2010/04/25 - 2010/05/10
46位(同エリア64件中)
ちゃおさん
昼前にアデレードを出たガーン号は、途中ポートオーガスタで長らく停車し、再び大平原の真っ只中をゆっくり北上するが、間も無く陽は西に傾き、空を茜色に染める。山というものがないのだから、太陽が地平線に沈む姿を想像していたが、列車の進む向きが悪いのか、夕陽が空の雲を赤く染めるだけで、真っ赤な太陽を見ることは出来ない。
日没は早く、雲が赤くなったと思ったら、20-30分もしない内に陽は沈み、昨日のアデレードやシドニーで見た燃える太陽を見ることが出来ない。黎明の空が暫らく続き、遠くの小山などが薄っすらと視界に残るが、それも僅かな時間で後は真っ暗な闇夜。月明かりも見えない。
真っ暗な外を見ていても意味がなく、暫らく水木しげるの、これから行くアリススプリングに関する旅行記などを読む。しかし彼が旅行っしたのはアリススプリングまでで、エアーズロックへは行ってなく、残念。「精霊の楽園」=「妖怪の古里紀行」は主にダーウインの近郊、カカドウ国立公園内での出来事で、このエアーズロックにはただ立ち寄った程度で記事の内容も少なく、少し残念。
列車は空いていて、4人掛けの椅子を一人で使用でき、通路の反対側の座席にはドイツ人らしき若い女性が土曜に一人で占拠している。持ち込んだサンドイッチを食べているのを見て、当方もお腹が空いてきた。しかし乗車前に買うのを忘れ、食堂車まで行って、夕食を食べる。夕食と言っても軽食しかなく、Poteto Chilliが10ドル、ビールが5.5ドル、安くはない。小瓶のワインが8ドルだったので、寝酒に買って帰る。
いつとはなく寝込み、目が覚めるともう外は朝。日本の夜行寝台のように、朝の6時頃、車内案内、アナウンスというものはない。だからいつ朝になったのかも気がつかなかった。そう言えば、アデレードを出る時も、ポートオーガスタを出た時も、そんな案内アナウンスを聞いていなかった。乗り遅れようが、置いてけぼりを食おうが、全て自己責任の国。自分でしっかりと確認する必要がある。
外の光景は昨日と左程変わらない。豪州大陸の内陸に来たからと言って、何かが劇的に変わるということもない。ただ同じスピードで大平原を走り続ける。時々の放牧場。こんな人里から離れた遠くの地にも放牧場があることに敬意を表したい。国道も線路と並行するように続く。STUART Hwy.ポートオーガスタからダーウインまでの2834キロのハイウェイ。アデレードまでだとその距離は3000キロを越える。東京から沖縄までの距離が約1500キロだから、ほぼその倍の距離。
線路沿いの国道を走る長距離運転手。一体何日かけてそのトラックをダーウインまで走らせるのだろう。その彼等の本当の意味のJourneyに較べたら、当方の旅行など僅か1泊2日。今日の昼前には、もうアリスに到着してしまうだろう。
- 旅行の満足度
- 4.5
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