2002/09/20 - 2002/09/20
5位(同エリア63件中)
エンリケさん
旅行6日目。
アヴィニョンから路線バスでポンデュガールへ。
西洋史に興味を持つきっかけとなった、中学生の時に歴史の教科書で見た古代ローマ遺跡の原物を目の前にして、何とも言えない感慨がこみ上げてきました。
ポンデュガールを観たことで今回の旅行の第一の山場を越えた達成感からか、モンペリエの街でダウン・・・。
次なる山場、バルセロナのガウディの建築群を観るまでに復活できるか??
<旅程表>
2002年
9月15日(日) 成田→アムステルダム→ニース
9月16日(月) ニース→エズ
9月17日(火) エズ→アンティーブ
9月18日(水) アンティーブ→マルセイユ→アルル
9月19日(木) アルル→アヴィニョン
○9月20日(金) アヴィニョン→ポンデュガール→ニーム→モンペリエ
9月21日(土) モンペリエ→バルセロナ
9月22日(日) バルセロナ
9月23日(月) バルセロナ
9月24日(火) バルセロナ(メルセ祭)→フィゲラス→バルセロナ
9月25日(水) バルセロナ→アムステルダム→
9月26日(木) →成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 2.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9月20日(金)
この日はどの歴史の教科書にも載っている有名な古代ローマの遺跡、ポンデュガールを観て、モンペリエまで抜ける旅。
朝早くアヴィニョンの宿を後にし、城壁の外のバスターミナルから路線バスでAuberge Blancheへ。
45分ほどで到着。バス停の周りは家もなにもなく寂しい感じ。ほかに降りる人もなく、ほんとうにここで降りてだいじょうぶなのかと心配になるくらいです。
少し歩くと、みやげもの屋やレストラン、観光案内所などが入っている建物が見えてきました。ポンデュガールはもう少し先。とここで、荷物が重いので、営業を始めた観光案内所のスタッフに預かってもらいます。これで軽くなりました。
そしてハイキングっぽい道を先に進んでいくと・・・見えてきました。教科書で見たとおりの橋。 -
早速橋を渡ってみます。
感慨がこみ上げてきましたが、なかなか考えがまとまらず、行動が先になってしまいます。
近くで見る橋脚の巨大さ、堅牢さにまた驚き。
10時でまだ朝早いためか、観光客はまだ少なく、ゆったりと観光できます。
この間に写真もパチパチと撮りまくります。 -
バックからもパチリ。
ポンデュガールはイメージそのままでした。巨大。圧倒的。
高さ49m、長さ275mのこの橋は紀元前19年頃に築かれたのだといいます。
建設当時は橋の最上部の水路を利用して、ユゼスの泉とニームの間の約20km以上もの距離を毎日およそ2万m3送水していたのだそうです。
しかし2000年も経っているのによく崩れないものです。
ローマの建築技術の偉大さを再認識させられます。 -
ひととおり見学が終わっても、まだ出発する気になれず、しばらく橋を眺めます。
よく見ると、橋の真ん中で左右に緩やかな傾斜がついているのが分かります。
大きな建造物なのに、実に精密な技術です。
10時半を過ぎて、団体客がやってきました。かなりの大人数です。
人が少ないうちに観られてよかった・・・。 -
ズームでもパチリ。
2000年の歴史がしみこんでいる石組です。 -
眺めている間にも観光客はどんどん増えていきます。
ポンデュガールは公共交通の便がアヴィニョンやニームからの路線バスぐらいしかなく、日本人にとってはなかなか行きにくいところにありますが、歴史好きの人にとっては観るべき価値は大きいです。 -
ポンデュガールはどこから撮っても絵になり、その堅牢さが伝わってきます。
この位置からは3階建ての構造と美しいアーチが見て取れます。
流れているのはガルドン川。
この日は平日でまだ朝早いせいか、観光写真でよく目にするような、川で遊んでいる人はいませんでした。 -
ポンデュガールはこれひとつしか見るべきものがありませんでしたが、古代からの悠久の時の流れを感じることで、平和な気分になれました。
行き交う人はみんなにこやかな顔をしており、自分と同じ気持ちになった人も多いのではないでしょうか。
観光案内所で荷物を拾ってAuberge Blancheのバス停から今度はニームへ。
35分ほどでニーム国鉄駅へ到着。ここもアルルと同じく古代ローマの植民市として発展した街。デニム生地の語源としても有名です。
遺跡としては円形競技場がありますが、この日はモンペリエまで行かなければならないので、時間の都合上中には入らず外観のみ写真に収めて駅に戻ります。
そして電車で54km離れたモンペリエへ。駅から外へ出るとまぶしい太陽が。やはりここも南仏。
モンペリエはランクドック・ルシヨン地域圏の中心市だけあって、人が多いです(人口は約20万人)。
アルル、アヴィニョン、ニームと比較的小さい街が続いたので、久しぶりの大都市。
中世から続く医学部で有名なモンペリエ大学があり、学生が多いようです。
駅の近くに宿をとり、市内を観光。
街の中心であるコメディ広場やそれに続く凱旋門、ペイルー公園(ルイ14世の像があります。)、水道橋などを観て回ります。街全体に緑が多い印象。
水道橋はローマ時代のものではなく、たかだか百数十年前のものであまり有名でないようです。確かに建造物としてはじゅうぶんすぎるほど大きいのですが、ポンデュガールを観た後では、大きさの面でも歴史の面でも物足りなく感じてしまいます。
ギュスターヴ・クールベの“こんにちは、クールベさん”(1854年)があるという19世紀フランス絵画で有名なファーブル美術館は改修中のため長期休館中でした。残念。
街中を歩き回った後、移動の多かったこれまでの旅の疲れが出てきたのか、はたまたポンデュガールを観た達成感からか、宿でダウン。夕食もレストランに行く気にはなれず買ってきたもので済ませます。
翌日はいよいよ今回の旅のハイライト、バルセロナだというのに・・・。
(バルセロナ観光に続く。)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
8