2011/02/04 - 2011/02/04
288位(同エリア795件中)
ニッキーさん
相当に出無精の私。一人歩きはよほど必要に迫られない限りわざわざ計画することはありません。その理由は出かけるのが面倒臭いから。
でも今日は朝からいいお天気。少し暖かくなるそうな。韓国語レッスンに船橋へ出るついでに午後から一人歩きをしてみようかな?家からわざわざ出かけるのは面倒だけど、どうせ船橋へ出るついでだもの。
というわけで皇居外苑、美浜園に続いて「一人歩きシリーズ第3弾」です。いずれも用事のついでに足を伸ばしただけなんですけどね。とにかく私は何かのついでやきっかけがなければ観光に出ない腰の重~いトラベラーなのです。^-^;
目的地に選んだのは前から行ってみたかった江戸東京博物館。小学生から年配者、外国人までたくさんの人が訪れていました。見応えがあると聞いていましたがそのとおり。ジオラマ展示や、実際に乗ったり触ったりの工夫も楽しい体験型の博物館でした。良かったですー。たっぷり3時間見学しました。
まずは江戸ゾーンからご案内しましょう。
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JR両国駅
これまで両国はいつも通り過ぎるだけ。両国駅で下りるのは初めてです。
プラットホームから江戸東京博物館の建物が見えます。 -
反対出口へ出てしまいました。
さすが国技館のある両国。線路下にはちゃんこ鍋のお店が並びます。 -
浴衣を着たお相撲さんとすれ違う。うわぁ、お相撲さんだーと心の中ではエキサイトしたんですけど、恥ずかしいから素知らぬ顔してすれ違い。誰だろう?まだ若い人かな?
後ろ姿だけ写真を撮らせてもらいました。あわわ、カメラを出している間にどんどん遠ざかって行っちゃうよー。パチリ!この寒い中、お相撲さん、浴衣だけで寒くないのかな? -
まずはお昼を食べてからと、一人でも入りやすそうなお店に入りました。カフェ&パブ 両国テラス。セルフサービスのお店でした。
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ロコモコ丼とコーヒー。セットで850円。
ロコモコ丼は、ハンバーグもソースも半熟卵もおいしいのに、キャベツの千切りやコーンと一緒にご飯に乗ってるせいで味が足りなかったです。ご飯をバターライスとかにすればいいかも。コーヒーは酸味があってグッド。
さっさと昼食を済ませて江戸東京博物館へ向かわねば。 -
駅前には力相撲の像が。皆が撫ぜるのか、お尻だけが汚れてます。
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江戸東京博物館は駅から300m。
歩く途中に案内看板が出ていました。
今はNHK大河ドラマ特別展「江〜姫たちの戦国」をやっているらしい。 -
ふむふむ。
常設展示は5階と6階。
企画展示は1階ね。 -
図書室やホールもあるそうです。
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わ、食事処もありました。
こっちで食べれば良かった・・・。
7階 桜茶寮(さくらさりょう)
1、2階 フィンズ・カフェ&レストラン
1階 緑茶処 両国茶ら良(さらら) -
高床式の倉をイメージしてデザインされた建物だそうです。立派な建物だなぁ。
中央の大階段を上がってもよし、右手の動く歩道のスロープを上がってもよし。 -
チケット売り場は1階と3階にあります。
ここは3階のチケット売り場。
青いブースでチケットを買います。私は常設展だけ見ることにしました。600円なり。ここでイヤホンガイドを借りることもできます(保証金1000円。返却時戻ってくる)。
右手の白いもこもこ屋根は休憩所。冷暖房完備です。ここでお弁当を食べてもいいそうです。 -
この広々した空間、高床の下の3階部分です。隣には相撲の国技館の屋根が見えます。
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この広場に江戸東京博物館開館の記念碑が建っていました。
鈴木さんが都知事の時だったんだ。
この記念碑、人の背より高いんですよ。 -
右手の柱の前、傘立ての前に建つのが開館の記念碑です。厚みもあって大きい。
常設展の入口へはあの赤いエスカレーターで上がります。宇宙船にでも乗り込むような不思議な入口ですね。 -
右手の柱はエレベーター。エレベーターの赤いドアが見えてます。でも私はやっぱりエスカレーターで上がってみよう。
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ワクワクしながら赤いエスカレーターへ。この後、エスカレーターをいくつも乗り継ぎながら、どこまで上がるんだ?というぐらい延々エスカレーターに乗りました。これも後でわかったのですが、常設展の入口は6階にあり、6階→5階の順路で見学するのです。
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6階の入口を入るといきなりこの暗さ。貴重な資料保護のために照明を暗くしているそうです。小学生の団体がたくさん来ていてあちこちからキャッキャと楽しそうな声が響いてきます。
5階6階は吹き抜けになっていて天井が高い。中央に大きな橋がかかっています。江戸時代の日本橋を、高さと幅はそのままに、半分の長さ(約25m)で復元した橋です。 -
まずは案内図を見てどの順路で回ればよいのかを確認。
6階は江戸ゾーン。日本橋を渡って向こう側を見学してから5階へ下りるようです。
無料でガイドボランティアをお願いすることもできます。 -
5階は左半分が江戸ゾーン、右半分が東京ゾーンになっています。
写真はフラッシュ無しなら撮影可。フラッシュ撮影OKのマークの所ではフラッシュが使えます。三脚使用は禁止。 -
では、さっそく橋を渡ってみます。子供たちが大勢向こうから渡って来ます。走って警備員に注意される子供も。吹き抜けにかかる大橋というシチュエーションに、子供たちが浮き浮きして走り回ってしまう気持ち、わかります。
それにしても暗くて写真がうまく撮れません。こういう時、どうすればうまく写真が撮れるのかわかりません。仕方がないので夜景モードとセルフタイマーを組み合わせて撮ることにしました。 -
夜景モードで日本橋を取ってみました。明るくはなりましたが、シャッタースピードが遅い分、手振れしてボケてしまいます。
カメラを固定できる場所もなく、この後もぶれまくり写真がいっぱい出てしまいました。 -
6階から5階を見下ろすと、片方には江戸を代表する建物として実物大の中村座。
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橋の脇には神田明神の山車が橋より高く立っていました。
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もう片方には明治の東京を代表する建物として朝野(ちょうや)新聞社。
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日本橋北詰あたりの町人地の復元。30分の1サイズ。
町人文化が栄えた江戸の様子が細かく再現されています。細かい所が見えるように双眼鏡を置いてくれてますが見にくい。もう少し明るかったらなあ。 -
「体験しよう。大名乗り物」のコーナー。
靴を脱いで実際に乗り込むことができます。私も入ってみました。駕籠の中には畳が敷いてあります。天井が低いので、正座をすると頭がぎりぎりでした。結構狭いです。 -
江戸図屏風。
1657年、江戸の6割が焼けたという明暦(めいれき)の大火以前の江戸を描いたもの。 -
大名屋敷のジオラマ。大名屋敷って実際に残っていないので、どういうものかとても関心がありました。こういうジオラマを作ってもらえるとわかりやすいです。気になって何度ものぞき込んでました。
江戸城大手門の前にあった越後福井藩主、松平伊予守忠正(まつだいらいよのかみただまさ)の上屋敷を30分の1スケールで復元したもの。
大手門の前と言えば一等地じゃないですか?間口189m、奥行き130mの堂々たる屋敷です。とても大きくて豪華でこの藩主が力を持っていたことがわかります。 -
大名屋敷の御成門です。
このころの大名屋敷は金銀、漆を使って豪華に装飾されていたそうです。 -
桃山風の華麗な建築。見取り図によると再現されている建物は玄関や広間や大台所など公の部分の建物のようです。
年甲斐もないのですが、以前プレステ2の「天誅」「天誅2」というアクションゲームを夢中でやっていた時期があります。忍者が大名屋敷やお城へ忍び込むゲームなんですが、こういう模型をみるとつい、どこから攻略する?なんて考えてしまいます。 -
大名屋敷の裏側。
空いている敷地には実際には書院やら小姓部屋やらプライベートな部分が建っていたようです。 -
江戸城の松の廊下のジオラマ。
ご存知、赤穂藩主、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が吉良上野介(きらこうずけのすけ)に刃物で切りつけた場所。 -
横で他の人を案内していたボランティアガイドさんの解説が聞くともなしに耳に入りました。
「なぜ松の廊下と言うかというと、襖に松の絵が書いてあったからなんですよ」
なるほどー!
そのひと言で改めてジオラマを見てみます。 -
豪華な駕籠。色合いと模様がなんだかルイヴィトンを連想させます(笑)。
現代のセンスに当てはめても、すごくお洒落かも。 -
江戸の町割り。
武家地は黄色、町人地は緑、寺社地は水色で表されています。江戸は身分によって住む地域が分けられた町だったんですね。この頃はまだ埋め立ても今ほど進んでなくて、芝の増上寺が海のすぐそばにあるのが興味深い。
参勤交代制度が始まると全国から人や物が江戸に集まりました。8代将軍吉宗のころには人口100万の大都市になっていたと言います。ではそこに住む人々の暮らしはどんなふうだったのでしょう?
エスカレーターで5階へ下りて江戸の暮らしを見に行きます。 -
江戸時代の日記帳。これは田辺藩藩主の何冊にも及ぶ日記です。図を書き込んだり箇条書きにしたりして几帳面につづられています。こういう日記を分析して当時の生活がわかるんですね。
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28歳の実在した武士の生活ぶりがパネルで展示されていました。
なになに?この資料によるとお金の使い道は、一番が衣料費。身なりにお金をかけていたのかぁ。次いで食費→小遣い・娯楽費→交際費の順。
仕事はサラリーマンのように毎日出仕するのではない様子。藩邸内勤務日のカレンダーによると、7月は1日も出仕せず、8月は13日間のみの勤務です。横にいた若い女性の3人連れが自分達の仕事より楽だとうらやましがっていました。
毎日の足取りも地図で示してあります。寺社へお参りしたりお芝居を見に行ったり、結構遊んでいたんですね。 -
今度は庶民の生活。長屋です。
入口の土間には水がめと置きかまどがあって台所を兼ねています。
畳は部屋の隅に重ねて仕事場所を確保しています。 -
こちらはお産を終えた部屋です。赤ちゃんに産湯を使わせていますが、お産婆さんが赤ちゃんを脚に寄りかからせて洗っています。赤ちゃんの洗い方が今と違いますね。
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絵草子屋。絵草子や錦絵を売る店です。
錦絵は多色刷りの浮世絵版画です。すもう力士や役者の絵が人気だったようです。
横に錦絵製作の工程を再現したコーナーもありました。昔やった「プリントごっこ」みたいでした。 -
「千両箱を持ち上げてみよう」の体験コーナー。
小判が1000枚で11キロ、箱が3キロで、合わせて14キロ。
千両箱って割りと小さいんですね。
もちろん持ち上げてみました。お米の袋を持ち上げるぐらい。小判1000枚は思ったより軽かったです。小判って金のイメージがあったのですが、純金なら持ち上がらないはず。この天保小判は一枚11.3gだそうで、純金とは重さが違うのだということがわかりました。そういえばだんだんお金の価値が下がって金の含有量を下げたというようなことを習いましたよね。 -
「江戸の火消し『す組』のまといを持ち上げてみよう」のコーナー。
「い組」「ろ組」「は組」といろは順に組があって、「す組」は築地付近の担当だったそうです。
持ち上げてみました。重さ15キロですが、持ち上げるだけで精一杯です。こんなの振り回すのは大変です。他の人が「どうしてこんなに不必要に重くしたんだろう。きっと見栄のためだろう」と話をしていました。一人でいると他の人の会話がよく耳に入ってきます。
アジア系外国人の若者達がこのまといの所で写真を撮っていました。写真を撮る時、「イー、アール、サン」って言ってましたから中国人か台湾人かな?別のグループは「ハナ、トゥール、セッ」と言ってたから韓国人ですね。 -
大阪との間を行き来した菱垣廻船(ひがきかいせん)。これも歴史の時間に習いましたよね。「天下の台所」と呼ばれた大阪から江戸へ生活物資を運んでいました。10分の1スケールです。
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墨田川にかかる両国橋と両国橋西詰の盛り場の様子。
ここは見世物小屋や大道芸が集まって曲芸などを披露し賑わっていたそうです。楽しそうに人々が行きかっています。屋形船や小船に乗る人もたくさんいますね。
後ろのスクリーンで解説がありました。 -
呉服商、三井越後屋の様子。今の三越百貨店の前身です。
10分の1スケール。
店先を掃く丁稚さんや着飾った奥様、お武家さんや腰の低い商人やらいろいろな人間模様が見られて楽しい。 -
三井越後屋は初めて定価販売を行ったとされ、値段の交渉をすることなく安心して買い物ができたので繁盛したそうです。
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お店の裏には土蔵もありました。お店にはやっぱり必要ですよね。
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体験コーナー「肥桶をかついでみよう」
全体で25キロぐらいの重さです。若い男性が上手に担いでいたので写真を撮らせてもらいました。私もやってみましたが、すごく重いです。辛うじて持ち上がりましたが、バランスが難しくて歩くのは無理。ふーむ、と力んでいる様子によほど余裕がなかったのでしょう、通りがかった二人連れの女性に「あらあら、大変ね。バランスを取らないとこぼしそうね」と笑われてしまいました(苦笑)。 -
女性の髪形いろいろ。
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江戸っ子に好まれた着物の模様。
江戸の粋を感じます。 -
歌舞伎「助六」の舞台。
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こちらが市川団十郎でしょうか?
この後、歌舞伎小屋のからくりの説明を見ました。東海道四谷怪談でお岩さんが壁の中に吸い込まれるしかけやどんでん返しの仕掛けなどを映像で見せてもらいました。うまくできてて感心!おもしろくて2回も見てしまいました(1回の説明1分半ほど)。 -
手でみる展示コーナー
作品に手で触れてみるコーナーが設けられていました。どんなものか私も手でなぞってみました。浮世絵もレリーフのように凹凸がつけられています。点字で説明もされていました。 -
「職の音」や「近代の調べ」が聞けるコーナーもありました。
職の音は江戸指物、江戸風鈴、軍道紙を作る音。
近代の調べはオルゴール、紙腔琴、エジソン型蓄音機、手回し蓄音機の音。
江戸風鈴の音が聞いてみたくて職の音のボタンを押してみましたが、延々江戸指物の音が続くので諦めました。もう一度ボタンを押せばスキップできたのかな? -
イチオシ
6階から見た中村座のところまでやって来ました。いつの間にか子供たちの姿はすっかり見えなくなっています。もう帰ってしまったのでしょう。
体験型の展示、楽しいです。写真を撮ったりしてたので、ここまでだけで2時間近く使ってしまいました。後半は東京ゾーンを見てまわります。東京ゾーンは懐かしい雰囲気漂うレトロな空間でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- わんぱく大将さん 2011/02/13 10:26:06
- 江戸の文化
- ニッキ―さん、今日は。前にご訪問いただいていましたね、そのお礼まいりが今頃になり、申しわけありません。なんせ、時差があるもんで(ほんまかいな?!) どこかで、お名前をと思ったら、“ポストカードに。。”のコミュでご一緒でしたね。(確か、ガ―デンのお写真か何か?お見かけしたような)
大学では日本史学科だったので、歴史物、好きですね。小説の世界だけでなく、我々の先祖の生活そのものですからね。 昔は京都が好きでしたが、帰国のたびに、東京に行き出すと、江戸の文化に興味を持ちだしました。
大将
- ニッキーさん からの返信 2011/02/14 00:18:43
- RE: 江戸の文化
- 大将さん、こんばんは。書き込みありがとうございます。先ほど大将さんのページへお邪魔して来ました。1作目の旅行記書かれたんですねー。サクラダファミリアの、今まで見たこともない不思議きれいな内部の写真に見とれました。いつの日か私も行ってみたいと思いました。
ところで本旅行記。
江戸東京博物館は復元ジオラマや体験型の展示方法が楽しく、夢中になって3時間見学してしまいました。小学生が大勢来てましたが、中学生高校生になって歴史を習ってから見ると一層よくわかって興味深いだろうと思いました。中国や韓国の人も来てましたよ。外国の人から見ておもしろいのかどうかわかりませんが、体験コーナーではみな一緒に写真を撮っていました。小金井公園に「江戸東京たてもの園」という所があるそうなので、そちらへも一度行ってみたいです。
大将さんは外国に住んでいらっしゃるのですか?コミュにアップしていらっしゃる写真がロンドンや外国のものが多かったので、外国に詳しい方なのかと思っていたんですが、一方で日本史専攻という側面もお持ちとは・・・。また、コミュへの書き込みに大学時代を京都で過ごしたと書いていらっしゃいましたよね。私も京都出身なので親近感を感じます。今後ともよろしくお願いします。
ニッキー
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