フランクフルト・ブックフェア　②

1991/10/06 - 1991/10/15

１９９１年のブックフェアは世界９５カ国から
約８０００の出版社が参加し、１週間の入場者
は１７万人を記録していた。ちなみにこの年の
テーマはスペインだった。

エリア フランクフルト(ドイツ)

広大なメッセ会場の正面入口。

１０月１２日(土曜日）週末を迎え
フェアもそろそろ終盤に入る。

毎晩ブースは６時に締めるがその後は招待を受けている
パーティに出向く。その後でやっと自前の夕食。
日ごろ一緒に仕事をする事のない海外各地からの若い人達
とは話が尽きない。昼間の疲れも忘れて遅くまで飲んでい
た。皆それぞれ海外の厳しいビジネス環境で働いていたが、
例えばジャカルタのK支店長は朝１０時から夜の１０時まで働
く事もしばしばと言うが、仕事終われば専属の運転手が送り
迎え。プール付の自宅にはメイドが食事を作って待っていると
言う。彼は東京に戻るとそのギャップに苦労するだろう。

一般公開になり地元ドイツの一般客
が沢山訪問。

或るフランスの出版社のブース。
ワインが供されていた。残念ながら
我が社のブースは男所帯で全く茶菓
の接待はなかった。

美術やデザイン関係では楽しいブース
もある。

絵画から彫刻へ。

Wissenschaftliches Antiquariat
社の依頼で会場から離れたオフィス
へ出向く。Mr.Lothar　Gruberの案内
で或るコレクションをチェックする。

１０月１３日(日曜）の朝。
ホテルから通い慣れた道を会場へ。

児童書のコーナーには本以外にも
子供向きの楽しい展示がある。

千客万来。
今日はひっきりなしの訪問者。
商談が続く。

忙中閑あり。ブースでのスナップ。

フランクフルト最後の夜。ブースを締めたあといつものコース
で中華レストラン・パンダで夕食―＞パーク・ホテルのバー・カサブランカ
で打ち上げ―＞ホテル・インターコンチネンタルへ帰る。

１４日(月曜日）はお昼で終了。
ブースを締める。
時間をおしんでShoppingに街に出る。
ほとんど唯一の機会。代表的なデパ
ートKaufhofに寄る。ドイツ製のウオ
ッチなどを求める。

英国骨董店。

ハウプトバッへ広場。

ザンクトカタリ―ネン教会。
１１年後に観光で来た時にデパート
とこの教会は見覚えがあった。

カイザー通りのゲーテ記念像。

フランクフルト市立劇場の横。

今日から明日にかけて１２名の社員はそれぞれのスケジュールでNew　
York、London,Singapore,Jakarta、Tokyoへと帰って行く。
来るときの皆と賑やかなルフトハンザではなく今晩の８時前のJL-C
クラスで一人で帰国。LHと同じく２階シートで眠る。
成田には翌１５日(火曜日）午後３時過ぎに到着。
観光は一切なしのフランクフルト仕事オンリーの旅におつき合い頂き有難う
ございます。