2011/02/18 - 2011/03/04
205位(同エリア499件中)
Toshさん
景洪で財布と共に全てのカードがなくなり、2日滞在予定を1日繰り上げて昆明に"上京"した。ここには知人がいる。知人に頼み込み、カードが車での間居候させてもらうしか無い。果たしてお情けはあるだろうか?
絶対絶命!背水の陣!ここが運命の分かれ道!
…と深刻に考えていたら、ここにはカミが存在した。カミサマのおかげで、何気なく昆明での生活が始まり、すんなりと入学手続きを終え、予定どおり中国語の勉強を始めることができた。
要ボディチェックさん曰く、
「捨てる神あれば、拾う神あり!」
カミサマに感謝!
体調:昆明に到着した当時は、数日間頭が痛かった。時折頭が割れるような痛みを感じた。まだ「疲れ」の感覚が、頭痛に変化しているのだろう。到着して間もなく、首の左側の付け根にあったリンパ球がとうとうなくなった。残るは、こめかみと耳の間と背中にあるリンパ球だけ。これらには、一刻も早く消えてもらいたい。
雲南師範大学での留学諸経費
中国語半年コースを採る際にかかった費用(3月から7月まで5ヶ月間)
・授業料:6,200元(手続き費150元)
・宿泊費: 3,500元(700元×5ヶ月)
・教科書代:110元
・学生ビザ取得費:400元
コース費用計:10,210元
毎月の生活費
・飲食費:40元×30日=1,200元
・電気料、水道費、インターネット接続費:100元
・雑費:200元
計:1,500元 / 5ヶ月間合計:1,500元×5=7,500元
5ヶ月間コースにかかる総費用:17,710元
円換算は下記URLにてお願いします。
http://ja.exchange-rates.org/
旅する"ワケ"
http://4travel.jp/traveler/ichayaiouno/album/10448441/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8時出発のバスに乗り込む。
いよいよ運命の分かれ道、昆明へ。
バス料金は保険代(任意支払で3元)も含めて200元だった。
手元にはもはや300元チョットしか残っていない。
ポケットからお金を出して、マジマジと見る。
…情けない…
…カミサマ、どうか無事に昆明に辿り着きますように… -
朝6時、昆明南駅に無事に到着。
人の流れに乗って駅までのバスが出る停留所に行く。
ここまで来るまでに、頭の中でいろんなことを考えたなあ。
もし、知り合いに頼み込んだとき、跳ね返されたらどうしよう…その時は、初めの宿泊先、ユースホテルに頼み込み、カードが来るまで働かせてもらおうか…それも駄目だったら…どうしよう…街中でボロを身に纏い、空き缶を左手に持ち、右手を顔の前で立てて…
あー・みー・たー・ふぁー!
(南無阿弥陀仏!)
げい・うぉー・ちぇん!
(俺にお金を!)
と言いながら、駅前で就業しようか…
こんな感じのことが頭の中をぐるぐるグルグル何度も廻っていたっけ。
このときは、眠れたんだっけなあ…それも忘れた。 -
市バスが着いたのはこの建物の前。
どうしよう…とりあえず、地図を見て宿泊先をチェックしなきゃ…何処か明るいところは…
この建物のすぐそばに、朝早くからやっているヌードルショップがあった。店内には、立派な机と椅子が並んでいた。どうやら、ここは昼からはレストランになるらしい。
何を食べたか分からないが、6元を払って、ヌードルを注文し、食べ終えた。
さて、どうしようか。バスで行こうか、それとも歩いて行こうか。
…そういえば、昆明駅前のバスの出発点は、行き先によってそれぞれ違うかったっけなあ…以前来たときは、出発場所を探して1時間近くかかったっけ…
結局経験を重んじて、歩いて行くことにした。
…何々?春風路を北上し…東風東路で右に折れて…後は左手を見ていけばいいんだな…
ということで出発。 -
予め予約し、写真で確認しておいたユースホステルに到着。
でも…あれれ???立派…な建物!
ここってユース?! -
中に入っていくと確かにユースという看板が出ていた。
看板はホテル側に有った。
ユースは道路を挟んで右隣の建物にあった。
このユースは、会員なら1日30元。非会員なら35元。俺は非会員。
3月まで、
「3日宿泊すれば1日はタダ!」
という特典が付いていた。
受付の女性は片言の英語を話した。
会員証(50元)を買って会員になるかどうか聞かれた。
うーん…中国はユースホステル(青年旅舎)が安宿の主流だしな…日本で会員証を買ったら2,500円なわけだし…まあ、カードがあれば、ここへ来たという記念にもなるから・・・
結局、迷ったが、このカードはインターナショナルで、中国以外でも使えるので、買うことにした。
前金は100元(返金あり)、会員証購入費50元、宿代3日分(60元)を渡し、3日間の宿をゲット。
…ユースへは予約をしてやって来たが、この時期はその必要はないらしい。中はがらがらだった。ネットで3日間予約しておいたが、1日早くやって来たので、3日目の予約金を無駄にしてしまった。…ま、全て勉強…
宿情報:
「Kunming Camellia Youth Hostel」(2月18-20日:3日間)
1泊会員30元(会員カードは50元で購入できる)
12月−3月まで、3日宿泊すれば1日無料というキャンペーンをやっている。
下記URL参照:
http://www.yhachina.com/ls.php?id=84&hostID=2
ここで110元がポケットから消えた。残るは100元ちょいになった。
「おーい、お前、大丈夫かー?」
と、声が聞こえた…ような気がする。
…本当に大丈夫だろうか?…と考えてもどーもなんねーもんなあ…
とりあえず、ネットにつなぎ、昆明在住のヒロさんにメールで連絡を取る。ヒロさんは昆明に4年住んでいて、現在は日本語教師をしている。ヒロさんには昨年の9月にあった。
「やっと昆明にやって来ました。またお会い出来ますか?」…と。
ヒロさんについては、下記のURLを参照。
http://4travel.jp/traveler/ichayaiouno/album/10508611/
http://plaza.rakuten.co.jp/dropout2002/ -
…もう、お昼の時間か…飯にしよう。
俺の心とは裏腹に、外は気持ちいいぐらいに晴れてるんだよなあ…
昆明が、「ま、元気出せよ!」とでも言ってるのか? -
東風東路を、門を背にして左に進むと細い路地がある。
奥には麺屋がある模様。
チョット歩く。
3件並んでいる。 -
全部麺関係のお店。
人の出入りが激しい所を選ぶ。
水餃子を注文。6元。
薬味を入れたり、味付けを食べると美味かった。
ソフトでハード。
「元気だせよ!」とでも言って力づけてくれていいるようだ。
この時の味は、忘れられないだろう。 -
宿に帰り、メールを確認。
翌日19日に会うことになった。ヤッタ!
バスを調べると、直行の場所があった。
バス停は、写真の体育館の裏側にあった。
なのに、バス停の名前は、何故か「市博物館」。不思議。 -
家に到着し、写真の一番左にいるヒロさんに全てを話した。
「お金がくなってしまった」というと、ヒロさんは「貸してやる」といった。
「カードが来るまでしばらく居候させてください」というと、「今一人がスペインに帰っていて一部屋開いているからチョットの間だったら使えば?」と言ってくれた。
…ありがたい…
そして、最後には、授業料まで貸してくれることになった。
…ありがとうございます!!!このご恩は一生忘れません!!!…
※ 写真は、後日ヒロさん宅に移動してから、皆で食事に出かけたときに撮ったもの。 -
その後、ヒロさんの電話を借り、新生銀行と、日本のクレジットカード3社に電話し、カードを再発行してもらった。
その時に使ったものがコレ、IPカード1枚100元と書いてあるが20元で売っている。
これ1枚で、日本への通話が30分間弱できる。
結局2枚使って、手続きが完了した。
…ホッ…
※ 中国でIPカードを使う際にポイントとなるところが一つある。17908に電話をかけた後に"1"をプッシュするのを忘れないこと。その後は説明取りにプッシュしていけば良い。
カード紛失手続の際、いろいろあったなあ。
まず、初めにIP電話カードを買ったときボラれているのに気付かなかった。50元支払った。…金返せ!
次に、紛失したカード。新生銀行は日本にしか掛けれないので直接かけた。難なく再発行に至った。しかしながら、クレジットカード会社と連絡を取るときに問題が起こった。各社ホームページに、中国でカードを紛失したときにかける電話番号が載っていた。だが、全く通じなかった。…通じない連絡先をホームページに書くな!
またこの時、クレジットカードは再発行してくれる所とくれないところがあった。
Cedina Card (Master Card) … ○
Saison Card (Visa Card) … ○
Tutaya Card (JBC Card) … ×
なので、発行してもらえるところからは発行してもらい、実家に送ってもらった。ダメな所は利用を止めた。
現在は、銀行のカードだけ中国に送ってもらい、クレジットカードは実家に保管してもらっている。理由は、東南アジアと中国ではカードを使う機会が殆ど無かったからだ。使うとすれば、宿や飛行機を予約するときぐらい。でも、このときは、ネットで予約するので、カード番号と有効期限、それと、自分自信の情報があれば、取引ができる。カードそのものはいらない。
新生銀行のカードが中国へ届くまで、日本で5日、中国で4日合計で9日かかった。
実家の家族や兄妹のみんな、協力ありがとう!
そして、ヒロさん、住所とお金をを貸してくれてありがとう!
…結局、ヒロさんからは、授業料と生活費を合わせて10万円借りてしまった…
神は昆明に存在した! -
21日から入学手続きに入る。
ここでビザ更新の件で問題発生。ある書類が無いとビザが更新できないとのこと。
入学金を払う前、「ビザが25日で切れるのですが更新できますか?」と確認した。その時は、「問題ない」と言った。
…今頃になって言うなよな…
ある種類の書類とは学期の終了証書。
…もらってねーべよ!
「どうすればいいですか?」と係に聞くが、
「…」無言。
…おいおい、知らないのかよ…
結局、受付の可愛いお姉ちゃんは、ビザが切れる前にベトナムか香港に行き、切れてから再入国し、それから公安局でLビザをもらい、最後に学生ビザに書き換えるようアドバイスをくれた。
…おいおい、また「Lビザ」求めてさまよい歩くのか?…勘弁してくれよ…
仕方ないので、自分で考えて手を尽くしてみることにした。
…最終的に公安局に証明書を提出すれば良いんだろう?…
この日は家に帰り、前の学校のオフィスの電話番号をネットで調べ、翌日に証明書があるかどうか確認してもらうことにした。
翌日、連絡てもらうと、証明書はオフィスにあった。先にコピーをFAXして貰い、後で本物を送ってもらう事にした。
次に、公安局に連絡してもらった。すると、「手続きにはコピーでいいけど、後で本物が必要になるかもしれない」との事だった。
…ヤッタ!
その後、近くの店で写真を撮り、パスポートのコピーを撮り、書類を揃えて手続き完了。パスポートは15日後に返ってくるとの事。
…ホッ…
3月1日から学校が始まった。11日まではクラス決め。初めは初級クラスに参加。1週間に区切ったコース内容は、「総合」6コマ(1コマ45分)、「リスニング」4コマ、「口語」4コマ、「読書」4コマの合計18コマだった。いざ授業を受けてみると、文法書を見る限り全て学習済みだった。なので中級クラスへアップグレード。コマ数は初級と同じ。総合(文法)と「読書?」クラスは、予習をして行きさへすればついていける状態だった。だが、口語とリスニングが難しかった。
…まあ、自分にぴったり合うクラスなんて無いよな…
結局、中級クラスを選んだ。
中級クラスは、4班あり、1・2班は学習進度が遅く、3・4班は速かった。自分は1班に入った。1班は最終的に8人構成だった。メンバーの国籍は、バラエティに飛んでいた。韓国2、タイ2、ウズベキスタン1、カザフスタン1、ベトナム1、そして自分。
以前の学校では、1つの班に30人以上居た。そして、自分の廻りにはいつでもベトナム語が飛び交っていた。だが、今回は小規模となり、言語も韓国語、タイ語、ロシア語(ウズベキスタン人とカザフスタン人が使用)が飛び交うようになった。
授業内容も、力を入れるところが違っていた。以前はベトナム人の為に特化した授業…彼らは、口語とリスニングが得意なので、彼らの授業では文法と筆記に力を入れていた…だったが、今回は、どこに偏る事無く、インターナショナル?な教え方になった。
…というか、やっぱ、西洋人に向けての授業になっているのかな?文法でなく語彙力に力をいれている感じだものな。
全てを失ったのにもかかわらず、昆明では何事もなかったかのようにすんなり事が運んだ。全て"神"であるヒロさんのおかげだ。
再度、アリガトウゴザイマシタ!
…南寧では、授業が始まっているにも関わらず、Lビザを求めて飛び回り、お金と時間を無駄にしたっけ…今では懐かしい思い出だ。
半月ビザランをに来てからは、 -
現在の生活は、毎日学校と宿を往復という感じです。
雲南省にはたくさん観光地があるのに、何かもったいない感じです。
勉強に慣れ次第、あちこちに行く予定です。
写真は「雲南師範大学」正門 -
2月18日に到着して間もなく、花が咲き始めました。
この時ばかりは、構内はとても”ハナヤカ”でした。 -
外国人は、この建物で語学を学んでいます。
-
大学は線路をまたいで居ます。
日本と違って、"線路は危険なところ"という概念は内容です。
"列車が来たらどけばいいや"と言う感じかな?
線路の敷地内で、露天商が食べ物や本を売っています。 -
運動場もあります。
ここは無料開放。
整備されていて、とてもキレイです。
もしかしたら、キレイに見えるのは昆明の空の色も影響してるのかもしれません。 -
現在は仮の宿に住んでいます。
昆明に来て、ずっとヒロさんのところでお世話になって居ます。
本来、この部屋はスペイン人が借りているもの。
間借り人は現在スペインに帰っていて、5月までやって来ないとのこと。
…おお…最大限、5月まで居られるのか?…
でも、いつまでも甘えてはならない。
早く家を探して出ていかなくちゃ! -
ここはリビング。
週に2回くらい酒盛りがなされます。
…俺は刺激が大きいと頭が痛くなるのであまり参加は出来ませんがね…
部屋の風紀を乱してごめんなさい!
昆明での生活がこれからも平穏無事でありますように!
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