ミキモト真珠島を訪ねました

2010/08/31 - 2010/08/31

真珠養殖で成功し真珠王と呼ばれた御木本幸吉の偉業が展示され、海女の実演も見られました。

エリア 鳥羽(三重)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

遊覧船の中から見たミキモト真珠島の全景です。

ミキモト真珠島は鳥羽湾の中に造られた人工の島です。
歩道橋を渡って入ります。

御木本幸吉の銅像です。
見つめている先は鳥羽湾の海です。

真珠博物館には真珠の養殖に関する様々なパネル、標本、核入れ用の工具等がありました。
要所には学芸員が配置されていて、説明をしてくれ、実際に核入れの作業も行ってくれました。

真珠で造られた数々の工芸品を見ることができます。
これは五重塔です。

これは「自由の鐘」と称され昭和１４年にニューヨークの万国博覧会に出展したものです。
真珠１２，２５０個、ダイアモンド３６６個を用い「１００万ドルの鐘」としてアメリカ人を驚かせたのですが、この博覧会の途中で第２次世界大戦が始まったのでした。
英語ではLiverty となっていました。

これは「パールクラウン」と称され８７２個の真珠、０．１カラットのダイアモンドが１８８個、１８Ｋ金が７００ｇが使用されています。
他にも数多くの工芸品が展示されてありました。

ミキモト真珠島より鳥羽湾を望んでいます。

遊覧船が出航したところです。

１時間毎に行われる海女の実演を見学しました。
船には４人の海女さんが乗ってきました。

実際に海女さんが海に潜りサザエ、アワビを採ってくるものです。

海女さんは次から次へ採取して、観光客に見せてくれました。

全国に海女さんはたくさん活躍しているそうですが、白い磯着を着ている海女さんはいないそうです。
皆、スウェットスーツを着ているそうです。

ここはアワビ、サザエが生息する環境の海ではないと思うのでショーが始まる前にばら撒いていると察します。

こちらの建物はパールプラザと呼ばれ直営のパールショップが入っています。
真珠は偽物が多いと聞きますが、ここは本物だけだと確信します。

こちらの建物は真珠博物館です。

これは海女さんが冷たい海から上がってから暖をとる所の再現したものです。

ミキモト真珠島の反対側は散策コースとなっていて野鳥の森となっていました。
これはその一角にある珠の宮と呼ばれる鎮守様です。