原チャでゴー第８５弾−一大事だ！御隠居！路銀が底を尽きやしたぜ・・ははは，八兵衛や慌てるではない，一人身の侘しさを紛らわしに，女木島で瀬戸内国際芸術祭を満喫しようではないか

2010/09/18 - 2010/09/18

と…，何処かの政治家みたいに進退を迫られても，なんだかんだと言い逃れしながら，だらだらと居続けると言う，甚だ情けない構図に成りつつあり…，俺はどーしたいんだー！！と，叫んだところ…，

「うるせー！！お前が死のうが，くたばろうが，あの世に行こうが，地獄に落ちようが，勝手にしやがれ！馬鹿野郎―！！」

と…，罵倒されたのだが，が…，全部同じ結果じゃん！全然選択肢ねーじゃん！

と…，不毛な悩みに苛まれつつも，旅は続くよ５０００円の元を取るまで…，しょぼっ！！

で…，今回の旅路は「女木島」…，それって何処よ？！と…，瀬戸内国際芸術祭以前は，その存在すら知らなかった瀬戸の小島…，それもその筈，この島は芸術祭の為に建造された人工の島，な…，な…，何と言う，ハイテク…，

と…，言うのは，１００％濃縮還元の嘘で，古くから鬼が島伝説の島として知られており，おり？！な…，な…，何だとー？！鬼が島と言えば，西国の片田舎岡山の専売特許であり，駅前にもどーんと銅像が立っており，ゆ…，ゆ…，許せん！観光資源に枯渇している岡山から桃太郎さんを取りあげられたら，何が残る？！

と…，言うことで，鬼退治改め鬼が島退治にいざ出陣！

エリア 高松(香川)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: バイク

20世紀的回想…

1台のグランドピアノとその上に立つ4つの帆で構成されるインスタレーション…、

停泊している船のようにも見える作品から､時おり音楽が流れ､目の前に広がる海の波の音と呼応しながら､1つの旋律を奏でる…、

と…、つ…、つ…、遂に悲願の（…誰のじゃ？！）水陸両用ピアノの完成！

日本の科学技術の粋を結集し、技術者の絶え間ない努力、夜を徹しての作業、お陰で昼間は眠くて眠くて机に自らの涎の池に突っ伏しての爆睡！全然意味ねーじゃん！

と…、紆余曲折はあったもののここに見事完成！

因って…、フィナーレを迎えたかの「のだめ」も「のだめカンタービレ・世界漫遊編」にて復活！

毎回、のだめが水陸両用ピアノで訪れる世界各地で繰り広げられるドラマ…、音楽あり、恋いあり、更には、今回はアクションシーンを満載、ワイヤー・アクションをふんだんに盛り込んだバトルは視聴者の心を鷲づかみ！…、いや？！なんで、のだめにバトルが必要なのよ？！

七つの海を制覇！…

と…、４本の帆がある故に…、

「なーんだ？！日本の科学技術の粋を結集しと言う割には全然大したことねーじゃん！ハハハハー！！」

と…、一見何の変哲も無い、帆船に見えるのですが…、実は…、スーパー原子力エンジンを搭載！非核三原則故にその事実は、鉄の扉に封じ込められているのですが…、

一旦、洋上に出ると、４本の帆は船内に格納され、代わりに、スーパー原子力エンジンが稼働、最高速度１００ノットを誇る本船は、その速度もさることながら、犬です…、…、聞かなかったことにして…、燃料の補充無しに世界を４周出来ると言う驚きのエコ・システム！

が…、エンジンに予算の大半を注ぎ込んだ結果、居住性に関しては「後楽園の白鳥のアベック・ボート」並の酷さ！

時速１００ノットで爆走する際の，水しぶきは当然のことながら半端で無く，それが何の防御も無く操縦席を直撃すると言う想像を絶する衝撃！

と…，試運転の段階で１０人中８人が死亡…，残りの２名も意識不明の重体と至って芳しくない状況…，

と…，このままでは「のだめカンタービレ・世界漫遊編」の開始も危ぶまれる状況に陥り，そこで白羽の矢が頭にスカッと突き刺さったのが俺…，無類の絶叫マシン好き，万が一死んでも悲しむべき家族も居ない…，おらー！！半ば事実だけに苦しいが１人くらいいるかも知らねーだろ？！

カモメの駐車場

漁港のそばに、数多くの風見鶏を設置…、

風が吹くと、風見鶏がいっせいに同じ方向に動くことで目に見えない風の形を視覚化…、

この島にあふれる自然現象を感じられる視点を鑑賞者に促す…、

と…、女木島名物「カモメの一夜干し」！温暖な瀬戸内独特の太陽の日差しを受け、更にはこの島特有の「干物風」（…、どないな風かやねん？！）なるものが吹き、干物に一層の滋味を与えると言う、素晴らしい環境が重なり合い出来上がった「カモメの一夜干し」…、

で…、その味と言うと、ジビエ独特の野趣溢れる味わいが、干物にしたことにより一層深まり、更には円やかさまで兼ね備えると言う、逸品！

嘗て、偶々、瀬戸内国際芸術祭を訪れたフランスの３星レストランの主任シェフが余りの旨さに感動し、その場に泣き崩れ、が…、余りの感激に血管が切れ脳溢血！急遽，高松の救急病院に搬送，医師達の懸命の努力により，一命を取り留めたもの，女木島での記憶が完全に欠落！

と…，世界のグルメ界を震撼さる事態に発展する筈だったのだが…，帰り際に食べた「さぬきうどんを」を喰らい，「サヌキウドン　セ　ボン！」に留まったというのは，誰も知らない…，因みに，俺も知らねー！

モアイ像…

と…、言うことで、何の脈絡も無く，ロケ地を移動、渋谷差点前からお送りいたします…、

いやー、流石天下の渋谷，何時もながら凄まじい人並みですねー、

「１人…、２人…、３人…、４人…、はははは、片手で足りちゃいましたよ！いやー、第三次世界大戦勃発で大惨事って感じですねー、ハハハハー！！ウギャ！！」

「こら！女木島さ、馬鹿にすっでねえ！！お前―らみたいな、平和ボケしたもんが惚けとるじゃに、島の平和ば守ってもらうために、遙か南、イースター島から黙って拝借したのじゃ、あ〜、なんまいだ〜、なんまいだ〜！」

「いや…、モアイ像前にして『なんまいだ〜、なんまいだ〜！』は全然意味ねーし！それよか、これは盗品ですかいな？！」

「何馬鹿こくでねえ！！泥棒なんぞしたらご先祖様に顔向けが立たんじゃろが！だからー、黙って拝借したつーとるじゃろが、このおお戯けが！」

「いや…、普通、それって、完全に泥棒じゃん？！」

カモメの一夜干し…

と…、フランスの三つ星レストランの主任シェフが、歓喜の涙に暮れる位の味だから、不味い筈が無い…、

と…、この瀬戸内国際芸術祭を機に女木島を訪れ、「カモメの一夜干し」を口にした人も多く、一様にその余りの旨さに絶句…、…、…、しーん…、いや、あんたが絶句してどーする？！

と…、その噂は口から口へと瞬く間に広まり、全国の有名料亭、レストランからひっきりなしに注文が殺到するのだが、如何せん、材料がカモメだけに１日に出荷出来る数は自ずと知れ、また、一時の金に目が眩み、無闇に乱獲すれば、絶滅の恐れも十分可能性がある…、

「注文は全て断るのじゃ、『カモメの一夜干し』は古くから女木島に伝わる宝じゃ、儂らの代で無くなるようにでもなったら、ご先祖様に顔向けが出来ん、島を訪れる人に振る舞う、それでええじゃねーか？！のう、皆の衆？！」

と…、島長の英断！

が…、その一方で、往生際が悪いと言うか、とことん浅ましいと言うか、民主党何やってるだ！俺の給料上げろよと言うか…、（…、関係ねーよ？！）何が何でも儲け話にと画策するＰｉａｎｏ…、が…、悲しいかな、所詮、ロバ以下野郎の浅知恵…、

な…、な…、何と…、「カモメの一夜干しサブレ」を発売、が…、本家「カモメの一夜干し」の絶品の旨さとは雲泥の差…、

一口口にするだけで、その不味さに閉口、更には、目眩、悪寒…、遂には、アホな駄洒落を口にしたくて堪らなくなると言う、未知の禁断症状…、

「やはり、原因は生地を混ぜる際に、Ｐｉａｎｏさんのアホさ加減が生地に浸透したのでは無いですか？！カモメなのにキジ？！ハハハハー！！」

と…、迂闊にもサブレを口にした専門家の判断！…、後日、専門家も自ら口にした余りにも下らない駄洒落に絶望し、引き籠りになったと言う…,

いやー，人生何処に落とし穴があるか分かりませんねー，ハハハハー！！

女木島小学校占領！…

と…，ベネッセの巨大な資本力でもって無理矢理，女木島小学校を買収！

ああ…，所詮芸術の世界も金なのね？！と…，臍を噛もうとしたのだが，到底無理なので代わりに舌を噛んだら，ガボガボと血が溢れ…，

「痛いですよー？！医者は何処なのー？！」

と…，島民の方に助けを求めたところ…，

「ひーーーー！！！！ゾンビー！！！」

と…，蜘蛛の子を散らすが如く逃げられ，揚句，駐在さんが現れ…，

「無駄な抵抗は諦め，成仏してくれー，なむなむなむー！！！」

と…，拝まれたのだが，成仏も何も死んでいねーのに，それは余りに理不尽じゃねーの？！

「いや，俺死んでねーし，医者は何処なのよ？！」

と…，駐在さんに一歩近づいたところ…，

「これ以上本官に近づくと，正当防衛として発砲しますよ，女木島に駐在として早幾年，今まで拳銃なんぞ，手にしたことが無いですが，まぐれで当たると痛いですよ，だから，お願いだから，成仏してよ，南妙法蓮華経，南妙法蓮華経，南妙法蓮華経…，」

と…，拝まれてしまった，痛たたたたた…，

唯の時計じゃん！…

と…、軽く鼻でせせら笑った貴方、そう、あ・な・た！芸術に対する甚だしい侮辱につき侮辱罪を適用、因って、鼻を削ぎ落とします、ははは、痛てーだろーなー、血なんかも、どばどば噴き出しちゃって、あらら、マジでＲ−１８指定もんじゃん！ハハハハー！！

エ？！法治国家である日本でこんな無謀が許される訳が無い、弁護士を呼べ？！ははは、あんた全然分かってねーなー？！

と…、今回の岡山と香川の島々を舞台に展開する一大プロジェクトなんだがね、プロジェクト発足時から、舞台になる島々は謎の巨大資本グループの傘下に収まり、場所その他諸々を提供する代わりに、相手からは資金が流れ込んでくる…、これに関しては地方自治体も見て見ぬふり…、ま…、詰まりのところ、彼らも何らかの恩恵を受けてるってこと…、

と…、ここの島のルールは謎の巨大資本グループが全て、彼らがあんたを殺せと言えば、誰1人として逆らうものはいやしねえ…、あ…？！やべ！駐在さん？！

「こら！Ｐｉａｎｏさ、懲りもしねーで、また都会からのお客様ば、ホラ話で怖がらしてるだな、すまんこったべ、お客様、こいつは「ロバ以下野郎」と西国の片田舎岡山では有名な鼻つまみものでな、近頃、嫁さんに逃げられて、腹いせに悪さばし放題で、困ったもんだべさ？！」

「嫁さんは関係ねーって言ってるだろ！！馬鹿―！！」

怪人黄金千手観音！…

と…，あひーーーー！！！怪人の出現じゃー！俺だけでも見逃してー？！（おいおい，恥ずかしくねーか？！）と，恐れおののきなら…，ああ，千手観音様が降臨された，有り難や，有り難や，なむなむ〜，と…，恐れているのか，有り難がっているのかはっきりせんかい！菅さん！と…，総理に振ってみたが，多忙且つ甚だアホらしいと言うことで無視されてしまった，糞―！！

と…，困った時の鶴姫と言うことで…，

「姫！何だか小生意気な奴がいますぜ！ここはビシッと締めておかねーと，関東レディースの名にケチがつきやすぜ！」

と…，ここ瀬戸内海の名も知れぬ小島，女木島にて，怪人黄金千手観音ＶＳ鶴姫（元ヤン）と言う，今世紀最大のバトルが繰り広げられようとは，ああ…，派手に宣伝して，入場料で馬鹿儲けしときゃよかった，あらら…，後悔先に立たず…，

「こら！誰がやると言ってんだよボケ！まずは前座がボコボコにされたところを，親分が仇を取るってのが常識だろ，な？！」

「ヴェーーー！！！！ボコボコが常識なんですかー？！」
ああ…，怪人黄金千手観音を前にしてＰｉａｎｏの運命や如何に？！

怪人黄金千手観音−続…

と…、思わぬ展開に、唯、茫然自失…、仕方がないので、遺言状をしたためたのだが、誰か読んでくれるのだろうか？！嫁さんは腹を抱えて爆笑するのではないのだろうか…、むかつく！甚だむかつく！遺言状で爆笑される人生とは何ぞや？！最早、この戦い、怪人黄金千手観音が相手では無く、憎き嫁さんとの代理戦争と言えるのではないか？！

と…、闘志は満々なのだが、相手はあ・の・怪人黄金千手観音である…、と言っても、相手のデータは全く無く、が…、どー見ても、道端に立っているお地蔵さんのような、温かさは微塵も無く…、荒ぶる破壊神としか言いようがないのだが…、

方や俺と言えば…、うらぶれた墓石…、小指の先でつつくだけで見事崩壊…、ああ…、悔しいが認めざるを得ない、余りにも歴然とした力の格差…、格差是正を叫ぶ民主党は何を手をこまねいてるのだ？！菅さん！国家存亡の危機かもしれないのだから、自衛隊の出動の要請をしても良いのではないのだろうか？！ねえ！大目に見てよ！

と…、うだうだと時間稼ぎをしていたのだが…、

「おめー、それでも男か、○ついてんのかよー？！俺の木刀貸してやるから、見事に死んできやがれー！！」

と…、姫からの穴への蹴り一撃！

「あがーーーーー！！！！」

と…、悲鳴を上げつつも、狙いは額の一点に絞り渾身の一撃を…、

が…、へなちょこの一撃は大方の予測どおり見事粉砕…、

と…、後は大方の予測どおりの、四方八方、縦横無尽、上下左右、債務超過、自己破産…、俺か？！俺のことかー？！から伸びてくる拳骨に防戦一方のタコ殴り状態…

「痛たたたたた！！姫―！痛たたたたた！！姫―！全然約束ちゃいますがなー？！」

と…、最早、大掃除後のボロぞうきんを丹念にミキサーで粉砕した状態になった途端、怪人黄金千手観音静止…、

「あ…、充電切れかー？！中途半端なもん作りやがって、折角、Ｐｉａｎｏの粉末をイスラム原理主義者のテロリストに高く売りつけてやろうと思ったのに…、残念、ああ、残念…、世の中って上手く行かないものなのよね、シクシク…、」

怖ーよ母ちゃん！…

と…、ドラッグの過剰摂取が原因で心臓発作か？！ドラッグを巡っての金銭トラブルで刺され自らの血の海で溺れたか？…、パンク・ロッカーの地縛霊と遭遇…，

「にゃ・にゃ・にゃ・にゃにも見えねーし，にゃ・にゃ・にゃ・にゃにも・何も聞こえねー！！」

「ははは，何言ってんすか姫！今姫の肩に手を掛けて寂しそーな顔で姫のこと見てますぜ，ハハハハー！！」

「ひーーーーーーーー！！！！２１世紀にょ，世の中に，そ・そ・そ・そんな非科学的なものなぞ居る筈がねー！！」

「いや…，姫，あんた１７世紀の人間じゃん！あらら，やっぱ，金絡みの抗争かー？！後頭部にジャックナイフが刺さって，額に突き抜けてるじゃん，ありゃー，こりゃ，痛―は，マジ，なむなむ〜，痛いの，痛いの，姫様に飛んでけー！！ハハハハー！！」

怖ーよ母ちゃん！−続…

と…、一難去ってまた一難、今度は幼い少女の霊が出現、ここは女木島の心霊スポットなのかー？！

「にゃ・にゃ・にゃ・にゃにも見えねーし，にゃ・にゃ・にゃ・にゃにも・何も聞こえねー！！」

「姫！何をさっきからにゃーにゃー言ってるんですかい、猫じゃあるまいし？！そうそう、今度の女の子よほど母親が恋しかったんでしょうねー、姫の手をぎゅっと握って！」

「ふにゃーーーーーーーー！！！！つ・つ・つ・つ・鶴は未婚故、母は…、母は…、母は…、母は〜来ました〜今日も来た〜！」

「姫…、無茶苦茶古―っ！！！今の歌で幾多のトラベラーが苦悶にのた打ち回っているか…、ま…、１７世紀の姫様ですからね…、で…，因みに下手だね，マジ！ハハハハー！！」

「切腹じゃー！！」

瀬戸の小島…

と…、とある秋の昼下がり、ゴツゴツと無骨な石塀の曲がり角を曲がれば…、夏の名残がウスバカゲロウの如く弱々しく佇んでいる……

「うらぁー！！今年の夏はえろう虐めてくれたじゃねーか、ああ…？！何か言い訳の一つも無いんかい、ボケ！！」

「おじさん！夏を虐めちゃ可哀想だよ！悪いのは，エルニーニョとラニーニャの２人組の悪党なんだよ！何時もソンブレロかぶって，テキーラを浴びるように飲んる…，女子供に対しても情け容赦無く拳銃をぶっ放す，弱い者から金を巻き上げ，払えない人には死を…，奴ら悪魔だよ，噂によると，裏でＣＩＡとつるんでいるって言う噂もあるから，誰も怖くて手を出せないんだよ！おじさん！おじさんなら奴らに鉄槌を下してくれるよね，僕，一目見たときからそう思ってたんだ，ねえ！おじさん！」

「あははははー？！いやー，困ったなー，おじさん，ＣＩＡの人に知り合いが居て，えらい借金が嵩んでるんだよねー，ははは…，じゃ…，」

「大人何か大嫌いだー！！」

とある浜辺の風景…

女木島名物「カモメの一夜干し，水陸両用のピアノ，イースター島から拝借したモアイ像と（かっぱらい…，）…，どこの浜辺でも見られる光景…，嘘，嘘…，が…，鄙びる，鄙びれば，鄙びっちまえ！の三段活用が漂いまくっている…，

と…，瀬戸内国際芸術祭と銘打って，暫しの宴に酔いしれているも，祭りは必ず終焉を迎え，なまじ盛大に踊らされていただけに，胸にはぽっかりとソフトボール大の穴が…，秋風が穴を吹き抜ける時の空しさは…，考えるだに，涙を誘うものが…，姫，着物の端貸して…，ズビーッ！！ああ…，すっきり，ウギャ！！

「綱吉公の愛娘，鶴の着物を鼻紙代わりに使うなどと…，万死に値する蛮行！切腹じゃ！介錯は有り難くも鶴が務めてあげるから…，ああ…，そう言えば最近刀の手入れを怠っていたから切れ味が悪いかもね，首の途中で止まっちゃたりして，キャー！！これって，スプラッタよねー，血がどばどば溢れ出てきて，己の血の海で死に苦しみに悶え苦しむＰｉａｎｏ，鶴どうしましょ？ハハハハー！！」

愛知芸大・瀬戸内アートプロジェクト…

土屋公雄を中心に、空家とその中庭を整備…，

中庭には母屋からつながるステージを設け、コンサートなどを実施…，

また、母屋は美術学部のアトリエやギャラリーとしても活用される…，

と…，そのエントランスも和とアートを煮詰めて，佃煮ににした様な趣…，細い路地を奥へ奥へと進むと気が付けば行き止まり…，

「し・し・しまった！！罠か？！」

と…，思った時すでに遅し，四方八方から槍が突き出され哀れ，人間版ハリネズミ・ロッキーチャックの出来上がり…，

「む・，む・無念！！」

ちーん，なむなむ〜，

と…，命を賭しての和の趣満喫（…したくねー！！）…，

ああ…，ようやく入口に辿り着けたかと，何気無く，扉を開くと…，な・な・何と巨石が…，

「ひーーーーーーーー！！！！ここはインディー・ジョーンズの世界かい？！」

と…，言い終える間も無く，巨石の下敷き，５０００円の鑑賞料を払った挙句に，斯様な末路を辿ろうとは…，

Ｐｉａｎｏチャリティー・コンサート…

と…，折角ならと，愛知芸大・瀬戸内アートプロジェクトのステージをお借りしてワンマン・ステージ…，

と…，何のチャリティーコンサートなのか，アフリカの難民孤児を救うためなのか？！ＨＩＶ患者を支援するためなのか？！今年も相も変わらずＢクラスを這いずり回ったカープを支援するためなのか？！

「そ・そ・そんな…，俺に直接縁も所縁もねーもんの為に，コンサート開きますか？！今回のコンサートの題は，すなわち『負けるなＰｉａｎｏ，嫁さんに逃げられても，○□ちゃんがいるじゃねーか？！』と銘打ってのコンサート，１人１万円ポッキリ，飲み物持ち込み自由，な・な・何と太っ腹！」

と…，書いてる本人も赤面するような内容なのですが，コンサート自体は直前にＰｉａｎｏさんがアサルトライフルで狙撃，弾丸は額の真ん中を綺麗に貫通…，普通の人なら，即死，が…，Ｐｉａｎｏの脳の著しい委縮が幸いして，額にバンドエイドを貼るだけに終わったのですが…，

「○さんが，嗅ぎつけたに違いない，このままコンサートを開催すれば，女木島自体消滅の恐れもある？！」

と…，女木島の安否を気遣っている振りをして，実は，単に○さんの怒りにビビりまくっているＰｉａｎｏであった…，

鬼が島伝説…

と…，女木島鬼が島説を散々アピールしてるようですが，ははは，何をちょこざいな，岡山県民は吉備団子を頬張りながら酒が飲めるんだぞー！！（…ウウウッ，きもい…，）

と…，岡山駅前には桃太郎さんもいて，岡山の陸の玄関を警護してます，多分，ＡＩが搭載され，危険人物と判断されや否や，腰の刀で一刀両断に成敗してくれます…，俺も２度ほど襲われましたが，ＣＩＡのボブがアサルトライフルの援護射撃と，携帯型対戦車ミサイルで迎撃してくれた為，一命を取り留めたのですが…，岡山駅前では日常茶飯事のことなので，戦闘中は地下街を通って難を逃れているのでちっとも平気だい！（…，日本のベイルート，岡山か…，）