2010着の身着のまま？ドイツとフランスの旅・・・　まずは怒涛の前半戦。

2010/12/09 - 2010/12/17

今回のテーマは20年ぶりのモンサンミッシェルとパリ。ついでに古巣のドイツへ
友人訪問。予定を組んだらとんでもなくハードな日程に・・・・・
いつも軽装なひげですが今回はルフトハンザ様の取り計らいで自分史上最高に
身軽な一人旅、長らくのご無沙汰でした。ひげの旅行記・・・はじまります！

なかなか進まないよ〜。

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて2年ぶりのドイツの旅。ひげはドルトモント行きのICEのドアのそばに
立って少々考え込んでおりました。
「このたびは幸先悪いのかなぁ？前回は結局仕事の話が駄目になって
なんだか落ち込む旅だったから今回は楽しみたいんだけどなぁ・・」
何のことやら？そうですね、説明しないと・・
実はルフトハンザご自慢の新鋭機エアバスA380で少し早めにフランクフルトへ到着したまではよかったんですが乗り継ぎのデュッセル行きが欠航、
連絡請うというルフトハンザの電話にはつながらないし結局空港駅の窓口でエアのチケットを電車に振り替え、荷物の届け先を二か所教えて空港駅から
デュッセルに向かっているわけです。最悪暫く手荷物だけでの旅行になるのかな？とおもいこの雪景色を見てトランクの中のダウンコートに思いをはせ、着の身着のままでは死んじゃうかな？なんてちらっと浮かんだりして。
なんせ外気温はマイナスですからね。フリースにウールの上着では少々厳しいかな、なんて思いながら、欠航のせいで列車もいっぱい、席がない、11時間のフライトの後、立ちっぱなしは結構つらい。それでなくても空港の中をかなり歩き回わるはめになりおまけに結局何の情報も手に入らない、という
こともありこの時点ではかなり「下がって」いるわけです。

成田は快晴、これがA380かぁ、やはり大きいなぁ、なんて思いながら
搭乗したのはわずか12時間少し前。

今回席指定をしたので一番後ろなんですがその最後部から前を見ると
「やはりでかい」ということがよくわかります。
機内はツアーの団体さん、それもなぜか学生さんが多くなんだか異常に
盛り上がっている感じです。
うるさいのは苦手なひげ、静かなフライトになるといいなぁと思ってます。

トイレですが。意外と広い。
これくらいあると楽ですね。お湯も出るし
こういうところは新鋭機は使い勝手がいいからうれしいです。

これはフランクフルトの空港駅の天井。
どうです、しっかり雪なんですよ。
到着した時点で一面雪景色、まあ滑走路は除雪してありましたが
かなりさむい、という感じで。

ICEは幸い最初の停車駅ボンでかなりの人がおりたためボンからは
座ることが出来ました。ただ少々放心状態。
荷物ないしかなりさむいし・・・疲れているし・・・
まあホテルは予約してありますから元気だして行きましょう。
とたどり着いた古巣のデュッセルドルフ中央駅、それでも
予定の飛行機とあまり変わらない時間で到着しました。
なんせ飛行機の待ち時間はなかったし割とすぐ列車には乗れたしね。
まだ18時くらい、これなら買い物に行ける、と気を取り直して。

今回はたしか2006年に一度泊まった
cityaparthotel　へ。
以前の勤務先の和食店のすぐ目と鼻の先なんで。
booking.comにて予約　朝食つき51ユーロ。
ただし今回は広いけどなんとなくぱっとしない部屋でした。
経営者が変わったのかな？なんとなくそんな気が。

それでも翌朝。これがドイツの朝食です、というよりも
温かい料理もあるから標準よりは上、と言っていいかも。
この食事がつく限りドイツのホテルはほんと旅行者には
助かるとこの先思い知らされます。

今日の午後にはフランスはパリに向けて飛ぶんで時間がありません。
朝から用事山盛りです。昨晩は久しぶりに友人に会いお土産がないことを
お詫びしつつ食事（だってトランクないんだもん）して再会を祝い
今後のことを考えて少しコート類のリサーチをしました。
最悪こちらでコートやらは買う必要がありそうですからね、サイズのこと、
値段のこと色々下調べしたり、歯ブラシとか歯磨きとか靴下とかを
買いまして。あとモンサンミッシェル周辺の道路地図、これは日本では
入手困難なのでドイツで買う予定のものでしたのでそれを探したり。
さらに友人にシュトーレンをお土産にしようとデュッセルでは有名な
ハイネマンに行きシュトーレンを購入。さらに旧市街にもチョイとは
顔出さないとねぇ、ということでさらっと一回り。
いやあ、忙しかった。

で予定通り空港からパリ行へ乗るときに面白いことがありました。
チェックインして待っているとメールが
「パリ行は残念ですが30分ほど遅れます」とのこと
前後してアナウンスがあり同じ内容に加えて遅れる理由が
パイロットがまだ来ていないため、というんですよ。
長年飛行機乗ってますがパイロットの遅刻で飛行機が遅れたのは
今までで経験ありません。
それでも40分遅れで無事？離陸。
これはパリシャルルドゴールの直前の景色。やっぱり雪なのね・・・・

出発は多少遅れましたが無事パリCDGに到着しました。
ＣＤＧに来るのも20数年ぶりです。そのころは鉄道駅なんて
地下にはありませんでした。みんな高速鉄道でパリ市内の駅に
移動しましたから結構大変だったんですよね。

到着したターミナル1から鉄道駅のあるターミナル2に移動します。
移動はこのCDGVALという無人のシャトルで。まあ多くの人が
ターミナル2に移動しますからあまり迷うことはないと思いますね。
はじめてでしたがぜんぜん迷うことはなくて大変わかりやすいです。

さてターミナル2から一階層上に上がって表示通りに移動すると
こんなものが。この下がSNCFの駅になっています。
スタンドですが軽食のスタンドがあります。
この辺から外気がかなり入っているようでうすら寒い、感じです。
TGVに限りませんが乗降ホームの表示はある程度直前にならないと
表示しません。特にフランスは10分前位にならないと出ないようで
それまでは待合室にいるのが賢明です。ただしこの駅の場合ホームに
降りる待合室自体がかなりさむいんです。今日のひげは少々軽装で
上に着るものがありませんから電車が来る直前まではなるべく温かい
ところにいようとこの写真のフロアでうろうろしていました。
10分前にホームへ。ほとんど外ですから・・・寒い！！
列車に乗り込んだ時のほっとした気持ちと言ったら・・・・
ここから3時間の旅です。隣の席はルマンまで休暇で帰るという
大学生の女の子。でもお互い静かに過ごしました。
ひげ、まだ疲れているみたいです・・・・

ほぼ定刻にレンヌへ到着。昔モンサンミッシェルに行ったときは実は
パリ、サンラザールからカーン経由でしたので鉄道でレンヌに到着するのは
実ははじめてです。一度帰途この駅からTGVに乗ったことはあるんですが。
夜の到着、初めての街、でもなんだか疲れています。寒いし一番の
失敗は食事できなかったこと。デュッセルで買い物などに時間を使いすぎて
食事をする時間が取れず空港でサンドイッチでごまかしていたんですねぇ。
よく考えればCDGでだって大したものは食べられないことくらいわかっていたはずなんですが結局レンヌまで大したものは食べていません。
おまけに・・・ホテルの場所が。地図がない、から住所から探すしかない
けど意外と暗いしバックの中だしあらあら・・少し歩いてみますか・・・
テクテク・・・・あれ、あれそうじゃない、そうだよあれだよ。
なんという偶然でしょう。あっさり見つかりました。よかったぁ！.

わかってみると駅まで3分。近いからここにしたんですもん。
無事チェックイン。時に一応確認するんですけど荷物来てません？
やっぱり・・・・来てないですかぁ・・・・・
おなかすいた、でも10時。一応外に出てみますが明日は9時にレンタカー予約してあります。今から食事というのは普段の生活を考えてもあまりよくないなぁ、ということで近くにあったミニスーパーという名のよろず屋さんで
水とヨーグルトを買い部屋で食べて寝ちゃいました。
ちなみにこの部屋は5階のバスタブ付きで朝食を含めて97ユーロ。
快適な部屋ではありますが昨日に比べるとだいぶ高い！

これが朝食。まあフランスでは標準ですよね。卵がつくだけいいほうかな。
コーヒーはさすがにおいしい。
レンヌははじめて泊まりました。簡単な地図をフロントにもらいましたが
結局駅とホテルしかわかりません。夜ついて朝出かけましたから街の印象も
何もないんです。それもまたちょっともったいなかったのかな？とも
思います。今回はそういう意味では少々余裕がない旅なんですよね、残念ながら。いよいよ今日はモンサンミッシェルへ、それもレンタカーです。
ところがところが・・・・ひげの旅にハプニングはもはやお約束です！
怒涛の旅中編へ続く