2010/12/27 - 2010/12/30
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copi_yamaさん
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タイ北部のチェンライを起点に、以前はアヘンの生産で有名だったという黄金の三角地帯「ゴールデントライアングル」を訪問。
徒歩でミャンマー入国、ボートでラオス入国の後タイに戻り、首長族に会うなど盛りだくさんの一日でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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チェンライ2日目。今日はゴールデントライアングルに行きます!
今回は地元の日系旅行会社Jトラベルサービスさんのツアーを利用しました。
最初はバスを利用して自分たちで何箇所か訪問しようと計画を立てましたが、あまりに非効率なのと、帰りの終バスが早いことからツアーを利用することに。
3日間かかる日程が1日で済むことになりました。 -
ワンカムホテルのレストランで朝食です。
結構込み合っています。 -
ブッフェの種類はそれほど多くないですが、まあまあの内容。
「タイ風のコーヒー」というのがあったので飲んでみましたが、コンデンスミルクが沈んでいるものでした。ベトナムコーヒーみたいですねー。
さて、食事を終えて9時半にホテルを出発します。
まずはミャンマー国境の町、メーサイへ行きます。 -
ホテルを出て1時間半ほど。道路沿いにたくさん売店が出ています。
地元特産のイチゴ、イチゴワイン、イチゴジュースなどイチゴづくし。
きれいなお姉さん(タイだけにお兄さんでは無いですよね・・)に勧められて試飲しましたがおいしかったです。 -
copi_yamaは購入しませんでしたが、100バーツ程だったと思います。
後で写真を見て気付きましたが、売り子さんはイチゴを意識してかピンク色の服を身に着けていますね。 -
道路沿いのイチゴショップを過ぎて10分ほどでメーサイの町に入りました。
大通りから左の路地に入り、マーケットの坂道を上がるとミャンマー側の町を見渡せる展望スポット、ワット・ドイワオです。 -
ワット・ドイワオに到着。
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ミャンマー側の街、タチレイが一望できます。意外に街らしい街です。
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西側の尾根はタイ領らしいですがタイとミャンマーの国旗が翻っていました。
山の先にはミャンマーの基地があるとか。 -
でっかいサソリがミャンマー側をにらんでいます。さすが国境の町!
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さて、展望スポットから大通りに降りて、いよいよミャンマーに入国します。
中央の大きなゲートがタイのイミグレです。 -
橋の下を流れる小さな川がタイ・ミャンマー国境。
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橋の手前には「タイ最北の地」と書かれたモニュメントが建っています。
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その足元には、国境を示す杭。
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ゲートの左側がタイのイミグレです。パスポートにスタンプがいらない場合は専用レーンがあって早いのですが、押印する場合は一番右のレーンへ。イミグレを抜けるまで20分ほどかかりました。
地元の方々は日常的に買い物などで出入国するので、パスポートのページと時間をを節約するため、パスポートのコピーを持参して、それにスタンプを押してもらうそうです。 -
さて、タイの出国スタンプを押してもらい、国境の橋へ。
タイは左側通行、ミャンマーは右側通行なので、橋の途中で反対側へ横断する必要があります。 -
国境の川を渡ります。
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橋を渡りきると、そこはミャンマー。
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橋から見て右側でミャンマーの入国審査を受けます。
審査といっても入国料500バーツを支払い、入国許可証をもらうだけです。
そのために写真を撮り、パスポートを預けます。
ミャンマー側で一泊する場合は10米ドルでもOKだそうです。copi_yama達は日帰りなのでバーツ払いしかできません。 -
こちらが入国許可証。旅行前は「パスポートを預けて失くされたりしたら、いやだな〜」と思いましたが、それなりに管理している感じです。(あたりまえか)
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パスポートを預け外に出ると物売りが集まってきます。
「タバコ」「バイアグラ」「エロDVD」の売り込みがほとんど。女性だと別のものを勧められるんだろうか?? -
時間があまりないのでマーケットをブラブラ。
売っているものは食品、衣料品、タバコなどいろいろ。偽物と思われるブランド商品などもありました。 -
ナッツ類の売り子さん。顔にミャンマーの化粧品兼日焼け止めの「タナカ」を塗っています。
顔全体にまんべんなく塗るのではなく、ほっぺと鼻にぬっている女性が多い印象でした。ムラになって日焼けしないのかな??
写真を撮らせてもらったお礼に小袋入りのピーナッツを購入。40バーツ也。
ポリポリ食べながら歩きます。 -
ミャンマーの人々はタイ人よりも日本人に似ている感じ。元気な売り子さんも写真を撮ろうとすると恥ずかしがって下を向いてしまいます。
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「傘をさしてバイクに乗るな」の標識。傘さしてバイクに乗るヤツが結構いるってこと?
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マーケットを抜けた先にタナカの専門店発見。
「Thanakha」と書いて「タナカ」なんですね。
のぞいてみます。 -
女性用の化粧品の店なので、恐る恐る覗いてみると。
「こんにちは。日本人の方ですか?」と流暢な日本語が。
店主ご夫婦は以前日本で働いていたとのこと。タナカのことについて色々教えてくれました。 -
タナカは柑橘系の木の樹皮を石ですりつぶしたもので、美肌、日焼け止めなどの効果があるそうな。
いきなり実演してくれました。 -
直径5センチ、長さ30センチほどの木の枝(ケーキの「ブッシュ・ド・ノエル」みたいなヤツ)を、水を塗った円形の平べったい砥石でスリスリ。その液体を頬に塗るそうです。
このお店ではすでにペースト状になったタナカを販売しています。
買いもしない野郎二人組に親切に説明していただきありがとうございました! -
そろそろタイ側に戻ります。
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ゲート右側の出国口へ。ここで先ほど預けたパスポートを回収。入国許可証と引き換えです。
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イミグレを出て再度国境の橋へ。
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国境の橋からタイ側を見ると、川沿いの建物にレストランがありました。食べて行きたいのはヤマヤマですが、時間がないので移動します。
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道路を渡り左側へ。再度タイへ入国。
再度入国カードに記入したり、行列に並んだりで30分ほど時間がかかりました。
ゴールデントライアングルへGO! -
車で1時間ほど移動してゴールデントライアングルに到着。
copi_yamaが立っている展望台はタイ領、川の左側がミャンマー、右側がラオス領です。写真では小さくて見えませんが、ミャンマー領の川沿いにはカジノが建っています。
気候がケシの栽培に適していることと、国境地帯のため製品(アヘン)を他国に出しやすいこと、当局の追手は国境を越えられないため逃げやすかったことなどから、アヘンの一大生産地になったそうです。
また、第二次大戦後、国共内戦に敗れた中国国民党の残党が雲南省から逃れて来て、資金源のためにケシを栽培していたという話もあるようです。 -
写真撮影用?のプレートをパチリ。
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お次はオピウム(アヘン)博物館。
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ケシの種をまいてからアヘンを採取するまでのモデル。
このほか、アヘンを吸引する道具類の展示やアヘンの吸い方を説明するためのロウ人形(結構リアル)などもあり、まあまあ面白いです。 -
こちらは「麻薬王」と呼ばれたクンサー氏についての説明。少数民族の独立を旗印にしながら麻薬ビジネスで財をなした軍閥の棟梁だったそうですが1990年代にミャンマー政府に投降したそうです。
映画かドラマの中の話みたいですが、数年前まで生きていた人だそうな。 -
タイ・ラオス・ミャンマーの地図が貼ってありました。
黄色いタイ領の北の端っこ、ミャンマー(緑)とラオス(ピンク)の接点が、ゴールデントライアングル。中国(オレンジ色)もすぐ近くですね。
この辺でアヘン博物を後にして、船でラオスに入国します。 -
メコン川の船着き場に到着
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新しそうな仏像が船の安全を見守っています。
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船着き場に降りまーす。
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結構小さなボート。
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二人座るといっぱいいっぱいの幅。安全運転でお願いします。
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ツアー参加者が2台に分かれて出発!
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copi_yama号も出発!
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一旦上流にさかのぼり、ゴールデントライアングルの展望台から見えたミャンマー領のカジノあたりまで来ました。
結構スピードが出ます。 -
カジノからUターンして、船乗り場を通過。
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もう一台の船も軽快に飛ばします。
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10分ほど川を下り、左岸の船着き場に。ここはラオス領の島(中州)だそうです。
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ラオス上陸!でもイミグレはありません・・。大丈夫??
入国スタンプが欲しかったんだけどな〜。 -
島内には土産物屋さんが並んでいます。
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特に惹かれるものがなかったので、ビアラオ黒ラベル(40バーツ)を飲んで一服。
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一服後、再びボートに乗りチェンセーンへ移動します。
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水遊びしている子供たちが我々に手を振っていました。
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日がだいぶ傾いてきました。そろそろチェンセーンに到着です。
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船着き場に到着。17時にはホテルに帰る予定のツアーでしたが、すでに17時!日も傾いてきました。
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ボート君ともお別れです。
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ボート乗り場から土手を登り車に乗り換えます。
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10分ほど走って到着したのはワット・チェディルアンというお寺。
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境内にチェンセーンの地図がありました。コの字型の城壁とメコン川に囲まれた城塞都市だったようです。
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この寺の仏塔は八角形だそうです。
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結構でかいね。
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ライトアップされたご本尊が目を引きます。
ここでツアー終了の予定でしたが、オプションで首長族の村にいけるとのこと。せっかくなのでご挨拶に立ち寄ることにします。(200バーツ也) -
ワット・チェディルアンを出てすぐに日が暮れました。
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とっぷりと日が暮れた中を1時間半程走り、首長カレン族の村に到着。
ガイドさんによると、ここには首長族以外にもアカ族、ヤオ族などいくつかの少数民族が給料をもらって暮らしているそうです。
もともとミャンマー国籍の彼らは国境を行き来して生活しているそうですが、タイ政府が労働許可を与えて、より良い条件で生活してもらい政府がコントロールできるようにしているとのこと。
今回は時間が遅かったので首長カレン族のみ訪問です。明るいうちに来たかったなー。 -
ここでは家族ごとに小さな家に住んでおり、土産のマフラーなどを売っています。
copi_yamaがマフラーを買った先の親子をパチリ。この子はずっと楽しそうに歌を歌っていて可愛かった。 -
少し大きめの家に子供達がたくさん集まっていました。
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イチオシ
首の長さよりも、子供たちが無邪気で明るいのが印象的でした。
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首に巻いている真鍮の輪っかは大きなものになると5キロ近くあるそうです。
肩が凝りそう。大変ですね。
首長族にも会うことができ、満足したところで帰路に着きます。 -
車で約30分ゆられ、チェンラーイ中心部に戻ってきました。時計台もライトアップされて綺麗です。
これでチェンライ2日目終了。明日は午前3時出発でプーチーファーに行きます。
早くホテルに帰って寝なければ!!
チェンライ訪問記③につづく。
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