２回目のケアンズ　５泊６日　HISツアー ４日目

2010/07/15 - 2010/07/20

　7/15-20 の6日間、HISツアーを利用し、家族3人（大人2人、子供1人）で
ケアンズに行きました。

　妻と私は、実は2度目の訪問となります。前回訪れたのは１０年前の新婚旅行で
した。 以降、海外旅行にはあまり出かけない私たちでしたが、山・自然・動物に
満ち溢れたこの場所、心穏やかになるこの町並みが忘れられず、またいつか
来るのであろうと心の片隅に思いを残していました。
　そして、子供が小学生半ばへと成長した今年、その気持ちが蘇り、再びこの地を
訪れる事となりました。

　今回のツアーは5泊6日。宿泊ホテルは、前回の新婚旅行では５つ星のケアンズ
インターナショナルでしたが、 今回はリッジストレードウィンズケアンズです。
予約時に更にリーズナブルなホテルがありましたが、 前回の地理の記憶や
GoogleEarth等で、大よそのスケールを理解したので、町中心へのアクセスに
比較的便利な このホテルにしました。この日このツアーに参加された方のうち
８〜９割方は、こちらを利用されていたようです。

　今回は、子供の体験を中心とした計画にしました。加えて、リーズナブルで
ありながらも、 過去の経験を活かして要所毎のポイントは掴みたいという考えが
あったのですが、 結局は、思い出探しの旅？も加わったり、再訪の気持ちの余裕
も加わって冒険的プラン？も相まってあれこれ盛り沢山に近い旅行となりました。

１）子供の体験を主とした観光をターゲットにすると、以下のスポットには
　行きたいと考えました。
　　「スカイレール」「キュランダ鉄道」「アーミーダック」
　　「バタフライサンクチュアリ」「ケアンズ動物園」「乗馬」「巨大アリ塚」
　　「ロックワラビー」「ブーメラン体験」「南半球星空見学」
　　「夜行性動物と一緒にバーベキュー」「カーテンフィッグツリー」

２）思い出探しの旅として、追加で以下のスポットには行きたいと考えました。
　　「キュランダの＜アイスクリーム・フリーマーケット・蜂蜜屋さん」
　　「ケアンスセントラル」「ナイトマーケット」「スミスフィールドモール」
　　「カニーズ」※おいしいカニをまた食べたい

３）冒険プラン
　　「スーパー巡りいろいろ＜Woolworth・オーキッドプラザ・Coles・Bilo＞」
　　「ケアンズ朝市 ラスティーズ」　※今回が初めて
　　「チャーリーズレストラン」　※今回が初めて　町中心から歩きで３０分弱
　　「パームコーブ」　※今回が初めて　　ケアンズ動物園から近く

などなど。

これらを、予算を考慮しながら、子連れでも疲れずに効率よく体験しなければ
ならないのですが、 ケアンズでは特有の注意点が。

ケアンズ内の町は閉店時間が早い。且つ、曜日ごとに閉店時間がバラバラ。
フリーマーケットや朝市は、特定の曜日、限られた時間のみ開催されている。
オプショナルツアーは開催していない曜日がある。
高めのレストランは、早めに行って早めに済ませると、２０％引いてくれる。
遠方に行けるバスは１〜２回/時間程度。
物価が高い。

ということで、この条件でスケジューリングしました。
オプショナルプランは基本的に、楽しそうなジェイさんツアーを利用しました。

1日目：（終日）キュランダ観光デラックスコーススペシャル
　　　 （夜）ケアンズセントラル観光と、市内観光、朝食買出し＜Woolworth＞

2日目：（朝）朝市 ラスティーズ
　　　 （日中) バスで自由行動 ケアンズ動物園→パームコーブ
→スミスフィールドショッピング
　　　 （夜）カーニーズでディナー、ナイトマーケット

3日目：（午前）マウントンライド　乗馬ツアー ※ＴＶで放映されたところ。
　　　 （午後) 世界遺産と動物探検ツアー

4日目：（終日）ケアンズ市内観光
　　　 （夜）チャーリーズでバッフェ、最後のナイトマーケット

ほぼ、計画どおり目的を果たすことができました。

また、前回しか行かなかった場所として、「グリーン島」「ラフティング」は、
船酔いの妻と子供の年齢制限の関係で、今回は行きませんでした。

そして、今回も実現出来なかったことは、
「ケアンズ最大のイベント、ケアンズ・ショー（7月21〜23日）」
「パロネラパーク」※レンタカーで行くことを決意したが国際ライセンスが無くNG

今回のケアンズ旅行の感想ですが、
子供は、動物との直接的な触れ合いが多くてとても満足のようでした。
私と妻も、思い出の場所への再会と、初めてのパームコーブでゆっくりとした
過ごせて 久々に心の安らぎを感じる事ができました。
旅行前は、季節は冬季ときいて気になっていましたが、日本の初夏
（５〜６月初旬）に近く、 日本よりもスカッとした空気で、
むしろベストシーズンではないかと思いました。

人は、前世に関わりのあった場所に、一度は再訪したり目にしたりする様な事が
あるそうですが ケアンズは、妻や私にとって第2の故郷のような印象を受ける事
の多い場所です。
１０年前の訪問時と変わらない町並み（さびれた店は閉店せずそのままに）でした。
自然豊かな景色や、どこでも聞こえる鳥のさえずりは半ば天国？にいるような環境、 あいさつを絶やさない心豊かな人たち、治安良好、市街の清掃環境良で、
道路の進行方向は日本と同じ、改めて住みやすい都市と実感しました。
強いて言えば、高速ブロードバンドが充実されていない点と、しっかりとした
日本食は 満足には行かない点ですが・・・と、ケアンズに永住したら
どのようになるかを 具体的に考えてしまうほど、２人にとっては魅力的で、
また今回が最後の訪問ではないかと思えば行く箇所毎に名残惜しさを感じる事も
ありました。

結局、ツアーなので当然、日本には戻りましたが、
日本に戻ってみると猛暑続き、しかし楽しかった思い出は絶えないもので、
未だに少し離れた場所にあるような気がしています。
この時に、また行こう！と心にきめました。

エリア ケアンズ(オーストラリア)

本日は雨模様にもかかわらず、ジェイさんツアーを２つ。
午前に乗馬ツアー。午後から動物探検ツアーに参加します。

朝早くにロビーから出発。
いきなり日本語がわからない外国人運転手がきて少し予想外。

途中、ピラミッドマウンテンという三角の山を見る。

この乗馬場は、山・川を一人一馬で、探検していきます。
荒れ狂う道でも、馬の制御は自分で行うという、
日本では中々味わえないツアーです。

あとで驚いたのは、少し前に日本で放送していた
ウッチャンのTVで放送されたケアンズのアトラクションで、
乗馬体験として撮影された場所が、実はココであるとのことでした。
先ほどの、外国人運転手はここのオーナーで、
途中でみかけた娘さんも、先日テレビで放送された人だと知る。

３人はそれぞれの馬に。
私（サファイア）、妻（ファントム）、子供（ザック）
そう、子供も山有り、谷有り、川越え、を体験します。

川越えは、膝あたりまで水につかります。
かなりアクティブな体験です。

お世話になった馬には、手でご褒美をあげます。
黒砂糖をどろどろにしたような液体を手に付けて、舐めさせます。

昼は、サンドイッチのランチ付き。
なかなか美味しい昼食でした。

乗馬ツアーは、値段も手頃で、リーズナブル派にはお勧め！

午後から、わくわく動物探検ツアーに参加しました。
とてもよくしゃべるガイドさんでした。
おかげで眠る事ができませんでしたが、眠らずに済んでよかったとも
思えました。
自然のカンガルーです。ゴルフ場の芝生を食べに来ていて、
プレイヤーを場所を共存しています。

次に行った場所は、ロックワラビー。
野生の餌付けされたワラビーが、岩場に沢山います。
とてもかわいいです。

餌をあげるとき、とても強く手を掴んでくるので、痛いです。
１０年前も同じシチュエーションでしたが、
カンガルーやワラビーは、このような食べ方が共通しているようです。

ロックワラビーの場所から直ぐ近くに、巨大蟻塚に遭遇します。

蟻塚は、実際には蟻ではなくて、ゴキブリに近いそうです。
そのため、体の形状が昆虫とは違うようです。
食べると甘いミントの味がするという事ですすめられましたが
断りました。
この蟻塚で何十年もかけて出来たのだそうで、驚きです。

次に訪れたとことは、途中のお土産屋さんです。
この地で採れるピーナツや、南国果物を販売しています。
この看板がとても印象に残ります。

店の外観です。

試食させてくれます。これでかなり満足するのですが、
食べた以上、もうしわけなくて、ピーナツを買いました。
このお土産のピーナツが結構美味しかった。

このあと途中で、カモノハシを探索。
見られた人はとても幸運なほど中々見られないそうで、
この日は、ものすごく見られて、ガイドさんも驚いていました。

そろそろ暗くなって来たので、カンガルーやワニの肉で
バーベキューとなりました。カンガルーの肉は堅い。
ワニの肉は以外に柔らかくて鶏肉に近い感じ。サンドイッチにしました。
※後で知ったことで、カンガルーはネズミに近い部類とのとこ。

食事をしていると、野生のポッサム２匹が！
とても可愛くて。
餌付けされているようで、とてもなついてくれました。

この後、非常に多くの南半球の星空を見られる予定が雨模様で断念。
前回見た時は、それはそれは奇麗な星空でした。
また、暗すぎて写真には撮れなかったが、締め殺しのイチジクという、
ラピュタのモデルになったのではないかと言われる木を探索に。

さて、明日は、ケアンズで遊ぶ事のできる最終日。