グリーンランドのイルリサットから始まる氷河の旅 - 1 Illulissat, Greenland

2010/08/29 - 2010/09/03

去年アイスランドから行ったクルスクも初めてのグリーンランドでそれなりに面白かったのですが、グリーンランド最大の氷河を見たくて、イルリサットに滞在し、その間に北へ船で5時間行った自然保護区キャンプ・エキに1泊しました。トレッキング三昧の素晴らしい時を過ごすことができました。
今回は、かなりハードスケジュールで、この後、ブルターニュのLa Gacillyへ今年で7回目の村全体の屋外展という写真展に出掛けました。化粧品Yves Rocher で有名な村、La Gacillyでの大型展示作品に圧倒され、その展示方法に魅了されました。
パリへ戻って、モンパルナス界隈の有名な芸術家達が住んでいたDantzig通りにあるLa Rucheへ行ってみました。現在もそのアパートには住人がいるため、中には入れませんでしたが、歴史を感じさせる外観でした。ネットでは内部のアトリエなどの様子が見られます。
その後、約10日間のバーゼルから始まる初スイスの旅が始まります。
Zermatt、Chamonix-Mt.Blanc、Jungfraujoch、St.Moritzと主な氷河を眺めてきました。パリから列車で到着したバーゼルでは、１泊しかできませんでしたが、ピアノ・レンゾ、マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーベルなどの素晴らしい建築と美術館が多くあるので、1日歩き廻ってきました。バーゼルは、ゆっくり滞在して芸術を堪能したい街です。ルツェルンでは２泊し、旧市街を散歩したり、中央駅近くのジャン・ヌーベル設計の美術館、ホテル、そして宿泊したホテルフローラのすぐ隣の美術館で静かに絵画を鑑賞して来ました。最高なのは、人が少ないということでした。
旅の最後は、待望のCity Night Lineでコペンハーゲンとアムステルダムを往復してきました。アムステルダムは昨年行ったHet Schip Museum に用事があり、その後は運河沿いに前回行けなかったところを散歩してきました。
コペンハーゲンも昨年メトロ２線沿線の開発地区を歩き回りましたので、今回は気に入ったKastrup駅から歩いて数分のところにあるLidoから海沿いに散歩して、ChristianhavnでLETSUSHIというデンマーク人経営のお寿司屋さんで久し振りのお寿司を堪能してきました。
Lidoはお気に入りの場所です。丁度結婚式後の新婚カップルが撮影していました。

エリア その他の都市(デンマーク)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 船 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

エアー・グリーンランドでコペンハーゲンを9時10分に出発し、カンガルースク空港経由で、11時55分にイルリサット空港に着きましたが、コペンハーゲン（サマータイムの時）とここグリーンランドでは時差が4時間ありますので、実際には、夕方5時頃に着いたことになります。

空港の外は、駐車場だけ。
ホテルへは、送迎のマイクロバスを待つしかありません。私の荷物が出てくるのが少し遅くなってしまい、この空港で送迎バスが来るのを1時間近く待っていました。

ちょうどこの時期イルリサットで会議が開かれていて、どのホテルも満室ということで、2ヶ月も前にネットで予約を申し込んでいたHotel Icefiord、Hotel Hvide Falkは何の回答もなかったため、出発の1週間前にこのHotel Arcticにしました。他のホテルに泊まっている方から聞いた結果では、このホテルが一番良かったようでした。一緒にキャンプへ行ったデンマーク人親子は、民間の家に泊まったそうですが、とてもきれいで良かったと言っていました。ネットだけでは様子が分からなかったので、今回はホテルにしましたが、もし次回冬のイルリサットへ行く時には、ホテルではなくて民間の家に泊まってみたいです。

冷蔵庫もあり、ツインの部屋で静かに過ごすことが出きました。部屋からの眺めは、あまり良くなく、町の方の湾に面した部屋でしたが、この部屋では、寝るだけでしたので、それ程気になりませんでした。

Hotel Arcticにあるイグルーという湾近くにある宿泊施設です。内部は近代的で、５棟しかなくてここも勿論満室でしたので、内部はネットでしか見れません。

ホテルの前の眺めです。望遠で撮っているので、実際はもう少し小さく氷河が見えます。

竜胆でしょうか？ひっそりと咲いている風情が良いですね。

ホテルのすぐ傍で建築中の家です。冬は風が強く、寒いので、暖房設備、断熱材は等と覗いてみました。

北欧、アイスランドなどもそうですが、岩盤の断層が歴史を物語っているので、いつも撮っています。

ここも建築中の建物です。

ホテルから町まで2キロ程ありますが、写真を撮るには１時間に１本あるシャトルバスよりやはり歩いて行かなくては、と散歩がてら歩きました。それ程遠くなく、20分程で町の中心に出ました。

港の風景です。

3日目は、ここからCamp Eqiへ出掛けました。小さな船なので、船酔いする私は、ちょっと心配でしたが、...

真ん中に見える橋を渡って、町へ行きます。

色んな国で港へ行きましたが、何か独特の匂い、船乗りや漁師の匂いを感じます。

橋から港と逆の方は、翌日トレッキングした氷河から続く谷があります。

教会です。

町の中心にあるスーパーです。カード払いでO.K.
国としては、まだデンマークなので、デンマーク・クローネです。

ガソリンスタンドで、レギュラーは4,27／?でした。

それ程大きな町ではないので、殆ど歩いて廻りました。これは、スポーツセンターです。

ここもちょっと大きなスーパーです。地元の人が夕方沢山買い物に来ていました。グリーンランド人は、モンゴル系なので、日本人に顔が似ています。
帰りのエアー・グリーンランドで、クルーのグリーンランド人に、グリーンランド語で話しかけられたので。まぁ、隣にグリーンランド人の女性が子供連れで座ったので、友達かと勘違いされたのかな？

昔のものですが、何しろ説明がグリーンランド語かデンマーク語でしか書いていないので、皆目分かりません。せめて英語で書いて欲しいですね。

ここは、病院です。朝出勤してくる病院関係者に出会いました。

２ヶ月前に予約を入れたにも拘らず、何の回答もなかったHotel Hvide Falk。
Hotel Arctic より安いのですが、泊まったデンマーク人によると、サービス、設備等はあまり良くなかったらしいです。

ラジオの放送局。

これは、市役所。

スーパーの入り口にあったケースのお菓子、サンドイッチらしいもの。明日のトレキングに備えて、ビスケットと飲み物を買いました。

魚の卸市場らしい。

外に張り紙がしてありますが、やはりデンマーク語？グリーンランド語？

Jorgen Bronlundの像。下の標示もデンマーク語？グリーンランド語？どなたかデンマーク語の分かる方に訳して貰いましょう。

保育園です。前にちょっとした庭があり、幼児が遊んでいました。

グリーンランドはどこの町も色分けした家、建物が並んでいます。
漁業の国なので、船から見分け易いようにでしょうか？

とても大きくて、長い煙突がある工場です。例よって会社の名前もどんな工場なのかデンマーク語のため分かりません。悪しからず。

町から少し離れた小高い岩場に墓地がありました。訊くの忘れましたが、火葬なのでそうか、それとも土葬？

TEL POSTとあるように、唯一の郵便局です。

随分歩きましたが、この辺りは住民のアパートが多かったです。

町外れの動力会社まで歩いて来ましたので、目に留まったこのトイレに入りました。工事現場で良く見かける代物ですが、汚いかと思いきや、トイレットペーパーもあり、清潔でした。

長い金属の階段が設えてあり、上ったところからの町の眺めです。

反対側は氷河が見えます。

小さな氷の塊が浮いて来ました。

住宅地域にある教会

港を見下ろすところに建つ民族歴史博物館

この旅行記へのコメント （1）

• あっちゃんさん 2010/11/11 09:49:58

  クルスクと似てる！

  belleduneさん、こんにちは
  
  さっそくお邪魔しました。
  
  当たり前ですがクルスクにそっくりですね！
  なんだか嬉しいですｗ
  でもクルスクよりだいぶ栄えてる！！
  船も多いしお店も多いですね〜
  
  遠い異国の地なのに顔がそっくりの人が
  暮らしてるってとても不思議に感じます。
  
  私もクルスクで
  日本人みたいな顔の子供をたくさん見かけて
  思わず日本語で話しかけそうになりましたｗ