2011/04/02 - 2011/04/03
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stellaさん
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置戸町、訓子府町、北見市に行ってきました。
4月初め、まだまだ春とは呼べない季節です。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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置戸町は地理的には十勝に近いですが、ぎりぎりオホーツク管内です。人口は3000人余りでピーク時の半分以下。典型的な過疎のまちです。しかし、森に囲まれた環境を活かし、木工芸品の生産をアピール。地場の材料でつくられる木工芸品は「オケクラフト」と呼ばれ、知名度も高いです。
ここは町営の「オケクラフトセンター森林工芸館」。町内にアトリエを構える複数の工芸家の作品を展示しており、購入もできます。また、この中にも作業場があり、置戸町で雇った職人さんの仕事ぶりを見学することができます。 -
オケクラフトセンターの外にあるふくろうのオブジェ。ふくろうはアイヌに人びとにとっては守護神です。
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同じく、ふくろうのオブジェ。
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オケクラフトで買ったもの①。へら。木目が美しい。ごはんがおいしく感じるかも。
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オケクラフトで買ったもの②。おわん。
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オケクラフトで買ったもの③。置戸町でとれる植物で染められた草木染のデジカメ入れ。「おけと山の工房」で作成。ひもを止めてあるボタンは本物のくるみの殻。金属は一切使われていません。
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オケクラフトで買ったもの④。大好きな藤鼠色のファブリック。月見草で染めています。「おけと山の工房」の作品。(この旅行記の一番最後の写真も見てください)
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オケクラフトで買ったもの⑤。渋いオレンジ色のファブリック。桜の木の皮で染めたそうです。
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オケクラフトセンターを出ると、ちょうどお昼時。たまたま目にしたおそば屋さんへ。食べログにもコメントしてます。
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0110/A011003/1001244/dtlrvwlst/2655504/ -
冷しやまかけそば。そば粉は幌加内産だそうです。風味豊かな田舎そば風でおいしかった!
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そばとうどんが半々の「あいのり」。うどんは半透明でほどよいこしがありました。粉は「きたほなみ」。やはり地産地消はよいですねぇ。
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ボリューム満点の海老おろし。
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オケクラフトセンター森林工芸館に作品を展示しているアトリエのひとつ、「髪切虫」。かわいい看板です。
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「髪切虫」さん入口。アトリエは普段は自由に見られるようなのですが、残念ながら、高島屋に出張販売中のため、お留守でした。
どなたか、行ったことのある方、どんな感じなのか教えてください… -
置戸町には鉄道がありません。国鉄時代は池北線、JRの時代になり第三セクターのふるさと銀河線が通っていましたが、2006年に廃線となりました。
写真はふるさと銀河線時代に建てられた駅舎。あまりに立派すぎる建物は、まちの規模やオケクラフトのイメージとは程遠いシロモノです。バブル期ににょきにょきと建てられた個性のない公共施設そのもといった風情です。
もっとこじんまりとした、木工のまち置戸らしい温かみのあるログハウスのような建物のほうがずっとまちにな馴染むし観光客も、喜ぶでしょう…
どうも、政治的な匂いを感じてしまいます。 -
駅舎は現在「おけとコミュニティホールぽっぽ」という公民館のような感じになっています。コーヒーショップと手作り雑貨のお店があるとのことで中に入ってみましたが…まったくぱっとしません。
写真はこの建物のレイアウト。2階建てで研修室がたくさん。稼働率はどのくらいなのでしょうか…維持費も大変だろうなぁ… -
気を取り直しておけと湖へ。ダムによってできた人造湖です。雪の残るこの時期は車はこのとおり途中で通行止め。
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おけと湖の看板。
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4月ですが、まだ雪と氷に覆われたおけと湖です。
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雪と氷で覆われた置戸湖に、エゾシカの足跡が。
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こちらもかつてのふるさと銀河線沿線の旧訓子府駅。ここも立派な建物ですが、置戸駅よりこじんまりしており、レンガ造りで外観のセンスもよいです。
この違いは一体どこからくるのでしょう??? -
上の旧駅舎内のショップで買った訓子府産のはちみつ。
旅行に行くと、その土地のはちみつを買うことが多いです。その土地の味がするような気がして… -
訓子府町の菅野養蜂場にて萩の花由来のはちみつだそうです。
花の違いではちみつの味って本当に違うんですよねぇ。 -
宿泊は留辺蘂(るべしべ)町の塩別つるつる温泉。留辺蘂町は2006年北見市と合併しました。
つるつる温泉の建物は見てのとおり、古い公民館みたいに平々凡々なんですが、温泉の湯は大変良質。もちろん源泉かけ流し。毎日入ればきっとつるつるお肌になるんだろうなぁ。 -
つるつる温泉の夕食。部屋食でした。ごく普通の温泉料理。正直、もう少しがんばってほしい。真ん中のグラタンは、おいしそうに見えたけど、すっかり冷めていて、鶏肉の匂いが気になりました。ふた付の黒いなべの中は北見焼きそば風ですが、そばが器の大きさと比べて多すぎるのか、めんが固まった感じに。もっとシンプルに、めんはいらないから常呂町のほたてと良質のバターでほたてのバター焼きの方がうれしい。
デザートは缶詰のフルーツのようでしたが、これならない方がいいかも。北海道はお菓子に適した材料がたくさんあるのですがねぇ…
この中で一番おいしかったのは、キタアカリでつくったいもだんごでした。
朝食はバイキングでしたが、道産小麦の普通の食パンが食べたかったです。 -
北見市ピアソン記念館。大正3年に米国人設計士ヴォーリズ氏によって建てられたピアソン夫妻の邸宅。
ピアソン夫妻は明治期に宣教師として日本を訪れ、40年に及ぶ在日期間のうち、35年間を北海道で過ごし、北海道開拓に貢献したそうです。札幌農学校で教鞭をとったり、現・北星学園大学をスミス女史と共に創設しました。 -
ピアソン夫人のオルガン。
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当時のランプ。
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ピアソン氏の机。
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2階の客間。坂本龍馬の写真があるのは、北海道開拓に尽力した龍馬の甥、坂本直寛を、ピアソン夫妻が支援したからなのだそう。ちなみに六花亭の包装紙の花の絵で有名な坂本直行は、直寛の孫。
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庭にある木。
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裏側の様子。
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自宅に戻って。オケクラフトで買った月見草で染めたファブリックを靴箱の上に。
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