![マレーシアの海に行きたい。せっかくだからマレー鉄道の寝台車にも乗ってみたい。それで企画した今回の旅。<br />付き合ってくれた家族に感謝です。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/49/33/650x_10493305.jpg?updated_at=1282813642)
2010/08/07 - 2010/08/18
67位(同エリア101件中)
hisadogさん
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マレーシアの海に行きたい。せっかくだからマレー鉄道の寝台車にも乗ってみたい。それで企画した今回の旅。
付き合ってくれた家族に感謝です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 船
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7日朝。新しいNEXで成田へ向かいました。乗ったのは三鷹駅。本当は自宅に近い国分寺駅から乗ればよいのですが、三鷹から乗ると運賃マジックで1人800円も安くなる!
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新しいNEXの車内です。非常にていねいな造りの座席で、この後の飛行機の座席もこうだったらとため息が出ました。
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乗ったのはJALのシンガポール行き。ボーイング777の機体です。ちょっと前ならシンガポールやマレーシアに行くのにJALなんて高くて乗れなかったのですが、経営破綻のおかげ?か4月に予約した時一番安かったのがJAL。往復54000円なんて信じられない値段でした。機体にONEWORLDの文字。そういえばこの便もシェア便になっていて、カンタスとアメリカンとの共同運行扱いでした。
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その機内。一人1台ビデオがついているのはナイスでした。映画も好きなものがちゃんと最初から見られるし、ゲームもそれなりに楽しいものがありました。
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機内食の前に飲み物は?と必ず聞かれますが、ビールといつも答えて、その後映画もゲームもできなくなってしまいます。弱いくせにジュースじゃもったいない気がしてビールと言ってしまうのです。貧乏性ですね。銘柄まで聞かれるものだから、思わず「エビス!」と答えてしまいました。アジア系やアメリカ系ならポイッとCAの手元にあるのをくれるだけだから、JALは親切です。
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シンガポール空港へ着きました。T1に到着して入国審査のために長い通路を歩いていたら、日本語の表記のまちがいを発見して家族で盛り上がりました。ショッビングセンター・・・。ビ・・・
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ターミナル2−ル3行き。 ル3って? フランス的?
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極めつけはコレ。スカイトレインT2をT3を。な、何が望みなの。その後教えて〜(ちょっと写真ぶれてしまいました。恥ずかしい)
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シンガポールはユースオリンピック開催を大々的に宣伝していました。ユースオリンピックなんて聞いたことないなあと話していたのですが、戻ってきて分かったのは、この大会が第1回目だったのですね。そりゃ誇らし気に宣伝する訳だ。
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泊まったのはオーチャード通りの外れにあるミレニアム系のオーチャードホテル。こんなホテル泊まったことがなかったのでビックリ豪華。家族4人で31000円朝食付きでした。エクスペディアで予約。コネクトルーム希望を出したのですが、残念ながら旅行1週間前だったため希望は叶えられず、7階と8階に別れてしまいました。もっと前だったらコネクトルームがあるようなので部屋間で行き来できたのに。
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このホテルにしたのは、夜行列車の出る夕方6時まで時間つぶしでプールがあるのがいいのではないかということと、朝食ビュッフェが良いとの書き込みを読み、費用対効果で決定。実際、チェックアウトタイム寸前の11時30分までプールに入り、12時チェックアウト。荷物を預かってもらってオーチャード通りで観光とマレーシアリンギ両替をしていたら、あっという間に4時半になりました。本当はレイトチェックアウトをしたかったのですが、フロントの女性係員が、「そんなもったいない。荷物預かってあげるから観光に行ってきなさい。4時まで何てあっという間よ。」という言葉通りにしたら、本当にあっという間でした。よかった。ありがとうフロントのインド系女性係員さん。
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オーチャードホテルのスーペリアルームです。写真の丸い所は浴室の壁に開けられていて、浴室丸見え。もちろんシャッターを下ろせるのですが、もしかしてラブホテル?と思ってしまいました。そういえば、夜その道のお姉さんたちがオーチャード通りにたくさんいらっしゃいました。
息子が見上げているのは・・・。 -
キブラット。メッカの方向を示す目印です。イスラム圏の国に旅をすると必ずあるので、我が家族はホテルの部屋に入ると、よーいどんでこのキブラット探しをしています。今回は私がワードローブの天井隅に発見しました。別部屋の妻は見つけることができず、どこ〜?と言っておりました。
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8日。オーチャード通りのにしの外れからの写真。ここまで来ると通りは静かで落ち着いた感じです。
シンガポールは何度か来たことがあるので、妻はオーチャードホテルで数泊してホテルライフをしたいと言っておりました。そんな旅は今までしたことがありません。 -
オーチャード通りの中程にあるラッキープラザ。この地階にレートの良い両替屋があります。しかし、今回行ってみると日曜日で休み。3軒隣の家族経営の両替屋でシンガポールドルとマレーシアリンギを交換したのでした。マレーシアリンギを交換するならマレーシアですればよいのですが、列車の着いた街にあるとは思えなかったので、ここで交換したのでした。
レートの良い両替屋 BABA EXchange #B1−66 ラッキープラザ
今回替えた所 Sapphire Exchange #B1−78 ラッキープラザ
予想的中。マレーシアで降りた駅には両替所何てありませんでした。 -
4時40分。ホテルで荷物を受け取り、普通のタクシーでマレー鉄道のタンジョンパガー駅に向かいます。にぎわいのある場所からだんだん人通りの少ない場所へタクシーは走っていきます。(タクシー内より撮影)
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国旗がいっぱい飾ってあるなあと思ったら、明日は独立記念日だからねとタクシーの運転手が話してくれました。もう一つ。スーツケースがあるから、空港に行くのかと思ったと、マレー鉄道に向かうことを珍しがられました。
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20分ほどで、コンテナがいっぱいある港湾地区の中にあるマレー鉄道タンジョンパガー駅に到着。(マレー鉄道としては「シンガプラ駅」だそうです。)この敷地はすでにマレーシア領。この周り一帯が開発から取り残されたような場所になっていますが、どこへ行ってもきれいなシンガポールですからシンガポール政府が意図的に開発を遅らせているのではないかと勘ぐります。シンガポールなのにマレーシア・・・。ふしぎな空間です。
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正面左側。非常に重厚な造りの建物で、壊してしまうにはもったいないと思われます。どうもとうとうシンガポールとの話し合いがついて、マレーシア側がシンガポールの出国手続きをする「ウッドランド駅」まで撤退するらしいからです。このまま何かに転用してほしい。
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構内はこんな感じ。中央の木造建物はマレーシア観光案内所。ここはマレーシアと主張しています。
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この駅にやってくる列車1日6本。ここから出発する列車1日6本。もうちょっとあればもっと使えるのに。
我々が乗ったのは、26列車。GEMASまで載っていますが、その後は東海岸線になってしまうため尻切れトンボ状態。あまり役に立たない時刻表です。 -
ホームにあるイミグレーションオフィスで、マレーシアの入国カードをもらいます。出札が始まってからこれをもらって書いていたら出発に間に合わなかったかも。もし、これを読んで挑戦してみようという方は、ホームのイミグレで入国カードを出札が始まる前にもらうことを忘れないでください。
我が家もカードをもらい、記入をしているうちに出札が始まり、ちょっと焦りました。 -
出札を受けて、ホームに入ると反対ホーム上にレストランが。あそこで食事したかったな、もうちょっと前に来れば良かったと思いました。
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ホーム上にある入国手続き所。ここで一人ずつパスポートと入国カードを提出。入国カード上に入国場所シンガプラタンジョンパガー駅というスタンプを押してくれました。パスポートには入国スタンプが押されません。ですから、出国まで入国カードを絶対になくせません。
パスポートにシンガポールの入国カードとマレーシアの入国カードが2つある状態。おもしろい。 -
いよいよマレー鉄道に乗車です。ワクワクします。
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乗車したのは2号車。出札場所からいえば3両目。車両全体を機関車から見れば後ろから3両目ということになります。ややこしい。後で調べたら、機関車+3等座席車+2等座席車+2等座席車+2等座席車+ビュッフェ車+2等寝台車+2等寝台車+2等寝台車+2等寝台車+電源車でした。
本当は先頭に行って機関車の写真を撮りたかったのですが、入国審査を終え、この方々の後に荷物を引っ張り上げていたら、もう17時50分になっていて、先頭で写真を撮っていたら出発しちゃったじゃ笑い話にもならないと思い断念。残念。 -
2等寝台車2号車の車内です。出発して向こうの外れにちょっとの人。こちらの外れに我が家族4人とマレー人のご夫妻1組だけ。がらーんとしていて、あまり混んでおらず拍子抜け。実は、この切符を買うために大変だったので、何だかなあというのが最初の感想でした。
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ビュッフェ車。
さて、どうやって切符を手に入れたかを書いておきます。最初はKTMのホームページから予約可能とのことで60日前を待っていたのですが、いつまで経っても可能にならないばかりか、メールで問い合わせると「ホームページをリニューアルするの。だから、そのうちにね。」という返事。そのうちって・・・。 -
2等寝台車の上段。正座すると頭がつかえる。寝てしまえば問題なし。
切符購入の続き。どうしようかと悩んでいた時に、前にティオマン島のホテルと航空券を手配してもらったシンガポールにある日系の旅行社の存在を思い出しました。切符購入だけに良い返事がもらえるだろうかと思いながらメールをすると、手配料を払ってくれるならと、とてもやさしい返事が。渡りに船で、お願いしたのです。 -
2等寝台車の上段。足下側(小荷物を置く場所がないので足下に)
日系旅行社の名前は「グリーンホリデー」現地の日本人相手に経営されている会社なのでしょうか。ホームページに多くのシンガポール発のツアーが載っています。前にこのツアーでティオマン島へ行きました。日本で頼むより安い!
http://www.greenholiday.com.sg/sin/index.html
特に今回は担当の所さんに大変お世話になりました。タンジョンパガー駅がもう少しで使えなくなるなどの情報ももらいました。今回の旅の目的の一つが達成できたのもグリーンホリデーのおかげです。 -
旅行に話を戻して。シンガポールの「ウッドランド駅」で出国手続き。荷物は車内に置いて体一つでホームの先にあるイミグレで出国手続き。全員が手続きを終えたら、列車に乗り込む。そんな感じでした。待合室で腹の具合が悪いのでトイレに行っていたら、もう我が家族だけになりちょっと焦る。あわてて列車に乗り込むと、すぐ出発。コーズウェイをゆっくり進み、マレーシアのジョホール・バル駅に到着したのでした。
ウッドランド駅は、写真を撮ろうとしたらイミグレ係員にダメだと言われてしまいました。 -
ジョホール・バルでも旅客が乗ってこないので、まだ寝るには早いし、ビュッフェに行ってみようと、4両先のビュッフェ車に出かけ、お茶していたら、7時半頃停まった駅のホームを見てびっくり。黒山の人だかり。お茶を終え、車両に戻ると全寝台が埋まっていたのでした。(我が家のスーツケースが写真に見えます。鎖付きの鍵を持っていたので、それで柱に結びつけています。他の乗客も自転車の後ろに付けるゴムひもみたいな物で結んでいました。ものすごく揺れるので、ひもは必携です。
写真中央の青い服を着た人が車掌さん。とても親切でウッドランド駅での手続き方法や降りる駅の前に現れて、次降りるからねと教えてくれました。 -
9日朝。タナ・メラ駅に到着。時刻通りの運行でした。
しかし、揺れる・はねる・うるさいで、私は1時間ごとに目が覚める始末。そんな中、息子と娘は熟睡。もうちょっと寝たかったとのこと。うらやましい。 -
タナ・メラ駅朝のにぎわい。多くの観光客と地元客でホームはたくさんの人、人。
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ビュッフェ車だけ彩色が施されていました。ビジット・マレーシア仕様ですね。
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タナ・メラ駅。
写真左側から外に出ました。ホームで私の名前を持ったタクシーの運転手が待っていました。ペルヘンティアン島の宿を予約した地元の旅行会社に迎えを頼んでおいたのです。 -
乗ったのは、プロトン・ウィラ。タクシーというより自分の車で迎えに来た?感じ。感じの良いドライバーさん。この後、この車で1時間ドライブして、クアラ・ブスの旅行会社の元へ。
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クアラ・ブスの旅行会社の名前は、AnjungHolidaysSDN.BHD.
ネットで予約し、全料金の半額をクレジットカードで支払い、この日、残額とタクシー代70リンギを支払いました。4泊5日の宿代1960リンギ(2部屋)これには島を結ぶボート代(75リンギ×4人分=300リンギ)も含まれている。
見たこともない旅行社への申し込みだったので、他の方がこの会社を使っていないか調べて、大丈夫そうだったので申し込みました。実際行ってみると、クアラ・ブスの船着き場では一番大きな旅行会社であった。
http://www.anjung.com.my/perhentian_coralview.php -
船が出るまで時間があるというので、近くの食堂で食事。
ナシ・ゴレンおいしかった。 -
ミー・ゴレンもおいしいです。
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こういう食堂には、必ず猫がいます。
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とてもかわいい。
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さて、時間になったので、集合です。その前に、公園管理料を波止場で支払わなくてはいけません。一人5リンギです。この入場券を持っていないとボートに乗れません。
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この入口で入場券をチェックされて・・・。(妻が持っているのがその入場券)
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左の階段を下りて・・・。
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こんな船の一つに乗り込みます。
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船に乗る時、重いスーツケースを海に落とされるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、そこは海のプロ。きちんと載せてくれました。
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最初はのんびり。写真なんか撮る余裕もあったのですが。
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湾の外に出た途端、飛ばす飛ばす。跳ねる跳ねる。かかるかかる水しぶき。
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ヘタな遊園地のジェットコースターの比じゃないぐらいのスリル。酔い止めなんてどこへやら。酔っている暇なんかない!
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30分間、ワーワー言っていたら、島影が見えてきたのでした。やれやれ
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我々が泊まるCoral view Resortには、沖合で小さな船に乗り換え。
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吃水5cm位の船で砂浜に乗り上げ到着したのでした。
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日本の自宅を出てから2日と7時間。9日お昼12時。ようやくペルヘンティアン島のホテルに着いたのでした。やれやれ
マレー鉄道を使った旅行を果たすことができた瞬間でした。
(ペルヘンティアン島の生活は、別枠で作ります。)
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