富士山・野鳥・花をテーマの写真展を見に行く！

2010/09/23 - 2010/09/23

本日は、カメラで野鳥を撮る趣味の友人が、冨士山〜野鳥〜花をテーマにした、３人による写真展を開催したため、見に行きました。
写真展のテーマは、１．フジ⇒富士山　２．タカ⇒野鳥　３．ナスビ⇒花 と正月の初夢にちなんで付けられました。
写真展の写真は、すべて静岡県内で撮った自然の花鳥、風物のありのままのすがたです。

エリア 静岡市（葵区・駿河区）(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

写真展が開催される、ＵＤリフォームプラザ静岡の建物です。

ユニバーサル・デザインとは、お年寄りや体の不自由な方に対して、住みやすい住宅構造、配置、介護用品などを、デザインしたものの展示です。

ここは、住宅展示場内にあるショールームの一角です。

床面は、段差のない、歩きやすいユニバーサル・デザインです。

写真展の会場。

開催期間 ： ９月２３日 〜 １０月３日。

となりは、地元ＳＢＳテレビ局のサテライト・スタジオです。

写真展開催お祝いのコチョウラン。

初日から、来場者の出足は好調です。

赤冨士。

パンケーキ雲。

黄金のクジラ雲。

富士川の鉄橋を渡る、新幹線と富士山。

ここからは、友人О君の野鳥写真展です。

地元の川で、川魚を獲る白サギ。
(静岡市・葵区・長尾川）

白サギ … コウノトリ目・サギ科
　　 　 　 体 長 ： ６０cmくらい

白サギ類は、ダイサギ、チュウサギ、コサギと分類されますが、これはコサギです。一般的には、清流でなく富栄養化の進んだ水域に生息しています。

白サギが、川魚を狙っています。

シャッター・チャンスは、Good Timing。

ミサゴ（タカの一種）が、大きなフナを獲る。

　ミサゴ … タカ目・ミサゴ科
　体 長　 ： ５５〜６５cm
　翼開長 　： １７５ｃｍ

ミサゴは、魚を主食として、一般的に本州の海、湖、川、沼に生息していますが、固体数は余り多くない。愛称のオスプレイ（Osprey：オスプレイ）とはタカ目の猛禽類の一種である「ミサゴ」を意味する。
米空軍の垂直離着輸送機・オスプレイ（Osprey）は、タカの一種である「ミサゴ」のことです。

渡り鳥のミサゴが、上空から獲物を狙う。
（静岡市・葵区・麻機遊水地）

ミサゴは、空中で一時ホバリングしてから、羽をたたみ一気に水面の魚を鋭い爪でワシづかみする。

オスプレイ（Osprey)とは、ミサゴの英名であり空中でホバリングできる、米軍の垂直離着陸の飛行機の呼び名です。

この写真を撮るため、半日粘ったそうです。

野鳥の撮影は、望遠レンズをつけたカメラを持ち、半日も撮影ポイントでシャッター・チャンスを待つなど、根気と忍耐力のいる趣味であると感心します。

友人の野鳥の写真は、ほとんど静岡市近辺で撮ったものです。

最近では、野鳥観察（バード・ウォッチング）に興味と関心をもつ人が多くなりました。

清流に生息する、大きな魚をくわえたカワセミ。

カワセミ … ブッポウソウ目カワセミ科　
　　　 　　　　体 長 ： １７ｃｍ

カワセミは、水辺に生息する、色鮮やかな水色と長いくちばしが特徴です。
その体色や姿から「川蝉または翡翠」と呼ばれ、「渓流の宝石」ともいわれています。

＜名の由来＞　川蝉 … 幼鳥が「ジャジャジャ」と泣くから
　　　　　　　　　 　翡 ⇒ オス　翠 ⇒ メス

この会場から、すぐ近くの川辺のカワセミ。
( 静岡市・葵区・長尾川にて ）

川魚を獲り、水中から飛び出るカワセミ。
（ 静岡市・清水区・大沢川にて ）

大沢川は、我が家から歩いて５分位で、小さい頃は、フナ、ドジョウ、エビガニなどを獲りましたが、最近は水質もよくなり、カワセミが生息するようになりました。

カワセミの親子が、仲よく枝に並ぶ。
（ 島田市・湯日川にて ）

カワセミの親子の自然の生態を、写した写真は珍しいです。
(幼鳥に、エサの魚を与える様子の写真です）

オオワシ …タカ目タカ科．
　　　　 　体 　長 ： １００ｃｍ前後　
　 　　　　翼開長 ： ２２０〜２５０ｃｍ

厳冬期の北海道・知床の流氷群の上に、羽を休めるオオワシの姿が有名です。
(同時期には、オオワシより一回り小さいオジロワシも生息しています）

オオワシの飛ぶ姿。
（ 静岡市・駿河区・大崩海岸にて ）

オオワシは、シベリア方面から越冬のため飛来するもので、静岡〜焼津の海岸部の魚を狙い、断崖の地形上空を回遊する。

紫色の花。

花とミツバチ。

黄色い花。

ミツバチが構図のポイントです。

自然色のハスの花。

花とチョウ。

この写真展は、すべて日常の富士山の姿、自然の野鳥の生態、花の咲いている様子など、ありのままの自然風物の景色です。

ミニ・ギャラリー。

この旅行記へのコメント （6）

• Guavalomilomiさん 2010/12/01 16:46:50

  純白の花嫁

  風　魔さん、コンニチハ！
  
  早速、遊びに来ました(^^)。
  
  素晴らしい、お写真ばかり。
  
  でも、やはり野鳥の写真に目が行きますね。
  特にシラサギのは、ホントに綺麗！
  こちらでは、コサギとダイサギを見る事が出来ますが、
  こう言うポーズしてくれたのは、未だ、見た事ないです。
  
  シラサギ類は、他の鳥と羽の形状が違うのか、ポーズによって、
  羽が花嫁のベールの様になったり、白糸の滝の様に垂れ下がったり、
  見かけが変わる面白い鳥さんだと思います。
  
  小さな、カワセミが、大きなお魚を加えてる写真、
  これにはビックリ！！
  
  野鳥写真は、技術もさる事ながら、魚釣りと一緒で、
  風　魔さんも書かれてる様に、根気がなくてはダメですね。
  
  わたしが良くお邪魔してる野鳥画像掲示板の管理人さんも
  とてもステキな野鳥のお写真を撮られてるのですが、
  根気や技術のほかに、感性と野鳥への愛情も必要だそうです。
  （愛情だけはあるのですが、わたしの場合、
  他の３つが欠落してまして^^ゞ）
  
  風　魔さんのお友達のお写真からも、素晴らしい感性と、
  鳥さん達へのいっぱいの愛情が伝わって来ました。
  
  
  
  グアバ
  
  
  
  PS:風　魔さんのハンドルネームは、どうお読みするのですか？
  フウマさん？カザマさん？

  風　魔さん からの返信 2010/12/02 18:42:29

  MIAMI VICE のお話し！

  グアバさん
  　こんにちは〜
  
  早速に、掲示板書き込みへのご返事ありがとうございました。
  
  マイアミの旅行記を見ましたが、かってテレビの刑事もの人気番組の
  マイアミ・バイスのスピーディな事件解決のアクションや展開をよく
  視聴していました。
  マイアミに関するテレビ撮影の裏話など、興味をもって見ました。
  このようなマニアックな話が好きですね！
  
  さらに、テーマ曲を聴きたくて、数年前に地方では扱っていないので、
  東京でＭＣＡのYAN HAMMER演奏のオリジナル・テーマのINSTRUMENTAL
  のＣＤを３枚購入し、テレビ未放映のＤＶＤも求めました。
  
  また、別な視点のアメリカ紹介記をお願いします。
  
  by 風 魔
  
  ＰＳ：ご質問のハンドルネームの読み方は、風魔＝ninja「フウマ」です。
  

• ゲンさん 2010/09/25 00:36:56

  やはり写真は奥が深い

  風魔さん、こんばんは〜
  
  すごい写真が並んでますね！
  素人身でも写真のすごさがわかります。
  
  構図、タイミング、ピント、色の出し方etc...
  
  ここまで美しい写真が撮れるのかと思うくらい。
  
  ちょっと遊び程度に撮っている自分と比べるのもナンセンスですが、少しでもこういう写真が撮れるともっと楽しいんだろうなと思います。
  
  旅先での写真は狙って撮る作品とはまた違う意味を持っていると思います。
  なんちゃってトラベラーですが、旅の写真の腕も少しでも磨いていきたいものです。
  
  精進、精進。
  
  ゲン

  風　魔さん からの返信 2010/09/25 10:23:22

  RE: やはり写真は奥が深い

  ゲンさん
  　おはよう〜
  
  > すごい写真が並んでますね！
  > 素人身でも写真のすごさがわかります。
  
  この写真は、すべて地元の自然風景とともに冨士山〜野鳥〜花の
  テーマを、織り込んで撮ったことが、すばらしいと思います！
  
  > 構図、タイミング、ピント、色の出し方etc...
  > ここまで美しい写真が撮れるのかと思うくらい。
  
  私のデジカメでも、これからは、シャッター・チャンスを狙い
  「今日の１枚」のような写真をゲットしたいと思います。
  
  > 旅先での写真は狙って撮る作品とはまた違う意味を持っていると
  思います。
  > なんちゃってトラベラーですが、旅の写真の腕も少しでも磨いて
  いきたいものです。
  
  ４トラの会員の旅先での写真を見ると、構図、タイミング、ピント、
  カラーなどその人の感性が感じられるものは、とても参考になりますね！
  
  by 風 魔

• みにくまさん 2010/09/24 09:30:58

  こんにちは〜

  みにくまです。
  
  ちょうど昨日、神戸の花鳥園に行ってきて、飛んでくるフクロウの写真を撮ろうと頑張ったのですが、むちゃくちゃ難しかったです。
  飛んでくるコースやタイミングがある程度分かっていてあの難しさということは、気まぐれな野鳥だったらいかほどなのでしょうね。
  
  １枚の写真を撮るために半日。
  １枚の写真にかける情熱には、見習うところが多いです。
  
  

  風　魔さん からの返信 2010/09/24 16:09:56

  RE: こんにちは〜

  みにくまさん
  　　こんにちは〜
  
  ようやく、例年の秋らしい気候となりましたね！
  
  > ちょうど昨日、神戸の花鳥園に行ってきて、飛んでくるフクロウの
  写真を撮ろうと頑張ったのですが、むちゃくちゃ難しかったです。
  > 飛んでくるコースやタイミングがある程度分かっていてあの難しさ
  ということは、気まぐれな野鳥だったらいかほどなのでしょうね。
  
  私も、神戸の花鳥園と同系列の掛川・花鳥園へ行き、多種のフクロウ
  を見ましたが、飛ぶ姿を撮る作業は確かに難しいですね！
  最近は、連射カメラがあるそうですが？
  
  でも、昨年バルト海クルージングに行き、ヘルシンキ港で船上から、
  カモメを撮りましたが、飛行パターンを読み、なんとか４枚の写真を
  撮ることができました。
  かえって、大空にゆっくり飛ぶ鳥のほうが、撮りやすいかもしれませんね！
  
  > １枚の写真を撮るために半日。
  > １枚の写真にかける情熱には、見習うところが多いです。
  
  ４トラの旅行記を見ますと、皆さんは実際に掲載された写真の５〜
  １０倍ほどの枚数の写真を、撮っていると思いますが…
  趣味をもつ人の、情熱、忍耐力、情報収集力は、４トラ旅行記を作成
  する上でも見習うべき点ですね！
  
  by　風 魔