2010/09/05 - 2010/09/05
802位(同エリア4742件中)
みにくまさん
北海道で最初に異文化の洗礼を受けたのが、元町エリア。
海から函館山へと幾本もの坂がのび、教会や洋館、和洋折衝の建物が、レトロでハイカラな街並みを描いています。
それぞれの建物に由緒ある歴史や建築様式があり、由来を知るほどに、その美しい装飾や建物に目を奪われます。
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操車塔
このキノコのような建物は操車塔といい、昭和14年(1939)に、交差点での電車信号現示とポイントの切り替えを手動による遠隔操作をするために建てられたもので、現存する路面電車の操車塔では国内最古といわれています。
この操車塔は、高さ5.4m、制御室直径1.9mあります。
昭和44年(1969)当時には市内に6基ありましたが、施設の自動化などにより順次姿を消し、この操車塔だけが、平成7年(1995)6月まで電車信号機の制御装置が置かれ、使用されておりました。
当時は交差点向かい側に建てられておりましたが、道路改良にともない平成7年9月、現地点に移設し、形態保存してあります。 -
日本最古のコンクリート電柱
この電柱は、大正12年(1923)10月、当時の凾館水電会社(現北海道電力)が建てたもので、現存するコンクリート電柱では日本最古のものである。
高さ10メートルのこの電柱は、現場打ち工法で、底辺が47センチメートル四方、上辺が19.5センチメートル四方の鉄筋コンクリート造りで各錐形という珍しいものである。 -
日本最古のコンクリート電柱
火災が頻繁に発生した当時の凾館では、この頃から耐火建築が増えはじめたが、この電柱もそのあらわれである。
後に、同形の電柱が建物をはさんで建てられたため「夫婦電柱」と呼ばれて市民の話題となった。木柱が普通であった当時から今日まで、耐用年数を超えてもなお現役として街の移り変わりを見守っている。 -
函館市文学館(株式会社ジャックス旧本社社屋)
この建物は、大正10年に第一銀行函館支店として建てられたもので、煉瓦及び鉄筋コンクリート造の陸屋根三階建てであります。 -
函館市文学館(株式会社ジャックス旧本社社屋)
昭和40年に株式会社ジャックスが買い取って、社屋として使用してきましたが、同社が移転することになり、平成元年11月、代表取締役社長であった山根要氏(函館出身)のご配慮により「ジャックス発祥の地である凾館の文化振興に役立つことができれば」ということで、函館市に土地、建物が寄贈されました。 -
函館市文学館(株式会社ジャックス旧本社社屋)
建物の延床面積は、約1150?で、1階・2階が展示室となっております。また建物は、当市の「景観形成指定建築物」のひとつであることから、外観をそのままにとどめて補強し、内部改修を行って、函館市文化館として蘇らせました。
歴史的な街並みにしっくりと調和した建物から文学というジャンルを通して、凾館の歴史の1ページを知ることができるでしょう。 -
函館市文学館(株式会社ジャックス旧本社社屋)
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函館市文学館(株式会社ジャックス旧本社社屋)
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相馬株式会社 非公開
不動産や倉庫業で財をなした相馬哲平氏の社屋として大正5年に建てられた和洋折衷の建物。夜はライトアップされ、グリーンの外壁やパラディアン窓が映えて一層美しい。 -
相馬株式会社 非公開
函館市伝統的建造物。
基坂の下に位置し、見上げると元町公園、旧函館区公会堂の建物が函館山の斜面にそびえている。 -
相馬株式会社 非公開
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相馬株式会社 非公開
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基坂
かつて凾館奉行所や旧北海道庁凾館市庁があった。
上方には旧函館区公会堂が見える。 -
基坂
江戸時代中期以降の行政機関が集まり、街の中心として栄えた坂。
現在は元町公園や旧凾館区公会堂の下に坂道がのびる眺めが美しい。 -
基坂
元町には名前の由来や特徴などの解説板が立てられた板が19本もあります。大三坂や二十間坂など代表的な坂を歩くだけでも凾館の街の成り立ちをうかがうことができて楽しいです。 -
基坂
元町公園前の歩道には花壇があり、綺麗な花がたくさん咲いていました。 -
基坂
記念撮影 -
諸術調所跡
諸術調所とは、凾館奉行所の研究教育施設で、蝦夷地の開拓と警備に必要な人材育成を目指して、安政3年(1856)に設立された。
教授は五稜郭設計で有名な武田斐三郎で、蘭学はもとより、測量・航海・造船・砲術・築城・化学などを教え、亀田丸でロシアまで操縦航海するなど実践を重んじた教育を行った。
※ 写真の銅像が誰なのか不明。もしかしたら武田斐三郎かも? -
基坂
◎ 擬洋風建築物群
凾館は、安政6年(1859)6月、横浜・長崎とともに日本で最初の貿易港として開港したことにより、西欧文化の影響を受けた。
このため、建物や街並みに今もその面影をとどめており、特に山の手にある元町周辺は、各国の儀式を備えた洋風の建物が多く見られる。その代表的な建物は、旧函館区公会堂(重要文化財)、旧北海道庁凾館支庁庁舎(北海道指定有形文化財)や相馬株式会社社屋などであり、また洋風の窓など一部様式を取り入れた和風建物としては、太刀川家住宅店舗(重要文化財)や旧金森洋物店(北海道指定有形文化財)などがある。 -
基坂
最も凾館らしい建物は和洋折衷型の擬洋風建築物で、この辺りに多く見られる。これらの擬洋風建築物は1階が和風で2階が洋風、またその逆の場合や左右に分けられている他、装飾をした縦長の窓や1階と2階の間の胴蛇腹、それにひさしの下にある装飾用コンソールが共通して見られる。
当時、凾館の大工が領事館や教会など外国の建築様式を見て独特のスタイルを生んだものと言われている。 -
イチオシ
基坂
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旧北海道庁凾館市庁庁舎 北海道指定有形文化財
旧北海道庁凾館市庁庁舎は、明治42年(1909)に建てられ、公園造成と合わせて昭和57年(1982)に修復整備されたものです。
特徴のひとつに柱廊玄関があり、2階に張り出した屋根が柱頭飾り(コリント式)と中央部に膨らみのある(エンタシス風)巨大な4本の柱で支えられています。 -
旧北海道庁凾館市庁庁舎 北海道指定有形文化財
明治末期の凾館を伝えるこの洋風建築物は、北海道開拓の歴史上価値が高いことから、昭和60年(1985)北海道有形文化財に指定されています。 -
旧北海道庁凾館市庁庁舎 北海道指定有形文化財
現在は1階を元町観光案内所として利用し、2階は「写真歴史館」として”北海道写真発祥の地 凾館”の歴史を伝える貴重な写真機器や資料を展示しています。 -
旧北海道庁凾館市庁庁舎 北海道指定有形文化財
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旧北海道庁凾館市庁庁舎 北海道指定有形文化財
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旧北海道庁凾館市庁庁舎 北海道指定有形文化財
記念撮影〜 -
旧開拓使凾館支庁書籍庫 北海道指定有形文化財
明治40年(1907)の大火で類焼を免れたもので、鉄の防火扉と小さな窓をそなえた一見土蔵風の建物です。
煉瓦の一部に「明治七年函館製造」などの刻印があって、開拓使が明治5年に創設した茂辺地煉瓦石製造所の製品を使用していることがわかります。 -
旧開拓使凾館支庁書籍庫 北海道指定有形文化財
書籍庫の建築は明治13年と推定されていますが、同じ茂辺地煉瓦を用いた建築としては、函館常備倉(現存しない)や金森洋物店などが著名です。
設計・施工共に不明であるが、技術・意匠などにより、金森洋物店の設計者として知られている池田直二であるという見方もなされています。 -
旧開拓使凾館支庁書籍庫 北海道指定有形文化財
各窓に防火の鉄扉と鉄柵を設け、煉瓦の積み方にフランス積みを取り入れるなど意匠や技法に特徴があります。
外部四隅には隅石が組まれ、石造りの鉢巻が廻っています。小屋組は杵束式木造トラス。
わが国の煉瓦造りの歴史を伝える、貴重な建築物です。 -
旧開拓使凾館支庁書籍庫 北海道指定有形文化財
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函館市旧イギリス領事館 (開港記念館)
函館市旧イギリス領事館は、凾館が国際貿易港として開港した1859(安政6)年から75年間、ユニオンジャックをかかげ続け、異国情緒あふれる港町凾館を彩ってきました。
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10505246/ -
旧相馬邸
旧函館区公会堂のある元町公園のとなり、旧イギリス領事館を眼下に北海道屈指の豪商らしい風格のある伝統的建造物。
凾館の発展に尽力した相馬哲平の屋敷として、凾館の歴史を語る上で欠くことのできない建造物である。
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10505274/ -
旧函館区公会堂
函館港を見下ろす高台に建つ旧函館区公会堂は、明治43年(1910)に建てられた左右対称のコロニアルスタイルとブルーグレーとイエローの色が特徴的な美しい建物です。
当時としては最もモダンな建物であった公会堂は今なお基坂の下から見上げる姿は元町のランドマークと呼ばれています。
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10505329/ -
四天王像
凾館四天王像 市民精神の源流
写真左から
今井市右衛門・平田文右衛門・渡邉熊四朗・平塚時蔵 -
基坂
先ほどはこの坂を下から上に眺めましたが、今度は上からの眺めです。 -
基坂
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ハリストス正教会
安政6年(1859)敷地内に建てられた初代ロシア領事館の付属聖堂として建立されたのが始まりで、正しくは「凾館復活聖堂」という。
文久元年(1861)青年司祭ニコライが、ロシアから来凾し切支丹解禁を待って日本で最初にギリシア正教を布教した。明治5年(1872)東京転任。 -
ハリストス正教会
この聖堂内部に、丸天井を装架しているのがこの様式の特徴である。屋根に装置された数多くの十字架と、その装飾部を飾る冠状構造が独特の形状をつくっており、緑色の銅板屋根は昭和43年に改装され、緑青を化学的に熟成したものである。
再建当時の大鐘(重さ約2トン)は、大正12年(1923)関東大震災で大破した東京ニコライ堂復興の際に移され、かわりに大小6個1組の鐘と交換された。リズムと共にメロディを送る音色から「ガンガン寺」として市民に親しまれたが、この鐘も戦時中供出した。
昭和58年6月、国の重要文化財に指定された。 -
大三坂
江戸時代、ここに大三印義兵衛という郷宿(公用で出てきた地方の村民が泊まる宿)があったことに由来。
現在は石畳や教会が並ぶ異国風の景観。
日本の道百選に選ばれています。 -
大三坂?
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大三坂
★ トップ写真 ★ -
カトリック元町教会
元町教会は、安政6年(1859)フランスの宣教師メルメ・ドゥ・カション(バリー外国宣教会司祭)が仮聖堂を建てたのに始まるもので、徳川幕府によるキリシタン追放令以降の日本におけるキリスト教宣教再開の先駆として横浜の山手・長崎の大浦と共に最も古い歴史をもつ教会である。 -
カトリック元町教会
明治元年(1868)同宣教会司祭ムニク―、アンブルステル両氏が現地に仮聖堂を建て、その後、明治10年(1877)同宣教会司祭マラン氏により最初の聖堂が建立された。
以後3回の大火で類焼したのち、大正13年(1924)現在の大聖堂が完成した。
この大聖堂は、コシックスタイルの耐火建築であるが、中央祭壇、左右両壁十四景の十字架道行の壁像は、イタリーのチロル地方の木彫で、時のローマ教皇ベネディクト十五世から贈られた由緒あるものである。
※ 写真の通り、こちらの教会も補修作業をしており、建物の一部しか見られませんでした。 -
カトリック元町教会
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カトリック元町教会
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大三坂
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日本聖公会函館聖ヨハネ教会
この凾館聖ヨハネ教会は、現在、世界聖公会のうちの日本聖公会に属する。明治7年(1874)英国聖公会海外伝道協会の宣教師W.デニングが凾館に来て伝道を開始したのが日本聖公会の北海道伝道の始まりで、同派の道内における宣教活動の根拠地であった。 -
日本聖公会函館聖ヨハネ教会
明治11年(1878)末広町に初めて聖堂を建てたが、翌年の大火で類焼し、その後も火災などのため幾度か移転した。
たび重なる火災による類焼の後、現在の地に再建されたのは大正10年(1921)の大火後である。
この間、教育(アイヌ学校を始め靖和女学校などの開設)・医療奉仕活動などを活発に行った。 -
日本聖公会函館聖ヨハネ教会
現在の建物は、昭和54年(1979)に完成したもので、上空から見ると十字の形に見えるが、これは中世紀のヨーロッパの教会に見られる建築様式を取り入れ、近代的なデザインとしてのものである。 -
日本聖公会函館聖ヨハネ教会
今回の教会めぐりでは、3教会のうち2つが外装の補修工事中で、あまり建物を見られなかったのが残念。
しっかり見られたのはこちらのヨハネ教会だけでした。 -
元町配水場管理事務所
明治22(1889)年、日本で2番目に完成した水道の配水場。現在も当時の赤レンガ造りの建物がそのまま事務所として使われている。市街地を一望できる展望広場や散策路なども整備されている。 -
元町配水場管理事務所
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元町配水場
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元町配水場
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元町配水場
清泉滾滾
凾館の水道は、明治22年(1889)9月20日、日本で2番目の近代水道として、この配水池から通水を開始しました。
上段の噴水塔は、これを記念して当時鋳鉄管を納入した東京のイリス商社から寄贈された噴水塔のレプリカです。
銘文の「清泉滾滾」は、通水式当日の函館新聞に掲載された祝詞の一節「幾多の財をなげうち幾多の心労を積み赤川の水流を導き来って当市を横流せしめ滾滾たる清泉ここに噴出するを見るに至る」より引用したものです。
これからも凾館の水道が、清水のようにこんこんとわき出て永遠に街を潤していくことを願い、平成元年(1989)凾館水道創設100周年を記念してこの噴水池を建設しました。 -
南部坂
坂名は、江戸幕府が蝦夷地を直轄していた時代に、南部藩の陣屋があったことに由来します。
跡地はロープウエー利用者専用駐車場の下で、岩手県南部会が建立した碑が残されています。また、現在の地域交流まちづくりセンターが旧丸井今井百貨店函館支店の建物だったことから、市民の間では「丸井の坂」の名で親しまれていたことがあります。
◎ おしまい
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