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風が結構きつく吹き、雲が多い秋の休日。出かけようか、家にいようか迷っていましたが、せっかくの紅葉の季節の休み。ふと思えば、今日は働くことに感謝する「勤労感謝の日」。日ごろの自分のご褒美にと、どこかに出かけようと選んだのが岡山市内でした。学生時代、もう15年以上に訪れてから行っていなかった日本三名園のひとつ・後楽園と旭川を挟んで南にある岡山城を歩きました。<br />ひとつの旅記にすると写真が多くなるので、まずは後楽園の旅記から。

岡山県・岡山市内(その1/2)★錦秋の特別名勝・後楽園

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2010/11/23 - 2010/11/23

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ころっつ

ころっつさん

風が結構きつく吹き、雲が多い秋の休日。出かけようか、家にいようか迷っていましたが、せっかくの紅葉の季節の休み。ふと思えば、今日は働くことに感謝する「勤労感謝の日」。日ごろの自分のご褒美にと、どこかに出かけようと選んだのが岡山市内でした。学生時代、もう15年以上に訪れてから行っていなかった日本三名園のひとつ・後楽園と旭川を挟んで南にある岡山城を歩きました。
ひとつの旅記にすると写真が多くなるので、まずは後楽園の旅記から。

一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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  • 後楽園はいわずと知れた日本三名園のひとつで特別名勝。特別名勝とは文化財保護法で定められたもので、名勝のうち特に価値が高いものが指定され、国宝と同格であるとされています。中国地方では、後楽園を含め4個所しかありません。

    後楽園はいわずと知れた日本三名園のひとつで特別名勝。特別名勝とは文化財保護法で定められたもので、名勝のうち特に価値が高いものが指定され、国宝と同格であるとされています。中国地方では、後楽園を含め4個所しかありません。

  • 後楽園入口近くにあるイチョウ。すっかり黄色く染まっている大木の近くで、小さな子どもたちが遊んでいます。

    後楽園入口近くにあるイチョウ。すっかり黄色く染まっている大木の近くで、小さな子どもたちが遊んでいます。

  • 入園料400円を支払い、園の北側にある正門から中に入ります。<br />後楽園は江戸時代・元禄年間に岡山藩主によって築かれた大名庭園です。

    入園料400円を支払い、園の北側にある正門から中に入ります。
    後楽園は江戸時代・元禄年間に岡山藩主によって築かれた大名庭園です。

  • 園内には所々に紅葉があり、ちょうど見ごろに染まっています。園内の水路に造られた水車と紅葉。

    園内には所々に紅葉があり、ちょうど見ごろに染まっています。園内の水路に造られた水車と紅葉。

  • 澄んだ水が流れる水路には、散った紅葉が静かに沈んでいます。

    澄んだ水が流れる水路には、散った紅葉が静かに沈んでいます。

  • 真っ赤に染まった紅葉。このように木の葉が赤く染まるだけで、どうしてこんなに美しく感じるのか、なんてふと思ってしまいます。

    真っ赤に染まった紅葉。このように木の葉が赤く染まるだけで、どうしてこんなに美しく感じるのか、なんてふと思ってしまいます。

  • 園の中央にある沢の池。園内で一番大きな池で、島も造られています。

    園の中央にある沢の池。園内で一番大きな池で、島も造られています。

  • 沢の池の周囲や中島には松が植栽されています。後楽園は瀬戸内の風景を写したものともいわれており、海岸の白砂青松をあらわしているのでしょうね。

    沢の池の周囲や中島には松が植栽されています。後楽園は瀬戸内の風景を写したものともいわれており、海岸の白砂青松をあらわしているのでしょうね。

  • 沢の池に浮かぶ中島には、茶室や釣殿などの建物が設置されています。茶室では申し込むと、そこで点茶をいただくこともできるようです。

    沢の池に浮かぶ中島には、茶室や釣殿などの建物が設置されています。茶室では申し込むと、そこで点茶をいただくこともできるようです。

  • とにかく後楽園は広い。パンフレットによると全体の面積は4万坪。<br />岡山市の中心地にいることを忘れてしまうような空間で、林泉回遊式の大規模な庭園です。奥に見える復元建物は、藩主がここを訪れた際に滞在した延養亭です。

    とにかく後楽園は広い。パンフレットによると全体の面積は4万坪。
    岡山市の中心地にいることを忘れてしまうような空間で、林泉回遊式の大規模な庭園です。奥に見える復元建物は、藩主がここを訪れた際に滞在した延養亭です。

  • 沢の池に浮かぶ中島と御野島。池の向こう側には、岡山藩主・池田氏の祈願所で、児島に本山のある由加神社も設けられています。

    沢の池に浮かぶ中島と御野島。池の向こう側には、岡山藩主・池田氏の祈願所で、児島に本山のある由加神社も設けられています。

  • 沢の池に浮かぶ最大の島・中の島には茶室があり、木造の太鼓橋で結ばれています。

    沢の池に浮かぶ最大の島・中の島には茶室があり、木造の太鼓橋で結ばれています。

  • 沢の池の周りは芝生が広がっており、アクセントとなる松が池の上にせり出しています。

    沢の池の周りは芝生が広がっており、アクセントとなる松が池の上にせり出しています。

  • 太鼓橋の向こう側にある小さな茶室。

    太鼓橋の向こう側にある小さな茶室。

  • 後楽園は岡山市内を流れる旭川が湾曲した地点に造られた庭園。そのため、旭川の用水を園内に引き入れ、上手く水を利用した景観を造り出しています。

    後楽園は岡山市内を流れる旭川が湾曲した地点に造られた庭園。そのため、旭川の用水を園内に引き入れ、上手く水を利用した景観を造り出しています。

  • 園内の水路の架かる石橋。橋の途中で段違いにしているのが芸術なのでしょうか…。

    園内の水路の架かる石橋。橋の途中で段違いにしているのが芸術なのでしょうか…。

  • かつて園内の大半は田畑だった名残を示す井田です。今も毎年初夏には田植えが行われるとのことです。

    かつて園内の大半は田畑だった名残を示す井田です。今も毎年初夏には田植えが行われるとのことです。

  • 井田の東側には千入の森があり、モミジが百本近く植えられています。散策道を歩くカップルがいい雰囲気を醸し出しています。う〜ん…うらやましいい…。

    井田の東側には千入の森があり、モミジが百本近く植えられています。散策道を歩くカップルがいい雰囲気を醸し出しています。う〜ん…うらやましいい…。

  • 錦を織りなす紅葉。

    錦を織りなす紅葉。

  • 陽光に照らされたあでやかな紅葉。

    陽光に照らされたあでやかな紅葉。

  • 紅葉の樹々の垣間から、後楽園の南側にある岡山城の天守閣が見えます。

    紅葉の樹々の垣間から、後楽園の南側にある岡山城の天守閣が見えます。

  • 沢の池の南には、園内を広く見渡せる高さ6mの築山・唯心山があります。なかなかの絶景です。

    沢の池の南には、園内を広く見渡せる高さ6mの築山・唯心山があります。なかなかの絶景です。

  • 花の名前はまったく詳しくないのでわかりませんが、黄色い花が唯心山の山腹に咲いています。ツワブキでしょうか(あっているか自信がありません。)

    花の名前はまったく詳しくないのでわかりませんが、黄色い花が唯心山の山腹に咲いています。ツワブキでしょうか(あっているか自信がありません。)

  • 黄色いツワブキ?をズームアップ。

    黄色いツワブキ?をズームアップ。

  • 藩主の庭園散策の休息所となっていた流店の建物越しに眺める庭園。一日中寝転んでいたい雰囲気です。

    藩主の庭園散策の休息所となっていた流店の建物越しに眺める庭園。一日中寝転んでいたい雰囲気です。

  • 流店の内部には水路が通っており、その中には石を配した珍しい構造となっています。

    流店の内部には水路が通っており、その中には石を配した珍しい構造となっています。

  • 流店から見た岡山城方面の庭園。

    流店から見た岡山城方面の庭園。

  • 落葉間近の木の葉。冬の枯れた装いになるまでもう間近です。

    落葉間近の木の葉。冬の枯れた装いになるまでもう間近です。

  • 流店の前には、菖蒲畑があり、初夏の頃には美しい花が咲き誇るようです。よく見ると菖蒲のような色をした和服を着た女性が立っています。

    流店の前には、菖蒲畑があり、初夏の頃には美しい花が咲き誇るようです。よく見ると菖蒲のような色をした和服を着た女性が立っています。

  • 園内には所々にツワブキの花が咲いています。

    園内には所々にツワブキの花が咲いています。

  • 一番南にある花交の池に流れていく水路にも覆いかぶさるように紅葉があります。

    一番南にある花交の池に流れていく水路にも覆いかぶさるように紅葉があります。

  • 流店の南側には、和風庭園に違和感があるソテツ畑があります。<br />ソテツは異国情緒のあるソテツは安土桃山時代から植栽に用いられたもので、後楽園でも築庭当時から取り入れられていたようです。

    流店の南側には、和風庭園に違和感があるソテツ畑があります。
    ソテツは異国情緒のあるソテツは安土桃山時代から植栽に用いられたもので、後楽園でも築庭当時から取り入れられていたようです。

  • 藩主が最も風景が美しいと好んだ廉池軒。水が織りなす景色が抜群です。<br />この後南門を抜けて岡山城に向かいました。

    藩主が最も風景が美しいと好んだ廉池軒。水が織りなす景色が抜群です。
    この後南門を抜けて岡山城に向かいました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • zzr-cさん 2010/12/01 15:43:26
    銀杏の紅葉も綺麗
    ころっつさま こんにちは!

    後楽園は広いんですね!

    その広い公園が又凄く手入れが行き届いています。

    それにしてもこの写真の空の写りこみは見事です。

    じぃ〜

    ころっつ

    ころっつさん からの返信 2010/12/03 08:26:44
    RE: 銀杏の紅葉も綺麗
    zzr-cさま、おはようございます。
    ご訪問ありがとうございます。

    そうなんです。後楽園結構広いんです。久しぶりに行ってみて、その広さにびっくり!でした。この日は、晴れていたのですが、急に雲が広がったり、また急に晴れたりと、変な天候でした。池や水路が多く、美しい水なので、流れがあるようで、なかなか空や周囲の木々が映りこむ写真を撮るのは難しかったです。

    紅葉よりもイチョウの黄金色が美しい場所だと思いました。

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