2011/03/15 - 2011/03/17
576位(同エリア939件中)
雪兎さん
出発は東北関東大震災のすぐ後15日です。
45名満杯のツアーが10人とか11人の参加となりました。
この時期でこんな人数でもツアーは催行です。
随分考えたのですが…参加することにしました。
多分ですがバス代赤字じゃないでしょうか。
関西圏のツアーでカバーしてるんでしょうね。
被災が落ち着いて松島に行ける様になったら
きっと行きますから旅行会社さんも頑張って下さいね。
で朝羽田から広島空港に飛び、信じられない様なゆ〜〜たりバスで
そこから世界遺産安芸の宮島までガンガン飛ばします。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ
-
15日 広島空港
なるほど観光メインはこれという事ですね。
あわただしく集合してバスで安芸の宮島へ -
宮島ですからフェリーで渡ります。
乗船前に添乗員さんから
海中鳥居が見える側のご注意がありました。
でも、サロンから出て階段の所に居ると
中で席を選んで座るよりもたっぷり鳥居見られます。
表紙の鳥居は観光中に歩いていけるまでになりました。 -
勝手な想像ですが、厳島神社の造りって
タイやメコンやブルネイといった所の水上家屋と
共通するような気がしました。
引き潮の時間で水が見えないのですが
下に海水があれば同じ様に見える筈です。
本日は結婚式がありました。
綺麗な花嫁さんが花婿さんと記念撮影してました。
ココで結婚式あげられるんですね。
女性にはかなり素敵な事らしいです。
見物の若い女性の目がウルウルしてました。 -
OPでアナゴ飯です。
飯の上にアナゴ移動して別添のタレかけます。
大変美味しく感じました。
この店の方がフェリー到着してすぐに
厳島神社のガイドをしてくれます。
ツアーにガイドが居ない替わりに
随所のお土産屋さんで現地ガイドがある訳です。
宮島内の店にフェリーで通勤してる
といった話も聞けます。 -
宮島名物
しゃもじと鹿とアナゴ丼網羅しています。
島内には沢山店があって
アナゴ丼何処でもやってるという感じです。
正直言って
自由時間もあるしOPいらなかったかも… -
火の山公園は瀬戸内海国立公園の一部です。
しかも砲台跡やら軍艦大和の砲弾の一部が
モニュメントとして飾ってあります。
関門海峡の地政学的価値とか
呉の事とか少しは説明があった方がいいのに。
商売っ気の無い会社だなーーとマイナス評価です。
最後のアンケートに「人に勧めますか?…イイエ」 -
「火の山公園は源平最後の戦いの場となった「壇之浦古戦場」「早靹の瀬戸」をはじめ、遠くは玄界灘や周防灘まで瀬戸内海から日本海まで一望関門海峡周辺の景観を大パノラマで楽しむことができます」
という事なのですが、
実はこのツアーそういう説明は全くありません。
ガイド無しで安く設定してあるそうですが、
多少の説明無いと今迄聞いた事も無い観光客には
火の山公園に行く意味が判りません。
次に行く関門海峡人道トンネルの入り口付近にも
義経と実盛像や長州砲群など
モニュメントを置いて公園が設置してあるのですが
それすら知らん顔で素通り且つ聞いても知らないでは
何がなんだか全く行った場所の値打ちが分かりません。
「壇ノ浦」位説明してくれた方が
ツアーのグレード上がりそうなものです。
この時点で旅行の楽しさ半減しました。 -
今回は関門人道トンネルで九州に渡ることになります。
エレベーターでどーんと下がってこのトンネルです。
確かビル20階分で80メートルとか。
これ案外面白い体験でした。
中は散歩やジョギングの地元民が居ます。
全天候型体育館みたいなものですね。 -
真ん中に県境の印があります。
福岡県…実は今日の宿は北九州です。
バスは普通に橋を渡って先に行ってます。 -
門司には夕食のレストランがあります。
なのでその前に軽く観光フリータイムです。
レトロな建物が散在それを保存活用して
綺麗に整備された観光エリアがあります。
近くの商店街はやはり寂れ気味です。 -
-
JR門司駅自体もとてもいい感じでレトロです。
-
プチ博物館になってます。
-
門司港といえばバナナだということは判ります、が…微妙。
-
これってバナナモチーフ…
じゃないですよね。 -
これもこういうモチーフが何故ここにあるのか
その意味を強烈に知りたいです。
どんぐりみたいに見えますが、何でしょう。 -
因みに海岸沿いの店のブフェの食事思いの他よかったです。
チョコレートファウンテンや綿飴機まであります。
和洋中・カットステーキも美味しい肉でした。
普段ならとっても混んでいるそうです。 -
宿は北九州八幡グランドホテル
客が少ないせいか静かそのもの。
眼下に無人のスペースランドが広がってます。 -
16日
角島への橋を渡るときは結構強風で
その分風に煽られた波が素晴らしく綺麗でした。 -
角島です。
下関指定文化財角島灯台 -
下の斜面では水仙の満開が。
この時期なのに結構花に出会う旅でした。 -
昼食とったお土産屋北長門にこの碑がありました。
で、帰宅して調べてみたら、
この地が金子みすずの生地と知れました。
最近のACのTVCMで知ってる方も多いと思います。
「明治36年大津郡仙崎村(現在の長門市仙崎)に生まれ成績は優秀、おとなしく、読書が好きでだれにでも優しい人であったといいます。
童謡を書き始めたのは、20歳の頃から。4つの雑誌に投稿した作品が、そのすべてに掲載されるという鮮烈なデビューを飾ったみすゞは、『童話』の選者であった西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛されるなど、めざましい活躍をみせていきました。
ところが、その生涯は決して明るいものではなく23歳で結婚したものの、文学に理解のない夫から詩作を禁じられ、さらには病気、離婚と苦しみが続き、ついには前夫から最愛の娘を奪われないために26歳という若さで自死」 -
秋吉台は想像以上に奇観でした。
カルスト台地というそうです。
確か小学校か中学校で習ったような記憶があります。
バスから見た岩ゴロゴロの景色も強烈です。
わざと樹木を焼き払い奇観を保ってるので、
緑濃い周囲の山野から木々を取り除くと
もっとずっと広範囲が岩ゴロゴロの地形です。
それでその地下は鍾乳洞です。
色んな洞窟の入り口が沢山あります…
という事がバスから眺めていて判りました。 -
この時期バスから沢山の梅の花を見ました。
ここでも満開です。 -
秋芳洞です。
入場料は千円自腹です。
思ったより見応えがありました。 -
ここでも土産物屋さんの案内人がガイドです。
見物終わると店に誘導されて品物の説明も…
逃げて外を見物です。
あまり活気のない店が並んでいました。
化石や鉱物等中国やブラジルの物ばかり。
感想は何と言ったらいいのでしょうか。 -
土産物屋の並ぶ街中に
こんな地場産業の遺産も展示してありました。 -
-
みかんソフトです。
名物らしくあちこちでありました。 -
そして萩です。
-
二・三年前からどこかに旅行する度に
幕末ものの歴史に出会います。
この地では
今でも松陰先生と敬称を付けるそうです。 -
-
絵馬の形と絵が独特です。
-
お土産屋さんの方がガイドになって
観光メインの町を案内してくれます。
武家屋敷の面影が残る一角です。
所々でこういうガイドが入ります。
安いツアーですのでお土産屋さんとタイアップでしょうか。 -
そのガイドさんはこっちの方までは
案内しないでお店に誘導します。
時間があれば見所が結構あるので
もっと見物したいところです。 -
城回りの整備が進んでいるそうです。
何時かゆっくり来てみたい所です。 -
萩焼の窯元
説明の方も少人数に脱力気味で
お茶碗も一つも売れませんでした。 -
宿は萩グランドホテル
ここは三つの建物を連結してあります。
メインの館の大浴場へ行くにも分かり難いです。
泊まった部屋の前で迷った客が二回ほど
「違う。エレベータを間違えた」と騒いでいました。
つまり廊下の声はマル聞こえです。
しかも改装?改悪?のせいか部屋の設備が奇妙です。
どのように変かは是非泊まって実感してみて下さい。
立派なフロントのある新しい館の方は
もっとましなのかも知れませんが押して知るべしです。
安ツアーではよくこういう宿にぶつかります。
安くしないと客が来ないのは理由がある訳です。
宿側がそこに気付けば何とかなるのでしょうが
でないと…暇の責任は客でも世間でもないと思う。
個人的にとてもいい経験になります。 -
-
雪がちらついています。
景色は一見冬で寒そうですが
それでもあちこちに梅が咲いてるのです。
雪中梅をたっぷり見ました。
今度日本画見る時に参考にしようと思いました。 -
津和野
殿町通りの突き当たりは川にかかる橋、
その袂に一対これがあります。
武家屋敷の通りは堂々としてて水が流れています。
ほぼ表の皮一枚という感じですが
昔の武家屋敷町の雰囲気を再現しています。
ココも源氏巻きというお菓子を出している
お土産屋さんがガイドしてくれました。 -
本当に綺麗な水です。
-
こんな立派な鯉がいるにも拘らず
津和野では鯉は食べないそうです。
現在最高齢の鯉は60歳だそうです。 -
自由散策で入った教会です。
長崎の切支丹にも縁がありました。
長崎は去年二週間位滞在観光したばかりです。
これからもあちこちの旅先で
長崎縁の何かに出会いそうな気がしました。
切支丹はあちこちに流刑されてます。 -
マンホールの蓋の柄にもあるあやめ。
塀に沿った流れの中に植えてあります。
時期になると大変綺麗だそうで
マンホールの柄は津和野の美を網羅してます。 -
-
またもやフリータイムに歩いていたら
札幌に縁の物が見つかりました。
札幌も数年前に滞在観光して歩き回った所です。
あちこちで今までの旅行先と重なる部分があり
津和野に来てよかったなと思いました。 -
-
津和野が切支丹の流刑地と
長崎さるく観光で聞いた気がします。
今回こちらに来て縁の教会等知ると
改めて感慨深いものがあります。
津和野に来るまで全く忘れていたのです。
今度の旅は何というか
土地と土地の柵や因縁の上を旅するみたいな感じで
とても不思議な感じです。
世間は広い様で実に狭い。
今回は随所でそれを感じました。
東北関東大震災の直後だからでしょうか。
時間が無くて写真の所へ回れないのが残念です。 -
さてこの後バスは尾道に行きます。
ツアーでは尾道千光寺公園で下車後
自力で広島空港へ行く事になります。
こんなの初めて!という展開です。
JRで45分、乗換えてバス15分だそうですが
実際は本数が少なく1時間では辿り着けそうにない。
希望者のみOPでしまなみ海道ツアー三千八百円
これなら広島空港までバスで移動できます。 -
大三島にある神社です。
大山祇神社 -
そういえば津和野の神社は
京都八坂さんから勧請したのだそうです。
京都も去年11月に行ったばかりで
いまだ余韻深い中で何だか興味深いお話でした。
古い城下町って京都の面影のある所多いですね。 -
瀬戸内海の各島々は
みかん農家が多いようです。
これを見ても判ります。 -
いくつかの橋を渡って島を巡ります。
行く先は愛媛県でそこから戻りになります。
なかなか綺麗な景色が堪能できますが
バスからは綺麗な橋の写真が殆ど撮れません。
撮影用に多々羅しまなみ公園で
トイレタイムが取れました。
他に停まった所のお土産屋さんで春を見つけました。
いろいろな種類の柑橘類を売ってました。
流石に柑橘類は種類が多いですね。
しまなみ宝船という土産物屋は
HPからお土産のクーポンがとれます。
塩か乾燥わかめのどちらかが貰えます。
下調べで知りましたので当然頂いてきました。
このしまなみ海道は
出来たての頃大ブームになったそうですが
近頃は前ほど観光バスが来ないそうです。
確かに島から島へ走るだけでは一回行ったら充分。
季節を違えて個人でドライブならいいかも知れません。 -
やっと撮れたしまなみ海道らしいマンホールです。
その後バスは順調に広島空港へ向かいました。
ところでこのツアーの安いなりの理由は
尾道千光寺公園でのバス下車リリースです。
高台にありそこからどこかへ行くにもバス。
それもあんまり本数がありません。
言い方は悪いけれど
尾道で荷物ごと放り出されるわけです。
後は自力で自腹で広島空港までどうぞという話。
これがOP無しのスタンダードコースです。
移動時間は乗り換え時間もあるので
二時間みて下さいとの事です。
しかも空港出発二時間前に到着して下さいとの事。
昼頃のリリースで19時台の飛行機便ですので
不便な高台の公園から本数の少ないバス・電車・バス
これらを乗り継いでの自弁昼食込み移動です。
さて一体どの位観光に時間がさけるでしょうか。
初めての尾道観光では結構難しい気がします。
駅前に直行し荷物を預け駅前うろうろがいいところ。
好きな映画ロケ地で尾道に未練はありましたが
OPにすることにしました。
というか選択肢がこれしかないような感じがしました。
初めから組み込んでくれればいいのに
というのが個人的な感想です。
でなければOPなど組まずに尾道自由散策後
バス降りた所で再集合して空港にというのが
順当なコース組だと思います。
更にいえば折角尾道の町が見下ろせる千光寺公園
なのにOPの人は下車展望してないので
わざわざそこに行った意味が無いわけです。 -
飛行機に乗る前の夕食は勿論これです。
広島空港では数箇所で食べられます。
ここは専門店でしたが禁煙席無しの喫煙店。
空港でこういうのが未だ在る事に吃驚です。
食べるなら禁煙店の方がお勧めです。
安いけれどOP満載で不親切と感じる部分もあります。
悪くないコースですがこのままではお勧めしかねます。
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