氷穴を見に行こう！　週末ぶらり河口湖旅行

2010/09/04 - 2010/09/05

　金曜の夕方仕事をしていると、「明日から河口湖へ氷結見に行かない？」と妻から電話があり、急遽決まった河口湖旅行。夏なのに氷結？？と思っていると、正しくは「氷穴」でした。宿泊は、妻が数年前に一人旅で泊まったアットホームなペンション。事前準備もなく出かけた旅はさて？

＜行程＞
　１日目：自宅→精進湖→本栖湖→カフェマロウ(昼食)→西湖→鳴沢氷穴→富岳風穴→青木ヶ原樹海→西湖蝙蝠穴→ペンション「こすもす」(泊)

　２日目：落合公園(河口湖)→忍野八海→山中湖→朋賛(昼食)→自宅

エリア 山梨

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

１日目

■八ヶ岳ＰＡ

自宅を７時半に出発し、ここで最初の休憩
天気もよく、富士山の眺めが期待できそうです

正面に富士が見えて来ました
晴れていますが、ちょっと霞んでますね〜

■精進湖

甲府南ＩＣを降りて、目的の鳴沢氷穴方面へ

精進湖の横を通り過ぎ･･･

るのを止めて、時間もあるので、富士五湖めぐりをすることに

手前の山と二重になっている富士がきれいでした

綺麗な花越しの富士山

おしゃれな精進湖のプレートを発見！
富士五湖と一緒に、プレート探しもすることにしました

■本栖湖

続いてやって来たのは本栖湖
鳴沢氷穴とは逆方向になりますが、少し回り道しました

湖畔へは少し歩かなければならなかったので、高台から見物

１０００円札に描かれているのが、ここから見える富士山
残念ながら、プレートは見つけられず･･･

帰り道で、穴場の撮影スポットを発見！

すすきととんぼがいい味を出しています

■カフェ・マロウ

昼食を取ったカフェ
妻が一人旅をした８年前のガイドブックに、「ＣＯＶＡ」という名前で載っていました

店主さんに聞くとなんでも同じ名前の店がイタリアにあり、店名を変えたのだとか

カレーが人気メニューだというので、野菜のカレーとビーフカレーを注文

おいしかった〜

■西湖

西湖のほとりで、２つ目のプレートを発見

■鳴沢氷穴

いよいよお目当ての氷穴にやってきました

気温は３０℃を超えていますが、洞穴内は０℃！？

入り口は、地面にぽっかりと穴が開いています

この階段を数段下りたとたん、体感温度が一気に下がりました
涼しいというより、冷たい風が吹きつけます

随分混雑していたので、中に入るまで２０分程並びました

こちらは洞穴に入る前にあった看板
江戸時代には、ここの氷が将軍様に献上されたと伝えられています

ジャンパーを羽織って洞窟内へ

昔はここで氷を作っていたそうですが、さすがに最近は運び込んでいるようです

■氷柱

それにしても不思議な光景です
中は狭く、見学は１５分ほどで終了

売店に溶岩でできた、可愛らしいかえるの置物がありました

２階では、富士山の写真展を開催中

流石にプロのカメラマンの写真は違う！！
あまりに素晴らしかったので、写真集を１冊購入しました

■富岳風穴

続いてやって来たのは、車で２分の富岳風穴

■ガス孔の跡

入り口へ向かう途中にありました

こちらが入り口

鳴沢氷穴と同じく、数段降りただけで一気に気温が下がります

中は、鳴沢氷穴よりもかなり広いです

ここでも氷のライトアップを行っていました

洞窟の奥は天然の冷蔵庫

昔は繭（まゆ）や種を保存していたそうです

洞窟から出ると東海遊歩道の看板を見つけました
青木ヶ原樹海を歩けるというので、鳴沢氷穴まで歩くことにしました

溶岩でごつごつした道を進みます

下が溶岩のために、木の根っこが地表を這っています

こちらの木は、根っこの間にトンネルができていて、向こう側が見えます

妻はここが自殺の名所であることを知らなかったようです

約２５分の散策を終えて、再び鳴沢氷穴の売店へ

歩いて暑くなったので、ブドウのソフトクリームをペロリ

■西湖蝙蝠穴（さいここうもりけつ）

まだ宿に行くには早かったので、３つ目の洞窟へ

受付でヘルメットを渡されました
洞窟の入り口まで、結構歩きます

洞窟の入り口

蝙蝠が出入りできるように、鉄格子が横長になっています
蝙蝠穴と名が付いていますが、数が減ってしまい、なかなか見られないそうです

洞窟内は、天井がかなり低いところがあって、ヘルメットが大活躍

ちょっとした探検隊気分を味わえました

フラットな地面に波打ったように溶岩が固まっている場所がありました

出口近くにいたかえる

地面と同化していますが、どこかのおじさんが見付けました

■ペンション「こすもす」

河口湖のプチペンション村にあります

ペンション脇の小路に車を停め、テラスを通って玄関へ

宿泊したロフト付きの部屋

直前に予約したので、広めの部屋しか空いていなかったようです

夕食前に、貸切の樽風呂で汗を流しました

妻が以前に泊まったときは水着で入るお風呂だったようですが、囲いが作られて普通の露天風呂になっていました

フロントを兼ねたレストランで夕食

メインは、ご主人が屋外のバーベキューコンロで焼いたステーキ

２日目

山型のパンが美味しかった朝食

■落合公園

■河口湖

３枚目のプレートを見つけました

きれいな遊歩道が整備されていました

花畑の中をとんぼが飛び回っていました

■花小富士

遊歩道の先には、花でできた富士山とその周りに富士五湖

遊歩道からさらに先へ進むと湖畔にでました

あいにく実物の富士は雲に覆われていました

巨大な草がありました

なんて名前だったかな？

■忍野八海（おしのはっかい）

無料駐車場が満車だったので、少し離れた有料駐車場へ
有料といっても、無人でお金を入れる缶が置いてあるだけでした

■湧池（わくいけ）

忍野八海のひとつ
最初に目に飛び込んで来たのがこの池
びっくりするくらい透明です

少し先には、池の中の浮島に大勢の人が集まっているところがありました

みんなが覗き込んでいるのは･･･

もの凄く青い池でした

こちらは忍野八海のひとつではなく、人工の池です

中では鯉が気持ち良さそうに泳いでいます

池の周りに名水１００選に選ばれた水があったので、

水筒に入れて持ち帰りました

売店で行列ができているので、何かと思ったら豆腐でした

あんなに透明度の高い綺麗な水を見ると、豆腐が美味しく見えますね

皆がベンチで豆腐を食べている姿はちょっと笑えました

美味しそうに見えるだけでなく、少し硬めの豆腐とねぎ味噌が良く合って本当に美味しかったです

お土産に、豆腐８個とねぎ味噌を買いました

池のほとりにはコスモスが咲き乱れていました

池めぐりをするために、川沿いに歩いていくと、気持ち良さそうに子供が川遊びをしていました

■銚子池

こちらの池は藻でいっぱいでしたが･･･

藻の切れ間からぼこぼこと水が湧き出していました

さらに川沿いを行くと

鴨が流れに逆らって泳いでいました

■お釜池

小さいですが、結構深かったです

最後に冷たい雪解け水に手を付けて帰りました

■山中湖

富士五湖めぐりの最後の湖
かなり大きいので、車でぐるっとドライブすることにしました

一周しましたが、プレートは見つけられず･･･

■朋賛（ほうさん）

昼食を食べたお蕎麦屋さん
「そばを食べたいね」と話していたら偶然見つけました

■わかさぎの天ぷら

山中湖産です
少し小さめですが、美味しかったです

おそばも美味しくいただきました

昼食後、少し早めに山中湖ＩＣから帰路へ

今回のたびは、湖・氷・池と水尽くし
まさか真夏に０℃の氷体験ができるとは思いませんでした
日本にもまだまだ不思議なところがあるなぁと感じた河口湖旅行でした