2010/06/21 - 2010/06/21
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frau.himmelさん
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パッサウからヴュルツブルクへ向かう車内でのこと、突然ドイツ語で車内放送が流れました。
「サッカーファンの皆様にお知らせします。たった今、ポーランド対北朝鮮の試合が終わりました。7:0でポーランド(*)が勝ちました」
【*今の今まで(2011年1月現在)ポーランドと思い込んでおりましたが「ポルトガル」でした。私のドイツ語力まだまだですね。】
すると、車内中からビックリするくらい大きな歓声が上がったのです。
どうして? ドイツが試合した勝ったわけではないのに…。
私は北朝鮮が大差で負けたことを喜びました。(すみません、ひねくれています。)
と、それまで気難しそうに本を読んでいた前の席の女性、その放送を聞くなり、
「ポーランド(*)と北朝鮮が試合して7:0だったのよ!」
って興奮して私に英語で説明してくれました。
実はこの女性、キャリアバリバリそうな30代後半位の女性なのですが、途中から乗って来て私達の前の席に「空いていますか?」っと聞いて座りました。それっきりウンでもなくスンでもなく、難しい本に目を落としたきり一言も発しなかったのです。
その場のパリパリと張り詰めた空気を感じた私達も、さっきから遠慮してずっと沈黙していました。
それが…、私がドイツ語が理解できないと思ってわざわざ通訳してくれたんですね。ビックリしましたー。
私はドイツ語で「そう、私もとても嬉しいです!!」って答えました。
それからです。カタコトドイツ語で私達と彼女のおしゃべりが始まりました。
サッカーのこと、成田空港のこと、京都のこと(彼女も日本に来たことがあるそうです)、彼女の仕事のこと、私達の旅行のことなど…。あっという間に彼女の降車駅に着きました。
そして彼女が列車を降りる時には「チュース!」ですって!。
これは「さようなら」の親しい間柄の挨拶です。
スポーツの力ってスゴイですね。
一瞬にして異国の人同士の気まずい空気を氷解してくれるんですもの…。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
-
パッサウからしばらく列車はドナウ川沿いに走ります。
車内は7割方の混み具合。
バラバラに席は空いているけど、二人で隣り合わせに座るのは無理そうでした。
やっぱり指定席を取っておいて良かった。 -
列車はイザール川に架かる鉄橋を渡って進みます。
-
車窓に一面に広がるジャガイモ畑の中を走ります。
そんな中でのサッカーの車内放送でした。
◇◆
でも、どうしてドイツの人はあんなに歓声をあげたんだろう?
夫は「そりゃードイツのお隣の国が勝ったからだよ!」って言っています。
私は「じゃ、私達は韓国が勝ったらあんなに喜こぶ?、
それに勝ち進んでいけばお隣同士でも戦わなければならないんだから、あんなに喜ばないわよ。
やっぱり北朝鮮が7点差で負けたから、いい気味だと思っているのよ。あの国の強引なやり方はヨーロッパの人たちにも絶対嫌われているんだわ!」
と、かの国が大嫌いな私はどうしてもそっちのほうに持っていきたいのでした。 -
列車はレーゲンスブルク、ニュルンベルクを通ってヴュルツブルクに向かいます。
写真はレーゲンsブルク駅 -
ヴュルツブルク駅に到着しました。
私達がヴュルツブルクに来たかった訳は?
いつものように、ビュルガーシュピタールでフランケンワインを日本に発送して、直営の有名レストランで食事をしたかったからです。 -
駅のコインロッカーに荷物を預けて、駅前からカイザー通りをまっすぐ歩きます。
-
この円形の屋根が広がっている地点で大きな道路が交わっています。
それをテアター通りの方に進みます。 -
すると割とすぐに、ビュルガーシュピタールの建物が見えてきます。
左側の小さな塔がついている建物は、ビュルガーシュピタール付属の教会です。 -
教会の隣の建物、切妻屋根の三角形のところには鐘がいくつもあるのが見えますか?
ビュルガーシュピタールのグロッケンシュピールです。
1日に数回、人形が壁の中から出てきて、行列を見せてくれるそうです。 -
グロッケンシュピールに隣接するピンク色の大きな建物、ここが目的地。
もともとシュピタールとはドイツ語で病院を意味します。
ヴュルツブルクの大富豪が、この大きな邸宅や土地を寄付して慈善病院を造ったのだとか…。
その経営基盤としてワイン醸造業を始めたんだそうです。 -
信号が青になりました。そちらに渡りましょう。
通る人みんなニコニコして幸せそうな街ですね。
今は養老施設になっており、現在300人程の老人が入っているそうです。
そしてこの老人達には1日1杯のワインが振舞われるんですって…。いいですね〜。 -
1階は、ワイン販売所と隣は直属のレストランとなっています。
建物の地下はワインケラーがあり、見学ツアーもあります。 -
ここがフランケンワインの販売所の入口です。
私達が今回、わざわざヴュルツブルクに立ち寄った目的が、ここから日本にフランケンワインを発送することでした。 -
ほら、入口の看板にも日本語で、≪フランケンワイン、日本へ発送します。≫ってありますよ。
英語ではないのよ、中国語でもないのよ!
日本語だけって言うのが嬉しいです。 -
中に入ったものの、ワイン選びに夢中になって商品の写真は余り取っていません。
ともかく、2つの部屋の商品棚にはビュルガーシュピタールで作られたさまざまなワインが並んでいました。
奥の部屋のほうが高級なものが多かったかなー。 -
ワインの他にもジャムとか、ワインゼリーとか、リキュールとかいろいろあり、楽しめます。
私はここのワインゼリーが好きで時々購入します。 -
そしてもちろん試飲することもできます。
次から次にグラスに注いでくれるので、それだけで酔ってしまいそうです。 -
彼がここのひょうきんな看板店員さん。
「コンニチハ」とか「ニホンニオクルヨ」「ニホンゴデ・ジュウショ・カイテネ」とカタコト日本語で話しかけてくれます。
ところで2009年秋、ここで発送したものが友人夫婦のものと入れ替わって送られてきました。そのことを言うと、
「それは悪かった。これお詫びに!」ってその辺にあったワインを1本袋に入れてくれました。
後で見たら、シュペートレーゼのいいワインでした。
どうもありがとう!
今回、私達が購入したワインを前にモデルになっていただきました。 -
ここでの一番の課題だったワイン発送を終えて外に出ました。
贈答用、自宅用などいろいろ取り混ぜて12本買って、郵送料込みで180ユーロ弱でした。
ここで免税価格にしてくれますので、その頃のレートで1本1700円くらい、安いです。
この販売所の隣からずーっと先まで、直営のレストランが続いています。
今日はここで食事をしてフランクフルトに帰ろうかと思っていたのですが、気が変わりました。 -
ビュルガーシュピタールの中庭で、Hofschoppenfestというワイン祭りをやっているようです。
これを見つけたからには素通りできません。
この時期(6月から10月頃まで)、このフランケンワインの産地では毎週どこかでこういうワインフェストをやっているくらい、こちらの人はお祭りが好きなんですって。 -
おっ、やってます、やってます!
ビュルガーシュピタールのステキな中庭では大勢の人が、陽気にワインを楽しんでいます。 -
こっちの方が席が空いていそうだからこのテントに入り込みましょうか。
ワクワクします。 -
ここで、好みのワインを選んで…。
-
これがワインリストです。
グラスワイン1杯2.7ユーロから高いもので3.9ユーロくらいです。
グラスと言っても日本のように100mlではありません、250mlなのです。
グラスのデポジット2ユーロが取られますが後で返してもらえます。 -
ほら、こんなになみなみと…。
夫はミューラートゥルーガウを、私はリースリンクのトロッケンをいただきました。 -
軽食はこの屋台で購入します。
ソーセージやハム、チーズ、それにプリッツエルなどあります。
私はソーセージにポテトサラダとザウアークラウトをお皿に盛ってもらい、プリッツェルを。
お皿もデポジット代が取られます。
2ユーロ、お皿を返すとお金は戻ってきます。 -
奥にもEINBARなるお部屋がありここでも飲めるみたい。
子供たちも楽しそうです。もちろん親と一緒に来た子供でしょうね。 -
あら、この小さな子どうしたのかしら?
パパやママがいないの? -
グラスが空になったら、会場を回っている売り子さんからも買うことも出来ます。
-
今度は赤ワインにしました。
ついでにパンに挟んだソーセージも。
この辺で一人の女性から「日本の方ですか?」って声をかけられました。 -
この女性はヴュルツブルク在住のギリシャ出身の方で、お嬢さんが日本に来たことがあるんですって。
お互いに酔った勢いで、カタコトドイツ語ですっかり意気投合した私達、帰る頃には住所交換してました。
私はどちらかというと筆不精なので、あんまり現地の方には住所は教えないのですが。
よっぽど、気分がよかったのでしょうね(笑)。
◆◇
彼女からはギリシャから1度と、暮にはクリスマスカードが送られてきました。律儀な方です。
こちらはあの時の写真と、年賀状を出しました。夫が代筆しましたが(笑) -
そろそろビュルガーシュピタールの中庭を後にして駅に戻ります。
テアター通りから見えたハウク教会の塔。 -
こちら側は山腹に広がるワイン畑。
-
ワールドカップ開催中とあって、町中にはドイツの応援グッズがあふれています。
-
駅前に着きました。
駅前広場の聖キリアンの噴水。
歴史的にヴュルツブルクに縁の深い宣教師です。 -
その近くの芝生では若者たちが集まって、青空パーティー?
-
ヴュルツブルクの駅です。
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私達は、18:56分発ドルトムント行きのICEでフランクフルトに向かいます。
-
私達の列車が少し遅れていますので、7時発の反対ホームのICEが先きに入線しました。
ドイツのICEっていつ見てもカッコいい!
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この旅行記へのコメント (3)
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- ハッピーねこさん 2011/06/12 23:48:55
- なつかしいです、ヴュルツブルク
- こんばんは、ハッピーねこです。
ワインを目的にヴュルツブルクに立ち寄られたなんて
素敵ですね。
私も去年の5月末に2泊しました。
去年も同じ頃に同じ街を訪れていた偶然。うれしいです。
ビュルガーシュピタールは私が訪ねた時は工事中で
中へは入れませんでしたので(ひょっとしたら外側が工事中な
だけだったのかもしれませんが)中の様子が拝見できて
よかったです。
私が行った頃もヴュルツブルクの街全体がワイン祭りでしたが、
まだそれの開催期間だったのですかね?
ビュルガーシュピタールのワインは帰りに空港で購入しました。
美味しかったので今年も買いました。
実はさっきも飲んだところです。(笑)
-
- とんちゃん健康一番さん 2011/01/21 14:00:31
- 上から♪
- frau.himmelさんへ♪
お邪魔しますぅ♪
ワイン!!
上から全部トライしてみたいですぅ☆
9月にヴュルツブルクへ足を運んだ時、雨でした。
ラーツケーラーに入ってフランケンワインを呑んで、
寒さをしのぎました(笑)!!
今年もドイツに行けるよう、日々精進です♪
また、お邪魔させて頂きます!!
- frau.himmelさん からの返信 2011/01/21 21:09:18
- RE: 上から♪
- とんちゃんさま こんばんは♪
コメントありがとうございます。
あらぁ〜、とんちゃんさまもワインお好きですか?
私も目がないほうで…。
> 上から全部トライしてみたいですぅ☆
思うだけにしておきましょうね。
日本と違って250ml入りですから、上から3段目でボトル1本ですよ…。
でもほんと、メニューを見ていると、あれもこれも飲みたくなるんですね。
フランケンワイン大好きで、ドイツに行く度に日本に送っています。
プレゼント用にしたり、自宅用にしたりと大変重宝しています。
あとで、女三人旅にお邪魔させていただきます。
himmel
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