
2010/10/02 - 2010/10/02
243位(同エリア672件中)
ゆんこさん
昨年から、山歩きを始めた我が家。
近場の山を一つ一つクリアしてきたけど、近くにありながら中々歩けないでいた山「オロフレ山」
オロフレ山(と言うよりたいていオロフレ峠といったほうが知られている)は、たいていガスがかかっている。
それも、5m先も見えないという状態なんてしょっちゅう。
自宅からは1時間かからないところにありながら、晴れているからといってもオロフレだけは別。
そんなこんなで、途中まで行きながら引き返すこと2度。
で、10月2日、カナダからの帰国後初の山歩きでやっと「三度目の正直、オロフレ山」を歩くことが出来ました。
お花もきれいなところらしいけど、今はもう秋、紅葉も中途半端な時期だったけど、軽く3時間ほど歩いてきました〜♪
【オロフレ峠】〜ウィキペディアより〜
オロフレ峠(オロフレとうげ)は北海道有珠郡壮瞥町字黄渓と登別市カルルス町とを結ぶ北海道道2号洞爺湖登別線の峠。全線対向二車線の舗装路。オロフレ岳(1,231m)の肩を通る。峠部は延長935mのオロフレトンネルで抜けているが、全体として険しい峠道である。特に登別側が険しく、かなりの急勾配と急カーブが連続している。登別温泉と洞爺湖温泉という二つの観光地を結ぶルートであるので、一般車・観光バスを問わず交通量は多い。通年通行可能であるが、11月から4月にかけては夜間通行止めとなる。
オロフレとはアイヌ語で「その中・赤い」という意味である。周囲は古くから硫黄、金、銀、銅などの産地であり、土が赤みを帯びていたことからつけられたとされる。
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どんよりとした、曇り空だけどこれはまだいいほうかな。
いつもガスかかかっています。
風強いです。
すっかり取り残された旧道のどん詰まりにあり、かつて大勢の観光客でにぎわっていた展望台も、いまや立ち寄る人もまばら… -
さ、出発します。
午前10時、いつもながらスタートの遅い我が家です。(笑) -
え〜、道の状態は決してよくはありません。
踏み分け道程度の幅しかないし、山の地肌むき出しのような感じのところが多く、雨が降った後には絶対上りたくない場所です。
雨で濡れたら絶対滑って転びそう! -
こんな、段差の道もあったり。
分かりにくいけど、歩いている場所の右半分は50cm位のの段差があり歩きにくいったらありゃしない。 -
10分くらい歩いたところでちょっと下が見えるところがあり、駐車場がもうあんなに下に。
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青空も見えているんだけど、雲が厚いな〜。
でも、暑くもなく寒くもなく、歩くのにはちょうどいい感じです。 -
だんだんと色づいてきていますね。
先ほどの今は寂しい展望台も、紅葉の時期には賑わいを取り戻します。
カーナビでも、この展望台には紅葉のマークがついているくらいちょっした紅葉の名所です。 -
20分ほど、登ってくると突如現れる険しい道、風景。
羅漢岩と呼ばれる場所。
右側は、山がスパッと切られたような険しい崖。
ちょっと怖〜い。
それを右手に見ながら、急斜面を下らなくちゃならない!
ちょっとびびる… -
ほら〜、こんな感じだよ〜。
吸い込まれそうでしょう〜。
でも、紅葉が色づいたらきれいかも〜。
と、実は私はそんな余裕なし! -
さ、危ないところ(実はそれほどでもないんだけど…^^;)は過ぎたし♪
左手前方に、目指すオロフレ山(1230.8m)が見えてきました。
まずは、手前に見える1062mの山を越えなければなりません。 -
その前に、あのぎざぎざの岩山みたいな所も通らなくちゃならないのね。
まさかあの岩山、登るんじゃないよね。 -
え〜、これはどうやって登るの!
と、思ったら右側に山を迂回するような道がちゃんとついていました。(ホッ) -
お〜、左手に目を向ければ洞爺湖がかすんで見える〜。
晴れていれば、くっきりはっきり見えるんだね。 -
さ、もう少しもう少し!
オロフレ山を眺めながら進みます。
あまり背の高い木はないので、山の姿はずっと見えるけど、逆に目標が遠すぎて… -
1062m山も、さすがに登りはちょっと急。
でも、このくらいはへっちゃらだい♪ -
山頂まで続く、道。
青空が気持ちいい〜。
この時は… -
どうやら山頂が見えてきたようです。
ちょっと最後の登りはきつそうだぞ! -
ほら〜、やっぱり…
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でももう少しだ、頑張ろう!
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と、思ったらまた…
今度は、岩登り。
こういうところでは危ないのでポールはしまいます。
しっかり、両手を使って足場を確保しながら!
でも、最初の頃と比べたら、この余裕の笑顔!(笑)
ま、これくらいはね♪
(このオロフレのこんな場所で威張るな!という声があちこちから聞こえてきそう…^^;) -
歩いてきた道を振り返ってみると…
山肌に付く一筋の道。
あそこを歩いてきたんだね〜。
と、こういうのを達成感というのかもね。 -
頂上までもう少し!
ここで、このオロフレ山の面白い特徴。
山の半分は青空で半分は厚い雲に覆われている。
雲に覆われている右側は、太平洋側。
そう高い山ではないけど、この山に海の空気がぶつかっているのね。 -
午前11時20分、オロフレ山山頂到着!
1時間20分、参考タイムは1時間30分なのでまぁまぁですね。
でお約束「バンザイ」
今回は、山頂でばったり夫の知人に出会い、撮っていただきました。
前日にも、別の知人も登っていたとか…
さすが地元の山です。 -
山頂は、平坦な場所なので景色が楽しめます。
こっちは、洞爺湖方面。
あ〜、もっと晴れていれば! -
そしてかすかに見える、羊蹄山。
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すっかり秋の空が気持ちいい〜。
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さて、お昼ご飯も済ませ下山しようとしたら、途中出会っていた親子連れが到着しました。
お母さんに子供4人、8歳のお姉ちゃん、6歳の男の子、そして何と「4歳」の男の子と女の子の双子ちゃん!
4歳の子が、ここまで登ってきたの〜!
いくらファミリーコースだからといっても、凄すぎでしょう!
子供たちも凄いけど、お母さんも立派だな〜。
荷物はお母さんと8歳のお姉ちゃんが背負って…
仲良くここまで頑張って歩いてきました。
きっと、逞しく優しい子供たちになるんだろうね。
おばさんはとっても感動しました。 -
下山し始めたら、向かう先の雲行きが怪しい。
青空も見えているから大丈夫だと思うけど、ちょっと急ぎますか。
チビちゃんたちも、降られないといいけど… -
だんだんガスが降りてきて、視界も悪くなり始めます。
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このコース唯一の難所(私にとって)が、「羅漢岩」あたり。
夫にとっては難所ともいえない場所なので、ヒョイヒョイ。 -
で、私はこの通り、四苦八苦しております。^^;
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ふぅ〜、やっと着いた。
何とか雨にも降られず、1時間で下山完了。
途中、これから登る人達数人にも出会いました。
往復、3時間足らず、昼から登山でも十分ですね。 -
帰り道、旧道から現在使われている道に出ると、展望台があるのでちょっと立ち寄り、登ってきたオロフレ山を眺めます。
いつも、あそこに登ったんだね、と感慨をこめて眺めています。
たいした山じゃないけど「自分で自分を褒めて」あげます。(笑)
さ、今年の山歩きはこれが最後かな?
夫はまだまだどこか生きたそうだけど、もう雪虫飛び始めたからね〜。
※「雪虫」…雪が降る2、3週間になると飛び始めます。
今年は、10月13日に今年初めて見ました。
雪虫を見ると「もうすぐ雪が降るね」が挨拶代わりになります。
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