2011/01/29 - 2011/01/29
28位(同エリア134件中)
ころっつさん
山陽地方でも雪が降るとの予報が出ていた1月の終わり、宮島でかきを食べ、もみじまんじゅう作りを体験した後、かわいい金魚ちょうちんが吊り下がる白壁のまちなみが残る柳井へ行きました。
(諸事情で宮島の旅行記作成が後になります。)
- 交通手段
- 自家用車
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宮島からフェリーで本土に帰ってきた後、国道2号線を南下し、山口県に入り柳井へ。
柳井は、人口3万人余りの小さなまちですが、瀬戸内海に突き出た海上交通の利便性が高い場所に位置することから、古くからその要衝として栄え、江戸時代には長州藩の支藩にあたる岩国藩の御納戸として機能しました。
古いまちなみがある通りの東側には、石造りの洋館風の建物があり、まちなみ資料館として活用されています。元々は明治時代に周防銀行本店として建てられた建物で、日本有数の銀行建築として、国の登録有形文化財に指定されています。 -
歩いていて足下を見ると…柳井のまちのマンホールは、白壁のまちなみをかたどったものです。
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まちなみの東側の入口に当たる場所には、「商家博物館むろやの園」があります。元々は西日本でも有数の油商の屋敷だったもので、800坪もの面積を誇っています。
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柳井駅から近く、柳井川の北側にある「古市・金屋地区」には、約200mにわたり、白壁と格子戸を持つ商家が続いています。
このまちなみは、昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。 -
まちなみの通りには、電柱もなく、舗装も石畳風のものに打ち替えられています。通りには、妻入・入母屋・白漆喰の土蔵造という特徴をもった建物が立ち並んでいます。
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町割は室町時代から続くもので、江戸時代には、瀬戸内海屈指の港町として繁栄しました。現在残る商家群は、その頃の名残を今に伝えるものです。
「かみゆい処」の看板を掲げたこちらは、理容店の店舗となっています。 -
間口が狭く、奥行きの長い建物は、「うなぎの寝床」と呼ばれる江戸時代の商家の造りです。
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まちなみのメイン通りから、直角に伸びる細い小路は、かつて存在した豪商の屋号にちなみ「かけや小路」といいます。
小路の入口に立てられている看板には、「かにが路上を横切ります人も車もご注意を」という注意書きが、カニの姿とともに描いてあります。このあたりは海からも近いのでカニがあがってくるようです。 -
伝建地区であることを示す木の立て看板。柳井のまちには風情がある木の看板が多く用いられています。
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妻入り・入母屋・白漆喰の土蔵造という特徴をもった建物が立ち並んでいます。
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まちなみの中には、「しらかべ学遊館」という柳井の伝統や文化を発信する施設もあります。内部には、昔懐かしい生活用具も展示されています。
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柳井の名物といえば…これ!「金魚ちょうちん」です。
柳井を代表する民芸品で、青森のねぶたをヒントにして考案されたもので、150年もの歴史を誇るものだそうです。赤い色の部分には、伝統織物・柳井縞の染料が用いられており、毎年夏には金魚ちょうちん祭りも開催されています。
かわいいので、土産に買って帰り、部屋の片隅で静かに吊り下がっています。 -
白壁土蔵のまちなみの中に、近代的な石造りの建物もあります。
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以前に一度柳井のまちなみを訪ねたことがあります。
その際、白壁のまちなみを見渡しながら、歩いていた時に、道の上にあったとてつもなく大きい犬のモノと思われるう●こを踏んだことを鮮明に思い出しました。あれほどのモノを踏んだ感触…今でもしっかり憶えています。 -
そんな思い出を上書きするためのまちなみ散策。
わずか200mほどのまちなみですが、結構見ごたえがあります。洋服店の看板が掛かっています。 -
洋風の窓を持つ建物。
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夕焼けに照らされる整然と並ぶ白壁の商家群。
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まちなみにある白壁づくりの建物の多くが、お土産屋さんになっています。
そのうちの一軒に入ってみました。 -
店内で吊り下がっている結構かわいい民芸品。
これも金魚ちょうちんをモチーフにしたものでしょうか…。 -
店の中からみたまちなみ通り。
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まちなみにある「国森家住宅」。18世紀後半に建てられた油商を営んでいた商家で、往時の状態で保存されており、江戸時代の商家建築として国の重要文化財指定を受けています。
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夕刻のまちなみ。
この日は瀬戸内海沿いの柳井でも風が冷たく、雪が舞う天候で、お土産屋さんの人も今年は特別寒い日が多い、と話されていました。 -
往復したまちなみを振り返ります。
次は、このまちなみに金魚ちょうちんがたくさん釣り下がる夏祭りの頃に訪れてみたいものです。 -
鮮やかな青色が塗り込められた卯建です。豪商の富の象徴なのでしょうか…。夕闇迫る柳井のまちなみを後にします。
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柳井から北上し、夕食をとることに。
同行者お薦めの岩国市・玖珂町にある「いろり山賊」という食事処に向かいます。突然山間に登場するこんな風景…。
◎いろり山賊HP
http://www.irori-sanzoku.co.jp/ -
この会社のHPによると、「明日への活力になるよう常に今何が出来るかを考え努力し行動しています。」と書かれており、大胆な構えの食事処は初めて来る者を圧倒します。
山口県内では、有名店?のようで、ここの他にもいつくかの店舗があるようです。 -
節分の時季に近いということで、鬼や豆まきをする人のオブジェがあるようですが、季節ごとに立て直すのでしょうか…結構大変です。
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駐車場と店舗がある道向かいの山には、「山賊」らしいコンセプトで、「祭」の文字をかたどったライトアップなど派手な演出もあります。
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ここ玖珂の本店には、「いろり山賊」、「竈」、「桃李庵」という3つのタイプの店舗があります。店のタイプにより、喫茶やコース料理など提供スタイルが異なります。
今回は、「いろり山賊」に入りますが、ここは店舗の入口で、さきに料理を注文し、前払いをする食券方式のシステムです。 -
冬で外はもちろん寒いのですが、同行者の勧めで、屋外に設けられているコタツ席を選びました。コタツに入ってしまうと、案外暖かいものです。
屋外席だけでなく、囲炉裏を備えた屋内の席もちゃんと設けられています。 -
こちらはここの名物料理で、その名も「山賊むすび」。
とてつもなくデカい!483円のおむすび。山賊はこんな大きなものを食べていたのか…。 -
こちらは若鳥を炭火でこんがりと焼きあげた「山賊焼」です。これは何となく山賊が食べていたイメージに近いもののように感じます。
まあ…山賊には出あったこと、もちろんないのですが…。イメージです。 -
同行者の紹介…おにぎりをほおばる山賊の姫様。
どこからどうやって食べればいいのか…なんて思案しながら食べていました。 -
山賊焼きを串ごとかぶりつく山賊の大将。
今回、この店の紹介者で、過去何度となく訪れたことがあるそうです。 -
山賊に囚われた?寒そうにショールを被る雪国出身?のお姉さん。
まだ囚われて間もないせいか、まだ食べ方は上品です。 -
続いては、炭火焼の肉をいただきます。
肉は山賊らしからぬ、薄めのもの…。 -
肉から立ち上がるおいしそうな煙をひたすら見つめる山賊の一味。
どうも…獲物狙っている感じです。 -
山賊が食い尽くした宴の後。
コンセプトは奇抜ですが、おいしい料理が手ごろな値段でいただけますので、近くに行った時には、また立ち寄りたいと思います。営業時間は朝の5時までとなっています。 -
敷地内には、「塊(むすび)稲成神社」という神社があり、津和野の太鼓谷稲成神社の分身で、縁結びに良く効くそうです。元々ここにあったのか、店ができてから招致したのかわかりませんが、敷地の中には他にも地蔵尊などもあります。
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食事でお腹を満たした後には、夜の錦帯橋に立ち寄りました。
夜8時を過ぎて、寒いので人はほとんどいませんでした。 -
岩国といえば、錦帯橋というくらいの代表的な名所。
錦帯橋は、錦川に架かる5連のアーチ橋で、氾濫が多い川の架橋に苦労した岩国藩主が考案したものだそうです。 -
まさに木造の美。実は釘を一本も使わずに造っている橋なのです。
なお架橋には300円が必要です。
錦帯橋の訪問を最後に今回の日帰り旅行を終えました。
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この旅行記へのコメント (6)
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- 吉備津彦さん 2011/03/23 12:45:12
- 山賊大将の貫禄がありますね
- 食べっぷりも良いのでしょう。
- ころっつさん からの返信 2011/03/24 23:23:17
- RE: 山賊大将の貫禄がありますね
- 吉備津彦さま、こんばんは。
ご指摘のとおり、今回のツアーの主催者である山賊の大将は食べっぷりがいいです。今回はドライバーでもありましたので、NGでしたが、飲みっぷりも抜群にいいです。
山賊のメニューは、どれも豪快なものばかりでした。また行ってみたいと思えるレストランでしたよ。
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- Yattokame!さん 2011/03/03 00:06:53
- 美しい白壁
- ころっつさん
こんばんは。
白壁の町並み、特に白壁に夕日があたる姿が美しいですね。また、瀬戸内海沿岸は古い街並みの残る素敵なところが多いですねえ。大阪に住んでいるころは尾道や竹原などに行きましたが、東京に転勤になってからすっかり行く機会を失ってしまいました。
最後のおにぎりや山賊焼や焼き肉美味しそうですね。私も少しお腹がすいてきて、山賊の一味に加えていただきたい気分です。
Yattokame!
- ころっつさん からの返信 2011/03/07 08:29:10
- RE: 美しい白壁
- Yattokame!さん、おはようございます。
お返事が遅くなり、申し訳ありません。
古いまちなみを訪ねるのが私は好きなのですが、柳井は2度目の訪問で、ちょうど夕刻で少し寂しげなまちなみを見ることができました。でも…この日は瀬戸内沿岸とは思えないぐらいとても寒かったです。
ちょうちんの金魚も震えていました!
いろり山賊は、はじめて見たときのインパクトが絶大です。市街地からは離れた山間にあるのですが、結構なお客さんが入っていましたよ。
瀬戸内は山賊よりも海賊の方がイメージわくのですが…山賊料理もなかなか美味しかったですよ♪
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- morino296さん 2011/02/27 08:57:53
- すっきり!
- ころっつさん
おはようございます。
山口県柳井、いい街並みですね。
電線や電柱がないのも良いですね。
金魚ちょうちんは、柳井のものだったのですね。
鎌倉のあるお店に金魚ちょうちんがぶら下がっていて、
どこのものか気になっていたのですが、これで、スッキリです。
http://4travel.jp/traveler/morino296/pict/20194039/
いろり山賊も、良いですね。
山賊仲間の皆さんで、お楽しみになれて良かったですね。
morino296
- ころっつさん からの返信 2011/03/04 17:49:47
- RE: すっきり!
- morino296さん、こんにちは。
すっかりお返事が遅くなり、申し訳ありません…。
富士山周辺の旅も参考にさせてもらいます。(行けるかなあ…)
年度末で仕事が忙しく、柳井の前に立ち寄った宮島の旅行記がまだできません…。
私が行った時には、雪が舞っており、非常に寒かったです。
金魚ちょうちんも震えていたような…。
鎌倉の写真を見せてもらいましたが、確かに同じ金魚ちょうちんですね。
私も家に買って帰りましたが、あのサイズで結構いい値段(1,500円くらい)するんですよ。
山賊仲間は、食べる、飲むに目がない者ばかりなので、各地でグルメを捕食していますよ(笑)。
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