『燃える大地』＜ゴンドワナの大陸を旅して＞（８０）フェステイバル前夜のトレンス川畔。

2010/04/25 - 2010/05/10

このアデレードは、町の中央部をＫｉｎｇ　Ｗｉｌｌｉａｍという８車線以上もある大通りが南北に貫いていて、その両側に街が発展しているが、このトレンス川はその大通りを分断するように、川の北側が広大な公園になっている。

その公園の中にセントピーターズ大聖堂というゴシック建築の壮麗な教会があり、そこには明日行くことになるが、今は、このトレンス川沿いの散策である。

この川にかかるキングウイリアム大通りの橋の下を通り抜けると、その先には、毎年宮数年の３月に行われる芸術祭、Ａｄｅｌａｉｄ　Ｆｅｓｔｉｖａｌ　ｏｆ　Ａｒｔｓ　の会場となる真っ白な屋根をしたフェスチバルホールがあり、その前には又川に面して、エルダーパークと言う小奇麗な公園がある。

この公園にて明日何かのお祭りが行われる予定で、既に簡易トイレなど設置されている。何のお祭りかは明日になれば分かること、つたない英語で生半可に確かめるよりは明日もう一度来て見れば分るので、今は西日の差し込む芝生の上で、時々休止したり、又突然に空高く吹き上げる噴水を見、又、近くを歩く黒鳥と戯れる。

もう既に何回も繰り返し感嘆しているが、この町は良い町だ。再び心の中でつぶやき、そろそろ市の中心に戻るべく、この川べりを後にした。

エリア アデレード(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5

このトレンス川にかかるキングウイリアム大通りの幅広の橋を潜った先には、フェステバルホールが見えてくる。

各偶数年の３月、ここでアデレード芸術祭が行われる。

フェステイバルホールの前は小奇麗な公園になっていて、明日のお祭りの準備中であった。

既にイスやテーブルなども運び込まれ、売店の小屋なども出来上がっている。

簡易トイレにしても充分な数、運ばれているようだ。

川面にはカッターを浮かべている人もいる。後ろの橋がキングウイリアム大通り。

噴水の周辺を回遊する黒鳥。

ペリカンのような珍しい鳥も回遊している。

陸に上がった黒スワンは人懐こい。

西日に光る大噴水を見納め、この川を後にする。