ウズベキスタン（３）アヤズカラ

2010/10/01 - 2010/10/12

幻に終わったトルクメニスタン初探訪。でもまぁ「また今度来るが良い」とのアッラーの思し召し、と考えて。

現地代理店スタッフが、代わりにどこへでも車を出してくれるというし、ウルゲンチから北上し、目指すはアヤズカラ。古い城跡と、そして中央アジアならではの星空を求めて。

エリア ウルゲンチ(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

トルクメニスタンの国境からはアヤズカラまでは100キロ程か

ヒヴァ界隈のガソリンスタンドはどこも３時間待ちの行列につきドライバーのノリーキおじさんは裏通りの民家で少年たちから給油を（いいのか）

ノリーキおじさん英語まったく通じず
非常用に持参したロシア語の指さし会話帳はあまり機能的でなく

でも心で何とか通じ合った（つもり）

荒野を走ること２時間半
山の彼方にホレズム王国の遺産が

降ろされたのはアヤズカラ界隈で唯一の宿

というかユルタ（テント）群

飛び込みで来ちゃったもんだからスタッフの男の子が急いでユルタ内を清掃開始（扉からすごい砂ぼこり！）

足元は砂砂砂
キジルクム砂漠の端っこ

ユルタの周りは地平線までひたすら砂漠

清掃完了ユルタの中へ
炎天下うごく気力なく暫しゴロゴロタイム

適度に風も通り思いのほか快適ですぞ

内装もしっかり
ただし触れると砂が舞い上がる

てっぺんから空が見えます

ユルタのすぐ外側で荒い鼻息を感じると思ったら

陽射しをものともせずお三方が休憩中

一番社交的なこの方はどんどんカメラに迫ってくる

少し日が傾いたので遠くに見える都城跡アヤズカラを目指すことに

意外に遠い

砂の上には僅かな緑が生えるのみ

崖のように立ちはだかるアヤズカラの城壁

城壁跡の上はぐるっと歩けます
所々日干し煉瓦が崩れてたりとか

城内はガラーンと広くて運動場みたい
ここで大勢の市民がかつて共同生活を送っていたそうな

アヤズカラは麓のもう一つの都城跡とワンセット（かつては橋で繋がれていたと）

しかしさすがに下まで歩いていくガッツなし
夕暮れに間に合うようユルタに戻りましょう

その前に中央アジアの平原に沈みゆくお日様に向かって一枚

間に合いました　サンセット

夕飯までまたユルタでゴロ寝
空の色が刻一刻と

食堂用のユルタに旅人が集い夕飯に
ウォッカも振舞われたけどもウズベクのはなかなか強烈（フランス人たちはガブ飲み）

食事もそこそこに戸外へ飛び出し石のテーブルにゴロン

星だらけ！（デジカメでは限界が）

お馴染み夏の大三角も星屑満員電車の中にいるみたいで窮屈そう

夜明けまで数時間おきに起き出して何度も何度も見上げました

この旅行記へのコメント （2）

• hot chocolateさん 2011/04/16 10:09:03

  行けなかったウズベキスタン！

  DONさま、はじめまして。
  
  ご訪問、ご投票ありがとうございます。
  
  ウズベキスタンには、昨冬、夫と歴史好きの息子が行って来て、素晴らしいところだったと聞かされています。
  食事もおいしかったそうで、私は、都合により行けなかったので残念！
  
  お土産には、砂漠のラクダの隊商の絵が彫りこんであり、我が家の名前も彫ってもらった、チタン製のよく切れる30cmほどのナイフ。
  形も素晴らしく私の宝物！
  
  DONさんが泊まられたテント、普通のテントかと思ったら中も素敵ですね。
  
  またお邪魔します。
  
  hot chocolate
  
  

  DONさん からの返信 2011/04/21 22:25:21

  RE: 行けなかったウズベキスタン！

  hot chocolateさん
  
  こんばんは、いつも有難うございます。
  ここ暫く東北地方に来ていて、所によっては水道はもちろん電気もまだ通じておらず、ＰＣも今日久々に見た次第です。お返事が遅くなってごめんなさい。
  
  まだまだこの先は長い長い道のりになるでしょうが、わが故郷神戸が今の姿に至ったように、きっといつか以前のように風光明媚な風景や朴訥ながらもあったかな地元の皆さんの笑顔が戻ってくる日に、旅人として再訪したいと思っています。
  
  さてさてウズベキスタン。自分は実は食べ物にやられてしまって、胃腸は丈夫なつもりだったのにすっかり途中からグロッキー。風味も食材も気に入ったのに何かが（おそらく油）がダメだったみたいで。悔しいです。次回いく時は強靭に鍛えてから！です。
  
  予期せず止まったテント（ユルタ）は見た目以上に快適でしたよ。ただしこの夜ももちろんお腹をやられて大変だったんですがｗ　それはともかく人懐っこさや遺跡群の壮麗さは秀逸です。いつかぜひ！
  
  DON