河津桜と吊るし雛 神奈川編１

2011/03/03 - 2011/03/03

河津桜も吊るし雛も比較的に近場で観られることがわかり、
ひな祭りの３月３日に行って来ました。

「瀬戸屋敷ひなまつり」（神奈川県・開成町）
2011年2月15日〜3月6日（日）開催
http://www.kaisei-hinamatsuri.com/


「まつだ桜まつり」（神奈川県・松田町）
2011年2月5日〜3月13日（日）開催
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~matsuda/

エリア 秦野・松田・足柄(神奈川)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

小田急線開成駅前からシャトルバスで約10分（150円）、
「瀬戸屋敷ひなまつり」会場の瀬戸屋敷に到着。


「瀬戸屋敷ひなまつり」

瀬戸屋敷・主屋
代々地元名士を務めた瀬戸家の屋敷。
江戸時代の農村文化を伝える町重要文化財。

雛人形や
吊るし雛（7000個以上）が飾られています。

瀬戸屋敷　水車小屋

小さな建物に入ったお雛様は初めて見ました。
これも豪華でした。
こういう形の物もたくさんありました。

その上には吊るし雛

これが江戸時代からの瀬戸家所蔵のお雛様だそうです。

大久保氏（小田原藩主）の紋の入った道具類。
瀬戸家の先祖が輿入れの時に持参したものといわれています。
大久保氏の紋の入った道具類
書見台（伊勢物語が書かれている）、貝合わせ　　
手あぶり　、碁盤　、将棋盤　、膳部　茶道具など

ここまで来ると吊るし雛もひとつひとつじっくり見る余裕は無くなります。

この吊るし雛などは婦人会の方の作品。

今年の干支のうさぎさん。

今年の婦人会の作品はこちら。

こうなるともう簾かカーテン状態？
この吊るし雛はお花です。
綺麗です。

外廊下で土蔵に向います。

土蔵入口にも縮緬で作った梅の花とうぐいす。

土蔵の２階

土蔵２階　打ち掛けも飾られています。

土蔵２階から見た１階部分

土蔵１階　帯もこんな風に飾られていました。

では、土蔵から主屋に戻りましょう。
外廊下からお庭と茅葺屋根の主屋が見えます。

主屋でお茶のサービスがありました。
甘酒（１００円）やおでんやお菓子なども売っています。

囲炉裏のそばが空いたので私たちもここでお弁当（これは７００円）を広げました。

こちらに着いた時に「お休み処」でお弁当を買っていました。
囲炉裏の火が暖かかったですよ。
ここの甘酒（１００円）も生姜が効いて美味しいです。

火鉢は芸術的です。
この椅子は牛乳パックで作ったとか。

主屋の天井

主屋の建物も３００年を越しているとか。

婦人会の方がいろいろ説明してくれました。
まだこの催しは数年前から始まったばかりのようです。

お菓子も美味しそうです。

主屋の外には農具が展示されていました。


たくさんお雛様や吊るし雛を観られて大満足でした。
それでは次の「まつだ桜まつり」に参りましょう。
土曜と日曜は松田駅までのシャトルバスがあるようですが、
平日はまた開成駅に一度戻ります。（シャトルバス１０分、１５０円）