ついに、訪れました杉原千畝記念館

2010/09/18 - 2010/09/20

来たくて来たくてしょうがなかった憧れの杉原千畝記念館。
なかなか交通の便が良くなくて、バス停から歩くこと３０分程度かかりました。
入館無料、日本語でのＤＶＤで紹介もあり、観る部屋は、３か所だけど個人的思い入れが強くて、ついつい２時間もいてしまいました。寄付だけで運営しているそうなので、カウナスに行ったときは是非寄ってくださいね。
ビザを発給するって事務的作業かもしれないけど、あの時代の行為が命を救うことになると考えると胸が熱くなってしまいます。特にユダヤ人の収容所とか行っていると、切羽詰まったユダヤ人に思いをはせると入口の門が開いた時の感動はものすごかったと思います。

エリア カウナス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

希望の門です。

中に入るときは、チャイムを押して入ります。入口はカギがかかっています。

入口はこんな感じです。

ここが、ビザを書き続けた部屋と机です。

発給したユダヤ人のリストです。

この記念館に行くには、近くのバス停から市内マップに記載のない近道があり、路線バスターミナルのある通りの突き当りにこのような建物があり、この入口を入ります。

上の入口を入ると、丘を越えていくこのような階段がありますので上りきった所から５分くらいで着きます。

この旅行記へのコメント （2）

• あいあ〜るさん 2010/10/01 11:56:31

  杉原千畝

  風人さん、こんにちは。
  
  ここは元日本領事館だったのでしょうか？
  それとも領事公邸だったのでしょうか？
  
  杉原千畝は、日本ではほとんど無名なのが残念ですね。
  国の命令に背いたのですから、仕方ないかもしれませんが。
  
  でも外国で現地の人に日本人が英雄として称えられているのは嬉しいものです。

  風人さん からの返信 2010/10/02 01:50:02

  RE: 杉原千畝

  あいあ〜るさんさん、書き込みありがとうございます。
  
  ここは、元日本領事館でした。
  ですので、この建物の門の前に、行き場がなく追い詰められたユダヤ人がビザを求めて集まってきたと思うと、以前に訪れたドイツのザクセンハウゼンというベルリンにあったユダヤ人収容所の余りに悲しい過去に思いをはせると、この領事館の門が開いた時のユダヤ人の歓喜は、どれほどのことか思うと、胸が熱くなってしまうんです。
  本当に、単純に目の前の命に優しくできた杉原千畝さんを昔から尊敬していたし、誇りに思っていたんです。
  　ただ、現地で本当に英雄扱いされているかと言えば、疑問です。一応情報では首都のビリニュスには杉原千畝さんの名を冠した通りがあるとのことでしたが、見つけられなかったし、この記念館の現地の地図での扱いは、すごくマイナーな遺跡、記念館扱いだったので、英雄扱いされているかと言えば疑問でした。
  　でも、当の杉原千畝さんは、そんな英雄扱いされることを望んでいたのではなくて、目の前のユダヤ人の人々の命を見過ごせなかったんだと思うんです。
  すみません、とても長い返事になってしまいました。つい、思い入れが強いものですから、どうぞご容赦を。
  書き込みありがとうございました。
  
  
  > 風人さん、こんにちは。
  >
  > ここは元日本領事館だったのでしょうか？
  > それとも領事公邸だったのでしょうか？
  >
  > 杉原千畝は、日本ではほとんど無名なのが残念ですね。
  > 国の命令に背いたのですから、仕方ないかもしれませんが。
  >
  > でも外国で現地の人に日本人が英雄として称えられているのは嬉しいものです。