ホーチミン★一人旅(前編)

2010/11/23 - 2010/11/26

ひょんなことから、ベトナムのホーチミンに・・・。
文化や国民性を知ることが目的だったのですが、
初めてだし、とりあえず「ふら〜っ」と出かけてくることにしました。
１か月前に決定し、会社の夏休み（？）を利用し初めてのベトナム一人旅。
国のことも全く知らず、興味さえなかったベトナム。
「食べ物がおいしいよ」という噂だけを支えに、上陸。

道路は危険がいっぱいだけど
食べ物は期待通り、うまい！安い！
想像していたよりも近代的で驚きました。

しかし、発展に国の内部が追いついておらず
現地の同世代の人と話をするうちに、いろいろな問題があるのだと知りました。
現地の人いわく
「ベトナム、発展してるの、表面だけね、国のえらいひと悪い人多いね、お金ね」
とのこと(苦笑)

ま、初めてだし難しいことは抜きに、純粋に食べ歩きの旅を楽しみました♪

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: その他

関空より初のベトナムにむけ出発。祝日のわりにはすいていて、
混雑なく入れました。
ドルに換金するときは、なるべく細かくしておく方がオススメです。
ほとんどがドルで支払いできますが、大きな金額はあまり必要なく
お釣り間違えられたりすること考えると１ドル札と10ドル札メインで十分だと思います。
私は20ドル札も入れてもらいましたが、必要なかったので…。
高額のものはカードで支払えます。
でもアメックスは断れることが多く、ＶＩＳＡの方が出番は多かったです。

今回は直行便利用なので、ベトナム航空です。
他にも台湾・香港・シンガポール・韓国などの経由便がありますが深夜に何時間も乗り継ぎ待ちしないと行けなかったりけっこう不便そうです。
台湾経由は、初日と最終日は台湾で宿泊することになるので
台湾にも行きたい人にはオススメかな？！
単純に私が、それもアリかなと思っただけですけど。

メニューはこんな感じ。
もちろんエコノミー((笑))
行きも帰りも隣は小柄な若い男性だったので
圧迫感も嫌悪感(笑)もなく、普通にすごせて良かったです。

座席についていたモニターで、音楽や映画をみることができます。
私は睡眠派なので、食べる以外は寝てました。
行きは５時間半くらいかかったかな。
帰りは４時間半でした。

私の今回泊まったホテルはこちら。
クチコミなどではいろいろな評価がありますが、私的には快適でしたよ。
デラックスルームのツインに一人で泊まったので、広々としていて
くつろぐことができました。45平方メートルだったかな？
バスルームも広く、浴槽も大きかったです。
浴槽は念のため自分で洗ってからお湯をはり、持参の入浴剤を入れてつかりました。
シャワーの出は、まぁベトナムなので(笑)
カビも、1800年代にたてられたんだし、しかたないよと思います。
建ってるだけで、スゴイ！維持管理だけで大変だと思うので気にしない。

一泊朝食付きで７千円くらいでした。

初日の晩は、ディナークルーズに出かけました。
たくさんの船があり、船により食事もいろいろ。バイキング形式のものもあります。
ただ、今回は一人なので(笑)バイキングはさみしいから、コースの船にしました。
デッキの席に通されたので、景色もいいし、風も気持ち良かったです。

派手な船からは、にぎやかな音楽がきこえてきます。
私の船でも中ではダンスや歌がながれていました。
中国系の人も多く、とっても盛り上がっていました。

なぜか、途中で吉幾三の曲が流れたときにはビックリしました(笑)

ただ、川の片側は新しいビルやホテルでにぎやかな夜景が楽しめますが、
反対側には橋がかかっていないせいか、未開拓で別世界のように暗く、田舎の景色です。
船から見るその景色・ギャップが、ベトナムの現状をあらわしているように感じました。

料金は一人４０〜５０ドルくらい。

一番上のデッキの様子はこんな感じです。
ベトナムじゃないみたいです。

今回宿泊したコンチネンタルサイゴンで私の一番気に入った場所。他の方もそうだと思いますが。
私はここでの朝食を楽しみにしていました。日本語の話せるスタッフがいないせいか、日本人観光客の姿はわりと少なく、他の国の方が多かったです。
写真では見えにくいですが、正面の奥にいる女性とその旦那さんは初日から朝食の時間がなぜか一緒で、ドイツ人らしいのですが、奥さんがかなり陽気な方でしゃべりかけてくれて仲良くなりました。
といっても、私は英語はあまりわかりません(笑)

朝食はバイキングになっています。
おかずの種類はちょっと少ないですが、パンの種類はいろいろとありフルーツやコーンフレークなども一応そろってます。

ヌードルメニューはスープをかければできあがりのように準備されているので、必要なときにスープいれて食べます。
これが、けっこうおいしくて♪
ヌードルは毎朝違うものが用意されていました。

部屋にはチョコレート(１〜２個です)とフルーツ盛りが用意されます。あとミネラルウォーターも。
フルーツはバナナ３本と、ドラゴンフルーツ、名前を忘れた柑橘類です。
この柑橘系果物は私は気に入り、レストランでジュース頼むときも好んでこれを注文。でも、名前忘れましたけど。
シークゥワーサー的なさっぱり系です。

ガイドさんと車をチャーターし、ホーチミン市内観光に出かけました。
ツアーデスクに女性希望でお願いすると、指定はできないようでしたが、クレジットカードのサービスデスクを通してお願いすると女性を指定することができましたので、女性一人旅で不安の方は指定された方がいいかと思います。

写真は統一会堂(大統領官邸)です

中も見学できます。
いろいろな用途の部屋があり、とても広いです。

作戦をたてたりする部屋のようです。
地図には南ベトナムの地図しかありません。
当時を物語っているようで、なんとなく胸が詰まります。

廊下も広々としていて見通しが利きます。
逃げられるようにいくつか出口のようなものもあったり、
そういう造りになっているそうです。

中国の文化の影響も多いようです。

たんなる像の足の置物なのですが、本物だと言ってました。
「本当かなぁ？」とかなり疑ってしまいますが
一応撮ってみました(笑)

ここは、大統領の家族がすごしていたスペースのようで、食事をするところや
寝室、食事の後にくつろぐ部屋などいろいろありました。

建物からすぐに脱出できるようにヘリコプターもあったようです。

屋上から、市内へ続く道路を見てみました。
バイクの数の多いこと多いこと・・・
今は敵軍は攻めてこないですが、
なんともバイクがせまってくるような雰囲気で圧倒されてしまいます。

望遠にしてみました。

危ないです・・・

戦争証跡博物館
ここには武器のほかにも展示スペースがあり
当時の写真や武器の展示などがされています。
化学兵器による被害の写真やホルマリン漬けの写真も・・・

怖くてまともに見れなかったのが、本音です。

屋外には本物の戦車やヘリが展示されています。

リアリティを感じないのは、私が平和な世界で育ったからだと思います。

当時の刑務所の模型の展示もありました。

次の目的地へ向かう途中
シクロのおじさんが寛ぐ姿が、あまりにもべトナムらしくて思わず撮ってみました。

サイゴン大教会

１９世紀末に建てられた教会で、赤レンガがとても美しかったです。

結婚式の写真を撮っているカップルがいました。

その横を車がたくさん通るので見ていてちょっと危なく思いましたが、
そんなことは気にならないようです。
ドレスも汚れちゃう・・・

中央郵便局

サイゴン大教会の横にある、立派な郵便局。
フランス統治時代の建物らしく、ベトナムにいるとは思えない雰囲気です。

中もすごくおしゃれ。
郵便局というよりはヨーロッパの駅のようです。
(ヨーロッパには行ったことないので想像ですが)

ベンタイン市場

いろんなものが、ごった返しています。

通路もせまいし、人も多いしで・・・
すぐ疲れてしまいました。

布の中におばちゃんが埋もれています。
基本的にベトナムはエアコンがガンガンきいてるとこはありません。
ここは市場なのでもちろん暑いです。

市場の前で客待ちしているシクロ

トラブルが多いそうなので、乗ってません。

ベトナムはオーダーメイドの洋服が、早いと翌日仕上がります。
アオザイは着る機会もあまりないので、ワンピースっぽいカジュアルなドレスをつくりました。
シャツやスーツなども作ってくれます。できたらホテルに届けてくれます。
店内には日本の雑誌などの切り抜きがファイルされていて
その中から選び、布を選んで、採寸という流れです。
採寸も超早いですが、出来上がったものを着てみると案外しっくりきたので
さすが器用。
私はだいぶ小柄なので、日本の既成品だとだいたいどこかの布があまるので自分のサイズで作ってくれるのはありがたいです。
シャツで30ドル〜。
私の作ったものは、60ドルでした。

お腹が減ったので、「フエの宮廷料理が食べてみたい」とガイドさんにお願いし案内されたのがココ。

何やらよくわからないものもありましたが、
ベトナムは何を食べても日本人の味覚には合うようです。

これは思っていたよりまぁまぁでした(笑)

でもこの店は安かったです。
二人で食べて２０万ドンくらいでした。
1000円ちょっとくらいです。

次に、日本人の多く住むという場所に連れて行ってもらいました。
外国人用の賃貸マンションなどがあり、日本料理屋や焼肉屋など
日本語の看板も多く見られました。
夕方以降には日本人の姿も多くなるようです。

ちなみにこのマンションの家賃は月3000ドルだそうです。
高いですね・・・

警備員もいて門も確かに厳重そうでしたが、驚きの家賃です。

昨晩ディナークルーズを楽しんだ川で、船にのり反対側に渡ってみました。
夜は真っ暗で、まったく別の世界のようだったので・・・
船にのると大量のバイク(笑)
ちょっとおもしろかったです。
ビル群とは対照的にそこには何もありませんでした。
ここで生活している人は毎晩向かいの岸のビル群やネオンライトを見てどう思うのだろうかと悲しい気持ちになりました。

昼間活発に移動したので疲れていたのと、ベトナム料理も堪能してきたので
この日はホテルのGFにあるイタリアンレストランで食事をすることにしました。

窓側の席はreserveの札があったのですが、なぜがそれをどかして窓際に座らせてくれました・・・。一人なのでもったいなかったのですが、それを伝える英語がわからず、好意に甘え満面の笑みで対応(笑)

席からの外の景色。
夜になっても交通量は半端ないです。

飲み物と牡蠣やエビ・イカなどが入ったシーフードのスープと、ペンネアラビアータを注文しました。
スープがとってもとってもおいしかったです。
でも、それも英語がわからないので伝えられず、満面の笑みでここも対応(笑)

部屋の窓からの景色。

下は、朝食をたべた中庭になっています。
結婚式がされていて、にぎやかでした。
途中「上を向いて歩こう」が流れてました。

この旅行記へのコメント （2）

• morino296さん 2010/12/01 23:25:56

  凄い！一人で

  aikoさん
  
  こんばんは。
  ベトナム一人旅、凄いですね！
  ツアーではなく、単独行動されたのですか？
  
  なかなか勇気がいると思いますが・・・。
  
  ガイドさんを付けて観光するのは良いですね。
  
  ベトナムも人気が出てきましたが、難しい問題はあるようですね。
  
  morino296
  
  

  aikoさん からの返信 2010/12/02 23:12:57

  RE: 凄い！一人で

  morino296さん
  
  こんばんわ。
  HISのフリーのツアーを利用して一人で行きました。
  でもツアーについてる安いホテルは
  用心が悪いような気がして、追加でホテルだけ個人で手配しました(笑)
  なので、チェックイン・チェックアウトは２つのホテルでしないといけませんでしたが、
  女一人旅なので安心できるところにしました。
  
  食費やガイドさんの料金はベトナムは安いので
  そんなにお金はかかりませんでしたよ。
  食べ物はどれを食べてもおいしくて、買い物も楽しかったです♪
  
  表面だけが近代化していて、内に秘めた貧しい部分は
  否めませんが
  (この言い方は適切ではないかもしれませんが)
  思っていたより、進んでいるように感じました。
  
  いろんな国の影響をうけ、それぞれの文化が混ざったような国でした。
  
  aiko