2011/03/15 - 2011/03/16
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wakabunさん
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3月の祝日に絡めて1週間、東欧で未踏の三都市、ミンスク・キエフ・キシニョウを訪れることに。飛行機はアエロフロート航空。税込で9万円弱。スケジュールは以下の通り。
ベラルーシ&ロシアビザについてはこちらにまとめてあります。
http://wakabun2.exblog.jp/13101411/
3/15 (火) 13:05 成田-17:25 モスクワ、22:20 モスクワ- 22:40 ミンスク
3/16 (水) ミンスク観光、夜行列車でミンスクからキエフへ(21:25-8:38)
3/17 (木) キエフ観光
3/18 (金) チェルノブイリツアー、夜行バスでキエフからモルドヴァ(21:45発、約9時間)
3/19 (土) モルドヴァ観光、モルドヴァからキエフ (20:24-13:30)
3/20 (日) キエフ
3/21 (月) 14:30 キエフ-17:00 モスクワ、19:40 モスクワ
3/22 (火) 11:25 成田
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 2.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝起きると京成の成田行きが運休しているというではないか。JRは東京→千葉→成田というルートで何とかいけそうだけど、成田から空港までは電車不通。みんなバスに押し寄せるだろうから乗れるかどうかわからないけど、とりあえず新宿駅のリムジンバス乗り場まで行ってみることに。午前7時、もう既に満員の山手線で新宿へ。バス乗り場は案の定人で溢れていた。チケット売り場では10時の便しか空いていなかった。フライトは午後1時だし、最悪10時でも何とか間に合う。バス自体は10-15分おきに出ているらしく、キャンセルが出れば乗れるという。ほかにもたくさんキャンセル待ちの人がいて大丈夫かな?と思ったけど、なんと運がいいことに、ちょうど止まっていたバスは荷物のスペースはもうないけど席は空いているというので、乗せてもらえることに。ラッキー!結局 10分待ちで乗ることができた。
道もほとんど渋滞せず(反対車線はすごかった)、成田には午前8時半には到着。電車がないので空港はガラガラかな?と思ったらとんでもない、ものすごいひとでごったがえしていた。空港に寝泊まりしている人も多いようだ。チェックインカウンターがあくまでタリーズに避難。隣に座っていたアメリカ人たちの会話を聞いていると、どうやら例の原発問題で日本脱出を図ったようだ。チケットが1万ドルもした(でもファーストクラスらしい)、と嘆いていた。彼らの話を聞いているとすごく気分が悪くなった。隣に日本人(私)がいるんだから、もっと気を遣えよ。
電車が普通で遅れてきた係員のせいでチェックインも遅れた。エコノミーは長蛇の列。私はデルタゴールドのおかげですぐにチェックインできてラッキーだった。結局運よくここまで来れたけど、精神的にものすごく疲れた。朝からジントニックを4杯も飲む。デルタラウンジ、朝はシリアルなどの朝食メニューがあった。10時過ぎからは通常メニュー。 -
私のアエロフロート機は定刻通り成田にやってきて、出発も若干の遅れはあったものの、ほぼ定刻通り。
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前回新しくなった機体はまた古いものに戻っていて、モニターもなし。がっかり。メインTVで流れる映画はとっても古いものばかり。飛行機は満席。後ろにいたロシア人母と日本人ハーフの娘の2人組は、「私ビザ手配するから、日本が危なくなったらお義母さんもロシアに来てください。」と携帯で話していた。もしかして成田が混んでいるのも、日本脱出する外国人が押し寄せているせいなのか?
一回目の食事はビーフかフィッシュだったのでビーフ。ビーフストロガノフみたいなものだった。味はまあまあ。サラダとハム、寿司はなかなかおいしかった。あとケーキがとてもおいしかった。ソースは抹茶味。 -
モスクワまでは10時間強。久々にモニターのない飛行機に乗って、手持ち無沙汰だった。2回目の食事も結構しっかり。鶏肉のあんかけうどん。これもかなり微妙な味だった。
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夕方モスクワ到着。モスクワは雪。さすがに寒い。新しくてきれい、無料WiFiもあるターミナルDに到着したので、国内線ターミナルに向かう前にここで粘ってネットをする。乗り継ぎは5時間もあるし余裕。徒歩でターミナルEに移動。このターミナルも新しい。ここにあったカフェテリア, Planet of hospitalityに大うけ。ホスピタリティーとは全く無縁なこの国で、こんな名前の店があるとは。
ターミナルEからターミナルB行きのバスに乗ろうとするが、なんと30分に一本しかない。しかも料金60ルーブルって書いてあるよ。アエロフロートの係員タダって言ってたのに!ルーブル持ってない。なんとかただ乗りできないか?20分待ってやっとバス(というかマルシュルートカ)到着。料金は自分で運転手に渡す式なんだけど、渡さなかったら何も言われなかった。多分気づかれてない?ということで無事タダ乗り。よい子は真似しないように。
国内線用のターミナルBはめっちゃぼろくて英語が通じない。ものすごい落差だ。チェックインして気付いたのだけど、私の時計、1時間遅れてた。実は出発まであと40分しかなかった。うわー、間に合ってよかった。
モスクワ-ミンスク間は1時間強で午後10時半到着。時差1時間。食事も出ないし、時差で眠いの最高潮でほとんど記憶なし。ミンスクはさらに寒い!係員が腐ってると噂のベラルーシの入国。いろいろ対策を練って、ドキドキしながら挑むと、全く問題なくて拍子抜け。しかもWelcome!って英語で言われたよ。 -
空港からは300番バスに乗り込む。いつ払うのかわからなくて、結局払うタイミングを逃し、タダ乗り。今回はちゃんと払いたかったんだけどなあ。30分ほどでメトロの駅に到着し、ここからはメトロで20分。メトロはモスクワと同じ車体だ。トークンは700ルーブル(約21円)。
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カストゥリチニツカヤ駅前はグム百貨店もあり、とても栄えている。こんなところにホステルがあるとは!建物がどれもデカくてますますロシアっぽい。
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真夜中過ぎ、無事Minsk Accommodationに到着。建物の中はとても暖かくてほっとする。スタッフも英語通じるし、部屋もきれいで広い!普通のアパートの一室を3ベッドドミトリーにしているこの宿、客は私一人だった。バスルームもきれいで熱いお湯がたっぷり出るし、幸せー。これで一泊20ドルは悪くない。もちろん無料 WiFiあり。
http://www.hostelworld.com/hosteldetails.php/Minsk-Accommodation/Minsk/8474
家を出てから24時間以上、やっと床につくことができました。 -
昨日は疲れてぐっすり眠れた。朝食を仕入れに外に出てみる。宿の前はこんな大通り。ミンスクの町は新しい計画都市で、どこも道がとても広い。そして信号がほとんどなく、道を渡るにはいちいち地下道を通らなくてはいけないのが面倒。
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スーパーは品ぞろえ豊富で見ているだけで楽しかった。朝食用にスーパーで買った黒パンとサラミ、ヨーグルト。トータル300円くらい。黒パンはもっちりしていてうまい。
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イチオシ
表示がレトロな感じでかわいい。
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イチオシ
聖霊大聖堂。ベラルーシの人もとても信心深そうだ。けばいお姉ちゃんが真剣に祈っていたりする。
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中はイコンが沢山。イコン大好き!正教会大好き!
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こんな典型的ソビエト建築もある。モスクワ、と書いてある。
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ユダヤ人墓地があるというので行ってみた。墓地というよりは記念碑だった。ベラルーシにも強制収容所があったんだよね。
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イチオシ
新しく復元された旧市街のトラエツカヤを望む。外から見るときれいなのだけど、中はなぜか工事中のところが多くて、お店も閉まっていて、人もいなくてがっかりだった。
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近くにあったアフガン兵の記念碑。
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ベラルーシでも寿司は人気。ロシアのチェーン、プラネタスシ。
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大祖国戦争史国立博物館に行ってみた。歩き方には無料とあったけど、有料になっていた。といっても安い、3000ルーブル(約90円)だけど。この博物館、資料豊富で見ごたえあるはずなんだけど、英語の表示がないので、さっぱりわからず。
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街の目抜き通り、ネザレージナスツィ大通り。シャンゼリゼ、と言ってもいいくらい立派で長い。
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聖シモン・エレーナ教会。赤い色がかわいい。でも中はとても質素だった。ちなみにこの教会の前の地下は大きな近代的ショッピングモールになっていた。
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地下鉄に乗ってリドという人気の巨大カフェテリアに行ってみた。ウクライナやロシアでよく見る方式で、これだとメニューが読めなくても好きなものを選べるし、一人でも入りやすいのがいい。チキンの上にチーズとソースが乗ってオーブンで焼いたものとポテト、ビーツとニシンの酢漬けのサラダ、クランベリージュースを。ちょっと頼み過ぎたかも…トータルで21000ルーブル(約630円)と結構いい値段に。でもどれもとてもおいしかったので満足。
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ロンプラにのっているNews CafeというWiFiのあるおしゃれカフェへ。ラテが9000ルーブル(約270円)もして高いな、と思ったけど、かなり立派なラテだった。スタッフも英語話せるし、なかなか居心地がよい。QPとSkypeで電話。便利な世の中になったものだ。
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ミンスクの町は夜になるとがらりと表情が変わる。いかにもソビエト的な街並みからヨーロッパ風の見た目に。
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地下鉄に乗って図書館を見に行った。この図書館、面白い形をしていて、夜はライトアップされるのだ。しかもライトアップは光のショー的になっているので、結構見ごたえあり。
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余ったルーブルを使い果たすべくスーパーへ。私の好きなデザートを発見。フルーツソースがチーズで包まれ、チョコレートコーティングされたもの。これはさらにビスケットのベースになっていて今まで食べたものの中で一番おいしかった。
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午後9時25分の電車でキエフへ。寝台列車の運賃は18000ルーブルくらい(約5500円)と結構高かった。
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でも4ベッドの個室寝台で、とっても快適だった。同室のベラルーシ人がウォッカを持っていて、一緒に飲むことに。英語はほとんど通じないので、片言の英語&ロシア語、指さし会話でコミュニケーションしていたのだけど、飲み始めるとなんだか遺書疎通が簡単になるのは面白い。二人で一瓶開けてしまい、すっかり酔っ払い。パスポートコントロール等、この人がすべてやってくれたのですごく楽だった。ハッと気づくと朝。
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この旅行記へのコメント (4)
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- スーポンドイツさん 2011/04/01 10:27:14
- 4部作♪
- wakabunさん、ゆっくり4部作を拝見しました。
出発から大変そうでしたが、そこは旅慣れた方!ついていましたね。
そうか、日本脱出ラッシュだったんだ〜
まず、ミンスクと聞いて、ソ連映画「ミンスク大戦車戦」そして「ドニエプル川渡航作戦」を思い出しました。
また、30数年前ソ連に行った時(途中から別れてキエフを訪れた人の話から)豊富な果物・美しい街という印象を持っています。
改めて今地図を広げ、wakabunさんの結構な距離の移動を追い、周辺の知らない名前の共和国の存在にも驚きました。
YHの方の気遣い、「がんばれ日本」のイベント、なんだか嬉しくなりますね。東京の友人が、コンビニの棚を見て「ソ連での商店を思い出した。」と言ってきました。ここだってついこの間まで物のない状態だったと思うのですが・・。
アエロフロートの食事、立派じゃないですか〜(^_^;) 思えば、黒パンとたっぷりのキャビアしか記憶に残っていません。しかもボリショイなおばさんがやたら話しかけてくると思ったら、私の食べ残しを全部持って帰った!!黒パンは苦手だったけれど、毎日毎日いただくと馴染んできました。wakabunnさんも気に入っておられるようですね。
可笑しかったのは、二日酔いの後のボルシチ!どんな胃腸なの〜(@_@)
無賃乗車、これはあり得るかな、私もエルミタージュ美術館でやってしまった〜何か言われてもロシア語は通じないからだったけど(笑)
地下鉄や飛行機の写真、よく撮れましたね。
いつも感心するのだけれど、wakabunさんって何者?惹きこまれます。
すーぽん
- wakabunさん からの返信 2011/04/01 14:10:19
- 昔のソ連
- すーぽんさん、こんにちは。
> 出発から大変そうでしたが、そこは旅慣れた方!ついていましたね。
今回の旅行の中で一番チャレンジングだったのが家から成田だったなんて、なんという皮肉…いかに今まで便利さに甘んじていたかですね。
> まず、ミンスクと聞いて、ソ連映画「ミンスク大戦車戦」そして「ドニエプル川渡航作戦」を思い出しました。
実はどちらも見たことないんです。有名ですよね。ガイドブックにも載っていた気がします。その頃のミンスクと比べてどうなのか見てみたかったです。
> また、30数年前ソ連に行った時(途中から別れてキエフを訪れた人の話から)豊富な果物・美しい街という印象を持っています。
そんな昔にソ連へ!それは貴重な経験をされましたねぇ。大変だったんじゃないでしょうか?自由旅行もできない時代ですし。いかがでしたか?
> コンビニの棚を見て「ソ連での商店を思い出した。」と言ってきました。
私もちらっと思いました。計画停電と聞いて、なんだ、ネパールと同じじゃん、とも。しかもネパールのほうが停電時間長かったです。水道水が飲めない国もたくさんありますし、今まで普通になんでもあることに慣れ過ぎていましたね、日本人。
> アエロフロートの食事、立派じゃないですか〜(^_^;) 思えば、黒パンとたっぷりのキャビアしか記憶に残っていません。
たっぷりのキャビア!!それは飛行機で出たんですか?すごいですねー。私は今回キャビアとは縁がなかったです。黒パン、独特な酸味が苦手な人多いみたいですね。私は大好きなんですが。
> 可笑しかったのは、二日酔いの後のボルシチ!どんな胃腸なの〜(@_@)
なんか胃に入れておかない―、ということで、ボルシチでした。スープだし、脂っこくないからいけるかな、と。ボルシチおいしいですよね。
> 地下鉄や飛行機の写真、よく撮れましたね。
たぶん撮ってはいけないんですよね。地下鉄はこっそりとりました。
> いつも感心するのだけれど、wakabunさんって何者?惹きこまれます。
そんな、恐縮です。単なる旅狂いですよ。でもありがとうございますー。
Wakabun
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- haraboさん 2011/03/23 09:55:33
- お帰りなさい
- wakabunさん、お帰りなさい。
今回の震災で成田までの足も大変でしたね。
僕も今週末から予定通りプノンペンに向かいますが
成田までは京成スカイライナーは
ネットからの予約を受け付けていないし、
成田エクスプレスも運転取りやめが多いし・・・
久々にTCATからリムジンにしようか悩んでいます。
でも成田は閑散どころか人が多いというのは驚きです。
でももっと驚きは、前にも書いたかもしれませんが
モスクワ空港の変わりようです。
写真からは暗いモスクワ空港のイメージが全くないですね。
ミンスクの地下鉄も駅は近代的なのに
列車はなぜか昔っぽい。このミスマッチが好きです。
図書館のネオン?も旧共産圏ぽくていいですね。
震災からの復興が早く進み、
みんなが楽しい旅に出られる日を祈ってます。
それでは〜
シンガポール編もお邪魔しますね。
harabo
- wakabunさん からの返信 2011/03/25 15:30:31
- 行きは大変だったけど、帰りは問題なし
- haraboさん、ただいまです!
> 今回の震災で成田までの足も大変でしたね。
そうなんですよ、どうなることかと思いました。帰りはスカイライナーやNEXはないものの、ローカル線は休日ダイヤで運行してたので助かりました。haraboさんも今週末無事に行けるといいですね。週末は停電なさそうだから大丈夫かな?
> でも成田は閑散どころか人が多いというのは驚きです。
今はどうかわからないですけど、私が出発した時はまさに出国ラッシュでした。
> モスクワ空港の変わりようです。
そうですね、でも昔ながらのターミナルもまだまだ健在ですよ(笑)。
> ミンスクの地下鉄も駅は近代的なのに
> 列車はなぜか昔っぽい。このミスマッチが好きです。
いや、地下鉄の構内も結構古っぽいですよ。いかにもな感じで楽しいですけど。
> 図書館のネオン?も旧共産圏ぽくていいですね。
ですね。見どころのほとんどないミンスクで、唯一の有名な建築です。
今週末のプノンペン楽しんできてくださいね!あったかいところいいなあ。
Wakabun
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