2010/09/12 - 2010/09/12
39位(同エリア1067件中)
jetさん
ふとしたことから行くことになった中国大連。街歩きできる時間はわずか1日半。メジャー観光地はとりあえず押さえるとしても、ローカルな雰囲気にも少しは浸りたい。愛用のカメラにキャノンの最安レンズ(実売8000円!)を付けて、あとはいつものコンパクトカメラで、さあスタート!
すでにアップ済みの「老街編」と合わせてどうぞ。
*有名どころの写真は少ないです/他のトラベラーさんたちがたくさん投稿しているので。
*本編以降、「郊外」編などをアップ予定
オールドタウン(老街編)はこちらに。
http://4travel.jp/traveler/pilopilo/album/10509171/
モノクロでの記録はこちらに。
http://4travel.jp/traveler/pilopilo/album/10500231/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- JAL
-
今回のエアキャリアはJAL。実は経営再建後に乗るのは初めてだ。
気のせいか、CAのホスピタリティ意識が上がっていたような。
わずか2時間半のフライトなのにビール飲んでワイン飲んで、またビール飲んで。。。
天気も良く、日本列島を斜めに縦断していくので
富士山、琵琶湖、天野橋立て、宍道湖などがよく見えた。
この路線なら、次回も窓側だな。。。 -
さて、大連空港は撮影してるとウルサイので、写真はいきなりホテルへ。
宿泊したのは恒元大酒店。3ツ星とはいうものの中国ですから。。。
(ツアーだとスリースター以上って決まってるしね)
ちょっと掃除が足りないかな、って感じだけど、まあ問題なし。
なぜって部屋からの景色が気に入った。 -
これが部屋からの眺望。
このホテルは市街地を向いて建ってるわけではないので、
期待してなかったが、窓を開けたらまさにパノラマ。
思わずコンパクトカメラのミニチュアライズとかいうので撮ってしまった。
合成処理が甘いのはご愛嬌。ひずみが強くて手がかかりそうなので。
(某メーカーのカメラにはこういうのをワンアクションで撮る機能もあるみたいだが)
正面に見えるのが、渡航前にグーグルアースで見て気になっていたループ道路。
その先の小山にあるのがテレビ塔。やや右手の稜線には頂上にかかるリフトが見える。今回は行けなかったが、リフトで頂上に行くと帰りは滑り台になるらしい。
さらに右端には何やら遊園地らしきものが見えるが、これが労働公園内のアトラクションだ。 -
ここからは市内散策。まずは有名なロシア人街へ。
入り口に立ってたオヤジが、ちょい中央アジアの血混ざってるかなってカンジだが、腹出してるあたりはさすが中国人。 -
ロシア人街へは、
駅の東側にある勝利橋ってとこをわたっていく。
この橋の上からは大連駅のホームも見えて、
いいカンジ。
それにしても、線路の幅が広い!
中国の鉄道規格は判ってたが、
改めて見るとやっぱり広い。
こういうの見ると、旧満鉄の特急あじあ号が
直径2メートルの巨大動輪を付けてたこともうなづける。 -
通りはまあこんなカンジ。
ロシア人街は夜景が有名なので、
夜来ればまた違うんだろうが、ちょっと期待はずれ。
まず建物が全部レプリカ。
ロシア人がいない。
中国人がマトリョーシカ売ってたって雰囲気出ない。 -
確かに、部分的に見ればロシアっぽいんだが。。。。
-
もちろんコレ売ってる。
ほかには双眼鏡が多かった。
なぜかは判らないが、双眼鏡は市内の屋台至る所で
売ってた。はやってるのかもしれない。 -
メインストリートを歩き切るとこんな広場に出る。
もう一度、戻るのもつまらないので、
横道に入ってみることにした。 -
お、いいじゃん。
いわゆるスラムの雰囲気だけど、
大連はアカシアの並木が多くて、
木漏れ日感が美しい。
おもしろそうなので、少し歩き回って見ることにした。 -
きれいじゃないのに、何となく洒落て見えるのは、
たぶんアカシアの樹のせいだと思う。
建物もピンクやイエローなど壁に色がついているので、明るい感じだ。 -
謎の干し方。。。
水をたらしたくなかったんだろうか? -
路上の物売りも多い。
いちばん多かったのはモモ、ぶどう、ザクロ。
意外にもフルーツが豊富な街らしい。 -
洋風住宅を一軒みつけた。
相当古いが、これはロシア風なのだろうか。 -
こういう干し方見ると、
中国だなって思う。
で、洗濯物見てて気がついたんだが、
女性の下着とかも平気で干してるのだ。
まあ中国人は「羞恥心」というものの捉え方が
独特なんで、気にしないのだろう。
それを写真撮ってるときこっちも変だけど。 -
大連の人たちはトランプが大好きと見えて、
あちこちでやってる。
どうやら日本で言う「大貧民」みたいだが、
カード2セットくらい使うルールのようだ。 -
路上床屋も多かった。
-
寝るなよ。
売る気なし。 -
このロシア人街裏のエリアは、
いろいろな旅行記でも紹介されていて、
昼間ならたぶん治安も問題なし。
アジア圏のスラムに免疫のない人なら、
じゅうぶん楽しめます。
まあ、大連にそういうの求めて行く人は少ないと思うけど。 -
たまにロシア系の女性が歩いてる。
左が若いとき。
右が中年になったとき。 -
歩道は有効活用しましょう。
-
スラムをひとまわりして勝利橋に戻ってきたので、
今度は東側を渡る。 -
こちら側の線路は車両保管区と、港への引き込み線。
そういえば金正日は専用列車で大連に来たんだっけ。もしかしたら列車は、ここに停車保管されたのかも。 -
中国は、こういう清掃労務者がものすごく多い。
これはいいことだと思う。
その割には道は汚いけど。 -
勝利橋を渡って、上海路をしばし歩き、
「新百天」という商店街に入る。
マックもあるし、 -
ATMもある。
中国工商銀行のATMは、JCBも使えるので便利だ。
ちなみに、ここに行き着くまでにいくつかの銀行のATMをまわったが、
故障中が実に多かった。 -
屋台で売ってるのは、こんな土産物とか、
-
こんな食べ物とか、
-
鼻毛マシンとか、
-
な、なんだコレは?
-
羊肉の串焼き。。。
ウイグル族がやってる店? -
こんな感じで1本2元。
ウマかったが。。。 -
なるほどね。
こうなるとオブジェだな。
さし方にもこだわってみたくなる。 -
では、駅周辺へ。
大連駅が上野駅を模して作られたというのはあまりにも有名な話。実際見ても確かにそっくりだった。
全景写真は他のトラベラーさんたちがたくさんアップしているので、
ここでは雰囲気ものを1枚。
この駅は1903年に営業を開始、
現在の新駅舎が完成したのは1937年だという。
南満州鉄道当時の面影を残すノスタルジックな駅だが、
内部は現代風に改装されている。
保存状態もいい。 -
駅から見た市街。
中国の都市にはありがちだが、
派手な設計の建物が多く、またそのテイストに統一感がない。
ま、それが味になっているわけで、
ついついシャッター切っちゃうわけだ。 -
駅には、持ち物のエックス線チェックさえ受ければ、
中に入ることができる。
シンプルで広い待ち合いスペース、
日本の駅のゴチャゴチャ感に比べたらずっと機能的だ。
この駅は2階が出発、1階が到着と、
乗客の導線が空港のように設計されている。
こういうのは日本も見習ったほうがいい。 -
切符を持っていないので、
改札から先はもちろん行けない。
ほんとはホームも見たかったが。。。 -
読めない。。。
-
駅舎を横断して反対側に降りると切符売り場があった。
自動販売機は見当たらなかったが、
どこかにあるのかもしれない。 -
こちら側もなかなか開けていて、
快速軌道交通3号線の始発駅もここにある。 -
線路をくぐる地下道は、
ちょっと新宿っぽい雰囲気だ。 -
-
今回は乗らなかったが、トロリーバスも走っている。
-
この3輪車は、町中で良く見かけた。
たぶん「白タク」だと思う。
斜め後ろから見ると、前輪がないのが奇妙に見える。 -
駅前には路面電車の停留所が。
ガイドブックなどでよくみる旧車両と新車両のすれちがい。 -
駅前の大通りをわたったところにある商店街。
地図で見ると「青泥街」とある。 -
並んでいる店は天津街と変わらない。
-
公安手帳?
-
大連は地下街が非常に発達していることで知られているが、
冬の寒さが厳しいためだそうだ。
勝利広場の地下街はなんと地下4階(確か4階だったと思う)まである!
雑貨や服飾、またフードコートも充実していて、
日本のショッピングセンター歩いてるのとあまり変わらない。 -
-
さて、有名な中山広場に行こう。
たいした距離じゃないので歩いて行くことにする。
途中にあったケンタッキー。
中国ってケンタッキーが多いねえ。
そういえば、大連では「マクタッキー」は見なかったなあ。
*マクタッキー:マ○ドナルドとケンタッキーを足して割ったような
チャイナオリジナルのファーストフードチェーン -
デリバリーバイクも洒落てますな。
-
中山路をまっすぐ行くと、
大きな標識が見えた。 -
中国人は信号守らないし、そもそも信号じたいが少ないから、
交通量の多い幹線道路でも構わず渡る。
しかし、中山広場のようなロータリー周辺では、
ブラインドコーナーを飛ばしてくる車をよけなくてはならず、
強行横断は至難のワザだ。
観光客が集まることも考慮しているのだろう、
ここには横断地下道が設置されている。 -
中国の都市で写真を撮るのは、
工事現場との戦いだ。 -
バイクの3人乗りはごくフツー。
後席のシートカバー?は、
各自がオリジナリティ趣向を凝らす部分のようだ。 -
見事、だ。。。
-
大連賓館、旧ヤマトホテル。
最初に見たときは、
札幌の時計台を見たのと同じような印象があった。
やけにこじんまりしてあまり存在感がないというか。。。 -
しかしまあ、歴史ある建物には違いない。
完成からほぼ100年か。。。
オーナーが変わったとは言え、今でもホテルとして営業中。
しかし老朽化が激しく、快適とは言えないようだ。
しかも、ドアマンに威厳がなくて、ちょっともったいない。
(経営がかわったとたんに評判を落としたという話もある)
ホーチミンのマジェスティックホテルも設備は古かったが、
ホスピタリティは大切にしていた。
古いホテルほど、そうあるべきと思うが。 -
なかにはガーデンカフェがある、
ここはちょっといい雰囲気。 -
もちろん夜はライトアップされる。
-
-
旧横浜正金銀行大連支店、現在は中国銀行遼寧省分行。
景色としては、後ろのビルとセットですね。 -
大連は、広場が多い街として有名。
観光ルートとしては中山広場とこの人民広場が双璧だ。
正面に見えるのは大連人民政府、
写真には写っていないが、この右手に公安局、左手に人民法院がある。 -
美人が多いと有名な交通整理の婦警。
期待してたが、この日は、
それほど
でもなかった。 -
中山広場、人民広場とくれば、もうひとつの名所は大連港だ。
バス停には「ワーフ」と書いてある。 -
古い写真を見ると、同じ場所に旅客ターミナルがあって、
土台は当時のものを使って、新しく作ったんじゃないかと思う。 -
周囲には古い建造物が残っているが、
-
けっこう安易に取り壊されてたりして、
-
こんな感じのマンションが。。。
-
ここからは、夜景を紹介。
さて、うしろのオレンジは何の店か?
吉野家です。 -
駅の横にある天津街。
飲食施設も多く、けっこう夜までにぎやかだ。 -
ヘアサロン?
派手すぎないか?
いくら何でも。。。。 -
大連は港町、つまり海鮮の街でもある。
天津街にもたくさんの海鮮料理レストランがあって、
ほとんどが、店先で素材を選び、注文するシステム。 -
-
水たばこの器具かな。
ロシアや中央アジア圏の文化が
古くから影響しているということだ。 -
カニ。。。
-
タトゥーショップ。
どーでもいいけど、外から見えすぎだ。 -
-
-
これはカラオケ屋。
-
これ、日本のアーティストだよね。
-
夜の大連を歩いた人なら、
絶対知ってるハー○○ックカフェみたいなオブジェ。
以上でパート1はおしまい。
パート2、「大連郊外」(準備中)へ続く。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- kumさん 2011/01/10 02:40:28
- いったい・・・・?
- jetさん、新年おめでとうございまーす
表紙の写真がすっごくjetさん的でステキーと思って
なにげに覗いてみたこの旅行記、
表紙とうってかわって大連の変なところを集めたみたいな内容で
かなりツボにはまりました(笑)
キレイな写真と変な風景のコラボがすっごくイイです、この旅行記。
色々つっこみどころの多い町、とjetさんのせい(!)ですりこまれちゃいましたが、特にこのオジサマ!これ見よがしに腹を出しているのはナゼ〜???立派なメタボっ腹がそんなに自慢なのでしょーか??
全く意味が分かりませんっ!
あと、すっごくうけたのが爆睡している露店のお兄さん!
あり得なくないですか?!
こんな授業中(私だけか?)みたいな寝方をしている露店商を私は見たことがありません・・・!
くむ
- jetさん からの返信 2011/02/08 03:34:35
- RE: いったい・・・・?
- 返信が遅くなりまして申し訳ありません。
年始早々1月いっぱい、何かと忙しかったのと、
Kumさんの書き込みお知らせメールを知らぬ間に削除してしまってたようで、
失礼しました。
中国は、ほんとに寝てる人多いですね。
露天の10人に1人は寝てるくらいの感じです。
あと、腹出しですけど、アレ、オリンピックのときに
政府当局から「開催中は控えろ」ってお達しがあったらしいです。
ぼくは最近太ってきたので、真似してやってみたら、
いやあ涼しいし、楽なこと。。。
一度やってみると、なるほどこういうことかと納得してしまいました。
-
- shockedさん 2010/09/25 10:19:48
- キレイな画像ですね
- こんにちわ。
大連行かれたんですね。
自分も今年初めて行ってきました。寒かったです・・・。
9月だと気持ち良かったのではないでしょうか。
大連は都会すぎないので面白いですよね。
これからどれくらい都会になっていくのかも楽しみな街ですね。
jetさんは同じカメラを使ってるのに、同じとは思えないほど
キレイに撮れてますね。勉強させてもらってます。
また旅行記楽しみにしてます。
- jetさん からの返信 2010/09/25 17:52:13
- RE: キレイな画像ですね
- コメントありがとうございます。
9月は日本よりも少し湿度がないようで
快適でした。
冬の大連はまた良さそうですね。
shockedさんの大連編も見ましたが、
ホテル素晴らしいですね。
ガラスのデスクで「デキるビジネスマン」でも気取ってみたくなりました。
とりたてて派手さはないけれど、
少し通ってみたくなる街、そんな感じでしたね。
-
- がおちんさん 2010/09/18 18:46:03
- 楽しかったです!
- はじめまして、がおちんと申します。
大連市内の名所編、楽しく拝見しました。jetさんのカメラワークとコメントが絶妙です。中国の風俗が手にとるように伝わって来ました。
センスある旅行記、今後も楽しみにしています。
- jetさん からの返信 2010/09/19 16:50:09
- RE: 楽しかったです!
- コメントありがとうございます。
がおちんさんの旅行ブログもときおり拝見しておりました。
大連はノーマークだったんですが、実際に行ってみたら、
思っていた以上に面白いところでした。
本当は雲南とか、憧れてまして行きたいんですが、
なかなか叶いません。
今後ともよろしくお願いいたします。
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