ちょっと残念・・・ -
五重塔の奥にある桜植樹広場の枝垂桜は手前の枝垂桜よりも散っていない。
満開を少し過ぎた感じか。 -
その代わり、桜の花びらの絨毯ができていた。
これはこれで一驚。 -
国宝の五重塔は936年醍醐天皇の菩提を弔うために建立され、951年に完成。
高さは38m
現存する京都府最古の木造建築物である。
何百年も前からこの姿でここに建っていたと思うとロマンを感じる。
五重塔だけ撮影しても芸がないので木の間にいれてみた。 -
弁天堂方面に歩いていくと、またまた枝垂桜に遭遇。
こちらも若干散り始め。
大講堂前にある。 -
紅葉の名所であるが、ここも桜がちらほら。
紅葉やイチョウが色づく頃には朱塗りの弁天堂とコラボして美しい。
右側にあるお茶室でお茶が飲める。 -
水面に映る桜と雲。
逆桜鑑賞! -
国宝の金堂。
やっと空が青くなってきた。
醍醐天皇の御願により926年に創建。
その後、二度消失。
豊臣秀吉の命で移築が計画され、秀頼時代に完成したもの。
お堂には靴を脱いで参拝できる。 -
お堂の周りの桜は満開で今が見ごろ。
-
三宝院のほうに戻る。
その前に桜のトンネルがきれいな霊宝館前を散策。
キレイな桜のトンネルです。 -
桜の木の下は苔が生えている。
垂れ下がった枝に咲く桜の影が苔に映っている。
緑とピンクと影のコントラスト。 -
霊宝館前の雨月茶屋にはお土産やら甘味どころやら簡単な軽食やらたくさんのお店が並んでいる。
お弁当を買ってきて食べてもよし、ただ座るのもよし。
ザ・花見って感じの風景。 -
三宝院に入ってすぐの枝垂れ桜。
桜が散り始めていて板の上に桜の花びらが舞い、ピンクに彩られている。
ちょうど、降ってきた桜吹雪を激写!
拡大しないと見えないかも・・・ -
三宝院は歴代座主が居住する坊。
中は撮影禁止で何一つ撮影できず・・・
ゆきんこ的には庭園よりも純浄観と呼ばれる部屋にある桜の絵が書かれた屏風が気になった。
浜田秦介画伯が書いたものらしい。紅葉よりも桜が美しかった。 -
三宝院奥に修証殿と呼ばれる建物があるが、その前にある桜。
赤い布がかけられたイスがおいてあって、ここでお抹茶も飲める。
もちろん、何も注文しなくても自由に座ってくつろげる。
やたらと中国人たちがいて、桜の花びらよりも中国語があちゃこちゃで舞っていた。 -
憲深林苑にあった桜の木の下のイス。
作られた赤い布がかぶせてあるイスよりも風情あり。 -
豊臣秀吉が醍醐の花見をするために400年前に植えた桜を堪能し、山科駅に戻る。
時刻は3:50。
間に合うか? -
山科駅改札左側にある看板をたよりに毘沙門堂に向かう。
高級住宅街とおぼしき緩やかな坂をえっちらこっちらと上っていくこと10分。
琵琶湖疏水に到着。
菜の花と桜が満開です。
山科は疎水を中心として春の風景が広がることで有名。 -
さらに行くこと10分。
ようやっと毘沙門堂到着。
かなりの急な階段でちょっと疲れる。
毘沙門堂は平安遷都以前は御所近くにあり、最澄など比叡山の僧が唐にわたる準備のために立ち寄ったお寺といわれている。
現在のものは江戸時代に御所から移築されたもの。 -
中に入ろうか迷ったが、なんとなく周りを見てみると、桜が見える?
疲れていたのもあって外から桜を見ようと思ったら・・・ -
有名な毘沙門しだれはなんと、境内の外にあり、さらに無料。
枝張り30mの枝垂桜は圧巻。
さながら王朝絵巻のよう! -
内側を見ると、かなりささえられていますが・・・
まあ、こんだけでかいと、支えられないと、美しく見せれないのだろう。
350年前に植樹された五代目の桜といわれている。
樹齢:百数十余年
高さ:約10m
枝張:約30m -
毘沙門堂は高台にあるので、階段がかなり急。
そして、山には山桜がちらほら。 -
駅までの道のりはせっかくなので疎水沿いを歩く。
人も少なく、ゆったりと桜鑑賞ができる。
菜の花とのコントラストが美しい。 -
今回、山科初上陸でしたが、こんなに桜が美しいとは!
しかも、美しい毘沙門ざくらは無料!
山科の桜の里。
充実度◎!
キャッチコピーどおり、励ましを必要としている人に連れて行ってあげたい場所。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- nao0880さん 2011/04/25 08:23:22
- 花見
- 浮き草ゆきんこさん、こんにちは。
花見、よいですね。今年は、会社の近くの公園を眺めただけです。
京都は学生の頃によく訪れていた場所です。
毎週末を京都洛北で過ごしていました。
いくつもの寺院で、お坊さんのお話を聞いたり、庭や仏像を眺めたりしていました。理系の方が、京都好きが多かったように覚えています。
先週末は中国山東省煙台を訪れてきました。
中国東方航空を使いましたが、機内誌の表紙が桜の木と制服を着た乗務員でした。また、特集記事に岩手の温泉と日本料理があったのが興味深かったです。震災のことを考えると、大変なのですが。
ではまた。
- 浮き草ゆきんこさん からの返信 2011/05/06 16:30:54
- RE: 花見
- nao0880さん、こんにちは!
いつもご訪問ありがとうございます。
大阪に移住してから京都が近くなったので頻繁に行くかな〜と思っていたのですが、近くなるとなかなかいかないもんです。
花見や紅葉になると全国各地から観光客がくるもんだからそれこそ、行きたくないと思ってしまって、たま〜にしかいかなくなる始末。
神社仏閣、まだまだ見てないところがあるので、足しげく通いたいものです。
> 先週末は中国山東省煙台を訪れてきました。
いいですね!中国はまだまだ見てないところがおおいのでじっくりせめていきたいと思っています。
中国系の航空会社、昔は嫌いだったのですが今は安いし、なかなか乗り継ぎもよかったりでよく利用しています。
ただ、2回もロスバゲになったのでちょっといやな思いでもあったりです・・・
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