長い間行きたかったモロッコ。<br />最近ではメディアに取り上げられることも多い魅惑の国。<br />　<br />イスラム世界独特の雰囲気、マラケシュの喧騒にそれとは対照的な優雅なリアド、<br />現実離れした砂漠の景色、どこまでも続く荒野と穏やかな港町など見所盛りだくさんだ。<br />初海外の妻と11日間の新婚旅行へ。<br /><br /><br />※旅行記<br />　①羽田－関空－フランクフルト－カサブランカ<br />　②マラケシュ<br />　③メルズーガの砂漠<br />　④エッサウィラ<br /><br />※写真はPEXTAX K-7とRICOH GX200で撮影

■知られざる魅惑の国・モロッコ -1　（フランクフルト＆カサブランカ）

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2010/09/11 - 2010/09/22

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長い間行きたかったモロッコ。
最近ではメディアに取り上げられることも多い魅惑の国。
　
イスラム世界独特の雰囲気、マラケシュの喧騒にそれとは対照的な優雅なリアド、
現実離れした砂漠の景色、どこまでも続く荒野と穏やかな港町など見所盛りだくさんだ。
初海外の妻と11日間の新婚旅行へ。

※旅行記
　①羽田－関空－フランクフルト－カサブランカ
　②マラケシュ
　③メルズーガの砂漠
　④エッサウィラ

※写真はPEXTAX K-7とRICOH GX200で撮影

エリア

カサブランカ(モロッコ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 5.0

交通: 3.5

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 10万円 - 15万円

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー

航空会社: ルフトハンザドイツ航空

旅行の手配内容: 個別手配

4:00起床。眠い。。
7:25羽田発で関空に飛び、フランクフルト経由でカサブランカに入るのだ。
10:00、ルフトハンザに乗り込む。いざ、モロッコへ。
とはいえまずはドイツ、ということでビールとソーセージ。美味い！

ところで昼食と夕食の間に軽食が出た際、"Coffe or Tea"と同じノリで
"Cake or Onigiri?"と聞かれた。同列かいっ！？
フランクフルトのトランジットが8時間もあったので地下鉄で街に出てみる。

改札はないが自販機で切符を買う方式。たまたま隣の人に教えてもらったものの
切符の買い方が非常にわかりづらい。
現地の人でもわからない人も多く、自販機渋滞していた。
ドイツ人がデカいからか車高が高く、広告もないので殺風景な印象。

車両の継ぎ目が閉じているのもやや圧迫感がある。
街に出ると高層ビル街。早速一番高いマインタワーに登ってみよう。
マイン川を臨む、屋上展望台からの眺め。
ミニチュアモードにしてみたら、思いのほかおもちゃっぽくなった（笑）
街の道路には自転車レーン。さすがドイツ、いいですね。
マイン川沿いは市民の憩いの場でいい雰囲気。
レーマー広場にはオープンテラスが立ち並び賑わっている。
頂くのはもちろんソーセージとビール。今回はジョッキのアップルワインも一緒に。
駅に向かう途中で見つけたユーロのモニュメント。展望台から見えたやつだ。さすがEUの金融の中心。
フランクフルト中央駅。相変わらず切符の買い方がわからん。。
22:00、カサブランカに向けて出発。
3時間半のフライトと30分のタクシーでホテルに着いたのは1:00近く。

今日の宿は街の中心部に近いNovotel。
30時間の移動はさすがに疲れた！早く寝よう。
翌朝、爽やかな赤に彩られたラウンジ＆レストランで朝食。
さあ、半日しかないがカサブランカの街へ出よう。
訪れたのはハッサン2世モスク。
93年に完成したこのモスクは敷地に8万人収容という巨大建築。
高さ200mのミナレットは圧巻の迫力だ。
空の青、建築のベージュと淡い緑のコントラストが美しい。
いたるところに施される緻密な彫刻も素晴らしい。

多くのモロッコ人がカメラを持ってここを訪れているのがよくわかる。
続いてメディナ（旧市街）を冷やかす。
モロッコのメディナは細い道が迷路のように入り組み、その中にあるスークは
無数の商店が並ぶアラブ社会独特の商業地区。

カサブランカのメディナはこじんまりしているものの、生活と商売が一体に
なったこちゃまぜな雰囲気がいい感じ。
モロッコ料理には欠かせない各種スパイスが並ぶ
これらのほか、サボテンの実を山積みにして売っている。

ひとつもらったがとても甘い。が、が、おそろしく種が多い。。
こちらの人はそのまま食べるそうだが信じられない。
よく見る肉屋。大迫力。
ハマムと呼ばれるモロッコ式アカスリ。
銭湯のように生活に根付いている。
入り口は男女で分かれている。
今日は鉄道でマラケシュに向かう。
急ぎ足のカサブランカ観光を終え、鉄道駅へ。
これがマラケシュ行き鉄道。ONCFという国鉄で、正面に国旗にもある星印が付いている。

3時間半だしそれなりに快適そうなので、と買った切符の2等列車に乗り込む。
ところがすでに満席で、シートの間の通路にも車両の継ぎ目にも人がぎっしり。

車両の継ぎ目にトランクを置いて座っていたのだが日差しと熱気ですごい暑さ。
揺れのたびトイレのドアが開き、それを閉めに行く。結構過酷だ。。
暑さにいじける妻。
2時間後、ようやく席が空き席を確保できた。
ふー。
夕暮れが近づいてくると夕日があたりを紅く染める。

ところでトラブルの様子もないのに4時間以上走っているけどなぜ？
ただの時間配分ミス？
夕暮れとともにマラケシュ駅到着。