2010夏、ヨットで渥美湾の無人島、梶島へ(1/3)：蒲郡出港

2010/08/26 - 2010/08/26

友達のヨットで渥美湾の沖合の無人島、梶島に渡り、バーベキューを楽しんできました。港を出る時はエンジンで、その後は帆を上げて無人島に向かいました。程良い風があり、快適なクルージングでした。

エリア 西浦・幡豆(愛知)

1万メートルを超えるような雷雲には発達していませんが、夏らしい雲が湧き上がっていました。その下には、港の出口を示す案内標識です。

無人島に上陸して、バーベキューを楽しむ計画でしたから、乗船前にスーパーで材料を買いこみました。サザエ、大アサリなどの魚介類を始め、肉や野菜などです。本日の総員は8名、乗船予定の10人乗りのクルーザーです。

この船は、同じ港に停泊していました。モーターボートのようです。近くには、蒲郡のヨットハーバーもあります。

港光景です。地元の方が使われている漁港と言った雰囲気です。車に積んだ魚網が並んでいました。

スーパーへの買い物メンバーが戻ってくるまで、桟橋付近の撮影です。防波堤とその上に浮かぶ白い雲の光景です。

停泊中の小型船です。魚釣りが目的の船のように見えます。この港は名鉄の西幡豆駅から近い位置にあります。

港の光景です。港には経由の給油施設と水道施設があるだけでした。事務所もありませんから、常駐の人もいませんでした。

横から眺めた本日乗船のクルーザーです。グラスファイバー船ではなく、木造船ですから、冬は暖かく、夏は涼しいともお聞きしました。

出航です。エンジンを掛けて、スクリューを使って港を出ました。港内では低速走行がマナーだそうです。

港の前方の光景です。左手に港の出口を示す標識が見えます。三河湾を囲む知多、渥美の両半島、島を包含する一帯は、三河湾国定公園に指定されています。渥美湾は、三河湾の東奥の部分です。

エンジンを使って港を出たところで、帆を上げての航行です。全てオーナーのOzさんにお任せですが、その間は操舵だけを交代です。周りには障害物も、航行する船もありません。

名古屋では、30度Cをかなり超える、うだるような暑さでしたが、この渥美湾では快適な風に恵まれました。上空をトンビが過ぎって行きました。

モーターボートが港を出てきました。同じ港を出航した、本日眺めた数少ない船です。こちらのヨットは、先を急ぎません。

レース用の奇麗な帆も保有されているようです。本日は、練習用の帆が使ッていると、お聞きしました。オーナーのOzさんは、実に手慣れた作業でした。

帆が上がり始めました。ヨットに乗ったのは、5年ほど前のニュージーランド旅行の時以来です。この時は、10分以上操舵を任せて貰いました。

舟の結び方には、自然に緩まないよう、もやい結び等、幾つかの結び方があるようです。船舶航行の資格試験の時、実技テストもあるとお聞きしました。

帆が上がって、後は、それを固定する作業です。マストは、ピンと張られたワイヤーロープで四方に固定されていました。

帆が風を孕み始めました。無人島まではエンジンを回して、スクリューだけでも航行できる距離ですが、ヨットでの航行は、また別格の雰囲気があります。

本日の参加メンバーです。これで全員ではありません。船室もあります。泳ぎに余り自信がない方は、早速ライフジャケットを身に着けました。

近くに見えるのが島、遠くに見えるのが渥美半島のようです。島は、渥美湾の防波堤のような、佐久島のようです。

海上で羽を休める海鳥達です。餌を探してるのかも知れません。くちばしの先と尻尾が濃い色で、体には薄い茶色が見えます。

順調な航行で、皆さん方はリラックスムードです。船尾の左右に腰掛けがあり、その位置が一番いい席のようです。

風に対して、45度位の角度で進むのが効率がいいようです。角度が悪いと、帆がはためきます。風には息があり、結構面白い操舵でした。

帆を使っての走行は、思った以上にスピードが出ますが、エンジンは切ってありますから、静かな時が流れました。帆の傍らで、順番に記念撮影です。ヨットのオーナーになりきったポーズでの記念撮影が続きました。

オーナーのOzさんです。私とは専門分野は違いますが、接点がある技術もありますので、ご一緒に仕事をさせて戴いたこともあります。

前方に見える島が、本日上陸予定の無人島です。帆を上げたところで、順番に操舵を任せて貰いました。

無人島が近付いてきましたので、操舵を引き受け、Ozさんは帆を畳む作業に入りました。馴れた方は、帆を畳む作業のお手伝いです。

渥美湾には、別の無人島もあるようですが、上陸が禁止されているようです。こちらの無人島は問題ないようです。

目的地の無人島の姿が大きくなってきました。夏場のシーズンには、海水浴客などが上陸するようです。塩猪狩の跡もありました。

接岸目標の桟橋が見えてきました。浅瀬ではなく水深がある場所のようです。出航の時と同様に、帆を降ろしてエンジンを使っての接岸です。