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今日は朝起きたら11時だった。<br /><br />   休日ということもあり、目覚ましをセットせずに寝ていて、二度寝したため遅く迄寝てしまった。 今日はどうするか考える。予定としては土曜日にカターニア発ベローナ行の飛行機に乗る事が決まっているだけであとは自由。<br />ということで、今日はアグリジェントへ行く事にする。ギリシア遺跡の最高傑作がここにあるということ、またビーチが近くにあるという事にひかれた。そしてバスの中で読書できるということに。<br /> お昼過ぎ、パレルモの町を散策して、素敵なお店で小物をいくつか購入。その後、アグリジェント行のバスがでる中央駅まで行く途中に、昨日食べた美味しいパスタが忘れられなく、また市場へ寄る。市場にはカタツムリも売られていた。昨日食べたお店は今日はいっそう人が集まっていた。お店自体は奇麗とは言えない感じで、市場の通りに机と椅子を並べているようなところだが、味はすっごく美味しい。今日も朝昼兼に美味しい美味しいパスタとビールを食べた。<br /> と、店の主人が僕の持っていた“地球の歩き方”を見せてくれといって見ている。そして満面の笑みで僕にあるページを見せてくる。そこにはおじさんが写っていた。パスタとビールとおつまみを食べたのだけど、昨日も来たからか、それとも日本人へのPRを兼ねてかパスタ代のみだった。<br /><br />その後15:30分発のバスでアグリジェントへ。<br /><br />車内では塩野さんの“海の都の物語”を読む。と同時に一人旅の良さを改めて思っていた。<br />2人旅では食事も楽しいし、買い物も楽しいし、ホテルの宿泊を考えてもいろいろな面で一人旅より便利でいいところがある。一方で、一人旅は一人旅の良さがあって、それはレストランやお店、バス内などで地元の人としゃべる機会が多いという事だ。ということはつまり、その国の言葉も自然と覚えるようになるし、その国を肌で感じる機会も多くなるともいえる。 一般的なイメージで危ないとされるシチリアに来て、人々の優しさを肌で感じる事ができたのにとても嬉しく思う。これまでもっていた“イタリア”というイメージも、実際に旅をして、地元の人たちと話して、一緒に移動する中で、彼らのやりとりなんかを見て、接して、自分なりに具体的なものになったと思う。<br />それがとても嬉しい。<br /><br />それを強く思ったのが、アグリジェントに着いてからいった近くのビーチ、サンレオーネだ。ローカルバスに揺られながら、高台にあるアグリジェントからサンレオーネへと続く道。周りには地元のおじさん、おばさん、若い人、子供達が乗っていて、目に入る景色は、どこか懐かしい景色だ。細く、くねくねした道が続き、どんどん下がっていき、次第に海の町の雰囲気が漂ってきて、そして突然海が見える。<br /><br />青く、奇麗な海だった。<br /><br />パレルモ近くのモンデッロがハワイアンブルーの奇麗なマリンブルーだったのに対して、こちらは懐かしい雰囲気がぎっしり詰まった、すごく落ち着くビーチだった。色は濃い青か。<br /><br />ビーチでサッカーをする少年達、ビキニで抱き合って寝ているカップル、赤ちゃんと一緒に幸せそうに過ごす若い夫婦、そしてビーチサイドでビーチバレーに白熱する真っ黒にやけた若者達。ビーチサイドではクラブのような音楽と飲み物を飲めるラウンジがあって、すぐ近くには移動式遊園地が並ぶ。<br /><br />これがいくつもあるシチリアのビーチのなかの一つ。<br />アフリカに近いシチリア南部のビーチということもあって、黒人も多かった。<br /><br />帰りのバスも、地元の人にどこから乗れるのか聞いた。<br /><br />「ここで待ってれば乗れるよ。」<br /><br />そう教えてくれた土産物屋で物色していたら、「My friend, バスがきたよ」って。<br /><br />嬉しいよね。<br /><br />その後、シャワーを浴びてから、夜21時前に町へ夜ご飯に繰り出す。とホテルのおじさんがお薦めのレストランカードをくれる。きっと知り合いがやっているんだろうなと思いながら、“ありがとう”と御礼をいい、町へ歩いて行く。<br /><br />ちょうどヨーロッパは今はセールの最終段階で、多くのショップで値引きしていろいろなものを売っていた。<br /><br />そしてレストランを探す。<br />イタリアに来てから、楽しみが食事になったといってもいいくらい、美味しいご飯。<br /><br />いろいろ歩いて、横道を入ったところを登って行ったところにあるこじんまりとしたトラットリアへいった。<br /><br />14ユーロでパスタ、サラダ、メインの魚料理。<br />この魚料理がすっごく美味しかった!!<br />シチリアレモンをしぼって、近くの海で取れたさかなのステーキっぽいやつと魚を食す。<br /><br />最高だった。<br /><br />その後は熱いカプチーノを飲む。<br />これまた美味しかった!<br /><br />イタリア最高!<br /><br />ダイサク 8.28.2010 夜 アグリジェントにて<br /><br /><br />

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2010/07/29 - 2010/07/29

60位(同エリア147件中)

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ダイサク

ダイサクさん

今日は朝起きたら11時だった。

休日ということもあり、目覚ましをセットせずに寝ていて、二度寝したため遅く迄寝てしまった。 今日はどうするか考える。予定としては土曜日にカターニア発ベローナ行の飛行機に乗る事が決まっているだけであとは自由。
ということで、今日はアグリジェントへ行く事にする。ギリシア遺跡の最高傑作がここにあるということ、またビーチが近くにあるという事にひかれた。そしてバスの中で読書できるということに。
 お昼過ぎ、パレルモの町を散策して、素敵なお店で小物をいくつか購入。その後、アグリジェント行のバスがでる中央駅まで行く途中に、昨日食べた美味しいパスタが忘れられなく、また市場へ寄る。市場にはカタツムリも売られていた。昨日食べたお店は今日はいっそう人が集まっていた。お店自体は奇麗とは言えない感じで、市場の通りに机と椅子を並べているようなところだが、味はすっごく美味しい。今日も朝昼兼に美味しい美味しいパスタとビールを食べた。
 と、店の主人が僕の持っていた“地球の歩き方”を見せてくれといって見ている。そして満面の笑みで僕にあるページを見せてくる。そこにはおじさんが写っていた。パスタとビールとおつまみを食べたのだけど、昨日も来たからか、それとも日本人へのPRを兼ねてかパスタ代のみだった。

その後15:30分発のバスでアグリジェントへ。

車内では塩野さんの“海の都の物語”を読む。と同時に一人旅の良さを改めて思っていた。
2人旅では食事も楽しいし、買い物も楽しいし、ホテルの宿泊を考えてもいろいろな面で一人旅より便利でいいところがある。一方で、一人旅は一人旅の良さがあって、それはレストランやお店、バス内などで地元の人としゃべる機会が多いという事だ。ということはつまり、その国の言葉も自然と覚えるようになるし、その国を肌で感じる機会も多くなるともいえる。 一般的なイメージで危ないとされるシチリアに来て、人々の優しさを肌で感じる事ができたのにとても嬉しく思う。これまでもっていた“イタリア”というイメージも、実際に旅をして、地元の人たちと話して、一緒に移動する中で、彼らのやりとりなんかを見て、接して、自分なりに具体的なものになったと思う。
それがとても嬉しい。

それを強く思ったのが、アグリジェントに着いてからいった近くのビーチ、サンレオーネだ。ローカルバスに揺られながら、高台にあるアグリジェントからサンレオーネへと続く道。周りには地元のおじさん、おばさん、若い人、子供達が乗っていて、目に入る景色は、どこか懐かしい景色だ。細く、くねくねした道が続き、どんどん下がっていき、次第に海の町の雰囲気が漂ってきて、そして突然海が見える。

青く、奇麗な海だった。

パレルモ近くのモンデッロがハワイアンブルーの奇麗なマリンブルーだったのに対して、こちらは懐かしい雰囲気がぎっしり詰まった、すごく落ち着くビーチだった。色は濃い青か。

ビーチでサッカーをする少年達、ビキニで抱き合って寝ているカップル、赤ちゃんと一緒に幸せそうに過ごす若い夫婦、そしてビーチサイドでビーチバレーに白熱する真っ黒にやけた若者達。ビーチサイドではクラブのような音楽と飲み物を飲めるラウンジがあって、すぐ近くには移動式遊園地が並ぶ。

これがいくつもあるシチリアのビーチのなかの一つ。
アフリカに近いシチリア南部のビーチということもあって、黒人も多かった。

帰りのバスも、地元の人にどこから乗れるのか聞いた。

「ここで待ってれば乗れるよ。」

そう教えてくれた土産物屋で物色していたら、「My friend, バスがきたよ」って。

嬉しいよね。

その後、シャワーを浴びてから、夜21時前に町へ夜ご飯に繰り出す。とホテルのおじさんがお薦めのレストランカードをくれる。きっと知り合いがやっているんだろうなと思いながら、“ありがとう”と御礼をいい、町へ歩いて行く。

ちょうどヨーロッパは今はセールの最終段階で、多くのショップで値引きしていろいろなものを売っていた。

そしてレストランを探す。
イタリアに来てから、楽しみが食事になったといってもいいくらい、美味しいご飯。

いろいろ歩いて、横道を入ったところを登って行ったところにあるこじんまりとしたトラットリアへいった。

14ユーロでパスタ、サラダ、メインの魚料理。
この魚料理がすっごく美味しかった!!
シチリアレモンをしぼって、近くの海で取れたさかなのステーキっぽいやつと魚を食す。

最高だった。

その後は熱いカプチーノを飲む。
これまた美味しかった!

イタリア最高!

ダイサク 8.28.2010 夜 アグリジェントにて


旅行の満足度
5.0
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
5.0
ショッピング
4.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

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  • このお方が歩き方に載っていた方。<br /><br />愛想は良くはないけど、優しかった。

    このお方が歩き方に載っていた方。

    愛想は良くはないけど、優しかった。

  • けっこう混んでるでいるでしょう。

    けっこう混んでるでいるでしょう。

  • これが美味しくて, また忘れられない味ができました。<br /><br />ポストカードを書きながら♪

    これが美味しくて, また忘れられない味ができました。

    ポストカードを書きながら♪

  • シチリアのポストカード♪

    シチリアのポストカード♪

  • 買い物を終えて、バスを待つ間Barにて。

    買い物を終えて、バスを待つ間Barにて。

  • バス発着の通り。<br /><br />汚いでしょう、でも思い出にと。

    バス発着の通り。

    汚いでしょう、でも思い出にと。

  • 車窓から。<br /><br />シチリアの島の大半は山と丘陵地で覆われている。

    車窓から。

    シチリアの島の大半は山と丘陵地で覆われている。

  • 途中、トイレ休憩を経て

    途中、トイレ休憩を経て

  • アグリジェントへは18時前に到着。

    アグリジェントへは18時前に到着。

  • シャワーをささっと浴びて、海へと。

    シャワーをささっと浴びて、海へと。

  • ローカルバスに揺られる事20分程。<br /><br />海が見えてきた!

    ローカルバスに揺られる事20分程。

    海が見えてきた!

  • 海で遊ぶ坊や達。<br /><br />楽しい夏の思い出を作ってね。

    海で遊ぶ坊や達。

    楽しい夏の思い出を作ってね。

  • 海で遊ぶ若者達。<br /><br />甘い夏の思い出が作れたかな。<br />

    海で遊ぶ若者達。

    甘い夏の思い出が作れたかな。

  • 音楽を聴きながら、ビールを飲みながらぼーとソファーから眺めていた。

    音楽を聴きながら、ビールを飲みながらぼーとソファーから眺めていた。

  • 子ども連れの若い夫婦が二組, 夏の時間を, specialな時間を過ごしていた。

    子ども連れの若い夫婦が二組, 夏の時間を, specialな時間を過ごしていた。

  • 子どもが将来大きくなったときにあの日のことを覚えていなくても、こういった時間は子どもにとっても掛け替えのない時間ですよね。<br /><br />そういった夏の時間を過ごすことを思って。

    子どもが将来大きくなったときにあの日のことを覚えていなくても、こういった時間は子どもにとっても掛け替えのない時間ですよね。

    そういった夏の時間を過ごすことを思って。

  • そんな暖かい気持ちになれた夕暮れ前の海。

    そんな暖かい気持ちになれた夕暮れ前の海。

  • やっぱり海はいいなって思いながら。

    やっぱり海はいいなって思いながら。

  • ここのビーチは人気が少なくお薦めです♪

    ここのビーチは人気が少なくお薦めです♪

  • 海の前はこんな感じで開放的な時間が流れている。<br /><br />ここを、海沿いをバスは走っていく。<br /><br />

    海の前はこんな感じで開放的な時間が流れている。

    ここを、海沿いをバスは走っていく。

  • 20時過ぎ、ホテルに戻って来てから、夕食を食べにいく。

    20時過ぎ、ホテルに戻って来てから、夕食を食べにいく。

  • 賑やかな道からちょっと入った通りにはレストランが点在している。<br />

    賑やかな道からちょっと入った通りにはレストランが点在している。

  • 小道を登ったところにあるトラットリアでご飯を食べた♪

    小道を登ったところにあるトラットリアでご飯を食べた♪

  • 忘れられないこの魚のグリル♪<br /><br />明日もまた忘れられない絶品シーフードをカターニャにて♪

    忘れられないこの魚のグリル♪

    明日もまた忘れられない絶品シーフードをカターニャにて♪

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