山形のんびりツアー（５）きらきらうえつ

2010/10/10 - 2010/10/10

３日目。
酒田の観光をちょびっとしてから、「きらきらうえつ」に乗って帰ります。

酒田は、かつて北前船の寄港地として栄えた歴史があり
今でも江戸・明治の頃の古い建物が残っているらしい。
最近では、映画「おくりびと」のロケにも使われ
モックンが勤めていたＮＫエージェンシーのビルもあるというので
できれば行ってみたいな〜。

エリア 山形

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは「土門拳記念館」へ。
有名な写真家・リアリズムの巨匠・土門拳は、
ここ酒田市の出身です。

が、彼のライフワークである「古都巡礼」シリーズや、
「筑豊のこどもたち」「室生寺」など、実はどれもあまり
私の趣味ではない＾＾；
ただまぁやっぱり有名な人なので、私も写真を趣味にして
いるわけだし、まぁ行っておくか、と・・

土門拳記念館 美術館・博物館

エラそうなこと言いながら行ってみたら・・
とても面白かったりする。
予定より長居しちゃいました。
仏像のアップ写真が大変気に入ってしまった。

しかし、彼のようなレアリズム写真というのか、スナップ
写真というのか、ああいうのは私には撮れないな。。

「土門拳記念館」は、日本最初の写真専門の美術館と
して、また個人の写真記念館としては世界唯一のものと
して誕生したらしい。

芸術に触れた後は腹が減る、ということで
「平田牧場とんや」へ。
平牧三元豚と呼ばれる、酒田の平田牧場で飼育される
三元豚を食べられる直営店（とんかつ）です。
近くにハム・ソーセージなどを売る本店もあり、そこで
買い物を楽しんでいたら・・・レストランはあっという間に
満席になっちゃってました。。
入口の受付表に名前を記入して、１時間待ち。。

写真は「棒ヒレかつ」。
棒ヒレかつは身が分厚いので揚げるのに時間がかかる
と聞き、普通のヒレかつにオーダー変更しました。
が、出てきたのは棒ヒレ。
あれっ？と思ったら店員さんも間違いに気付いたらしく
お待たせしたから〜っと普通のヒレかつの値段で棒ヒレを
食べさせてくれました＾＾（棒ヒレの方がお高い）
ジューシーで美味しかったです＾＾

えー、お腹が満たされた後はお土産を・・

ってことで、山居倉庫へ。
かつて米の倉庫として使われていたものが今も残って
おり、よくテレビや雑誌で紹介される「山居倉庫と欅並木」がここだ。
欅並木は倉庫の裏側にある。

山居倉庫 名所・史跡

お土産も買ったことだし、そろそろ帰途に着きますか。
（酒田観光、全然してないぞ！？）

酒田から新潟までは「きらきらうえつ」という
観光列車に乗ります。
特急電車ではないけど座席指定券が必要。
羽越本線は、日本海のすぐそばを走る路線なので
もちろん「海側席指定」ですな＾＾

酒田駅に入線した「きらきらうえつ」。
鉄ちゃん達が写真とりまくりです。

酒田駅 駅

この辺が「きらきら」なのか・・な？

今回たまたま選んだ便は、桑川駅で３５分停車し、
笹川流れの海岸から日本海に沈む夕日を見よう〜という
夕日列車でした。
駅を出たらすぐ目の前が笹川流れの海岸なんです。

笹川流れは日本百景にも選ばれた景勝地。
水平線に厚い雲があってちょっと・・だけど一応夕日は見れましたよ。
（悪天候だったら、この夕日列車どうするんだろう？）

桑川駅は無人駅なのだが、すぐ隣にある道の駅の方が
駅のホームで出迎えてくれ、中でいろいろなお菓子・
化粧品（日本海の塩から作ったもの）・ヨーグルト、のり汁などを無料で振舞ってくれました〜＾＾
帰りは総出でお見送り。

車内で売られていた駅弁「まさかいくらなんでも寿司」。
「ま」は鱒。
「さ」は鮭。
「か」はかに。
そして「いくら」。
お米はコシヒカリです。美味しかった＾＾
新発田駅の駅弁らしいです。

中身。