スペイン旅行記　１日目　（バルセロナ①）

2010/10/04 - 2010/10/16

今年は真衣さんを連れてスペイン旅行に行ってきました。
バルセロナIN　マドリッドOUTの飛行機が予想より安く抑えられたので、バルセロナから南を回ってマドリッドへと向かうプランを立てました。
初日はバルセロナの町の感じをつかむべく、ひたすらぶらぶらしました。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝８時前にバルセロナのプラット空港に到着しました。
とても奇麗な空港でした。
飛行機の中では真衣さんもそこそこ寝てくれたんで、何とか我々も睡眠をとることができました。

空港からタクシーでHOTEL Hesperia Carlitに到着です。
朝の10時ころに到着したので、荷物を預けて頑張って観光に行くしかないかと思っていたところ、ありがたいことに部屋に通していただけました。
正直長時間のフライトでくたくたでしたので、これは本当にありがたかったです。
ありがたくちょっと仮眠をとらせていただきました。

ベッドで仮眠をとって元気を取り戻したところで、バルセロナの町の感じをつかむために、市内散策に出発しました。
とりあえずはホテルから近くにある定番スポットへと向かいます。
普通の市街地の向こうに見えてきました！

サグラダファミリアです。
写真はあちこちで目にすることがありますが、実物を見ると改めてその大きさと唐突な感じにびっくりしました。

この日は天気もとてもよく、奇麗な青空をバックにすると何とも絵になります。
チケット売り場はすごい行列でした。
中を見るのは明日の朝にすることにして、次の目的地に向かって散歩を続行します。

サグラダファミリアから町並みを斜めに切り取るように走る道を歩いてむかったのは、

サン・パウ病院です。
ガウディとともにモデルニスモ建築を代表する建築家であるモンタネールさんの手になる病院です。
正面に見えるとても有名な建物の周りのエリアは、残念ながらこの日は工事中で入れませんでした。

ちょっと右に回ったところにある入り口から入ったところにある、凝った作りの病棟。
中に入ることもできましたが、病院とは思えないようなステンドグラスや凝った窓枠など細かいところにこだわって作られているのがよくわかります。

真衣さんもご機嫌です。

歩きまわっているとちょっと汗ばむくらいのとてもいいお天気でした。

メインの建物には入れませんでしたが、ぱっと見病院とは思えない意匠の凝らされた建物を眺めながらぶらぶら。

その後、グエル公園まで歩いて行きました。
写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんがこれが結構きつい坂道で、ベビーカーを押していくうちに汗だくになってしまいました。
もともとグエル公園は分譲住宅地として開発する予定だったそうですが、こんな坂の上に住むのはちょっとしんどいです。
ところで、坂の途中のカフェで休憩したときに、「アイスコーヒー」を頼んだところ、「アイスコーヒーはない。カフェと氷ならある」と言われました。頼んでみたところ、エスプレッソと氷の入ったグラスが出てきました。冷たいコーヒーが飲みたいときは、氷の入ったグラスにエスプレッソを入れて飲むのが一般的なようです。（もちろんお店によってはアイスコーヒーがあるところもあるんでしょうけど。）ちょっとした楽しいカルチャーショックでした。

ということで、ひーひー言いながら坂道を登ると、公園の右側の入り口に到着しました。

頑張って登ってきただけあって、いい眺め。

有名なぐにゃぐにゃしたベンチのある広場です。
ベンチには観光客がいっぱいでちょっと気後れしてしまい、かっこいい写真を撮れませんでした。
ベンチのぐにゃぐにゃを撮った写真はよく見たことがあったのですが、引きで広場全体を撮った写真を見たことがなかったので、広場が舗装されていないことが想像と違って、ちょっとびっくりしてしました。

折角来たので、さらに階段を登って上のほうに行ってみます。

グエルさんとガウディさんの家以外に唯一売れたというトゥリアス邸です。
眺めは最高でしょうけど、ちょっと買い物に行くのも大変でしょうから、ここに住むのはお断りしたいですね。

眺めは最高なんです。
地中海からバルセロナの町まで一望のもとです。
サグラダファミリアも見えます。

途中の高架道の下です。
ごつごつした柱が連なる風景は、何とも素敵です。

ようやく、有名な正面の階段までやってきました。

かの有名なトカゲさんです。
じっと見れば見るほど味のあるお顔ですね。

階段の上はベンチのある広場を支える柱がずらりです。
天井には破砕タイルを奇麗に敷き詰められており、真衣さんもお気に召されたようです。

こんなんよく作りましたねー。
首が痛くなるわ。

グエル公園から地下鉄駅までは、またすごい急な坂を下ります。
バルセロナでは駅にもよりますが結構エレベーターのある駅がありました。やっぱりエレベーターがあると楽ですねー。
地下鉄でディアゴナル駅まで行って、グラシア通りをぶらぶらしました。

すぐにカサ・ミラが見えてきました。
今日はとりあえず外を見るだけです。

そのままグランビア通りを南へ歩くと、奥様の大好きなエルメスのお店が。なんかわかりませんがお目当てのかばんがスペインではマドリッドのお店にしかないとかで、おとりおきをお願いしたようです。ほんと、お買いものをするときの気合の入りようには尊敬の念を禁じえません。

そして、カサ・バトリョ。
こちらも今日は前を通るだけ。

さらにちょっと行くと、ロエベのお店が入っている建物があります。これもモデルニスモ建築の有名な建物らしいですが、奥様は目もくれずにお店のほうへ。感想は、「中国人の店員さんがいてびっくりしたわー。」

出てくるのを待ちながら、ロエベの横のレストランのテラス席で軽くつまむことにしました。お母さんまだかなー。

これは外せません。
ワインと一緒に、イベリコ豚の生ハム。

そしてパン・コン・トマテです。
小腹がすいているときにはちょうどいいですね。

おなかもちょっと膨れたところで、そのまま南へと行くとカタルーニャ広場です。

ランブラス通り。
とてもにぎわっております。
ちょっと日本語案内センターによっていこうかと思ったのですが、残念ながら閉まっておりました。ので、、

ちょっと旧市街のほうに入ったところにあるサンタ・マリア・デル・ピ教会によってから・・

とても見た目が雰囲気のある、旧市街のとても古いカフェによってみました。

コーヒーと、

クレマ・カタルナでございます。
とても濃厚なクリームが独特でおいしかったです。

いっぱい歩いて疲れたので、夕食はエル・コンテ・イングレスの食品売り場で適当に見繕って、ホテルでいただきました。
明日のコースを検討しながらスペイン初日は終了しました。
初日からほんとによく歩いたわ。