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平成23年1月1日(土)                                     <br />朝4時に目が覚めた。2011年の朝である。予ねて阪急トラピックスへ申し込んでおいた「三嶋大社初詣・駿河湾ミニクル−ズといちご狩食べ放題の日帰り旅」に参加の日である。                                              <br />旅程をみると以下のようになっていた。                              <br /><br />東京駅前出発→東名足柄ICで小休止→三津港から駿河湾クルーズ→かつらぎ山パノラマパークで昼食→江間で苺狩→三嶋大社参詣→沼津グルメ街道の駅で買い物→御殿場高原ビールで時の栖のイルミネーションを見学→東名高速で東京まで<br /><br /> 何時もの通り仏前の読経と書斎の清掃を終えてから、国旗を掲揚し終えた頃初日が東の空に顔を出した。四方拝をすませて慌しく雑煮を食べてバス停へ急ぐ。西高東低の気圧配置で晴天だが空気は凛として冷たい。暫く待つほどに二本の国旗を車頭へはすかい掲げたバスが7時に来た。おめでとうございますと運転手に挨拶して乗り込む。まだ数人しか乗客はいない。車窓から見事な飛行雲が、青空に帯状の白い軌跡を描いているのが見える。上空はよほど冷え込んでいるのであろう。飛行雲を撮影しようとカメラを構えるがビルが邪魔をしてなかなかシャッターチャンスがつかめない。京浜東北線に乗り換え。座席には未だ余裕がある。<br /><br /> 東京駅着は7時40分だというのに沢山の人々が忙しげに動いている。       <br /> 元旦でも駅地下街の店は開店しているところが多い。食堂も開いていて多くの人々が朝食を摂っている。集合時間の8時半までにはまだ40分ほど間があるので元旦風景を観察するため地下街の散策で過した。正月三日間はどこも店が閉まっているという風景は、一昔以前の光景になってしまった。                                  <br /> 東京駅丸の内南口側の丸ビル前にはこのツアーに参加する人達が集まり始めているがまだバスの姿は見えない。元旦のオフイス街を暫く歩いてみたが門松を建てて国旗を掲げているビルは皆無に近い。それでも財閥系のビルには懐かしい門松と国旗が掲揚されていたのでほっとした。                         <br /><br /> 予定の時間にはバスが2台到着し上野で乗客を乗せてきたバスに乗り込んだ。82名の乗客を乗せた2台のバスは定刻の8時半には三嶋大社へ向けて出発した。阪急トラピックスだけで関東地区の11ケ所から三嶋大社初詣へ出かけるというから現地では相当の混雑が予想される。<br /><br /> 思い出せば一昨年は元旦に日光東照宮へ、昨年は鹿野山新勝寺へ初詣をしたのだが何れの時も初詣客で大混雑していた。<br /><br /> 最初の東名足柄インターチェンジで小休止してから三津浜港まで疾駆した。車窓から富士山が眺められたが上空の白雲が邪魔をして富士山頂が判然としない。               <br /><br /> 三津浜では40分程駿河湾内をクルーズした。この湾では魚の養殖が盛んで河豚、平目、はまちなどを養殖しているという。淡島を見ながらのクルーズであるがこの島には狸を放牧したことがあるという。船上からは富士山を望見できたがやはり山頂は白雲に隠れていた。<br />                                               かつらぎ 山パノラマパークで海鮮しゃぶしゃぶ膳の昼食を摂り、江間の苺園で苺狩をした。僅か30分の短い時間であったがビニールハウスの中へはいり、苺を摘んで賞味した。秋姫という品種の苺は丁度食べごろの時期でその美味を堪能した。参加者全員が今回のツアーではこの苺狩が一番よかったとの評価である。                        <br /> 苺をたらふく食べて三嶋大社へ初詣である。予想にたがわず大社へ至る道路は大変な渋滞でバスは遅々として進まない。やっと到着してバスを降りると参道が参詣客で大混雑である。やっと本殿に到着しても脇のほうからお賽銭を投げ入れて人込に揉まれながら柏手を打って拝礼するのがやっとである。とても立ち止まって拝殿を見ることなど出来ないほどの混雑である。人込を抜け出すとトイレの前に長い行列ができていた。               <br /> 沼津グルメ街道の駅には海産物や新鮮な野菜果実が豊富に並んでいた。<br /><br /> 時の栖のイルミネーションは約250万個の電球を使った光のトンネルや高原台地に設置されたイルミネーションを見学した。一見の価値はあったが、ここも人込が凄く歩くのに難渋した。<br /><br /> 帰りの東名高速道路は二つの交通事故の影響もあってのろのろ運転となり東京駅へ帰りついたのは予定より1時間遅れて21時30分となった。              

三嶋大社へ初詣

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2011/01/01 - 2011/01/01

1283位(同エリア1436件中)

2

32

早島 潮

早島 潮さん

平成23年1月1日(土)                                     
朝4時に目が覚めた。2011年の朝である。予ねて阪急トラピックスへ申し込んでおいた「三嶋大社初詣・駿河湾ミニクル−ズといちご狩食べ放題の日帰り旅」に参加の日である。                                              
旅程をみると以下のようになっていた。                              

東京駅前出発→東名足柄ICで小休止→三津港から駿河湾クルーズ→かつらぎ山パノラマパークで昼食→江間で苺狩→三嶋大社参詣→沼津グルメ街道の駅で買い物→御殿場高原ビールで時の栖のイルミネーションを見学→東名高速で東京まで

 何時もの通り仏前の読経と書斎の清掃を終えてから、国旗を掲揚し終えた頃初日が東の空に顔を出した。四方拝をすませて慌しく雑煮を食べてバス停へ急ぐ。西高東低の気圧配置で晴天だが空気は凛として冷たい。暫く待つほどに二本の国旗を車頭へはすかい掲げたバスが7時に来た。おめでとうございますと運転手に挨拶して乗り込む。まだ数人しか乗客はいない。車窓から見事な飛行雲が、青空に帯状の白い軌跡を描いているのが見える。上空はよほど冷え込んでいるのであろう。飛行雲を撮影しようとカメラを構えるがビルが邪魔をしてなかなかシャッターチャンスがつかめない。京浜東北線に乗り換え。座席には未だ余裕がある。

 東京駅着は7時40分だというのに沢山の人々が忙しげに動いている。       
 元旦でも駅地下街の店は開店しているところが多い。食堂も開いていて多くの人々が朝食を摂っている。集合時間の8時半までにはまだ40分ほど間があるので元旦風景を観察するため地下街の散策で過した。正月三日間はどこも店が閉まっているという風景は、一昔以前の光景になってしまった。                                  
 東京駅丸の内南口側の丸ビル前にはこのツアーに参加する人達が集まり始めているがまだバスの姿は見えない。元旦のオフイス街を暫く歩いてみたが門松を建てて国旗を掲げているビルは皆無に近い。それでも財閥系のビルには懐かしい門松と国旗が掲揚されていたのでほっとした。                         

 予定の時間にはバスが2台到着し上野で乗客を乗せてきたバスに乗り込んだ。82名の乗客を乗せた2台のバスは定刻の8時半には三嶋大社へ向けて出発した。阪急トラピックスだけで関東地区の11ケ所から三嶋大社初詣へ出かけるというから現地では相当の混雑が予想される。

 思い出せば一昨年は元旦に日光東照宮へ、昨年は鹿野山新勝寺へ初詣をしたのだが何れの時も初詣客で大混雑していた。

 最初の東名足柄インターチェンジで小休止してから三津浜港まで疾駆した。車窓から富士山が眺められたが上空の白雲が邪魔をして富士山頂が判然としない。               

 三津浜では40分程駿河湾内をクルーズした。この湾では魚の養殖が盛んで河豚、平目、はまちなどを養殖しているという。淡島を見ながらのクルーズであるがこの島には狸を放牧したことがあるという。船上からは富士山を望見できたがやはり山頂は白雲に隠れていた。
                                               かつらぎ 山パノラマパークで海鮮しゃぶしゃぶ膳の昼食を摂り、江間の苺園で苺狩をした。僅か30分の短い時間であったがビニールハウスの中へはいり、苺を摘んで賞味した。秋姫という品種の苺は丁度食べごろの時期でその美味を堪能した。参加者全員が今回のツアーではこの苺狩が一番よかったとの評価である。                        
 苺をたらふく食べて三嶋大社へ初詣である。予想にたがわず大社へ至る道路は大変な渋滞でバスは遅々として進まない。やっと到着してバスを降りると参道が参詣客で大混雑である。やっと本殿に到着しても脇のほうからお賽銭を投げ入れて人込に揉まれながら柏手を打って拝礼するのがやっとである。とても立ち止まって拝殿を見ることなど出来ないほどの混雑である。人込を抜け出すとトイレの前に長い行列ができていた。               
 沼津グルメ街道の駅には海産物や新鮮な野菜果実が豊富に並んでいた。

 時の栖のイルミネーションは約250万個の電球を使った光のトンネルや高原台地に設置されたイルミネーションを見学した。一見の価値はあったが、ここも人込が凄く歩くのに難渋した。

 帰りの東名高速道路は二つの交通事故の影響もあってのろのろ運転となり東京駅へ帰りついたのは予定より1時間遅れて21時30分となった。              

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 横浜臨海公園さん 2011/01/05 06:44:45
    謹賀新年
    早島 潮さま、新年明けましておめでとうございます。


    昨年中は愚旅行記にお立寄りを賜りまして誠に有難うございました。
    早島 潮さまにとってもよいお年であらせられます様に。
    本年も何卒宜敷くお願い申します。



    横浜臨海公園

    早島 潮

    早島 潮さん からの返信 2011/01/08 16:27:13
    RE: 謹賀新年
    横浜臨港公園様

    新年おめでとうございます。

    ・老妻と世直し願い食む雑煮

    本年もよろしくお願いいたします。

                早島 潮

    > 早島 潮さま、新年明けましておめでとうございます。
    >
    >
    > 昨年中は愚旅行記にお立寄りを賜りまして誠に有難うございました。
    > 早島 潮さまにとってもよいお年であらせられます様に。
    > 本年も何卒宜敷くお願い申します。
    >
    >
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    > 横浜臨海公園

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