ビザ延長の為、一度上海へ帰還！

2005/05/16 - 2005/05/17

５月１６日。
また香港で１年マルチビザを申請する為に、一旦上海へ戻って、６月始めに広州へ向かいます。
一泊２日の列車の旅。
また吐絲娜の乗る日程の「T52次」を狙っての乗車。

今回は、車窓から見える窯洞（窑洞：ヤオトン）を撮ってみました。
昔はそこに人が住んでいたのですが、その冷却保温効果を利用して、表に立てた家に連動している人も居ます。

では、退屈かも知れませんが、車窓からのダラダラ観察の様子をご覧下さい。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

敦煌から上海へは、吐絲娜の乗る烏魯木齊発のT51/T54次を使います。
なので、敦煌発時間が「夜中の１時半頃」になるので、乗ったら速攻でご就寝でした。

画像は、当日大雨でしたので、少し増しに鳴り始めた蘭州当たりからの撮影です。

モヤってます。

モヤモヤです。

画家爺ぃさんもウトウトです。

その１時間程後、車両内清掃に来た吐絲娜と聊聊天！

前から話しがあったのですが、彼女と彼女の妹の「海里」がパスポートの申請がしたかったそうです。でも、中々申請する強力な理由というか、資料が揃わなかった為、未だに申請出来ずにいたそうです。

そこで、外国人との交流は、資料的には結構な武器になるので、こんな感じでこまと一緒に写真を撮り、郵便のやり取りもしてから、それらを申請所に付けると、かなり有効打になると思います。
そして、こまが渡す手紙には、「日本を案内したいので」と言う理由を付けておけば完璧です。

ただ、彼女たちは維吾爾人なので、政府のジャッジがどうなるのかまでは判りません。維吾爾人でも、彼女たちは漢族学校出身ですし、２人とも列車の乗務員として真面目に働いていることから、成功率はかなり高いと思います（保証の限りではありませんが、彼女たちの運を天に任せます）。

あと、爺ぃの世話した若造が、いまは新疆自治区公安庁の上役なので、一応彼にも一報しておくことに。

申請、うまく行って下さいよ〜！



（結果的には、すんなり申請が通り、パスポートを受理出来たそうです。日本へ来ることは、幾ら日本人と知り合いであっても先ずムリですが、中近東や東南亜細亜なら上手く行くと思います。これが原因で、国外逃亡なんてことは無いとは思いますが･･･(^^；

黄河。

広いですが、本当に赤茶色いですね。

蕩々と流れる水に、雨水が合わさって流れが強まっています。

スタンドが見えてくると・・・

町っぽい雰囲気になってきましたので、、、

蘭州までもうすぐみたいですね！

蘭州は、甘肅省の省都です。

敦煌とはエライ違いの広さです。

列車の後尾が素敵な感じ。

でも、雨が鬱陶しいですよね。

回教徒も多くいる蘭州。

モスク調の建物も有りますね。

新興地も沢山見えていました。

蘭州站到着！

昨年と追った時に見て知ってますが、綺麗になった駅は良い感じです。

吐絲娜仕事中！＾＾

ジリリリリリリ！！！

「さあ、時間ですよ〜、みんな乗ってね〜」と吐絲娜仕事中！

赤土が多い蘭州。

結構貧乏な省なんですよね。

爺ぃのお父さん達は、この蘭州出身者です。

ドンドン開発して産業を増やして下さい。

でも、増やしすぎは問題ですが、そこまで考えてないでしょうね。

更に東へ進むと、土地が肥えてきて緑が多くなってきます。

それに伴って、田んぼや畑が多くなりますね。

綺麗に並んでいます。

誰かさんと誰かさんが麦畑〜♪

単なる地面の耕作だけではなく、、、

ハウス栽培もしています。

地形が面白いのも、この辺りの特徴。

向こうの方は亀裂地帯ですね。

もう少し進むと、そのエグイ地形が見えてきます。

さっきまで見えていたドロドロの道が、突然舗装道に！

ん？
この囲いは、あの窯洞を囲んだ外壁かも？

窯洞は、夏涼しく冬暖かい、古代の横穴住居です。

この地域の奥の方では、いまでも現役で使われています。

普通の家がコンビネーション化されています。

倉庫にしている人もいるそうです。

使わなくなった窯洞（ヤオトン）。

窯洞の集落。

ここももう放棄されて居るみたいです。

山が枯れないようにする「スジ」です。

草などを植えて、山を守ります。

麓には寺院が。

高速道路がみえてきました。

高速沿いの山々には植樹林が。

高速道路の土手。

何となく綺麗なのでパチリ！

止まっている貨物車両が見えてくると、、、

駅を通過しました。

動体視力がイマイチで、駅名は読めませんでした・・・

寝台車の表示をパチリ！

時間や気温も出ます。

ほ〜ら、出てきましたよ亀裂地形。

地球がひび割れしたようなイメージの地形です。

使いにくそうですね。

近くに田んぼがありますが、平坦ならどんなに良かったことか。

家が見えてくると、駅も近そうですね。

共産党の施設が。

この建物のサイズからすれば、部落級の村でしょうね。

この地域独特の形状、片面絶壁の家が見えます。

何だか綺麗な構図でパチリ！

地面の亀裂も減ってくると、整然とした感じになって行くのが顕著に判りますね。

さっきまでは窓越しに撮っていたのですが、この辺りは、トイレ簿窓からカメラを差し出して撮ってます。

クリアな風景！

曇ってなければ絵になりそう！

ね。

ビニルハウスも大きくなりました。

のんびりした田舎の風景。

この色々な色遣いが、とっても長閑さを醸します。

でも、真緑りも素敵です。

ミニミニないろは坂！！

ちょっと飽きてきましたか？＾＾；

吐絲娜と、吐絲娜の同僚をパチリ！

この白い粉は何？

黒っぽかったり赤っぽかったりする山が多い中、何か綺麗な山でした。

こんなのが殆どですからね。

河がある風景は、とても様になります。

何やら思いつつ。。。吐絲娜が好き？(*灬☆)\バキッ！（アホ！子供の年齢じゃ！）

何か面白い感じ。

この辺りになると、山肌にはもう窯洞（ヤオトン）は有りませんね。

これが、この辺りの特徴の家です。

この頃は、バーチャル旅行記ではなかったので、写真はここで終わっています。

この後、上海に着いてから義烏に行くまでの写真もないし、上海から広州への様子も写真がありません。

しっかり一日を抑えてないと、旅行記を綴ってても楽しくないですね〜。(*o☆)\バキッ！最近は逆に多すぎ！！（2010.12）