バルセロナ（１）光さす主祭壇、サグラダファミリア

2010/12/28 - 2011/01/02

年末の休みにバルセロナに行ってきました。サグラダファミリアほか、ガウディの建築物を見たいためです。行く前にガイドブックなどを読み、サグラダファミリアは、石とコンクリートでできていることを知りました。内部はやはり重厚な感じかと予想していましたが、一歩中にはいって、その明るさに驚きました。

心を動かされたのは、主祭壇には十字架のキリスト像、そこに円蓋から光が差し込んでいる様子です。最近、完成したようです。

ガイドブック以外のお勧め本は、
｢ガウディの伝言｣　外尾悦郎　光文社新書　です。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

地下鉄の駅を上がると生誕のファザード側。
12月29日、朝7時55分でまだ暗い。

受難のファザード側に入口があり、チケット売り場に並ぶ。1時間前で最初の10人以内に入りました。それほど寒くなく、ガイドブックを読んで過ごす。
9時にはサグラダファミリアを取り巻くように長い列ができていて、早くならんで良かったと思いました。

受難のファザー度側の入り口上の彫刻。

入口を入ると、本当に明るく驚いて上を見上げて写真をとる。
ステンドグラスと意匠の入ったライトがあります。

すぐに十字架とキリスト像が主祭壇の奥にあり、上から光が注いでいた。
現実の光景に思えないような美しさだと思いました。

どんな照明を使っているのか知りたくて、写真を何枚も撮ってみましたが、よくわからず。シンプルな丸型の照明なのか、まさに神秘的だと思います。

遠景です。

主祭壇裏のステンドグラス

パイプオルガンにステンドグラスの光が反射していた。

宗教的な音楽も流れていた。

音響効果も良く考えて作られていると思います。

11月に法王が来られた写真が展示してあったので、それに間に合うように祭壇を創り上げたのかと想像しました。

祭壇と対側のこちらが正式の入場口。きっとこちらから法王は入場されたのでしょう。

円蓋を支える部分が枝のようになっている。
外尾さんの本によると、森の中に光が差し込むようなイメージで作られているということでした。

円柱の色は太さにより異なっている。
ピンク系とグレーの組み合わせが目立ちます。

円柱の太さと色の解説。

壁際に腰掛けられるところがあります。教会には珍しい。
美術作品を眺めるように、この教会を座って堪能できます。

座って眺めるとこんな感じです。

生誕のファザード側に出てきました。

尖塔部の拡大版

生誕のファザードの向かって左側

博物館の方へ。

逆さ釣り実験の様子。
グエル教会やサグラダファミリアのデザインに生かされている。

ガウディの写真

ガウディは市電にひかれるという不慮の事故の後亡くなられたのですが、今これだけ心を引き付ける建物ができ、ガウディの志が実って良かったと感じました。

サグラダファミリアの建築の様子

エレベーターには乗らなかったが、博物館を回って、サグラダファミリアを出たのが11時。
9時の入場から2時間滞在しましたが、去りがたい気持ち。
この写真の色合いが見た目に近い。外観は全体に黄色っぽい。

建築中であり、さらに新しい姿を見せてくれるのが楽しみで、また来て見たいと思います。

この旅行記へのコメント （5）

• わんぱく大将さん 2011/02/09 03:11:04

  一足お先の、サクラダ・ファミリアでしたね。

  optimさん、ご訪問有難うございます。optimさんが先に入られてたとは。旅行記拝見するまで知らず、失礼致しました。私のは、１月２２日でした。近くにいるといつでも行ける（姫路出身なのですが、姫路城はいつでも見てるのでいつでもいけると思ってるのと同じで）と、ＴＶでみて、驚いた次第です。　外尾さんの本も読まれたのですね。私も本人さんから、こういう本も書いてますから、とお聞きしてたのですが。。。今度日本に帰った時に、購入してみます。　　また、訪問させていただきますね。　　大将

  optimさん からの返信 2011/02/09 05:47:28

  RE: 一足お先の、サクラダ・ファミリアでしたね。

  大将様
  書き込みありがとうございます。私もサグラダファミリアの中に入って、明るさ、美しさに驚き、写真を取りまくって、あっという間に2時間たってしまいました。
  大将さんの旅行記を拝見し、同じように感じられた方がいらしたことが分かり、嬉しくなりました。
  
  大将さんの旅行記の中で、 ｢耳元にEarth,Wind & Fireの曲が流れてきた。｣とありましたが、分かる気がします。
  あの光の前に立つとなにか心の中から湧きあがるようなものがありますね。
  
  ご存じかもしれませんが、外尾さんの本によると、ガウディは、市電にひかれた後、志半ばに亡くなるという悲しい亡くなり方だったそうですが、今あれだけのものができ、ガウディの思いが実ってよかったと思う次第です。ではまた。楽しみに訪問させていただきます。　　Optim

• crossさん 2011/01/12 17:42:27

  中が随分とキレイになってます！

  optimさん、はじめまして。
  
  去年の6月に我々もバルセロナに行ってきました。
  サクラダ・ファミリアの内部の写真がとてもキレイですねぇ。
  まだ半年しか経ってないのに随分と工事が進みキレイになってるなぁという印象です。
  工事の網がはられて奥にも入れなかったし、祭壇に近づくことすらできませんでした。
  
  本当にキレイな教会。
  ぜひまた再訪問したいと思っています。
  
  他の旅行記もぜひ拝見したいと思っています。
  よろしくお願いします。
  
  cross

  optimさん からの返信 2011/01/12 20:25:54

  RE: 中が随分とキレイになってます！

  Crossさん
  書き込みありがとうございます。Cross さんのバルセロナ旅行記を訪問させていただきました。力作で写真も綺麗ですね。
  
  私も夏に買ったガイドブックには書いてなかったので、中に入って明るさと美しさに驚きました。ただ光の方を見上げていました。
  
  12月に法王が来られた写真が展示してあったので、それに間に合うように祭壇を創り上げたのかと想像しました。外の彫刻だけでなく、中も美しいと言いたい気持ちです。
  
  あとバルセロナで良かったのは、カサ・バトリリョと、ピカソ美術館です。モンセラット山に、時間不足と体力不足で行けなかったのが心残りです。サグラダファミリアもさらにできて行くでしょうし、またバルセロナに行ってみたいと思いました。
  週末更新を目指しておりますが、またお暇な時にご訪問いただけるとうれしいです。optim
  

  crossさん からの返信 2011/01/12 21:29:05

  RE: RE: 中が随分とキレイになってます！

  optimさん、こんばんは。
  
  > 12月に法王が来られた写真が展示してあったので、それに間に合うように祭壇を創り上げたのかと想像しました。外の彫刻だけでなく、中も美しいと言いたい気持ちです。
  
  いい時期に行けて良かったですねぇ。羨ましいです。
  
  > あとバルセロナで良かったのは、カサ・バトリョと、ピカソ美術館です。モンセラット山に、時間不足と体力不足で行けなかったのが心残りです。
  
  カサ・パトリョは、少々入場料が高いなぁと感じたので行ってないのですが、皆さんの旅行記を見ていると、いいみたいですね。旅行記を見ながら見た気分になってます。ピカソ美術館も以前見たので今回は行ってないんですよ。モンセラットも行ってないんですが、ここは迷いました。海外旅行では、基本1都市＋小旅行と決めてて、フィゲラス＆ジローナにしました。ここは良かったです。
  
  > 週末更新を目指しておりますが、またお暇な時にご訪問いただけるとうれしいです。optim
  
  また、見させて頂きますよ〜
  
  cross