クリスマスマーケットで賑わう寒波のドイツへ～ニュルンベルグ編

2010/12/11 - 2010/12/18

やっと長期の休みが取れた～！さてどこに行こうかと考えていた所、何せ旅行の1か月前に決めたので飛行機のチケットはすでに往復30万もする値段のしか残っておらず、じゃあしょうがないツアーで…と言う事で、休みの日程でまだ空いているツアーがこれだった…てな訳で、クリスマスマーケットで賑わうドイツへ。
1日目：フランクフルト着～ハイデルベルグへ
2日目：ハイデルベルグ～シュツットガルト
3日目：シュツットガルト～ギーンゲン～ローテンブルグ
4日目：ローテンブルグ～ヴィース教会～ノイシュバンシュタイン城～ミュンヘン
5日目：ミュンヘン～ニュルンベルグ
6日目：ニュルンベルグ
7日目：ミュンヘン空港から帰国

エリア ニュルンベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ミュンヘンから夕方にニュルンベルグに到着。とりあえずホテルにチェックインして…と。本日のお宿はニュルンベルグ中央駅から徒歩5分位の好立地にある「シェラトン・カールトン」。ここも良いホテルだ〜。中央駅には近いし歩いて旧市街にも行けるし。ベッドにサンタさんの形をしてウェルカム・チョコもあり。おおおっ！バスルームでTVの音が聞ける！(すいません田舎もんで…そんなホテルに泊まった事ないもので）
その後夕食の調達も兼ねて旧市街の入り口にある「職人広場」と言う中世の職人の家などを復元したショッピングエリアみたいなとこをちょろっと見て、旧市街のクリスマスマーケットへ。でもこの時デジカメをホテルに忘れて行った為、写真無し。翌日に持ち越しです。とりあえず、ニュルンベルグソーセージをパンに挟んだものとグリューワインで夕食。

翌日は、午前中は市内観光です。ニュルンベルグと言えば、「ニュルンベルグのマイスタージンガー」か「ニュルンベルグ裁判」しか思いつかなかった私です。クリスマスマーケットがとても有名らしいのですが、そんな中でもこうして一応観光も出来るからまあ良し。ニュルンベルグ裁判の行われた裁判所も外観からですが見れました。右端だったか右から2番目だったか忘れちゃいましたが、ナチスの戦犯の裁判が行われた600号陪審法廷。

せっかくいるんだし、ナチス関係の負の遺産の記念館とかがあるので行きたかったんですが、裁判所は普通に今も機能しているので入れず、記念館は町はずれにあるとの事で、今回は断念。

神聖ローマ皇帝の居城だった「カイザーブルグ」。城めぐり大好きなのよね〜。

カイザーブルグにて。この模様。

カイザーブルグにて。ちゃんと双頭の鷲が。

道路も凍ってま〜す。この日は旅行中で一番寒い日だった。この日はさすがにホッカイロ完備。

ここもカイザーブルグ。

ここもカイザーブルグ。城だから広いんだぜよ。

ここもカイザーブルグ。双頭の鷲。個人的に結構好きな紋章なのです。

カイザーブルグは、旧市街の北に位置しています。そして、高台にある為、旧市街を見渡すことができます。

カイザーブルグからの街の眺め。これ、光化学スモッグじゃないですからね。雪の為ですから。この天気は。

何かいかにも城って感じの塔。

カイザーブルグの外側。ティアゲルトナー門広場。坂の傾斜、分かります？結構傾斜がきついです。雪の上に石畳だから滑る滑る。

石造りの上に木組みの部屋。面白い。

ティアゲルトナー門広場にて。何これ？と思ったら「うさぎ」でした。アルブレヒト・デューラーの「野うさぎ」の絵をモチーフにした彫刻らしいです。しかし奇妙なうさぎちゃんですね〜。1984年にユルゲン・ゲルツという人が制作した作品だそうです。

ティアゲルトナー門広場にて。右の建物が、画家アルブレヒト・デューラーの家。

デューラー・ハウス。午後の自由時間に中に入ろうっと。

ティアゲルトナー門広場にて。そのまま生えてるもみの木にデコレーション。素敵。

きれいね〜。

アルブレヒト・デューラーの銅像。

市庁舎。入り口ドアの装飾が良い。

市庁舎。これも別の入り口ドアの装飾。確かこれはニュルンベルグ市の紋章だった気がする。

市庁舎から下に下ると中央広場。クリスマスマーケットで賑わってます。これはクリスマスピラミッドと言うらしいです。

中央広場。

中央広場にて。ドイツ郵便の屋台まで出てます。ここから郵便(クリスマスカード）も出せたみたい。後ろの建物の壁画もすごいな〜。南ドイツ、こんな壁画の家々が多く見受けられました。

屋台ではジンジャークッキーとかレーブクーヘンとか色々売ってます。

夜になるとこの四角いのに明かりがともってキレイです。

「美しの泉」と呼ばれる泉。中央広場に建つ泉ですが、周りは美しい装飾の鉄格子で囲われています。

中央広場に建つ聖母教会。

色々売っております。グリューワインとかポップコーンとか茹でとうもろこしとかチョコバナナとかクリスマスツリーの飾りとか。

聖母教会の前では、こちらも簡易ステージで色んな団体が音楽を奏でております。

ハイリヒ・ガイスト・シュピタール。旧市街の中心を流れるペグニッツ川に突き出した旧貧救院。今はレストラン。

ここで昼食。ニュルンベルガーソーセージにザワークラウト添え。ソーセージは超うま〜〜〜〜〜。ザワークラウトは…好きじゃない。

普段、中央広場では野菜などの食べ物の市場が出ているそう。でもクリスマスマーケットの時期は、広場から目抜き通りに続くケーニヒ通りで市が出てます。野菜やら果物やらチーズやら。チーズ、おいしそうだな…。

ここニュルンベルグの聖母教会でも、仕掛け時計が見れます。ヨーロッパてこの手の仕掛け時計が多いね。

昼食を食べ終わったら、自由時間。本当はね〜。ここから電車で1時間位のレーゲンスブルグに行きたかったのだけど、この雪で電車も予定通りに動くか危ういし、何せ次の日は帰国の日なので、用心して今回は行かない事に。その代わり、ニュルンベルグの街を楽しむ事に。この後中央広場を通り抜けて、デューラーハウスへ。

デューラーハウスを見た後は、ゲルマン国立博物館へ。マーケットとかお買い物は夜でも出来るけど、こうした博物館とかは閉館時間が決まってるからね。こっちが先。

しっしかし…。ここの博物館、ただものではないっす。所蔵物がハンパないっっ！広くて広くて全部は見きれてません。が…っ。こんな写真のものを見ると俄然張り切ってしまう私。何せ歴女なもので。

こんなんのとか〜。

色々なコレクションがあります。デューラーの絵もありましたし、ドイツの先史時代から近代までのものが、カテゴリー別に展示されています。これは、飾り戸棚のコレクション。こんな数の戸棚のコレクションなんて、初めて見た。他にも、古楽器のコレクションも圧巻でした。とにかく古いピアノとピアノの原型？のものとされる楽器の展示数と言ったら。

個人的にこのそり？が気に入りました。

教会なのか、関連する施設と思われる建物を利用してこの博物館は建てられているので、こんな展示物もあります。

展示物、と言うか建物自体が展示物？

こんなんとか。やっぱり宗教画の所蔵数も半端じゃないです。ここ。

閉館間際まで博物館を見て、さ〜て、お買い物タイム。もう一度中央広場に戻ります。

ケーニヒ通りから中央広場へ向かう道。

中央広場のさっきのドイツ郵便の屋台の横に、こんな馬車が。実はこれ、郵便馬車兼観光馬車。

デューラー・ハウスの場所は、「アルブレヒト・デューラー通り」。そのまんまだ。

デューラー・ハウスの向かい辺りにあるビアレストラン「アルブレヒト・デューーラー・シュテューベ」。

ティアゲルトナー門広場にまた戻ってみる。モミの木、燃えてるみたい…。中央広場で屋台で夕食。（写真撮るの忘れた…）すったじゃがいもと玉ねぎと小麦粉を混ぜてそれを油で揚げた「カルトッフェルプファー」と言うポテトパンケーキ。これにすったリンゴのソースを付けて食べる。美味！そしてグリューワイン。デザートは串刺しの「何か」にチョコをかけたもの。その「何か」が分からず屋台のおじさんにドイツ語で尋ねたものの、私のドイツ語は通じず、しかも英語も通じず…。しょうがないのでとりあえずフルーツ系だろうと思い、購入。かじってみたら…。クルミでした。

海外に行くと必ず現地のスーパーに行かないと気が済まないので。中央広場にあるEDEKAと言うスーパーで色々調達。レジのお姉さんも日本人慣れしているのか、日本語で「ジュウキュウユーロ。フクロイルカ？」と聞かれました。

グリューワインを買うと、こんなカップに入れてくれます。街ごとにデザインが違うらしい。飲み終わったら屋台に戻せばカップの代金が返金されるシステム。いいねえ、これ。でも記念なので持って帰ってきました。他にも蜜蝋のろうそくや、eillesと言うスイーツやコーヒー等のお店のお菓子を買って帰りました。
http://www.eilles.de/

eillesで買った「お菓子の家」こんなかわいいお菓子とか、おかきなどのおせんべい系米菓まで売っていました。
翌日、ミュンヘン空港から帰国しました。寒波到来中の為雪はさすがにすごく、ドイツ国内線はキャンセルが相次いでいたけど、日本行は出発が40〜50分程遅れたものの、欠航にはなりませんでした。あ〜〜〜〜また行きたい！