冬の沖縄本島へ(4)

2010/01/28 - 2010/01/31

物々しい雰囲気の地下壕から地上へ。
広がる青空と照り返す太陽にホッと一息。

ほんの僅かではあるけれど
当時にタイムスリップしたようなそんな空気が確かにあって
どれだけの犠牲の元に今のこの世界があるのか
平和とはどういう事なのかを考えさせてくれました。

まだ1ヶ所、沖縄に来たからには
絶対に見なければならない場所があるので車を走らせます。

エリア 糸満・ひめゆり(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩

そう、「ひめゆりの塔」です。
この塔の隣りに平和祈念資料館があります。

終戦間近の沖縄で何があったのか
ここだけは絶対に素通りしてはいけないと思いました。

館内は撮影禁止の為、ここでカメラをバッグへ。

知覧の特攻平和会館と同じように
若い人達の親族へ宛てた手紙や、遺品等が展示されていました。

当時の様子を語る映像を観て、自然と涙がこみ上げます。

修学旅行シーズンなのか
大勢の中高生が訪れていました。

彼等と同じ年頃だったひめゆり学徒隊の事を
どのように感じたのでしょう。

続いて訪れたのは「ナハバナナ園」。
那覇ではなく豊見城にあるのですが
何とか迷わずに辿り着きました。

ここは色々な品種のバナナを栽培していて
ちょっとした植物園のようになっているのですが
変わったバナナが食べてみたかったので
今回は売店で購入のみになりました。

農園主のおじさんが話好きな方で
もっと時間があれば良かったな〜。

これは青パパイヤジュース。
酵素がたっぷりで、身体に良いとの事。

これを毎日飲んでいれば、癌にならないよ！って言われて
ちょっと複雑な気分でしたが｡｡｡

さてここから一気に北部へと移動します。
沖縄自動車道では、なんだか変な挙動の米軍トラックに遭遇。

後日、飲酒運転の米兵が事故を起こして逃走するニュースを見ましたが
もしかしたらこの時も飲酒運転？？

途中で下道へ。
「道の駅おんな」でお昼を購入。

これは水産物直売所で売っていた「いかの墨汁」。
イカスミ系の食べ物は大好きなので、これ狙いと言っても良い位です。

もちろん、唇は黒くなりますが
結構イカも入っていて美味しかった♪

大東寿司まで売っていたので購入。

三矢本舗で購入したサーターアンダギーと
ドラゴンボール。

このドラゴンボール、「道の駅 許田」だと
売り切れてる事が多いそう。
サーターアンダギーとの違いは
タピオカ粉入りでモチモチしているという事かな？

美味しかったけど、目の色変えて買う程じゃなかったかな。

海を見ながらの昼食の後は「道の駅 許田」へ。
ここで美ら海水族館の割引入場券を購入。
さすがにここは大勢の人で賑わっていました。

デザートにおっぱジェラートの泡盛レーズンを。
これ、とても美味しかったです。

海を横目に海岸線を北上します。
本当は琉球村へ行くつもりでしたが
どうも明日以降の天気が良くないらしい。

それなら天気の良い今日のうちに古宇利島へ渡って
キレイな海を見ておこうと思い、予定を変更したのです。

・古宇利大橋

無料で渡れる橋の中では日本最長だとか。

知人から「本島の海はあまりキレイじゃないよ」
と聞いていたのですが、ここはとてもキレイでした。

橋を渡ってすぐの所に道の駅のような施設があったので
そこに車を止め、波打ち際まで行ってみました。

埼玉在住のぷに〜たにとっては
海があるだけでも羨ましいのに
こんなにキレイだなんてズルイな〜。

海水浴シーズンになると
ここも賑やかになるのかな？

暫し海を眺めた後は
古宇利島を周ってみましょ。

だんだん雲が増えているな。。

ずっと観光地ばかり周っていたので
民家のリアル石敢當は初めて見ました。

・古宇利島側から見た古宇利大橋

うろこ雲？羊雲？
って、それは秋の空だっけ？

古宇利島で夕日を見たかったのですが
日が暮れてから宿へ向かうと、判り難いと聞いていたので
宿へと向かいます。

途中、「嵐山パイン園」の展望台へ。

展望台からは羽地内海が一望出来ます。

ここは晴れた昼間に来れば
石垣島の川平湾のようにキレイらしいです。

すでに薄暗くなっていたので、ちょっと残念。

でもなんだか、しまなみ海道から見る島々のようで
とても良い景色でした。