2011/01/03 - 2011/01/04
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SATORUさん
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1月3日
朝6時に目が覚める。この日はとっととノビサドの町を見てベオグラードへ行こうと考えていた。外を見てみると真っ暗。すぐに着替えて朝食を食べる前にノビサドの象徴的な観光地・城塞へ行くことに…。そこまでの行き方が全くわからなかったので、ホテルのレセプションにて行き方を聞くと、ホテルのお偉いさんが「今仕事が終わったから、車で連れて行ってやるので待ってろ」と言われた。彼のご好意に甘え、車で城塞へ連れて行ってもらった。その間、ホテル・ノビサドの歴史を色々話していた。
彼がこのホテルへやってきたのは5年前。その頃は部屋が汚く、サービスも全く良くなかったそうだ。しかし、彼の指導の下全面的に部屋を改装したりするなどして、手を加えやっと3つ星ホテルとして認定されることになったとの事だった。顔は非常に怖そうだけど、本当にやさしかったのが印象的だった。
10分くらいで城壁の入り口に到着。「バスに乗るときはここで3番のバスを捕まえるように!!」といわれ、お礼を告げた後、彼は去っていった。ちょうどその時、雪がちらつき始めた。城壁の頂上を目指し上へ進む。はっきり言って、誰も歩いていない。しかし、恐らくここは昼間市民の憩いの場所であるように感じた。城塞の上に上がると、ノビサドの町を一望することができたが、暗くてよくわからない。結局何枚か写真を撮って、バス停へ向った。バス停でバスを待つのはいいが、バスが全く来なかった。もう少し明るくなるまで上にいておけばよかったと後悔した。
30分位してようやくバスがやってきてバスに乗り込む。そして、ホテルへの一番の最寄のバス停で下りてホテルへ7時半ごろに帰った。レセプションに「朝食はもう準備できてるの?」って聞いたら、「食堂で用意できてる」と言うことで、自分の部屋へは戻らず鍵だけを受け取り、朝食をとった。多くのホテルではビュッフェ形式の朝食が多いが、このホテルでは卵の調理法を聞いて料理し持って来てくれた。僕はチーズ入りオムレツを頼むと、期待を裏切らず無茶苦茶美味しく食べることができた。食事を終えて自分の部屋へ戻ってから荷物を取り、チェックアウトをした。
ベオグラードまで列車で行こうか…!?それとも、バスで行こうか…!?個人的には列車でベオグラードへ行きたかったが、宿のレセプションで聞いてみるとバスで行った方がいいという。バスだと1時間半ほどで着くとの事だった。それでも、やっぱり列車で旅行がしたかったので、駅で列車の時刻を確認した。ベオグラード行きの列車は午後12時30分過ぎ…。出発まで3時間くらいあった。列車の時刻を見て諦めがつき隣にあるバスターミナルへ向った。途中で一人の親父が「チャイニーズ?」と言って声を掛けてきた。当然ながら「日本人だ」と言って訂正したのち、後でごたごたするのは嫌だったので、適当にあしらおうと思ったが、「日本人」言う言葉に刺激されてか、より一層絡んできた。
最初は「嫌だな~」と思っていたが、ベオグラードまでのチケットブースに連れて行ってくれ、バスに乗るところまで連れて行ってくれた。何も見返りなく接してくれたただのやさしい親父だった。ベオグラード行きのバスは頻繁にあるらしく、15分後のバスのチケットを購入することができた。
バスのチケットを購入したとき、なぜ多くの人が列車を使うのかが理解できた。列車はベオグラード~ノビサドまで280ディナールだったが、バスは650ディナール前後した。時間は変わらないのに、バスの方が断然高かった。そして、バスに乗るとき、なぜか運転手に乗車拒否をされる。バスのチケットを見せるが、一向に乗せてくれそうな気配がない。なぜかわからなかったが…。しかし、その私と運転手のやり取りを見ていた1人の青年が、運転手に何か言ってくれ、私はバスに乗ることができた。
バスはてっきり高速を走っていくもんだと思っていたが、下道を走りお客さんを拾って行きながら、ベオグラードへ向った。結局2時間程度かかり、ベオグラードに到着した。
日本で予約していたホテルに向かう。場所は地球の歩き方にも書いてあるホテルだったので、容易に辿り着くことができた。ホテルにチェックインして、ホテルに荷物を置いてベオグラードの町を散策することにした。
今回宿泊したホーテルパークは、少し設備は古いものの立地はいいところにあったし、静かだったし大満足のホテルだった。ホテル前には24時間営業の比較的大きなスーパーマーケットがあったのが非常に良かった。結局、ベオグラードに来て一度もレストランには行かず、このスーパーマーケット内の惣菜コーナーでセルビア料理をテイクアウトしたり、生ハムを買ったり、お土産のチョコレートを購入した。
ホテルを出発して、ベオグラードのある意味象徴的な建物、NATOによって空爆を受けたビルを通って、町の繁華街・ミハイロ通りを通り、カレメグダン公園へ行った。その間、ミハイロ通りを歩いていると、インフォメーションを発見し寄ってみる。そこで、説明を受けたのは、今日はどこの博物館も新年の休みを取っているので、開いていない。との事だった。仕方なく時間の多くをカレメグダン公園で過した。カレメグダン公園からドナウ川とサヴァ川が交わるのを見ることができ、そして町も一望することができたので、ぼんやり眺めホテル前のスーパーマーケットで夕食を買った後、ホテルに戻った。ホテルに戻ると疲れが一気に来て、もう外に出る気にはならなかった。
1月4日
朝、少しセルビア教会の建物等々見て、スーパーマーケットでお土産を買いホテルへ戻る。食事を取ってチェックアウト。空港までは以前はホテル・スラヴィアから空港バスが出ていたということだが、現在は普通の公共バスを乗っていくしか方法がないとの事で、バス停まで歩いて行きバスを待った。少し空港へ向うのは早いとは感じていたが、空港へ向うバスがいつ来るかわからないし、空港まで1時間くらいはかかるので、早めのチェックアウトになった。
バス停へ早く着いたものの、一向に空港へ行くバスは来なかった。30分程度待ち、ようやくバスが来る。運転手からバスのチケットを購入しバス内に備え付けてあるパンチでバスチケットに穴を開けた。空港までは120ディナール也。バスは直ぐに出発し、1時間程度掛けて空港へ向った。4時間前に到着。当然ながらトルコ航空のチェックインカウンターなど開いていなかった。チェックインカウンターが開くまで、ベンチでひたすら待った。香港やバンコクの空港のように空港は大きくなく、ファーストフード店なんかも無かった。
ちょうど出発2時間くらい前になり、チェックインカウンターがオープンした。帰りもベオグラード→イスタンブール→上海→関西と行きと同じだ。荷物もベオグラードで預ければそのまま大阪まで運んでくれると事前にトルコ航空の方で確認していたので、大阪まで送ってもらうことにした。カウンターでは大阪まで荷物を運んで欲しいと告げると、最初「できない」との事だったが、最終的に大阪まで運んでくれることになった。あんなに「できない」と言っていたので、大阪で荷物が届かない可能性が高いかもと心配し荷物を預けた。
搭乗券を貰い出国審査へ。ブース内には6人くらいの女性の出入国審査官がいて、笑いながらペンを片手にコソボの出入国印に×をつけた。「何をするねん!」と突っ込みを入れようとしたが、時既に遅し。笑いながら×を付けていたので本当に許せない!多分、多くのセルビアを訪れる日本人がコソボへ行っていると思われる。何と言ってもパスポートを見る前にペンを持っていたから…。ベオグラードからの出国印を貰おうとお願いするも、「出国時にはスタンプは押さない」と断られた。他のブースの審査官に出国審査してもらっていれば、状況が変わっていたかもと考えると残念な気持ちになった。
トルコ航空の飛行機に乗り込み、定刻通りに出発した。2時間程度でイスタンブールに到着した。上海行きの飛行機の搭乗時間まで暫くあったため、再び町に出かけた。暫く時間があるといっても、5時間程度。行きよりも時間が少なかったので、シルゲジまではいけないと判断。トラムに乗り自分の目で見てみて繁華街だと思うところで適当に降りた。直感は当たり、私が降りたところは商店街みたいな感じで、多くのレストラン、カフェがあった。適当に入り食事を取る。当然ながらトルコ人ばかりのディープなところだった。レストランで値段の事は全く考えず注文したら、支払が1200円ほどになっていた。トルコ料理ってこんなにも高かったかな?と思ったが、頼んだ品数も多かったし、量も多かったので満足のいくものだった。
そして、レストランをでて、キオスクでチャイを1杯飲み空港へ戻った。空港の地下にもスーパーがあり、そこでトルココーヒーの粉などを買い、トルコを出国した。
途中、上海を経由しANAにて大阪へ。行きはそんなにも乗客が多くは無かったが、帰りの飛行機は満席だった。この日、飛行機の到着が20分遅れ、出発時間もそのまま20分遅れた。それでも、ぎりぎり京都行きの「はるか」には間に合うと思っていたが、当初懸念していた通り、荷物が出てこず…。ここで時間をロスしてしまう。
悪いことは重なり…
関空発の関空快速は阪和線で人身事故のために鳳で運転を打ち切り。南海電車に乗り換え、新今宮へ向う。何とか京都方面へ向う大阪発の最終の新快速に間に合うも京都より先には行かず…。歩いて山科まで帰ったのでした。京都着午前12時43分。そこから自宅まで歩き、帰宅したのは午前2時30分でした。
(完)
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早朝、宿のお偉い方の車に乗せてもらいノビサドの象徴的な城塞へ連れて行ってもらう。誰もおらず少々気味が悪かった。
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階段を上がって行くと、明かりに照らされた時計を発見。
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城塞からノビサドの町を眺める。
カメラの性能の問題もあり真っ暗。
昼間だと恐らく町を一望できるはずだ。 -
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オエトロヴァラディン要塞の中。
ベオグラードのカレメグダン公園より断然規模が小さかった。 -
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城塞から眺めるドナウ川とノビサドの町の様子。
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下から城塞へ上がるにはこのようなくらいトンネルをくぐっていかなければいけなかった。当然朝早かったために誰にもすれ違うことがなかった。
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段々明るくなり始めた。
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行くことができなかったが、ノビサドの町にはいくつか有名な教会が町の中心部にはあるとの事。
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城塞からバス停へ向う。
朝が早いためにひっそりとしていた。
雪がより一層寂しさを助長させる。 -
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バス停前にて。
昼間は車も頻繁に走っているようだが、
朝が早いためひっそりしていた。
ここでバスを30分程度待つ。 -
今回宿泊した三ツ星ホテル・ノビサド。
駅前に位置していて非常に便利だった。
価格は45ユーロ也。 -
ホテルノビサドで出された朝食。
チーズ入りオムレツは本当に美味しかった。
カップに入っているのはヨーグルト。
このヨーグルトも非常に濃厚で美味しかった。 -
ホテルの客室から町を撮る。
やはり、旧社会主義圏と言うこともあってか
建物には装飾が無かった。
モンゴルに近いものを感じた。 -
ノビサドの駅。
隣にはバスターミナルなんかもある。
町の中心部からは少し離れている。 -
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「中国人?」と声を掛けてきた親父。
最初警戒しながら接していたが、
ただの親切な親父だった。
バスのチケットを買うところから、
バスの乗り場まで付いてきてくれ、
面倒を見てもらった。 -
バスの中からドナウ川と城塞を眺める。
雪が積もっているせいか何気に寂しさを感じた。 -
ノビサドからベオグラードへ向うバスの車内から撮った写真。比較的雪も多く降る地域のようで、あたり一面真っ白だった。
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ベオグラードで宿泊したホテル・パーク。1泊3800円程度。立地条件もよく、ビュッフェ形式の朝食も種類が豊富でよかったが、設備に古さを感じた。あと、朝食をとっている時、このホテルの掃除のおばちゃんが朝食をつまみ食いしていたのが残念。宿泊客のいないところでつまみ食いをするならして欲しい。
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コソボ紛争時、NATO軍が攻撃したビル。
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建物の壁を見ると空爆を受けた跡も残されていた。
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政府系の建物。外務省だったっけ?
空爆を受けたビルの前にあった綺麗な建物です。 -
NATO軍による空爆を受けたビル。
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同じくNATO軍による空爆を受けたビル。撤去する費用を考えるとこのまま置いておいた方が良いという判断で、解体されていないらしい。このビルも恐らく政府の建物だったと思われる。
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トラムの線路が延びる先にはベオグラード駅がある。
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ベオグラードの町の様子
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ベオグラードで一番人々が集まる場所。ミハイロ通り。歩行者天国になっていて、お土産屋から服、靴、カフェなど、ここへくれば何でもあった。この通り沿いにはツーリストインフォメーションがあり、親切な対応をしてくれる。日本語のパンフレットなんかも貰った。しかし、このツーリストインフォメーションで「新年早々はどの博物館も開いていない」と言われ、暇をもてあますことに…。
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カレメグダン公園の入り口にあった像。何の像かは不明。
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トンネルをくぐると、公園になっており地元の人々がたくさんお散歩していた。
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カレメグダン公園からみたサバ川とドナウ川の合流地点。
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日本の雪だるまとセルビアの雪だるまは異なる。日本は玉が2つで、セルビアは3つ。
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宿泊先であったホテルパーク近くのカフェにて。アップルパイとカフェモカを頼んだ。
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首都・ベオグラードの新市街。スラヴィア広場。宿泊先から5分程度で行くことができた。
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新年を過ぎてもクリスマスツリー。
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朝散歩のついでにスラヴィア広場にあるマクドに立ち寄り、朝マックをした。変り種のメニューとして、間にオムレツが挟まっているマックオムレツがあったので注文した。あと、エスプレッソなんかもあり、小さな容器に入れられ出てきた。
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ホテルに戻るとビュッフェ形式で朝食が用意されていたが、朝マックしてきたため、そんなに朝食を食べることができなかった。しかし、様々な種類の食べ物があり、見ているだけでも飽きなかった。
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ホテルをチェックアウトし、以前はスラヴィア広場から空港行きのバスが出ていたが、今は出ておらず公共バスで空港へ向う為、バス停でバスを待つ。
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タイでも走っている蛇腹がついているロングタイプのバス。空港へ行くバスも同じタイプのバスだった。
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バスの車内。運転手からチケットを買い、バスの中にあるパンチで穴を開ける。この日、不正乗車がないか検札をしていた。パンチの開いていないチケットやチケットそのものを持っていなかったら大変な事だった。
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ベオグラード市内から1時間程度で到着。ベオグラード国際空港。
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ベオグラード空港の出発ロビーにもやはりクリスマスツリーが…。この日は1月4日。しかしながら、青のLEDで装飾されていて綺麗なものだった。
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トルコ航空TK1082便。イスタンブール行き。8割くらいの乗客を乗せていた。
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機内から写真を撮ってみる。隣にはオーストリア航空が止まっていた。
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ちょうど離陸をしたところ。
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セルビア上空。時折見える高速道路をみて、あそこを運転してたんだな〜。としみじみ旅を振り返っていた。
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トルコ航空の機内食。比較的充実した内容だった。左からサンドウィッチサラダとハム、クラッカー、チェリーケーキ。
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トルコ・イスタンブールに着き、上海行きの飛行機への乗り継ぎの間に、トラムで町を目指す。何としても取るこの御飯を食べたいと思っていたので…。トラムに乗っていて、外を見ると繁華街らしき場所が見え、迷いなく途中下車。降りたところが一体どこなのかわからない。しかし、地元の人はたくさんいて賑わっていた。本当はシシケバブなんかを食べたかったが、そういったものを出しているレストランを見つけることができなかったので、定食屋みたいなところに入った。トルコ料理は安いイメージがあったが、全部で1200円程度支払った。
トルコの味のついているご飯、ポテトサラダ、羊となすトマトの煮込み、コーラにライスプリン…。食べすぎといわれればそうかもしれない。この中で特にお勧めは、やっぱりライスプリンです。 -
レストランにて。お客さんはあまりいなかった。
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最後にチャイを飲み時間一杯一杯まで、ゆっくりしていた。中学生が構ってきたので、相手になった。
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それにしても、トルコ・イスタンブールは活気があるし、車はたくさん走ってるし、気分も自然と明るくなる。今度はゆっくりとトルコを周遊してみたいと感じた。
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上海〜大阪まで。全日空の機内食。チキンのクリームソース煮だった。飛行機は20分遅れ出発し、帰国したら荷物が届いておらず、そして帰宅途中にはJRが人身事故を起こしていて運行打ち切りで、京都駅までしか帰れず…。最後は散々な感じでした。しかし、今回の旅は自分で運転してユーゴスラビアを回り、多くの人々に優しくしてもらい、本当に得るものが多い旅だった。また、いつかこういう旅をしてみたい。
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最後に、ベオグラードの空港で出入国審査官の手によって×を付けられたコソボスタンプ。少しムッとしたが、セルビアはコソボを独立国家として承認していないので、こういうことになるのも仕方がないのかもしれない。セルビアへの入国時に入国拒否とかにならなかっただけまだましかもしれない。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ゴリさん 2011/04/21 22:33:36
- よくぞご無事で!
- SATORUさん、こんばんは。
名前まで書いていただき、ありがとうございます!
旅行記すべて拝見しました!ドライブに行った時のことが思い出され、とても懐かしく、とても同感するところがあります。アルバニアは最も未知の国でしたが人々がとても暖かく、モスタルは逆にさみしい感じがしたのは同じです。
途中、雪道も多くてしかも山越えでほんとに大変そうでしたね。また、1日でかなりの距離を走っているので、さぞかし疲れたのだろうと思います。コソボからアルバニアに抜ける道などは、大変だったと思います。私が通った道も、結構な山道でしたし。
コソボのスタンプは私も消されましたよ。ただ、コソボには2回入国したので、ひとつはパスポートの後ろのほうにあって無事でしたが(笑)。私が消されたのは空港ではなく、マケドニアからセルビアに入る国境でした。夜遅かったこともあって、特に質問などされることなく、奥の部屋に入っているなと思ったら、スタンプを消しにいっていたみたいでした。
旧ユーゴに加えイスタンブールまで堪能されて、ほんとうらやましいです。上海のリニアはまた300km運転になっているのですかね。最高時速は431?をみたことがありますが、たまに事故などが起こると300m運転になるみたいです。
今回は冬だったので、観光地に夜通ったのは残念でしたね。でも、あらためて旧ユーゴは見どころが多いところだと思いました。また行きたいですね!
- SATORUさん からの返信 2011/04/22 12:08:26
- RE: よくぞご無事で!
- ゴリさん、掲示板への投稿有難う御座います!
ゴリさんから事前にいろいろな事を教わっていたので、大分安心して旅行をすることができたと思います。本当にご丁寧に色々と教えてくださり有難う御座いました。
> 旅行記すべて拝見しました!ドライブに行った時のことが思い出され、とても懐かしく、とても同感するところがあります。アルバニアは最も未知の国でしたが人々がとても暖かく、モスタルは逆にさみしい感じがしたのは同じです。
そうですよね〜。アルバニアではとことん人の優しさに触れましたし、逆にモスタルは寂しい感じがしました。新年をモスタルで迎えたのですが、花火が数発上がってるだけで、本当にひっそりとしていたのが印象的でした。今回旅をしてみて思ったのですが、どの人も非常に親切にしてくれましたし、人と接している限りでは紛争が起きても、殺し合いをするような人々じゃないような感じがしました。民族問題、宗教問題が複雑に絡み合って紛争が起きるのでしょうが、もっと話し合いとかでならなかったのか?と思うと残念です。話はそれましたが、またいずれアルバニアにはゆっくりと旅行をしたいと感じました。
> 途中、雪道も多くてしかも山越えでほんとに大変そうでしたね。また、1日でかなりの距離を走っているので、さぞかし疲れたのだろうと思います。コソボからアルバニアに抜ける道などは、大変だったと思います。私が通った道も、結構な山道でしたし。
コソボ〜オフリド〜ティラナに抜けましたので、恐らくオフリド〜ティラナはゴリさんと一緒のコースだったと思います。しかしながら、あのティラナへ向う日が暮れてからの山道は怖かったです。非常に険しいぐねぐね曲がっている山道であるのに加え、電灯がなかったですし…。町に入っても電灯がなく、その上歩道もなかったので、歩行者には非常に神経を使いました。2度と走りたくない道です(笑)ゴリさんは昼間走られていましたが、昼間走ると絶好のドライブコースですね。
> コソボのスタンプは私も消されましたよ。ただ、コソボには2回入国したので、ひとつはパスポートの後ろのほうにあって無事でしたが(笑)。私が消されたのは空港ではなく、マケドニアからセルビアに入る国境でした。夜遅かったこともあって、特に質問などされることなく、奥の部屋に入っているなと思ったら、スタンプを消しにいっていたみたいでした。
コソボスタンプを青ペンで×するとは…。本当に信じられません。ボスニアからセルビアに入る際は特に何もなかったんですが…。出入国審査官がニコニコしながら×をするもんですから腹が立ちます。私もゴリさんのように保険でもう一度コソボに入国しておくべきでした(笑)
> 旧ユーゴに加えイスタンブールまで堪能されて、ほんとうらやましいです。上海のリニアはまた300km運転になっているのですかね。最高時速は431?をみたことがありますが、たまに事故などが起こると300m運転になるみたいです。
後々、インターネットで調べてみますと、時間によって速度が変わるみたいですね!300キロしか出ていなかったので「新幹線とかわらへん」と思っていたのですが…。今度は時間を見計らって乗ってみたいものです。あと、トルコですが、トルコは御飯も美味しいですし、見所もたくさんあるので、いつ行ってもいいですね〜。これからも進んでトルコ航空を利用して、イスタンブールを楽しみたいものです。
> 今回は冬だったので、観光地に夜通ったのは残念でしたね。でも、あらためて旧ユーゴは見どころが多いところだと思いました。また行きたいですね!
ゴリさんは私が行っていない観光地へ結構行かれているので、また色々アドバイスを請うことがあると思いますが、今後とも宜しくお願い致します。
- ゴリさん からの返信 2011/04/25 18:14:48
- RE: RE: よくぞご無事で!
- SATORUさん、返信ありがとうございます!
> ゴリさんから事前にいろいろな事を教わっていたので、大分安心して旅行をすることができたと思います。本当にご丁寧に色々と教えてくださり有難う御座いました。
いえいえとんでもありません。
大したこと言えずに、また保険などの話は私には想像もできなかったことですし・・・。
> 民族問題、宗教問題が複雑に絡み合って紛争が起きるのでしょうが、もっと話し合いとかでならなかったのか?と思うと残念です。話はそれましたが、またいずれアルバニアにはゆっくりと旅行をしたいと感じました。
アルバニアで道を聞いた方は、元兵士といってましたが、とても優しい方でした。昔は銃を持っていたんだと思うと、信じられないですね。
アルバニアにいくと、豊かさというのは経済的なものではないんだ、と実感です。そういう意味ではブータンで味わった感じとよくにています。
> ゴリさんは昼間走られていましたが、昼間走ると絶好のドライブコースですね。
とても印象に残る道でしたよ。川沿いもきれいでしたし、山あいの景色もよかったです。夜なので残念でしたね。確かに夜通ると思うとぞっとします(笑)。
> ゴリさんは私が行っていない観光地へ結構行かれているので、また色々アドバイスを請うことがあると思いますが、今後とも宜しくお願い致します。
いえいえ、SATORUさんもモンゴルに住まれていたとか、10年ぶりにということを書かれていましたので、かなり経験がおありだと思います。こちらこそ、教えていただくこともあるかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
- SATORUさん からの返信 2011/04/26 09:13:08
- RE: RE: RE: よくぞご無事で!
- ゴリさん、返事を頂き有難う御座いました。
> アルバニアで道を聞いた方は、元兵士といってましたが、とても優しい方でした。昔は銃を持っていたんだと思うと、信じられないですね。
> アルバニアにいくと、豊かさというのは経済的なものではないんだ、と実感です。そういう意味ではブータンで味わった感じとよくにています。
そうなんですよね〜。「豊かさと言うのは経済的なものではない」正にその通りですね!日本は経済的な豊かさと引き換えに、田舎は別として人々との関係は希薄になり、他人に対する優しさや思いやる気持ちを失いつつあると感じることがあります。海外でバスに乗っていたりすると、お年寄りに何も言わず席を譲ったりしますが、日本ではあまり見掛けません。それに、観光客で困っている人を見かけても見てみぬふりをする人がほとんどです。私もその一人ではあるので反省しないといけませんが…。しかし、発展途上国を旅行していると困っていたら助けてくれるし、「ここまでしてくれなくても」と思うくらい親切にしてくれることがしばしばあります。そういう部分を見習わないといけないってよく感じます。ブータン…。個人旅行するには難しい国ですが、私も行ってみたいものです!多分、人々の顔は笑顔で満ち溢れ、親切な人が多いんでしょうね!
> とても印象に残る道でしたよ。川沿いもきれいでしたし、山あいの景色もよかったです。夜なので残念でしたね。確かに夜通ると思うとぞっとします(笑)。
ゴリさんの写真を拝見し、何箇所か「ここ通った」と思う場所がありました。あんな山道を越えたのは初めてです。まさか、アルバニアへ入ってからあんな山道を通るとは思ってもいませんでした。
では、またゴリさんの旅行記を拝見させて頂きますね。
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