Life is journey !　ロンドンから北欧へ（5）

2010/09/21 - 2010/09/23

1年以上も長距離の旅行をしておらず、目的地を北欧に決めて旅の計画を立てました。
ロンドンから、ヘルシンキまでを空路と陸路そして海路で向かいました。
今回はヘルシンキ観光編です。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空 JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

シリアラインを下船し、タクシーでホテルへ。
奮発してスターウッド・ラグジュアリーコレクションのホテル・カンプに２連泊です。
（今回の旅行で初めての連泊）
ロケーション、部屋の内容とも満足。
欲を言えば中庭ビューでなく外の見える部屋が良かった。

雨は止みそうにないので、今日はお買いもの。
町の移動はトラムを活用。
２日（４８時間）券を購入し、最終日まで使い倒しました。

ヘルシンキと言えば「かもめ食堂」。
ハカニエミ・マーケットホールの中の肉屋さん。
ミドリがトナカイの肉を買いました。
私たちは隣のスープ屋さんで昼食。

昼食の後はアラビア・アウトレットへ！
今でもガラス工場の煙突が残るレトロな建物。
イッタラの食器を購入。

いったんホテルに戻り、夕食がてらホテル前のエスプラナーディ通りを散策。
アーリッカの専門店で小物をゲット。

雨の中の大聖堂。

ウスペンスキー大聖堂

晩御飯はウスペンスキー大聖堂近くのレストランへ。
テーブルが８席程の小さなレストラン。
予約で満席だが、窓際席なら１時間半で良ければあいていると言われラッキー！
またも私が肉料理で、彼女は白身魚。

ヘルシンキ２日目。
ホテル内の朝食を荘厳な雰囲気の中でいただきました。

２日目の朝は昨日の雨も上がり、晴れ間も見えていたのでホテルにあった自転車を借りて郊外へ。
目的地は郊外のセウラサーリ野外博物館！
ハンドルにブレーキが付いていない（ペダルを逆回転にすると後輪にブレーキがかかる）自転車なので、慣れるまで恐る恐る市内を進んでいきます。

１５分も走るとご覧のような海岸沿いの道になります。

３０分ほどでセウラサーリ野外博物館へ到着。
この橋を渡った島にフィンランド各地から移築された歴史的建物があります。
建物に入れるオープン期間は５月中旬から９月中旬の夏場だけ。
当日は建物には入れませんでしたが、園内を散策することは可能でした。

園内は森の中に建物が点在しており、散歩にはもってこい。
地元の人がジョギングしたり水鳥に餌をあげていました。

それと園内にはリスがたくさん！
人から餌を貰うことに慣れているようで近くまで寄ってきます。
シーズンオフで園内に人は少なく、私たちを見つけて一度に２，３匹のリスが寄ってきます。
これ以上多いと、いくらリスでも少し恐怖を感じます。

セウラサーリで雨が降り出したため急いで市内に戻ってきました。
市内のテンペリアウキオ教会、別名ロックチャーチで休憩。

運良く中ではピアノコンサート中でした。
この教会は、音響に優れていることでも有名で、ピアノの音が館内にこだまし荘厳な雰囲気を醸し出していました。

しかし中国人観光客の多さには辟易。

そしてお待ちかねの「かもめ食堂」に向かいます。

食堂外観は映画の雰囲気を残しています。
小さく「かもめ食堂」の名前もあり。

内装は映画の雰囲気と少々趣が違います。
世界三大「がっかり映画ロケ地」の一つ。
店主（たぶん）のおじさんは愛想も良く、日本語メニューもあります。
お客さんは日本人と地元の人が半々と言ったところ。
ランチがお手頃価格で食べられたのは良かったです。

０８年に行った「バグダット・カフェ」の方が映画の雰囲気あり。

もうひとつかもめ食堂ロケ地であるカイヴォプイスト公園のカフェ・ウルスラへ。
映画の中ではテラス席でビールを飲むシーンでしたが、雲が多い肌寒い天気なのでテラス席は閑古鳥が．．．

そのままあるいて昨日到着したオリンピア埠頭へ。

夕食はエスプラナーディ公園にあるラヴィトン・カッペリ。

またまた肉料理を食べました。
北欧では魚料理を食べまくる予定が、夜は肉料理ばかり。

やっぱり「フィンランドのかもめはでかい！」
最終日は午前中だけ時間があったのでスオメンリンナ島観光へ。

島への船は公共フェリーであればトラムのチケットで乗れます。

寒さに耐えながら屋外デッキに座りヘルシンキの街並みを堪能しながら島へ！

１５分ほどで島に着きます。

とくに見たいものもなく島をぐるっと廻ってみます。
島は世界遺産にも登録されている要塞跡です。
今も住んでる人がいるようです。

園内に潜水艦も展示してあります。
しかし、放置されているかの様で、同じ船に乗った旅行者でここに来たのは私たち以外は別の日本人カップルだけでした。

ホテルで荷物をピックアップして、タクシーでヘルシンキ駅へ！
駅で空港へのシャトルバスに乗りました。
タクシーは新型Ｅクラスで得した気分でしたが、運転手はシャトルバスのバス停を知らず仲間に電話してました。
（料金高い割に運転手は地理を知らない）

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港到着。

ＪＡＬのステイタスを利用し、ここでもフィンエアーのラウンジに！
食事の種類は少ないが、３種類あったサラダはどれもおいしくワインのつまみに最高！
内装は小ぎれいにまともっています。
後で知ったのですが、私たちの行ったラウンジはメインラウンジでは無かったようです。
次にヘルシンキに来るのは何時かわからないので残念。

いよいよ搭乗開始。
フィンエアーでアムステルダムに行き、成田便に乗り換えます。

さようならフィンランド。

アムス−成田便のアップグレードが確定していなかったので不安でしたが、アムステルダムでチケットを発券すると”Ｃ”の文字が！
しかし、座席は３列席の真ん中席でさらに前後並び。
複座式の戦闘機みたいな並びで、嫁とは話もできないまま１１時間を過ごしました。

つたない旅行記を最後まで見ていただきありがとうございました。