冬の沖縄本島へ(1)

2010/01/28 - 2010/01/31

沖縄のキレイな海、美味しそうな食べ物。。
魅力的ではあったんだけど、何しろ暑いのが本当にダメなぷに〜たなので
夏に行くのは無謀。。いつ頃行けば快適なのかな？

それよりも、会社の状況がよろしくなくて
今度こそ3月で切られそうな予感。
もう好きな時に休みを取れるような会社には入れないだろうから
今のうちに行ってこよう！！

と、結構唐突に沖縄行きを決めました。
さて、何があるのかな？

エリア 那覇(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩

お昼前に那覇に到着。
レンタカーを借りたら、まずはお昼ご飯を〜。
と、いきなり目指したお店に辿り着けず。

この後ホエールウォッチングに行くので、集合時間が迫ってる！
結局お昼は抜きとなりました。ガビーン。

そして、ホエールウォッチングへ。
港を離れる直前から天気が下り坂に。
クルーザーは物凄い揺れ方で、脱落者続出の船上。

ずぶ濡れになりながらも2Fデッキでウォッチング。
「○○時の方向にいるよ〜！！」ってスタッフさんが指差すけど
大荒れの海の中、なんとなーくフルークダウン？（※）
という感じの微妙なウォッチングでした（泣）

天候＆海況が荒れまくりだったので仕方ないけど
これなら中止にしてくれた方が良心的なんじゃないかな。。
船酔いでクジラどころじゃないお客さんも数名いたし。

（帰宅後、そのショップさんのHP見たら
「今日もクジラは絶好調♪」みたいな事書いてあったけど。。）

全身ずぶ濡れで車に戻り、ガタガタしながらエアコンで乾燥。
お昼抜きでも消化不良状態。。

あ！お昼食べてたら船酔いでリバースしちゃったかも。
何かの知らせだったのかな？

さて、次は「玉陵」と「首里城」へ向かいます。
気付けばあまり時間がないぞ！


（※）フルーク=クジラの行動パターンのひとつ。
　　　　　　　　　　　海面での息継ぎ後、再び潜水する際に取るポーズ

　　　　　　　　　　　

玉陵（たまうどぅん）は、琉球王国
第二尚氏王統の歴代国王が葬られている陵墓で
世界遺産にも指定されています。

首里城のすぐそばにあるんだけど、スルー率は高いとか。
ぷに〜たはどなたかの旅行記で知って
絶対観に行きたいなと思ってました。

で、でもあと30分くらいで閉館だ〜！

入場料を支払い、まずは展示場へ。
あー･･･もっと時間があればゆっくり観られたんだけどな。

ずぶ濡れになったのを乾かしてたから仕方ないけど。
風邪ひいて具合悪くなったら大変だし。

写真だと解りにくいかもですが
このお墓、なんと！！自然の岩山を削って作られたそうです。

王様のお墓なので、シーサーもなんだかゴッツい？

沖縄は大規模な地上戦が行われた地なので
この玉陵も莫大な被害を受けてしまいました。

こういった歴史的建造物の破壊って特に許せないな。

という事で、今あるものは戦後に修復されたもの。

・埋葬品の一部

・玉陵の外郭

・第一門

一人分程度の間口で、結構狭いです。

玉陵は外郭と内郭に分かれていて
昔、一般の人はここまでしか入れなかったそうです。
王様のお墓だもんね。

この前庭のような場所で拝礼したのだろう、と言う事です。

左手奥の建物が「東室」。

東室の内部はこんな感じらしい。

王と王妃は東室に納められるそうです。
夫婦一緒にしてもらえるのか〜。

向かって右側が「西室」で
真ん中が「中室」の三室構成になっています。

これが西室の内部模型。
東室と比較すると、ギッシリという印象。

どうやら西室は限られた親族が納められたようです。

・第二門

現代の一般人、ぷに〜たは内郭へ進みます。

・中室

何かの倉庫かと思っていたぷに〜た。

・中室内部の模型

実はとても大事な場所でした。

そう、洗骨を行う部屋でした。

沖縄と奄美諸島では洗骨葬という風習があって
まず遺体を風葬し、数年後にその遺体を洗って再び埋葬したそうです。

今も行っているところもあるとか。

この洗骨、全て親族の女性がやる事になっていたそうで
内地から嫁いで来た人は、これが嫌で離婚という事もあったとか。

雨が降っている上に、閉館間近で誰もいなかったので
とても厳かな雰囲気で包まれていました。

ちなみに、足元に敷き詰められているものは珊瑚。
さすがは沖縄って感じですね。

各部屋の上部にはシーサーが1体ずつ
守り神として立っています。

このシーサー、はっきりとした形で現れたのが
玉陵が最初だとか。

写真は暗くてはっきりしてませんが。

・展示室のシーサー写真A

・展示室のシーサー写真B

・中室のシーサー

今もしっかり王族のお墓を守っています。