唐津・虹の松原旅行記(ブログ) 一覧に戻る
3日目 11月11日 (木)                                                                                 <br /><br />目を覚ますと外はまだ暗い。そこでまた寝てしまう。再度目を覚ましたときはもう明るくなっていた。他の人たちはお城まで散歩すると行っていたけど行ったのかな?朝食を7時半に頼んだので食事の部屋に行く。朝食もたのしい。唐津の旅館組合では朝食に力を入れているということだった。小さな焼おにぎりのお茶漬けが出た。お茶だけでなく、出汁と半々で割ってかけてある。焼いてあるから香ばしいし、これはいけるねぇ。いつもなら手をつけない焼海苔を、八代湾の海苔だというので、食後にばりばりと食べた。<br /><br />外はうっすらとだが靄がかかっている。この程度なら、鏡山から虹の松原が見渡せるかな?他の人たちは朝、唐津城まで散歩に行って、虹ノ松原もはっきりではないが見えたと言った。じゃ〜、鏡山に行こう!女将さんが鏡山に行って、帰りそのまま高取邸を見学して、駅で降ろしてもらい、荷物を預けて町をまわってはどうかと、アドバイスをしてくれた。そうしよう。 <br /><br />出発まで時間を利用して、100mぐらい先の浜辺へ行く。さらさらのベージュの砂浜。波が優しく打ち寄せ、琵琶湖のエリのような杭が並んでいる。沖にはぼやけてはいるが、島々が美しく浮かぶ。右手には唐津城がそびえ、左手には松原が始まる。さわやか。<br />                                              <br /><br />タクシーに分乗し、鏡山に向かう。そこで気が着いた。タクシーのメーターが初乗り260円なのだ。目を疑った。間違いかと思ったが、料金はそれを基準に上がっていく。車は虹ノ松原の松林の中を抜けて、鏡山の大きな鳥居の下を通り、山登りを始める。運転手さんが「鏡山は本当は九州一高いんだ。だって鏡山はかがんでいるから、背を伸ばせばぐ〜んと高くなるんだ」と。なるほど、と大笑い。鏡山からは唐津の町が一望できる。さらに虹の松原の全景も見える。いい景色だ。晴れていればもっとすばらしいに違いない。左手の奥に見える名護屋城まで行くと、それこそ晴れていれば壱岐、対馬、韓国まで見えるという。<br /><br />佐用姫の銅像がある。「作用姫伝説?どっかできいたことがあるな」とつぶやくと、みんなから「浅見光彦ですよ」と言う答えが返ってきた。「そうか。あのシリーズのひとつにあったんだ」と納得。もっともミステリーの内容は忘れてしまったけど。<br /><br />高取邸は鉱山王だった高取伊好(1850〜1927)の旧居。国の重要文化財の指定を受けている。内部はガイドが説明してくれる。先に数人の人が入って行った。テレビカメラもあるから彼らは取材かも。二階へ上って行くとき、上からカメラに待ち構えられた。どうも私たちが観客としてエキストラをやらされるみたいだった。もちろんババどもは説明を聞いている背中だけの協力。庭に出ると、塀の向こうに四角い白い建物がある。「あれなんですか?」と聞くとマンションだという。「無粋ですねぇ。なんとかならなかったんですか?」「基準に適合してしまってえ」と残念そう。「あんな借景いらないねぇ。あの松がもう少し右に寄っていれば目隠しになったんですねえ。高くなる気を植えさせればよかったのに」こういう無粋な例は、全国、いっぱいあるなぁ。<br /><br />高取邸を出ると運転手さんが待っていてくれて、先導されて、ちょっと歩いたけど、曳山展示場へ行った。途中、河村美術館というのがあり、「青木繁」をやっているのを見たが、私だけだったら、きっとそこに寄っただろう、ちょっと残念だったが、そのまま曳山展示場へ。もっとも私は、いくら豪華でも曳山にはあまり興味がない。<br />                                              <br />駅で降り、荷物をロッカーに入れ、中里太郎衛門さんの窯場に向かう。その前に構内の観光案内に寄り、行き方を教えてもらった。にこやかに地図を出して教えてくれ、「唐津の観光をなさいますか」と聞いたので、「昨日、唐津に泊まったんです。タクシーで回れるところは回ってきましたから、これから歩いて見学するのです」というと、すかざす「ありがとうございます」」という。この一言がなんとも感じがいい。この態度、観光に関わる人は見習ってもらいたいよ。<br />                                              <br /><br />教えられた川べりを歩いていると、タクシーが来た。速度を落としたので、私たちが通り過ぎるのを待っているのかと思ったら、窓が開いて、昨日の運転手さんの顔がのぞいた。再会を喜んだことは言うまでもない。中里さんへの行きかたを再度確認して歩き始めた。川にはコサギとアオサギがいて、目の前で小魚を捕るのを見た。                              <br />中里邸には観光バスが着いていて、観光客がぞろぞろと歩いていた。門から庭に入り、階段をのぼり、靴を脱ぐと、木造の陳列館になっている。作品は素敵だ。「別館もあります」というのでドアを開けて、池の上をまたぐようにかかったあ橋をわたっていき、そちらの作品も見て、また戻る。外に出て窯場を見に行く。<br /><br />細い路地を通って、国指定史跡の御茶&#30412;窯を見た。その横を上まで行くと、工房があった。すると若い女性が出てきて、「申し訳ございませんが工房の見学はお断りしております」という。「あ〜、分かっていますよ」この女性といろいろ話をした。すると「どこからいらっしゃったんですか」と聞かれた。「神奈川県からです」「神奈川のどこですか」「分かるかなぁ、箱根の隣の真鶴町なんですよ」「え〜、真鶴ですか〜。私はダイビングで真鶴に毎月通っていたんですよ」「まぁ〜、それは、それはありがとうございます」「奇遇ですねぇ」とさらに親しみがわく。「頑張ってね〜」と言って別れる。<br /><br />中里太郎右衛門:http://homepage3.nifty.com/tarouemon/main.html<br /><br />                                              <br />幸悦窯に寄った。庭があり玄関先には花が活けてある。中に入り、靴を脱いであがる。作品が陳列してある。奥にテーブルがあり、奥さんがお茶を淹れてくれた。大振りな絵唐津の湯飲み茶碗を買った。この茶碗、Papasanが気に入って、ボクが使う,と使い始めたのだが、2週間足らずで割ってしまった。手が滑ったんだという。「弁償する」というから「形あるものは壊れるものだ。弁償はしなくていいけど、残念だねぇ」<br />                                              <br /><br />駅前の観光施設,3階が食堂、二階が唐津焼の展示即売場・・となっている。3階で昼食をとり、レジにおいてあった唐津の塩を買った。塩集めは趣味である。<br />                                              <br /><br />福岡空港直通に乗った。電車は虹の松原を横ぎって、海岸沿いに走っていく。車内からのこの海の景色はとても美しい。やがて地下にもぐり、博多から二つ目で空港。<br />                                               <br /><br />空港でまずしなければならないのは、帰りのチケットをなくしてしまった人のチケットの再発行。二人で、JALの案内を探して歩く。チェックインカウンターでやってくれた。私のチケットを見せ、いっしょだというと、彼女の名前を確認し、すぐ再発行してくれた。今はコンピューターに登録されているから、身分証明さえ持っていれば簡単にOKだった。ひとつ利口になった。ついでに私のも搭乗券に変えてくれた。さ〜、これで一安心。お土産売り場に戻ると、ちょうど他の人たちも到着したところだった。時間まで各自買いもの。私は荷物を送ってしまおうと宅急便扱い所を探したが、出発ロビーではなく、下の階だったようだ。<br /><br /><br />チェックでひっかった。引っかかるものなんて、ないはずなのに、と不審に思いながらバッグを開け中身を出す。「なにか粉や塩みたいなものありませんか」そこで塩を買ったことを思い出した。「お塩、あります」塩だけがXを通った。それでOK。与那国島でも、隠岐でも、八丈島でも塩を買って飛行機に乗ったけど、チェックに引っかかったことなかったなぁ。へ〜。<br /><br />空港で出発許可を待っているとき、窓から夕日が沈んでいくのを見た。あ〜、きれいだ。ポシェットから、デジカメを出し最後の一枚。<br /><br />

窯元をたずねて3 唐津

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2010/11/09 - 2010/11/11

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buchijoyce

buchijoyceさん

3日目 11月11日 (木)

目を覚ますと外はまだ暗い。そこでまた寝てしまう。再度目を覚ましたときはもう明るくなっていた。他の人たちはお城まで散歩すると行っていたけど行ったのかな?朝食を7時半に頼んだので食事の部屋に行く。朝食もたのしい。唐津の旅館組合では朝食に力を入れているということだった。小さな焼おにぎりのお茶漬けが出た。お茶だけでなく、出汁と半々で割ってかけてある。焼いてあるから香ばしいし、これはいけるねぇ。いつもなら手をつけない焼海苔を、八代湾の海苔だというので、食後にばりばりと食べた。

外はうっすらとだが靄がかかっている。この程度なら、鏡山から虹の松原が見渡せるかな?他の人たちは朝、唐津城まで散歩に行って、虹ノ松原もはっきりではないが見えたと言った。じゃ〜、鏡山に行こう!女将さんが鏡山に行って、帰りそのまま高取邸を見学して、駅で降ろしてもらい、荷物を預けて町をまわってはどうかと、アドバイスをしてくれた。そうしよう。 

出発まで時間を利用して、100mぐらい先の浜辺へ行く。さらさらのベージュの砂浜。波が優しく打ち寄せ、琵琶湖のエリのような杭が並んでいる。沖にはぼやけてはいるが、島々が美しく浮かぶ。右手には唐津城がそびえ、左手には松原が始まる。さわやか。
                                              

タクシーに分乗し、鏡山に向かう。そこで気が着いた。タクシーのメーターが初乗り260円なのだ。目を疑った。間違いかと思ったが、料金はそれを基準に上がっていく。車は虹ノ松原の松林の中を抜けて、鏡山の大きな鳥居の下を通り、山登りを始める。運転手さんが「鏡山は本当は九州一高いんだ。だって鏡山はかがんでいるから、背を伸ばせばぐ〜んと高くなるんだ」と。なるほど、と大笑い。鏡山からは唐津の町が一望できる。さらに虹の松原の全景も見える。いい景色だ。晴れていればもっとすばらしいに違いない。左手の奥に見える名護屋城まで行くと、それこそ晴れていれば壱岐、対馬、韓国まで見えるという。

佐用姫の銅像がある。「作用姫伝説?どっかできいたことがあるな」とつぶやくと、みんなから「浅見光彦ですよ」と言う答えが返ってきた。「そうか。あのシリーズのひとつにあったんだ」と納得。もっともミステリーの内容は忘れてしまったけど。

高取邸は鉱山王だった高取伊好(1850〜1927)の旧居。国の重要文化財の指定を受けている。内部はガイドが説明してくれる。先に数人の人が入って行った。テレビカメラもあるから彼らは取材かも。二階へ上って行くとき、上からカメラに待ち構えられた。どうも私たちが観客としてエキストラをやらされるみたいだった。もちろんババどもは説明を聞いている背中だけの協力。庭に出ると、塀の向こうに四角い白い建物がある。「あれなんですか?」と聞くとマンションだという。「無粋ですねぇ。なんとかならなかったんですか?」「基準に適合してしまってえ」と残念そう。「あんな借景いらないねぇ。あの松がもう少し右に寄っていれば目隠しになったんですねえ。高くなる気を植えさせればよかったのに」こういう無粋な例は、全国、いっぱいあるなぁ。

高取邸を出ると運転手さんが待っていてくれて、先導されて、ちょっと歩いたけど、曳山展示場へ行った。途中、河村美術館というのがあり、「青木繁」をやっているのを見たが、私だけだったら、きっとそこに寄っただろう、ちょっと残念だったが、そのまま曳山展示場へ。もっとも私は、いくら豪華でも曳山にはあまり興味がない。
                                              
駅で降り、荷物をロッカーに入れ、中里太郎衛門さんの窯場に向かう。その前に構内の観光案内に寄り、行き方を教えてもらった。にこやかに地図を出して教えてくれ、「唐津の観光をなさいますか」と聞いたので、「昨日、唐津に泊まったんです。タクシーで回れるところは回ってきましたから、これから歩いて見学するのです」というと、すかざす「ありがとうございます」」という。この一言がなんとも感じがいい。この態度、観光に関わる人は見習ってもらいたいよ。
                                              

教えられた川べりを歩いていると、タクシーが来た。速度を落としたので、私たちが通り過ぎるのを待っているのかと思ったら、窓が開いて、昨日の運転手さんの顔がのぞいた。再会を喜んだことは言うまでもない。中里さんへの行きかたを再度確認して歩き始めた。川にはコサギとアオサギがいて、目の前で小魚を捕るのを見た。                              
中里邸には観光バスが着いていて、観光客がぞろぞろと歩いていた。門から庭に入り、階段をのぼり、靴を脱ぐと、木造の陳列館になっている。作品は素敵だ。「別館もあります」というのでドアを開けて、池の上をまたぐようにかかったあ橋をわたっていき、そちらの作品も見て、また戻る。外に出て窯場を見に行く。

細い路地を通って、国指定史跡の御茶盌窯を見た。その横を上まで行くと、工房があった。すると若い女性が出てきて、「申し訳ございませんが工房の見学はお断りしております」という。「あ〜、分かっていますよ」この女性といろいろ話をした。すると「どこからいらっしゃったんですか」と聞かれた。「神奈川県からです」「神奈川のどこですか」「分かるかなぁ、箱根の隣の真鶴町なんですよ」「え〜、真鶴ですか〜。私はダイビングで真鶴に毎月通っていたんですよ」「まぁ〜、それは、それはありがとうございます」「奇遇ですねぇ」とさらに親しみがわく。「頑張ってね〜」と言って別れる。

中里太郎右衛門:http://homepage3.nifty.com/tarouemon/main.html

                                              
幸悦窯に寄った。庭があり玄関先には花が活けてある。中に入り、靴を脱いであがる。作品が陳列してある。奥にテーブルがあり、奥さんがお茶を淹れてくれた。大振りな絵唐津の湯飲み茶碗を買った。この茶碗、Papasanが気に入って、ボクが使う,と使い始めたのだが、2週間足らずで割ってしまった。手が滑ったんだという。「弁償する」というから「形あるものは壊れるものだ。弁償はしなくていいけど、残念だねぇ」
                                              

駅前の観光施設,3階が食堂、二階が唐津焼の展示即売場・・となっている。3階で昼食をとり、レジにおいてあった唐津の塩を買った。塩集めは趣味である。
                                              

福岡空港直通に乗った。電車は虹の松原を横ぎって、海岸沿いに走っていく。車内からのこの海の景色はとても美しい。やがて地下にもぐり、博多から二つ目で空港。
                                               

空港でまずしなければならないのは、帰りのチケットをなくしてしまった人のチケットの再発行。二人で、JALの案内を探して歩く。チェックインカウンターでやってくれた。私のチケットを見せ、いっしょだというと、彼女の名前を確認し、すぐ再発行してくれた。今はコンピューターに登録されているから、身分証明さえ持っていれば簡単にOKだった。ひとつ利口になった。ついでに私のも搭乗券に変えてくれた。さ〜、これで一安心。お土産売り場に戻ると、ちょうど他の人たちも到着したところだった。時間まで各自買いもの。私は荷物を送ってしまおうと宅急便扱い所を探したが、出発ロビーではなく、下の階だったようだ。


チェックでひっかった。引っかかるものなんて、ないはずなのに、と不審に思いながらバッグを開け中身を出す。「なにか粉や塩みたいなものありませんか」そこで塩を買ったことを思い出した。「お塩、あります」塩だけがXを通った。それでOK。与那国島でも、隠岐でも、八丈島でも塩を買って飛行機に乗ったけど、チェックに引っかかったことなかったなぁ。へ〜。

空港で出発許可を待っているとき、窓から夕日が沈んでいくのを見た。あ〜、きれいだ。ポシェットから、デジカメを出し最後の一枚。

同行者
その他
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
タクシー JALグループ
旅行の手配内容
個別手配
  • 朝食

    朝食

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