横浜旅行記(ブログ) 一覧に戻る
横浜市洋光台で仕事があり,前日遅くに横浜ベイシェラトンホテルに着く.さすが五つ星ホテル.朝食も含め満足できるものだった.部屋もコンパクトなシングルだが,別途も広く熟睡できた.一日の仕事の後,1863年創業の「割烹田中屋」へ.龍馬ブームでも一躍脚光を浴びた店だ.おりょうさんが仲居として働いていたところだからだ.神奈川宿にあったが今では一軒だけ,明治大正時代は華やかだったようだ.外国人相手の割烹として賑わっていたとか.完全予約制.料理は15750円.おいしかったがすごく良いというほどでもない.かつて海だったころの灯篭を眺めつつ,三味線の音を聞きつつ,古き良き時代と歴史に思いをはせる場所と思う.いい思いをした.私を招待してくれた人に深謝.http://www.tanakaya1863.co.jp/groop.htm<br />

【国内55】2010.11横浜出張 横浜ベイシェラトンホテル,田中家

4いいね!

2010/11/22 - 2010/11/23

7309位(同エリア9495件中)

2

47

suomita2

suomita2さん

横浜市洋光台で仕事があり,前日遅くに横浜ベイシェラトンホテルに着く.さすが五つ星ホテル.朝食も含め満足できるものだった.部屋もコンパクトなシングルだが,別途も広く熟睡できた.一日の仕事の後,1863年創業の「割烹田中屋」へ.龍馬ブームでも一躍脚光を浴びた店だ.おりょうさんが仲居として働いていたところだからだ.神奈川宿にあったが今では一軒だけ,明治大正時代は華やかだったようだ.外国人相手の割烹として賑わっていたとか.完全予約制.料理は15750円.おいしかったがすごく良いというほどでもない.かつて海だったころの灯篭を眺めつつ,三味線の音を聞きつつ,古き良き時代と歴史に思いをはせる場所と思う.いい思いをした.私を招待してくれた人に深謝.http://www.tanakaya1863.co.jp/groop.htm

同行者
その他
交通手段
JRローカル

PR

  • 仕事が終わってから,横浜に着いたのは2330.シェラトンホテルは駅前

    仕事が終わってから,横浜に着いたのは2330.シェラトンホテルは駅前

  • チェックイン

    チェックイン

  • こんなところで結婚式挙げるのだろうか

    こんなところで結婚式挙げるのだろうか

  • 雰囲気はいいけれどみんなが見ているよ

    雰囲気はいいけれどみんなが見ているよ

  • エレベーターホール

    エレベーターホール

  • 部屋はシングルだがさすがによくできている

    部屋はシングルだがさすがによくできている

  • 機能的な作りのホテル,スタンダードルームだが心地よい

    イチオシ

    機能的な作りのホテル,スタンダードルームだが心地よい

  • お風呂もまあまあ

    お風呂もまあまあ

  • 朝の風景,今日は疲れていたので0745起床

    朝の風景,今日は疲れていたので0745起床

  • 昨日のように雨ではないが曇っている.海まですぐだ.江戸時代はこの辺まで海だった

    昨日のように雨ではないが曇っている.海まですぐだ.江戸時代はこの辺まで海だった

  • 0810に食事へ

    0810に食事へ

  • オムレツもありさすが五つ星

    イチオシ

    オムレツもありさすが五つ星

  • 韓国人や中国人用のメニューもあり多彩な種類

    韓国人や中国人用のメニューもあり多彩な種類

  • 0900に部屋を出発,今日の出張先の洋光台へ

    0900に部屋を出発,今日の出張先の洋光台へ

  • 0932洋光台着

    0932洋光台着

  • 今日の出張先は,私設の研修センターだが,庭がある

    今日の出張先は,私設の研修センターだが,庭がある

  • 庭がきれいだった.一日中仕事先で過ごす.

    庭がきれいだった.一日中仕事先で過ごす.

  • 終了後1705,有名な神奈川の料亭,田中屋へ.江戸時代からの老舗だ.http://www.tanakaya1863.co.jp/groop.htm<br />1863年創業,広重の東海道五十三次にも前身の「さくらや」が出てくる店.坂本龍馬の妻「おりょうさん」が仲居として働いていた店.紆余曲折を経ていまではビルの谷間

    イチオシ

    終了後1705,有名な神奈川の料亭,田中屋へ.江戸時代からの老舗だ.http://www.tanakaya1863.co.jp/groop.htm
    1863年創業,広重の東海道五十三次にも前身の「さくらや」が出てくる店.坂本龍馬の妻「おりょうさん」が仲居として働いていた店.紆余曲折を経ていまではビルの谷間

  • 岩崎弥太郎はこのすぐ上に住んでいたと

    岩崎弥太郎はこのすぐ上に住んでいたと

  • かつて外国人向けにもしていたころの田中屋で働いていた人,もっとずっと大きかった

    かつて外国人向けにもしていたころの田中屋で働いていた人,もっとずっと大きかった

  • おりょうさんの写真

    イチオシ

    おりょうさんの写真

  • ヒョウタンのモチーフ,ころんでもおきあがる

    ヒョウタンのモチーフ,ころんでもおきあがる

  • この部屋は歴史のある部屋で,明治時代はここから海に直結していた.<br />創業は文久三年(西暦一八六三年)。江戸時代の初め、田中家の前身は「さくらや」という腰掛茶屋であった。安藤(歌川)広重の東海道五十三次の「神奈川台の景」に、このさくらやが存在するが、俗に権八茶屋とも称され、侠客幡随院長兵衛の相手役である平井権八が立ち寄り、麦飯にとろろ汁で十杯も食べたという茶屋。その後、さくらやから下田家となり高島嘉右衛門が経営していたのを晝間家の弥兵衛が買い取り現在に引き継がれている。「田中家」の名称の由来は晝間家の実家が四方田に囲まれ、一軒屋に由来しているところから、家号を「田中家」と改め、旅篭料理屋を開業した。<br />出典<神奈川のれん物語 田島 武著> <br />

    この部屋は歴史のある部屋で,明治時代はここから海に直結していた.
    創業は文久三年(西暦一八六三年)。江戸時代の初め、田中家の前身は「さくらや」という腰掛茶屋であった。安藤(歌川)広重の東海道五十三次の「神奈川台の景」に、このさくらやが存在するが、俗に権八茶屋とも称され、侠客幡随院長兵衛の相手役である平井権八が立ち寄り、麦飯にとろろ汁で十杯も食べたという茶屋。その後、さくらやから下田家となり高島嘉右衛門が経営していたのを晝間家の弥兵衛が買い取り現在に引き継がれている。「田中家」の名称の由来は晝間家の実家が四方田に囲まれ、一軒屋に由来しているところから、家号を「田中家」と改め、旅篭料理屋を開業した。
    出典<神奈川のれん物語 田島 武著>

  • 先附 胡麻豆腐 山葵旨だし<br />椀盛 甘鯛葛叩き 粟麩 芽葱 針生姜<br />造里 季節のお造里三種<br />

    イチオシ

    先附 胡麻豆腐 山葵旨だし
    椀盛 甘鯛葛叩き 粟麩 芽葱 針生姜
    造里 季節のお造里三種

  • 聖護院大根風呂吹き 車海老 花菜 柚子味噌

    聖護院大根風呂吹き 車海老 花菜 柚子味噌

  • 葉山牛ステーキ

    葉山牛ステーキ

  • おなかいっぱいになったころ,おかみさんのなんとプレゼンテーション

    おなかいっぱいになったころ,おかみさんのなんとプレゼンテーション

  • 横浜の歴史と田中屋の歴史.本人は商社マンの妻から,ここを引き継いだそうだ.かつては外国人も相手にした大きな料亭.おりょうさんは聡明だったが勝手な人だったらしい.

    横浜の歴史と田中屋の歴史.本人は商社マンの妻から,ここを引き継いだそうだ.かつては外国人も相手にした大きな料亭.おりょうさんは聡明だったが勝手な人だったらしい.

  • この灯篭の向こうは海であった.プレゼンの明治時代の写真に残っている.

    この灯篭の向こうは海であった.プレゼンの明治時代の写真に残っている.

  • ご飯,デザートも出たが写真取り損ねた

    ご飯,デザートも出たが写真取り損ねた

  • 1956 三味線のおとにおくられ満足して帰る.

    1956 三味線のおとにおくられ満足して帰る.

  • この灯篭も由緒ある

    この灯篭も由緒ある

  • 駅まで坂を下りていく,この階段の下はかつては海

    駅まで坂を下りていく,この階段の下はかつては海

  • 田中屋はマンションの間にある.今いるところはかつては海の底

    田中屋はマンションの間にある.今いるところはかつては海の底

  • 急な階段だ.

    急な階段だ.

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • kioさん 2013/09/17 22:32:32
    ご無沙汰しています
    ご無沙汰しています。

    かって おりょうさんが仲居として働いていた田中家、現存して
    ホテルとして営業しているのですね。 ちょっと驚き、、
    女将のプレゼン付きの宿の歴史紹介のビデオプロジェクター、、
    素晴らしいですね。
    竜馬ファンの私としては一度 行ってみたいと思いました。
    勝海舟の紹介で田中家に仲居として入ったという説もあるようです。

    詳細には判りませんが、田中家は現在はビルの狭間にあるのですか??
    なんだかとんでもない場所にあるような感じなのですが??

    suomita2

    suomita2さん からの返信 2013/11/29 22:06:53
    RE: ご無沙汰しています
    > ご無沙汰しています。
    >
    > かって おりょうさんが仲居として働いていた田中家、現存して
    > ホテルとして営業しているのですね。 ちょっと驚き、、
    > 女将のプレゼン付きの宿の歴史紹介のビデオプロジェクター、、
    > 素晴らしいですね。
    > 竜馬ファンの私としては一度 行ってみたいと思いました。
    > 勝海舟の紹介で田中家に仲居として入ったという説もあるようです。
    >
    > 詳細には判りませんが、田中家は現在はビルの狭間にあるのですか??
    > なんだかとんでもない場所にあるような感じなのですが??

    気が付かないでご返事遅くなり申し訳ありません.そうなんです,ビルの谷間にあります!今は普通の料亭ですがそこそこにおりょうさんの足跡があります.一度は訪ねていいところです.ご返事とても遅くなりすみません.SUOMITA

suomita2さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP